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☆☆☆☆重い映画。「カポーティ」も強烈だったが、この映画はまだエンディングがついていないし、私も同じ時代を生きているわけで、やり切れない。一日も早い解決を望みます。俳優陣は熱演で、公平というよりは、袴田被告よりの目線。それが余計に空しい。解説(あらすじ)・ストーリー 「光の雨」「禅 ZEN」の高橋伴明監督が、死刑判決が確定している実在の事件を題材に、人を裁くことの重みと難しさを改めて見つめた社会派ドラマ。1966年の“袴田事件”で一審の死刑判決に関わり、その後2007年に“無罪と確信していた”と告白した元裁判官・熊本典道を主人公に、彼が背負い込んだ苦悩を描き出す。昭和41年6月30日未明。清水市の味噌工場で一家四人が刺殺される事件が発生、容疑者として元プロボクサーで工場従業員の袴田巌が逮捕される。当初は犯行を否認していた巌だが、勾留期限3日前に一転自白し、起訴となる。主任判事としてこの事件の裁判を担当することになった静岡地裁の熊本典道。供述調書を調べ始めた彼は、自白の信憑性に疑問を抱くが…。(allcinema)初公開日 2010年5月29日 キャスト(出演)・スタッフ萩原聖人新井浩文葉月里緒奈村野武範保阪尚希監督:高橋伴明 (C)BOX製作プロジェクト2010映画「BOX 袴田事件 命とは」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
October 29, 2013
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☆☆☆+なかなか面白かった。教祖ってアイドルだったのだ。と新しい視点を発見。松田龍平がアロハの殺し屋で出て来ると、決まった!と嬉しくなった。対照的に、教祖藤原達也の常に白い服はミステリアス。惜しいのは水原希子。妹の復讐は、こんな安易でいいのか。。必然性がないよね。一番スカッとしたのは、瑛太の弟がやられた時。私はこのふがいない若者が嫌いなんだな。と確認した。後、30分位使って、もう少しドラマチックにして欲しかったな。 解説(あらすじ)・ストーリー 「蘇りの血」「モンスターズクラブ」の豊田利晃監督が「カイジ 人生逆転ゲーム」の藤原竜也を主演に迎えて贈るクライム・ドラマ。共演は松田龍平、水原希子。新興宗教団体“ライフイズビューティフル”の若き三代目教祖、吉野ルイ。ある日彼は、流美という謎めいた美女とドライブ中に事故に遭う。ルイは軽傷だったが、流美は意識不明の重体に。教団幹部でもあるルイの母と姉が事故のもみ消しに乗り出し、その間ルイは3人のボディガードとともに南の島に身を隠す。しかしルイは教団の意志に反して教祖を辞めると宣言してしまう。(allcinema) 初公開日 2012年9月1日 上映時間 91分 藤原竜也松田龍平水原希子仲野茂永山絢斗監督:豊田利晃 (C)2012「I’M FLASH」製作委員会映画「I'M FLASH!」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
October 27, 2013
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☆☆☆☆辛そうなので、避けてきた映画。ついに見てしまった。日常生活の罠というか、落とし穴というか。それでも、やってないんだから、ちゃんと裁いてもらえるはずと、どこかで信じていたという彼が、痛々しい。この映画以来、強引な検挙は減ったんだろうか。解説(あらすじ)・ストーリー 「シコふんじゃった。」「Shall we ダンス?」の周防正行監督が、現在の刑事裁判の問題点に真正面から向き合い手がけた異色の社会派ドラマ。ある青年が身に覚えのない痴漢容疑で逮捕され、その後1年にわたる裁判を経験する姿を通して、刑事裁判の実情を克明に描き出していく。フリーターの金子徹平は、会社の面接に向かうため通勤ラッシュの電車に乗っていた。そして、乗換えの駅でホームに降り立った彼は女子中学生から痴漢行為を問いただされる。やがて警察署へと連れて行かれた徹平は、一貫して“何もやっていない”と訴え続けるのだったが…。(allcinema)初公開日 2007年1月20日 キャスト(出演)・スタッフ加瀬亮瀬戸朝香山本耕史もたいまさこ田中哲司監督:周防正行 映画「それでもボクはやってない」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
October 10, 2013
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☆☆☆+ 前半のかなりシリアスな伏線に比べて、痛快ラストはかなり無理が見える。それがいいかどうかは別にして、とにかくハッピーエンドで終わらせようという意気込みを感じた。そして、ハッピーエンドだと、まあ、いいか。って感じになる。よかったよかった。。と、満足。こういう夢もありだなあ。解説(あらすじ)・ストーリー 人気作家・道尾秀介の同名ベストセラーを、「テルマエ・ロマエ」の阿部寛と、お笑い芸人村上ショージの主演で映画化した痛快エンタテインメント・ミステリー。凸凹サギ師コンビが、彼らのもとに転がり込んだ若い男女3人とチームを組み、一世一代の大勝負に挑む姿を、予測不能のトリッキーなストーリー展開でスリリングに描き出す。共演は石原さとみ、能年玲奈、小柳友、鶴見辰吾。監督は「楳図かずお恐怖劇場 絶食」の伊藤匡史。悲しい過去を持つプロのサギ師タケと成り行きからコンビを組むことになった初老のサギ師テツ。ある日2人のもとに、街で偶然知り合った少女まひろが姉のやひろとその彼氏を連れて転がり込んでくる。こうして5人のまるで家族のような奇妙で温かな共同生活が始まるが…。(allcinema)初公開日 2012年11月23日 原作本 道尾秀介 『カラスの親指』【内容紹介】“詐欺”を生業としている、したたかな中年二人組。ある日突然、彼らの生活に一人の少女が舞い込んだ。戸惑う二人。やがて同居人はさらに増え、「他人同士」の奇妙な共同生活が始まった。失くしてしまったものを取り戻すため、そして自らの過去と訣別するため、彼らが企てた大計画とは。キャスト(出演)・スタッフ阿部寛村上ショージ石原さとみ能年玲奈小柳友監督:伊藤匡史 (C)道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ映画「カラスの親指」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
September 23, 2013
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☆☆石原さとみから、三田佳子まで、次々と女性遍歴を重ねる美貌の青年、とうま君。最後に三田佳子が出てきた時は、気の毒で、何とか何事もなく終わらせてあげたかったけど、しっかりラブシーン。トラウマになりそう。伊勢谷はもちろん、伊勢谷なので、伊勢谷が主役の方がよかったんじゃないかなあ。 解説(あらすじ)・ストーリー 太宰治の代表作を主演の生田斗真はじめ豪華キャストで完全映画化。監督は「赤目四十八瀧心中未遂」の鬼才・荒戸源次郎。自意識が強く繊細ゆえに社会とうまく折り合えず苦悩を深める主人公の心の彷徨を描く。貴族院議員で津軽の有名な資産家を父に持つ美貌の青年、大庭葉蔵。人間というものが分からず、周囲になじめないと感じていた。上京して高等学校に入った彼は、6歳年上の堀木という男と知り合う。彼によって遊びを覚えていく葉蔵。やがて酒に溺れ、堀木と共に放蕩を繰り返す。そんな葉蔵だったが、なぜか女には不自由せず、次から次へと遍歴を重ねていくのだが…。(allcinema)初公開日 2010年2月20日 キャスト(出演)・スタッフ生田斗真伊勢谷友介寺島しのぶ石原さとみ小池栄子監督:荒戸源次郎 (C)2010「人間失格」製作委員会映画「人間失格」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
