日暮れて道遠し

May 11, 2005
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かぶれたのかブツブツもできてきて、治りも悪く(年だねぇ)
小指の上全部がちょっと気持悪いことになってきたので病院へいった
病院に自分がかかるのは十年ぶりくらい

今回行ったのは、うちから歩いて3分の大きな記念病院
大きな病院だけあって患者数も多い
弱い時にいくと自分が病気になりそうだ


病院はとっても苦手(得意な人は少ないと思いますが)
病院独特の匂いや色や雰囲気や、そこにいる人達を見ていると
母の看病していた頃を思い出したり
悲しいとかではなく、なんともいえない妙な気持になってくる

診察を待っていると車イスでチューブの入った老人と
付き添婦さんなのかエプロンをした若い女の子がとなりに座ってきた
おじいさんはずっと片手をよろよろ動かし、一生懸命女の子に何かうったえかけている
でも女の子はチラッと見るけど何もしようとはしない
さらにおじいさんの「あ~」とか「う~」とか叫ぶ声が大きくなってくると
「静かにして、し~っ」とおじいさんに身振りで示しながら言っている
確かに何を言ってるかもわからないし、それなりの2人のやりかたってのもあるんだろうけど
見ていると、なんだかお爺さんがとても気の毒で、悲しく見える

そこに今度は無邪気な、妙に世間なれした小学1年生くらいの男の子とお母さんがやってきて
「おじいちゃん大丈夫?」とか「これ見える?」とか無理にお爺さんに話しかけている
膝にかけてる毛布をなおしてあげたり、やたら気のきく子供なんだけどなんかね・・・
知り合いなのか?と思ったけど、違うらしい
その子供のお母さんも「この子ったら・・・すいませんねぇ」と付添の女の子にいうものの
何となく「うちの子いいこでしょ」的なモノが見えこれまたなんかね・・・
付き添いの女の子も「いえいえ、もう何言ってもわかんないんで~」とか話してるし・・・

なんかもう、こういうのが全部辛いのよ、病院て
自分の未来もちょっと頭をよぎったりして



もらった薬は塗り薬2種と飲み薬とオリーブオイル(笑)
お会計とか薬もらったりとか、最近のシステムが全然わかんなくてあたふたしまくり
病院の人も薬局の人も売店のおばちゃんもみんな親切・丁寧でびっくりしたけど

家に帰ってかわいい籠を探してその中にお薬やガーゼをいれました、せめてね(笑)







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Last updated  Aug 20, 2006 03:23:57 PM
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