日暮れて道遠し

May 16, 2005
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監督: 阪本順治
製作総指揮: 三宅澄二 畑利明
脚本: 宇野イサム
原作: 西原理恵子
撮影: 笠松則通
音楽: はじめにきよし
出演: 観月ありさ 矢本悠馬 田中優貴 真木蔵人 今田耕司


イントロダクション:
一太と二太の兄弟はうらぶれた水平島の中でも
特にビンボーな人間たちが集まっているうらの港に住んでいる。
彼らには元から父親がいない上、母・今日子はもう半年も家を空けている。
その母がある日、離れて暮らしていた娘のかの子を連れて帰ってきた。
今日子はまたすぐ出ていってしまったが、姉かの子が母代わりとなり
水平島のおかしな面々に暖かく見守られながら
兄弟にとっては貧しくも楽しい生活が始まる。
だがそれも束の間、今日子が新しい男に貢ぐため家の権利書を売却してしまい
家を追われる羽目になってしまう…。



西原理恵子の漫画が原作でもともと好きな漫画
この人の本はシュールでグロでエロでそしてちょっとモヤモヤする気持になる
子供がよく出てくる話も多いんだけど、実際は子供には見せられないというか・・・
このモヤモヤを味わいたくて西原漫画を読んでいるようなもんだ
この話が映画化された時はちょっと驚いたので(かなり無理があるから)見たかった

原作とくらべるとやはり違う(特に配役のイメージは)のだけれどそれなりにおもしろかった
監督さんも言ってたけど、毒気はかなりとられている
うまくもなく下手でもない子役の選定がよい
まぁ、あの漫画の子供の役をうまくできる子供がいたらコワイ
あまり深く演じると(うまい人が演じると)見るほうも辛くなるので
このキャストで意外と良かったのかもしれない、脇役俳優もおもしろい
でも原作も何もしらない状態でみると、どう感じるんだろうなぁ

観月ありさのくじゃくの求愛のダンス(笑)も良かった
いつもの私なら絶対にしらけるはずなんだけどね
(風花の小泉今日子の変なダンスと匹敵する)

鳳蘭のコメントがおもしろかった
「宝塚の清く正しく美しくからエライはずれている映画」そのとおり
まさか自分がこんな内容の映画にでると思ってなかったんだろう
西原まじえてのコメンタリー収録もおもしろかったっす

まとめると
貧乏でも頑張って生きる、生きてるという感じになるのかもしれないけど
西原漫画に内容のまとめなんていりません(笑)

しかし放送禁止用語叫んでるので、テレビでは流れない・・・んだろうな(笑)






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Last updated  May 16, 2005 04:24:16 PM
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