September 20, 2013
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☆☆世の中に、妻の復讐を誓う夫って、いるんだろうか。これはやはり舞台がいいんじゃないかなあ。不条理劇は、映画になると何となくリアリティが無くなるような気がする。こんな悪い奴は現実には存在しないのではないか。本当は、いくらでもいるんだろうけど、ヤクザとか、まあ、いろいろ。だけど、この山田君の演じる悪人は、コンビニですれ違う、普通の男子で、最悪で、しかもいかにもワルなわけで、演じていた本人もよくわからなかったと、インタビューで言ってたけど、実は、地のままみたいだし。冒頭の思わせぶりな堺雅人は、結局、何もせず。とっても演劇的な映画。解説(あらすじ)・ストーリー 人気劇団“THE SHAMPOO HAT”の作・演出を務める赤堀雅秋が、自身のヒット舞台を自らメガフォンをとり映画化した復讐劇。最愛の妻をひき逃げした犯人への復讐に執念を燃やす平凡で不器用な中年男の姿を緊張感溢れる筆致で描き出していく。主演は「ツレがうつになりまして。」の堺雅人と「闇金ウシジマくん」の山田孝之。小さな町工場を営む中村健一は、5年前にひき逃げで最愛の妻を失って以来、妻との思い出に囚われて絶望と孤独の日々を生きていた。一方、2年の服役を終えて出所したひき逃げ犯の木島宏は、相も変わらぬ傍若無人な振る舞いで反省とは無縁の生活を送っていた。そんな木島のもとに、“復讐決行日”までをカウントダウンする匿名の脅迫状が届くようになるのだが…。(allcinema)初公開日 2012年11月17日 キャスト(出演)・スタッフ堺雅人山田孝之綾野剛監督:赤堀雅秋 (C)2012「その夜の侍」製作委員会映画「その夜の侍」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
September 18, 2013
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☆☆☆☆文芸作品は苦手だと思っていたが、そんな心配はいらなかった。いくつもの賞を受賞したのもうなずける、面白い映画。これを、ダメ男と健気な妻の物語だと思って見ると、あくびが百回くらい出そうなんだけど、脚本家田中陽三、は、太宰作品のあっちこっちからエピソードを集めて、シニカルな新しい世界を作り上げた。「砂の器」並みの大手術だと思う。どうしても苦手な松たか子。今回も、ジリジリするほどキモイんだけど、アカデミー賞の主演女優賞を取ったらしい。確かに彼女のおかげで、ダメ男に尽くす妻が、裏の顔を持っていそうな怖さとか、本音は別にありそうないやらしさとか、最後に「それでも生きて行こう」的なセリフの、空しさとか。そういうのがしっかり見えたと思う。浅野忠信、、、ドンピシャでしたね。男優賞、あげてほしかったな。広末涼子、、、初めていい女優さんだと思った。よかった。2009年10月10日公開解説(あらすじ)・ストーリー 太宰治の同名短編を「隠し剣 鬼の爪」の松たか子と「母べえ」の浅野忠信主演で映画化。放蕩者の小説家と、そんなダメ夫をしなやかな逞しさで包み込んでしまう妻が織りなす心の機微と愛の形を繊細に描き出す。監督は「遠雷」「サイドカーに犬」の根岸吉太郎。第33回モントリオール世界映画祭でみごと監督賞を受賞。戦後間もない混乱期の東京。小説家の大谷は才能に恵まれながらも、私生活では酒を飲み歩き、借金を重ね、おまけに浮気を繰り返す自堕落な男。放蕩を尽くしては健気な妻・佐知を困らせてばかりの日々。やがて佐知は、夫がつくった飲み屋の借金を肩代わりするため、自らそこで働き始めるのだったが…。(allcinema)キャスト(出演)・スタッフ松たか子浅野忠信広末涼子堤真一妻夫木監督:根岸吉太郎 脚本:田中陽三(C)2009 フジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本映画衛星放送映画「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
September 16, 2013
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☆☆☆☆コミックとは一線を画した感じ。もっと能天気な剣心を想像していたら、あれ?っと思う。佐藤健は、見た目はマンガの世界から抜け出したように剣心にぴったりだけど、あくまで実写版。人間として、孤独で厳しい。マンガの時は、普段の能天気さと、立ち会いの時の気迫のギャップが魅力だったけど、映画は全体に重い。脇を固める俳優陣がシリアスなので、バランスもいいね。次回作も決まっているそうで、しかも今度は藤原竜也が敵役。楽しみ。解説(あらすじ)・ストーリー 和月伸宏の同名人気コミックスを、主演に佐藤健、ヒロインに武井咲を迎えて実写映画化したアクション・エンタテインメント。“不殺(ころさず)”の誓いを立て流浪の旅を続ける伝説の暗殺者・剣心が、様々な出会いを重ねる中で陰謀に巻き込まれ、大切な人を守るために新たな戦いへと臨む姿を迫力のアクション満載で描く。監督は「ハゲタカ」の大友啓史。明治になって10年。幕末に暗殺者“人斬り抜刀斎”として名を馳せた男は、いまは緋村剣心と名を変え、自ら立てた“不殺の誓い”に従い、斬れない刀“逆刃刀”を手に流浪の旅を続けていた。ある日剣心は、亡き父から道場を受け継いだ女剣士・神谷薫と出会い、やがて邪悪な実業家・武田観柳の陰謀に巻き込まれていくのだが…。(allcinema)初公開日 2012年8月25日 キャスト(出演)・スタッフ佐藤健武井咲吉川晃司吉川晃司 (鵜堂刃衛)蒼井優 (高荷恵)青木崇高 (相楽左之助)監督:大友啓史 (C)和月伸宏/集英社 (C)2012「るろうに剣心」製作委員会映画「るろうに剣心」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
August 30, 2013
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BRONENOSETS POTYOMKIN/BATTLESHIP POTEMKIN☆☆☆☆エグい! グロい! キモい!だけど、すっごく面白かった。ミユキちゃんありがとう!有名とはいえ、ちゃんと見た事がなかった。モンタージュ理論というのも初耳。しかし、何より、例の「オデッサの階段の虐殺」のシーンは圧巻ですね。息もつけない。「アンタッチャブル」のアンディ・ガルシアが、このリメイクで一流入りしたのは知っていたし、あのシーンはチョー印象的だったけど、オリジナルには到底及ばない。。私も一緒に、階段を転げ落ちそうだった。要は、モンタージュしなければ、たとえば、死んでいく少年へのドSな映像は撮れなかったし、乳母車が劇的にゆっくり落ちるのも無理だったし、何より、何で虐殺されるのか、理解できない。つまり、編集という事なのかしら?さらに、人々動きがのすごい。。。集団が動く怖さが満喫できる。黒沢映画を思い出したけど、関係あるのかないのか、???この時代の芸術家は、”美” に対してどう思っているのかしら。美を 認めるなら、醜も認めるべき。神を信じるなら、悪魔も信じるべき。善を求めるなら、悪の存在も認め、光を描くなら、影も描く。それまでは、美は描いたけど、醜には目をつぶっていた訳で。そのことに気付け!みんな!解説(あらすじ)・ストーリー デ・パルマの「アンタッチャブル」の乳母車のシーンの、本家がどこにあるか知らぬ者はいまい。その“オデッサの階段の虐殺”の場面だけでも、この偉大な古典は見ねばならぬ。1905年、黒海艦隊の巡洋艦で供されたうじ虫入りのスープが、水兵たちの暴動を、ひいては革命の火種を引き起こす。エイゼンシュタインのモンタージュ理論の実践を、つぶさにここに見ることができる。77年に「完全版」が公開。(allcinema)製作国 ソ連 製作年 1925年 初公開日 1967年10月4日 上映時間 66分 キャスト(出演)・スタッフ出演:アレクサンドル・アントノーフ グリゴリー・アレクサンドロフ ウラジミール・バルスキー 監督:セルゲイ・M・エイゼンシュテインちなみに、同時代の人々です。ベーコン 1909~1992ピカソ 1881~1973セルゲイ・エイゼンシュテイン 1898~1948チャップリン 1889~1977ディズニー1901~1966黒沢明 1910~1998淀川先生の解説は面白い。http://www.ivc-tokyo.co.jp/yodogawa/title/yodo18022.htmlモンタージュ理論って何だ?エイゼンシュテイン・モンタージュは、当時流行し始めたソシュールの構造主義の影響を受け、台本の言語的要素を映像に置き換えて編集していく手法であり、エイゼンシュテインの映画『戦艦ポチョムキン』の「オデッサの階段」がその典型とされる。おまけまた、グリフィス・モンタージュは、当初は多大な撮影予算がかかるために敬遠されてきたが、日本の黒澤明が代表作『七人の侍』の戦闘シーンでそのすごみを見せつけた。当初、記録媒体を持たなかったテレビも、複数のカメラで同時撮影し、サブ(副調整室)におけるスィッチングで同時編集していくため、このスタイルを採ることが多かった。おりしもロシア革命とスターリニズムから大量亡命でスタニスラフスキーの演出論は、戦後、故国ソ連よりも米国で定着し、マーロン・ブランドなどの俳優に大きな影響を与えていた。フランシス・フォード・コッポラはあくまでエイゼンシュテイン・スタイルを好んだが、その次世代のスティーブン・スピルバーグらは、黒澤の感化を受けてグリフィス・スタイルを多用し、今日、デジタル撮影の普及もあって、これがハリウッドの標準編集形態となっている。ソ連で公開された最初のポスター、かっこいい。監督自身がアートですね。戦艦ポチョムキンの保母のための習作 by フランシス・ベーコンだと思う。この絵じゃないかも。映画「戦艦ポチョムキン」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
August 20, 2013
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☆☆これ、コメディですよね。いわゆる。。主人公が、理不尽な不幸に見舞われ、アップアップしつつ変な方向に向かって頑張る。最後はやっぱり勧善懲悪で懲らしめられる。結局、根っからの悪人ではないので、頑張った割に、何も得をしない。う~ん。。典型的なヨーロッパ演劇の喜劇の王道だなあ。でも、ここで、松たか子が怖いので、作品が重厚になったのかも。です。三谷幸喜にリメイクしてほしいなあ。松たか子は再演で、もっと明るくケラケラ笑いながら詐欺に情熱を傾けてもいいかもなあ。なんだか、夫を愛してるような、、その辺が無駄だったんじゃないか。と思ったけど、どうなんでしょう?解説(あらすじ)・ストーリー 「ゆれる」「ディア・ドクター」の西川美和監督が、松たか子と阿部サダヲを主演に迎え、ふとした運命のいたずらから2人で結婚詐欺を始めた夫婦の姿を通して、男と女の単純には割り切れない愛憎と欲望を濃密な筆致で描き出したヒューマン・サスペンス。東京の片隅で小料理屋を営む貫也とその妻、里子。2人が懸命に働いてようやく手に入れたその店は、調理場からの失火が原因で全焼、2人は一夜にして全てを失ってしまう。一からやり直そうと前向きな里子に対し、すっかり投げやりになってしまった貫也。そんなある日、夫の浮気に気づいた里子は、彼を使って結婚詐欺をすることを思いつく。こうして2人は、孤独な女を相手に巧みな結婚詐欺を繰り返し、店を再開するための資金集めに邁進するのだったが…。(allcinema)初公開日 2012年9月8日 松たか子阿部サダヲ田中麗奈鈴木砂羽安藤玉恵監督:西川美和 (C)2012「夢売るふたり」製作委員会映画「夢売るふたり」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
August 8, 2013
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☆☆☆☆☆感情移入しまくりでした。去年、この映画については賛否両論だったと思う。主に男の人は理解できず、宮崎葵が獣に・・・なんて!と、怒っていたと思う。今回、初めて見ると、たしかにそのシーンはショッキングでファミリー向けなのかどうか、さらに、父親が処分されるシーンは、可哀そうとか、哀れ、なんていうものではなく、吐き気がするような感じだった。とにかく、リアル。アニメじゃなければ、こんなリアルな世界は描けないね。描いてはいけない一線を越えている。ふたりの子供の成長もリアル。次第にアイデンティティを獲得していく様子も、わかりすぎて痛いくらい。雨の後ろ姿も、キリキリした。もう一回、見ようっと。。解説(あらすじ)・ストーリー 「時をかける少女」「サマーウォーズ」の細田守監督が贈るファミリー・ファンタジー・アニメ。“おおかみおとこ”を父に持つ2人の“おおかみこども”とその母親の絆と成長を美しい自然の風景をバックに丁寧な筆致で描き出す。声の出演は宮崎あおい、大沢たかお、菅原文太。“おおかみおとこ”と恋に落ちた大学生の花は、やがて人間とおおかみの2つの顔を持つ“おおかみこども”、姉の“雪”と弟の“雨”を生む。そして雪と雨が人前でおおかみにならないよう注意しながら、家族は都会の片隅でひっそりと、しかし幸せに暮らしていた。そんなある日、突然の悲劇が一家を襲う。花は、雪と雨を人目につきにくい田舎で育てるため、山あいの寒村に移住することを決意するが…。(allcinema)初公開日 2012年7月21日 原作本細田守 『おおかみこどもの雨と雪』【内容紹介】大学生の花は、人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”に恋をした。ふたりは愛しあい、新しい命を授かる。“雪”と“雨”と名付けられた姉弟にはある秘密があった。人間とおおかみの両方の顔を持つ“おおかみこども”として生を受けたのだ。都会の片隅でひっそりと暮らす4人だが、突然“おおかみおとこ”が死んでしまう。残された花は姉弟を連れて田舎町に移り住むことを決意するー。映画原作にして細田守監督初の小説登場。キャスト(声の出演)・スタッフ宮崎あおい大沢たかお黒木華西井幸人大野百花監督:細田守 (C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会映画「おおかみこどもの雨と雪」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
August 8, 2013
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☆☆☆竹内結子が綺麗だった。ストーリーは、シリーズ一番の人気原作。ドラマのストロベリーナイトはかかさず見ていた。という訳で、映画の方はというと、いいんじゃないでしょうか。しかし、上層部にたてつく構図。隠ぺい体質の上司。これ、もうそろそろ飽きて来たなあ。それから、困ったことに、何故姫川がヤクザの大沢たかおにあんなに惹かれるのか、そこがよくわからない。お互い、目で演技してるのだが、納得のいく説明が欲しいところ。大沢さんは、ちょっと太った?一方、菊田は、ずいぶん我慢強かった。最後はキレた。とも言える。解説(あらすじ)・ストーリー タフな女警部補・姫川玲子の活躍を描く誉田哲也の人気警察小説シリーズ原作TVドラマの劇場版。シリーズ4作目『インビジブルレイン』を基に、連続殺人事件の謎を追う姫川玲子と姫川班を待ち受ける最大の試練を描く。主演は竹内結子、共演に西島秀俊、大沢たかお。監督はドラマ版に引き続き佐藤祐市。警視庁捜査一課の警部補、姫川玲子率いる姫川班の管轄で暴力団のチンピラが殺害される事件が発生する。捜査が難航する中、玲子のもとに“犯人は柳井健斗だ”というタレ込み情報がもたらされる。ところが警察上層部は、柳井健斗への追及はならずと不可解な指示。納得いかない玲子は単独での捜査を開始する。そしてその過程で柳井健斗と繋がりのある男、牧田と出会う玲子だったが…。(allcinema)初公開日 2013年1月26日 誉田哲也 『インビジブルレイン』【内容紹介】姫川玲子が新しく捜査本部に加わることになったのは、ひとりのチンピラの惨殺事件。被害者が指定暴力団の下部組織構成員だったことから、組同士の抗争が疑われたが、決定的な証拠が出ず、捜査は膠着状態に。そんななか、玲子たちは、上層部から奇妙な指示を受ける。捜査線上に「柳井健斗」という名前が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだが…。幾重にも隠蔽され、複雑に絡まった事件。姫川玲子は、この結末に耐えら…竹内結子西島秀俊大沢たかお小出恵介宇梶剛士監督:佐藤祐市 (C)2013 フジテレビジョン S・D・P 東宝 共同テレビジョン FNS27社 光文社映画「ストロベリーナイト」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
August 6, 2013
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☆☆☆久しぶりにジブリの映画を見た。なんと、2011年の興行成績第一位だそうで、いやが上にも期待が高まる。というか、先に脚本を読んでいたので、どんなふうに映像化されたのか、とっても楽しみだったわけです。脚本は文庫本で、宮崎駿がどうしてこの作品を映画にしようと思ったのか、脚本家談、企画者談と、いろいろ裏話が載っていて、それを読んだ感じでは、難しそう。実際、映画でも難しい言葉がバンバン出てきてついていけなかった。あの頃の高校生は、こんなにハイレベルな会話をしていたのかしら。さらん、あの頃の高校生は、高校生の男子は、こんなにフェミニストだったんだろうか?宮崎駿いわく、「少女マンガは映画になり得るか・・・」という命題の元に製作されたらしい。少女マンガは十分映画になると思うけど、この物語は少女マンガじゃないなあ。おじさま族の少女礼賛マンガだなあ。あまりにスーパー。家事もこなし、妹弟の面倒から、下宿人の面倒も祖母の面倒も見て、学校でも優等生で可愛くて、一目で財界人に気に入られる。そんな女の子に、どうやって感情移入できるんだ?しかし、一緒に見ていた主人は、なかなかいい映画じゃんと言いつつ、今、寝室でひとり、冬ソナを見ている。(本当です。やらせじゃないよ)女の子、もう少し、リアルに描いて欲しかったなあ。解説(あらすじ)・ストーリー 1980年に『なかよし』に連載された同名コミックを、「ゲド戦記」の宮崎吾朗監督で映画化した長編アニメーション。1963年の横浜を舞台に、学生運動に身を焦がす若者たちの姿と、出生の秘密に揺れる一組の男女の恋の行方をノスタルジックに綴る。1963年、横浜。港の見える丘に建つ古い洋館“コクリコ荘”。ここに暮らす16歳の少女、松崎海は、大学教授の母に代わってこの下宿屋を切り盛りするしっかり者。そんな海が通う高校では、歴史ある文化部部室の建物、通称“カルチェラタン”の取り壊しを巡って学生たちによる反対運動が起こっていた。ひょんなことから彼らの騒動に巻き込まれた海は、反対メンバーの一人、風間俊と出会い、2人は次第に惹かれ合っていくのだが…。(allcinema)上映時間 95分 長澤まさみ (松崎海)岡田准一 (風間俊)竹下景子 (松崎花)石田ゆり子 (北斗美樹)風吹ジュン (松崎良子)監督:宮崎吾朗 (C)2011 高橋千鶴 ・ 佐山哲郎 ・ GNDHDDT映画「コクリコ坂から」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
August 4, 2013
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☆☆TV三池監督の作品は、いつもおんなじだなあ。殺しても殺しても、あんまり怖くない。人を殺しているっていう、切迫感がないからなんでしょうね。それが売りかもしれない。軽いノリで人殺し。でもいつもワンパターンなので、飽きる。今回の場合は、伊藤英明のカリスマ教師のカリスマ性が全く描かれていない。むしろ、平凡。爽やかな笑顔いるはわかるけど、学園を牛耳っている、、そんな強烈なキャラには見えなかった。同時に、染谷君。彼のファンとしては、もう少し活躍してほしかったな。って、そんなこと言ったら、山田君。何しに出て来たのかしら。かなり残念な映画でした。解説(あらすじ)・ストーリー サイコパスの天才人気高校教師が学校内で殺戮を繰り広げる衝撃の展開で話題となった貴志祐介の問題作を、「十三人の刺客」の三池崇史監督、「海猿」シリーズの伊藤英明主演で映画化した戦慄のバイオレンス・エンタテインメント。頭脳明晰なうえ爽やかなルックスで生徒はもちろん、同僚やPTAからも信頼の厚い高校教師、蓮実聖司。しかし彼の正体は、自分にとって邪魔な人間と思えば、平気で殺すことができるサイコパス(反社会性人格障害)だった。蓮実はそうやって絶えず障害を取り除き、学校を思い通りに支配してきたのだ。ところがある日、ついに完璧だった手際にほころびが生じ、自らの正体が露呈する危機に。蓮実はその窮地を脱する最後の手段として、生徒全員の殺害を実行に移すのだった。(allcinema)初公開日 2012年11月10日 上映時間129分 主題歌 THE SECOND from EXILE 『THINK 'BOUT IT!』キャスト(出演)・スタッフ伊藤英明(蓮実聖司)二階堂ふみ染谷将太林遣都監督:三池崇史 (C)2012「悪の教典」製作委員会映画「悪の教典」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
August 2, 2013
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アーティスト THE ARTIST☆☆DVDようやく見ました。期待度満点。。。レビューを拝見すると、絶賛の嵐だ!しかし、ごめんなさい。どこがいいのか、よくわからなかった。。。きっと、私にはわからない、素晴らしさがあるのでしょう。と、それだけ。 解説(あらすじ)・ストーリー フランスで人気のスパイ・コメディ「OSS 117」シリーズのミシェル・アザナヴィシウス監督と主演のジャン・デュジャルダンのコンビが、ハリウッド黄金期を舞台に白黒&サイレントのスタイルで描き、みごと2012年のアカデミー賞作品賞に輝いた異色のロマンティック・ストーリー。共演はベレニス・ベジョ。1927年、ハリウッド。サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは、彼に憧れる女優の卵ペピーと出会い、自身の主演作でエキストラの役を手にした彼女に優しくアドバイスをおくる。そんな中、時代はセリフのあるトーキー映画へと大きく変わっていくのだが…。(allcinema) 製作年 2011年 上映時間 101分 (c)La Petite Reine – Studio 37 – La Classe Americaine – JD Prod – France 3 Cinema – Jouror Productions – uFilm映画「アーティスト」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
July 29, 2013
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☆☆TV不条理劇ってどうなんだろ。好きな人はすごく好きだよね。私はと言うと、ついていけない。非常に空しい。時間が無駄になった気がする。単なる自分の力不足だろうけど、面白くないんだからしょうがない。さて、このケラの映画。さらに苦手な可愛い女優さんが主役。救いは、段田安則だけ。彼が出るシーンだけが、引き締まった感じ。何かなあ。では、不条理劇と思わず、見終わってから脚本だけを思い出すと、実はすごく面白い映画だったような気がしてきた。緻密な構成。伏線を張り廻らされ、物語は一本に収束されていく。あれ、もしかして、このウンザリも狙ったものか?それでもやっぱり詰らなかったのは、やっぱり主役のふたりのせいかなあ。マンガみたいに綺麗なんだけど。エイタの弟もいつまでたっても名前が覚えられない。解説(あらすじ)・ストーリー 「1980」のケラリーノ・サンドロヴィッチ監督が「神童」の成海璃子を主演に迎えて贈る痛快コメディ。売れない崖っぷちグラビアアイドルが、ひょんなことから“一日警察署長”となり奇想天外な出来事に巻き込まれていくさまをブラックかつシュールに描き出していく。グラビアアイドルの円城寺アヤメは、同じ日にスカウトされ、瞬く間に売れっ子となった同級生の耳川モモにコンプレックスを募らせる日々。そんなある日、アヤメはコンビニで万引きをして捕まってしまう。結果、この業界のルールに従い、埋め合わせとして警察署の一日署長をするハメになるアヤメだったが…。(allcinema) 初公開日 2009年2月28日 キャスト(出演)・スタッフ成海璃子(円城寺アヤメ)永山絢斗(恩田春樹)段田安則(加藤吾郎)犬山イヌコ(風間涼子)山崎一(常住) 監督 :ケラリーノ・サンドロヴィッチ(C)「罪とか罰とか」製作委員会映画「罪とか罰とか」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
July 7, 2013
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☆☆☆☆DVD中学生の頃、本も読み、映画も見た記憶あり。製作年が1940年というと戦時中。アメリカではこんな映画を作ってたのね。そして、日本で公開されたのが約10年後。偉大なるアメリカ。。って感じ。内容は、ボンビーな女の子がハンサムな大富豪に見初められ玉の輿に乗る話。と、書いたら身も蓋もない。そうなんだけど、それだけではない。それぞれの深い悩みが、今見てもリアル。レベッカという女性が、結局出てこない所もすごい。私たちは想像するだけ。 解説(あらすじ)・ストーリー J・フォンテイン演じるヒロインが、リビエラ旅行中に英国紳士マキシムと出会い、彼の後妻としてイギリスの屋敷にやってくる。だがその屋敷では、マキシムの死んだ前妻レベッカの、見えない影が全てを支配していた……。ヒッチコックの渡米第一作となったゴシック・ロマン。(allcinema)製作年 1940年 初公開日 1951年4月24日 キャスト(出演)・スタッフ出演 :ローレンス・オリヴィエ、ジョーン・フォンテイン、ジョージ・サンダース、ジュディス・アンダーソン、グラディス・クーパー監督 :アルフレッド・ヒッチコック映画「レベッカ」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
July 6, 2013
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ロープ ROPE☆☆☆☆DVD実験的な映画ということです。カット割りなしで、長回しで撮った作品だそうな。技術的なことはわかりませんが、舞台劇を、一幕物を、映像化した作品だと思います。そして、実に面白いのでした。設定がいい。大昔の「自らの優秀性を示そうとする」青年の話なんだけど、彼ら二人はホモで、しかも、実はチキンなんですよね。その二人がパーティを開く。悪趣味なテーブルセッティング、悪趣味な招待客、やらせ満載の会話。だけど、何だか真実を感じる。一番知られたくないことは、本当は知られたい。見せびらかしたい。自分の優秀性を見せたい。でも、見せると罪に問われる。だから、見せたくない。だけど、見せないと、証明できない。青春って、かわいくてややこしい。はっきり言って、古い映画だけど、ものすごく新しいのでした。。 解説(あらすじ)・ストーリー 1924年、シカゴで実際に起きたローブ&レオポルト事件を題材に、ヒッチコックが映画内の時間進行と現実の時間進行を同じに進めながら描いた実験的作品。舞台はマンハッタンにある、とあるアパートの一室。完全犯罪を完結させることにより、自分たちの優位を示すために殺人を犯したフィリップとブランドン。彼らは、殺人を犯した部屋に人を呼んでパーティを開く、というスリルを楽しみさえするが……。(allcinema) 1948年キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ジェームズ・スチュワート、ファーリー・グレンジャー、ジョン・ドール、セドリック・ハードウィック、コンスタンス・コリアー 監督 : アルフレッド・ヒッチコック映画「ロープ」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
June 10, 2013
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モロッコ MOROCCO☆☆☆☆DVD古い古い映画。ゲーリー・クーパーは、「昼下がりの情事」しか知らなかった。優等生のおじさんのイメージだったが、この映画ではワルっぽくてステキ。とにかく、べたな恋愛もの。何故、トムがアミーの元を去ったのか、始め、私には理解できなかった。つまり、身を引いたのね。金持ち男が、献身するのも不可解。それなのに、最後に裸足で砂漠を追いかけて行くマレーネの姿はすごいリアリティがあった。何で???何で何だろう??これからずっとこの人の不思議さに振り回されそうな気がする。とにかく、地の果て、これ以上、落ちぶれる事ができない状況。それが、外人部隊の兵士と歌姫。彼女は、圧倒的な魅力で歌う。リンゴを売ると、割戻がある。いい稼ぎになる。だから売れ。と言われる。そんな仕事は、どうやったってカッコ悪い筈だ。どうする、マレーネ。。と私はドキドキする。彼女は、リンゴを売るという、最低の仕事を最高のエンタメに料理してみせる。場末の女の誇り高い姿に、女として共感する。ベタなメロドラマだからおばさんとして感動するんじゃなくて、そういう所もあるかも知れないけど、女として、このマレーネの役のあばずれな、ツンデレな、寂しくて、投げやりな、そういうどうしようもない部分に、深く共感する。製作年 1930年解説(あらすじ)・ストーリー 外人部隊の名うての色事師トム・ブラウンは、モロッコで酒場の歌手アミー・ジョリーと恋に落ちる。彼には副官夫人の情人があったが、彼女は嫉妬し、トムの命を狙わせて失敗。この騒ぎでトムは営倉入りとなるが、夫人の名誉のため真実は洩らさなかった。感謝した副官の好意で軍法会議は免れたものの、サハラの前線に送られるトム。アミーは孤独に、船で一緒だったフランスの富豪ベシス氏の求婚を一旦は承諾するが、宴席にトム重傷の報が届くとたまらず彼のもとへ駆けつける……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ゲイリー・クーパー、アドルフ・マンジュー、マレーネ・ディートリッヒ、ウルリッヒ・ハウプト、ジュリエット・コンプトン 監督 : ジョセフ・フォン・スタンバーグ映画「モロッコ」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 28, 2013
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舞台恐怖症 STAGE FRIGHT☆☆☆DVDヒッチコックをもう一本。ただし、こちらは劇場未公開。どの辺が未公開の所以かと言うと、どう考えても、アイドルっぽい女の子の活躍する、あり得ないドタバタだからでしょうねえ。しかし、ここにマレーネ・デートリッヒが出ている。一人だけ、シリアス。一人だけ、ドラマティック。彼女が見たくてこの映画を借りました。やっぱり圧倒的。こんな女優さん、今、いるかなあ。日本人だったら、誰でしょうね。。。他のことは何も目に入らない映画。製作年 1950年 劇場未公開・ビデオ発売解説(あらすじ)・ストーリー J・ワイマン扮する演劇学院生のイヴは車を運転しながら、友人のジョナサンの告白を聞く。彼は愛人の女優シャーロット(ディートリッヒ)の殺人の後始末をしようとして女中に目撃されて逃げてきたところだという。当然のように犯人扱いされた彼をイヴは海辺の別宅に住む父に匿うよう頼む。そして、シャーロットの女中を買収し、その従妹ドリスとして女優の身辺を探るイヴだったが、偶然知り合った刑事スミスが彼女に興味を持ち付きまとうので、せっかくの一人二役もバレそうになる……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : マレーネ・ディートリッヒ、ジェーン・ワイマン、リチャード・トッド、アラステア・シム、ケイ・ウォルシュ 監督 : アルフレッド・ヒッチコック映画「舞台恐怖症」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 28, 2013
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見知らぬ乗客 STRANGERS ON A TRAIN☆☆☆DVDヒッチコックの絶頂期の傑作ということだったが、もっと面白い映画があるよね。でも、何と言っても「太陽がいっぱい」のP・ハイスミスの原作で、しかも何と脚本がレイモンド・チャンドラーというから凄い。ヒッチコックの娘、パトリシア・ヒッチコックも出演。ということは、もしかしたら、少々サービスしすぎたのだろうか。もし、見知らぬ乗客がもっと普通の男だったら、、もっと恐ろしいのではないか。もし、恋人が上院議員の娘で超セレブではなくて、ふつうの女性だったらもっと怖いんじゃないか。つまり、昔の映画にリアリティが感じられない時は、大抵舞台がセレブすぎて異常な場合なんだな。きっと。セレブだからこそ、怖いのならいいんだけど、動機は日常的で設定だけがセレブだと、古く感じるっていうか。。普通こそ一番怖いよ。圧巻は、メリーゴーランド。数年前に嵐の二宮君が舞台をやったそうな。もし、ガイがもっと悪い奴だったら、もっと面白いね。ガイの妻が殺害されるところは、スリリング。製作年 1951年作品情報 監督 アルフレッド・ヒッチコック 原作 パトリシア・ハイスミス 脚本 レイモンド・チャンドラー 音楽 ディミトリ・ティオムキン 解説(あらすじ)・ストーリー 列車の中で、テニス選手のガイは見知らぬ男に声をかけられる。その男ブルーノは、ガイが悪妻ミリアムと別れたがって果たせないでいるのを知っていて、一方的に、口うるさい自分の父との交換殺人を持ちかけ、勝手に計画を実行に移してしまう。ガイは国会議員モートンの娘アンと一緒になりたいと思っていた。確かに動機は存在するのだ。そして、ブルーノは列車内でくすねた彼のライターを“物証”として握っている。アリバイも怪しげで、ブルーノの脅迫にビクついていたガイはいよいよ警察に不信の目でみられるが……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ファーリー・グレンジャー、ロバート・ウォーカー、ルース・ローマン、レオ・G・キャロル、パトリシア・ヒッチコック 監督 : アルフレッド・ヒッチコック映画「見知らぬ乗客」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 28, 2013
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リンカーン/秘密の書 ABRAHAM LINCOLN: VAMPIRE HUNTER☆DVDゾンビを斧で殺しまくりたい人にお勧め。ストーリーも、必然性もなし。リンカーンである必要もなし。美男美女も出て来ない。昔のゾンビ映画って感じ。 製作年 2012年解説(あらすじ)・ストーリー “あのリンカーン大統領はヴァンパイア・ハンターだった”という奇想天外な設定の下、その知られざる活躍を有名な逸話や史実を巧みに織り交ぜて描き出した痛快エンタテインメント冒険活劇。監督は「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフ。貧しい開拓農民の家に生まれたリンカーンは、幼い頃に最愛の母を失う。その後、母の命を奪った復讐の相手が闇の勢力=ヴァンパイアと知るリンカーン。彼はヴァンパイアの生態をよく知るヘンリーのもとで、ヴァンパイア・ハンターとしての修行を重ねていく。やがて使い慣れた斧を手にハンターとしての活動を始めたリンカーンだったが…。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ベンジャミン・ウォーカー、ドミニク・クーパー、アンソニー・マッキー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ルーファス・シーウェル 監督 : ティムール・ベクマンベトフ(C)2011 Twentieth Century Fox映画「リンカーン/秘密の書」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 27, 2013
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サンセット大通り SUNSET BOULEVARD/SUNSET BLVD.☆☆☆DVD 同じ年、1950年に「イヴの総て」「舞台恐怖症」など、似たようなハリウッドスキャンダルものが制作されたところが面白い。ちなみに、黒沢監督の「羅生門」もこの年だったそうな。傑作といわれるこの映画、今、私の年齢で見ると、この女優の憐れさばかりが目についていたたまれない感じ。若い頃は、スリラーに近いものを感じていたが、あれは、「おばさん」に対する嫌悪感だったのかも。主人公のノーマの何と、純粋なことか。無声映画が終わりを告げた時代、取り残された俳優たちの鎮魂歌のような映画。製作年 1950年 解説(あらすじ)・ストーリー 豪邸で隠遁生活を送るサイレント映画時代の伝説的女優と、彼女が自身のために書いたシナリオの修正をまかされた売れない脚本家。ジゴロ気取りで邸宅での日々を過ごしていた脚本家が、仕事だけでなく私生活すら束縛される事に怒りを感じ始めた時、物語は悲劇を迎える……。ハリウッドの光と影をB・ワイルダーが見事に活写した傑作。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : グロリア・スワンソン、ウィリアム・ホールデン、エリッヒ・フォン・シュトロハイム、ナンシー・オルソン、フレッド・クラーク 監督 : ビリー・ワイルダー映画「サンセット大通り」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 21, 2013
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アガサ・クリスティー 謎の失踪 失われた記憶Agatha Christie: A Life in Pictures☆DVDダスティン・ホフマンとバネッサ・レッドグレーブ(?)の「アガサ、愛の失踪事件」には遠く及ばない作品。ちょっと残念。アガサが、夫のどこに魅かれたか、その一言が知りたくて借りたようなもの。作品内容 クリスティーが遺した最大の謎である事件を映像化したミステリードラマ。突然の失踪後、記憶喪失となって発見された彼女の空白の11日間の真実を、催眠術により蘇った記憶を語る36歳のアガサと、インタビューに応える72歳のアガサの姿を通して解明する。 作品情報 演出・脚本 リチャード・カーソン・スミス 製作 コレット・フライト 撮影 ジェフ・ベインズ 音楽 アンドリュー・フィリップス 出演 オリビア・ウィリアムズ/アンナ・マッシー/スティーブン・ボクサー/レイモンド・クルサード 製作年 2004年 製作国 イギリス 収録時間 90分 楽天レンタルで「アガサ・クリスティー 謎の失踪 失われた記憶」を借りよう
May 21, 2013
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失われた週末 THE LOST WEEKEND☆☆DVDビリー・ワイルダーだし、アカデミー作品、脚本、主演と賞を取った映画なので、大変興味深く見たのですが、ひたすら、ある中の男の姿を追う、何ともシリアスでリアルで、救いがなくて、いわゆる、起承転結はあったのかなあ。わからないけど、いつか、ドラマが進行すると期待しつつ、遂に、最後まで同じ状態の、よくわからない作品でした。アルコールは怖い。ということはわかった。 初公開日 1947年12月30日解説(あらすじ)・ストーリー ひとりのアル中の苦悩を真っ向から描き、アカデミー作品・脚本・主演男優賞に輝いた力作。売れない作家ドン・バーナムは重度のアルコール依存症。兄や恋人の懸命な努力も効を奏せず、目を離した隙に一杯あおる始末だった。馴染みの酒場でも彼の病気は知られていたが、いよいよ酒代がなくなったドンは、街をさすらう内に気を失ってしまう……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : レイ・ミランド、ジェーン・ワイマン、フィリップ・テリー、ドリス・ダウリング、ハワード・ダ・シルヴァ 監督 : ビリー・ワイルダー映画「失われた週末」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 21, 2013
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私は告白する I CONFESS☆☆☆+DVDドラマとは、葛藤を描くことだそうな。だとしたら、この映画はまさに、ドラマ。言いたいけど、言えない。真実は別にある。でも言えない。言ったら、困る人がいる。聖職者は、告解を人に漏らしてはいけない。守秘義務があり、その義務を守る限り、自分が不利になる。どうしよう、見たいる私は、映画なんだから最後まで義務を全うするだろうとは思っていたけど、それだけでは勿論結論が出ない。どう折り合うか、そこが見どころでした。なるほど、そう来たか。。。裁判所から出て来たモンティを囲む群衆のシーンはすごいリアリティがあります。彼は、最後に言われます。「・・・の方がよかったんだ」ワ~オ・・これって、凄いセリフですよ。さらに、主人公以外の人々も、皆、言いたいけど言えない。という状況なわけで、、、とってもイライラする映画。イライラしつつ、最後は妙に納得しました。でも、彼女はどうなんだろう?初公開日 1954年4月15日解説(あらすじ)・ストーリー カナダのある教会で働く男が、神父に、強盗殺人をしてしまったと告解。やがて、その事件の容疑者として神父に嫌疑がかかる。だが、懺悔中に聴いたことは他言してはならない、というカトリックの戒律のため、神父は真犯人の名を明かすことが出来なかった……。特異なシチュエーションが産むサスペンス劇。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : モンゴメリー・クリフト、アン・バクスター、カール・マルデン、O・E・ハッセ、ドリー・ハス 監督 : アルフレッド・ヒッチコック映画「私は告白する」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 19, 2013
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情婦 WITNESS FOR THE PROSECUTION☆☆☆☆☆+DVDこれ、映画が好きなら必見です。ラストシーンは勿論現代風に書き変えることができる。でも、そういうことではなくて、映画ってこうだよね。サスペンスってこうだよね。って感じ。何と言ってもマレーネ・デートリッヒ。実は初めて見ました。こんな女優だったのか。有名過ぎて知らなかったし、時代も古いし、大御所?興味なし。という感じでした。しかし、この存在感。この人がいなかったら、この映画は成立しないよね。そういう女優。代役が効かない感じ。アガサ・クリスティが彼女を念頭に書いたとは思えないけど、・・・・やっぱり、書いたのかな。年代的なことはわからないけど、凄い映画。見てよかった。初公開日 1958年3月1日解説(あらすじ)・ストーリー アガサ・クリスティが自身の短編小説を基に戯曲化した『検察側の証人』の映画化。金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナード(パワー)は、老齢ながらロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツ(ロートン)に弁護を依頼。だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネ(ディートリッヒ)から、思いもかけない証言が発せられた……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ、チャールズ・ロートン、エルザ・ランチェスター、トリン・サッチャー 監督 : ビリー・ワイルダー映画「情婦」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 17, 2013
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偶然の旅行者 THE ACCIDENTAL TOURIST☆☆☆TV「白いドレスの女」は懐かしい。大柄骨太、さらに肉厚なアメリカン美女うキャサリン・ターナーの姿に憧れてしまったものだ。これは見ていなかったので、今になってテレビでやってくれて嬉しかった。しかも、彼女はアカデミー助演賞を取ったらしい。内容は、・・・・ちょっと無理があるような、でも、動き出してしまえば確かに人の心理としてはありうるような、とにかく、ウィリアム・ハートがどう思うか、それだけがドラマ進行の鍵で、必然性はあんまりないのである。ということは、日常的に起こり得る話なのか。というと、やっぱり映画っぽい。何故なら、登場人物がステキ過ぎて、今さらそんな恋のチャンスが巡って来る筈がない状況でありながら恋をしちゃうわけで。。。では、どこが足りなかったのか。。。これは出だしわずか2‐3分でかたずけちゃった、キャサリンの別居に到る心理描写の物足りなさ。確かに最悪の事故で息子を失った悲しみはわかるけど、それがどうして夫との別居につながるのか。ここが本当は一番見たい部分なんだけど。。それが彼の、我関せずと言った態度に原因していると彼女は言うんだけど、具体的なエピソードがないので、ウィリアム・ハートの憐れさばかりが目につく。しかも、私は彼が大好きなのだ。犬屋の彼女は、上手。嫌な女。原作はベストセラーだそうで、たぶん、かなりはしょって作ったんだろうなあ。甘く切ない、若い頃のビル・ブルマンが儲け役。初公開日 1989年10月28日解説(あらすじ)・ストーリー 「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」や「レイダース/失われたアーク」の脚本家として知られ、「白いドレスの女」で監督デビューも果し高い評価を得ているローレンス・カスダンが「白い~」のW・ハート、K・ターナーと共に再びトリオを組み、A・タイラーの同名ベストセラー小説を映画化した作品。子供の死のショックから立ち直れずにいる旅行ガイドブックのライターをする主人公が、妻との別居などを経て、やがて出会うペットショップの訓練師との恋に落ちていく姿を描く。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ウィリアム・ハート、ジーナ・デイヴィス、キャスリーン・ターナー、エイミー・ライト、ビル・プルマン 監督 : ローレンス・カスダン映画「偶然の旅行者」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 17, 2013
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鈍獣 舞台☆☆☆☆動画舞台で見たかったなあ。残念。男3人の演技も凄いが、女も凄かった。キャラ的に損な役回りの西田尚美、もし、声がもう少し強ければ良かったんだけど、ちょっと弱かった。圧巻は、乙葉。初舞台だそうだが、彼女を持ってきた男達のスケベ心?は大成功だったんじゃないかな。小悪魔は、こんな感じ。と堂々の役者っぷりだった。冒頭のキオスクのシーン。大爆笑。それから、知っていた展開になる。つまり、ほんとに強いのは鈍い奴なんじゃないか。これ、男社会だけじゃなくて、女の社会にも当てはまる公式なんだよね。何にも言わない女の子、黙ってる主婦、PTAで、意見を言わない母親。誰からも非難されない。そうこうするうちに、発言した者はだんだん自分の言葉や行動にがんじがらめになって、墓穴を掘り自滅して行く。しかし、おとなしい彼女は生き残る。変化なし。うすら笑い。「私、難しいことわからないんです」なんちゃって。クドカンの面白さ満開の作品でした。作:宮藤官九郎 演出:河原雅彦出演:生瀬勝久・池田成志・古田新太/西田尚美、乙葉、野波麻帆演劇界三人のリーダーが結集! 美女と野獣がこぞって出演の異種格闘技的ステージ! 戯曲賞選評は下記http://www.hakusuisha.co.jp/kishida/review49.php井上ひさしは、このように言っている。舞台の上に、ほかの形式ではとても表現できないような特別な時空間を創り出すこと。その特別な時空間に貫禄負けしないような強靭で生き生きした言葉を紡ぎ出すこと。そして、この二つがうねりながら一つになって、ふだんでは、「見ていても見えず、聞いているのに聞こえない」人間の真実を観客の前に提示すること。しかもその観客は一人や二人ではなく何百何千にも及ぶので、よほど強力なプロット進行を仕掛けないと、それらの人たちは一匹の巨大で生きた観劇共同体にはならないだろうということ……劇を書くということは、以上の難問を乗り越えるための苦役にほかなりません。これが自分で作品を書くときも、ほかの作品を読むときも、評者が頭のどこかにおいている物差しです。 『鈍獣』(宮藤官九郎)は、基本になる時「現在」へ、回想による「過去」がぐいぐいと接近してくるという時間の扱いに力感が溢れていました。対話の積み重ねに速度があって、ギャグにも切れ味があり、ここには疑いもなく一つの言語世界が成立していました。そしてその世界の中から、人間の哀れなほどのおかしさが吹き出し、それでいて人間という存在への無限の讃歌も浮かびあがってくるという、近ごろ出色の作品です。生瀬勝久、池田成志、古田新太による演劇ユニット「ねずみの三銃士」が企画する演劇作品用に書き下ろされた戯曲で、翌年には第49回岸田國士戯曲賞を受賞した。 あらすじ ある日、週刊誌編集者の静がとある田舎町に降り立った。失踪した作家・凸やんを捜しに来たのだ。そこで彼女を待ち受けていたのは、凸やんの同級生・江田っち、同じく警官・岡本、江田の愛人・順子ママに、ホステスのノラという怪しい面々であった。 登場人物 凸川(でこかわ) 小説家。江田、岡本とは幼馴染み。中学までは彼らとの間で一番劣るほど勉強も運動も苦手だった。 ひたすら温厚でどこまでも鈍いが、不死身の肉体を持つ。 江田 ホストクラブ「スーパーヘビー」の店長で他に幾つかの飲食店を持つ経営者。三人の中ではリーダー的存在。 愛人を増やすことがステイタスで、あくどいことなら何でも思いつくがツメが甘い。 岡本 「スーパーヘビー」の常連客。完全に江田に牛耳られているが、その恩恵もあって地元でそこそこ顔が利く。 江田の言うことなら何でも実行する。 静 凸川を担当していた女性編集者。凸川の連載が終了して左遷されるが、その後凸川の行方不明に疑問を持ち、特集記事を書く。 中途半端な正義感とジャーナリスト根性を持つ。 順子 江田の愛人。江田に牛耳られているが、心のどこかで江田のことを大したこと無い人間だとも思い始めている。 ノラ 「スーパーヘビー」のホステス。江田に惚れていて、事ある毎に順子より従順であることを誇示する。【送料無料】DVD>鈍獣 [ 宮藤官九郎 ]
May 15, 2013
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鈍獣 ☆DVD残念ながら、舞台の方がよかったですねえ。これは何と言うか、失敗作?何でこんなシナリオ書いちゃったのかしら。南野と佐津川のシチュエーションをはしょったために、ストーリーも構成もガタガタに崩れちゃったんですね。この映画を見て初めて、舞台の緻密さがわかったと言うか、凄さが実感できたと言うか、浅野忠信の凸やんは、無理でしょう。鈍い役に挑戦かもしれないけど、スタイルがよすぎる。いくらメークしても、目が鋭いよ。だから、この人ホントは鈍くないんじゃないかって思えちゃう。期待してたので、残念。初公開日 2009年5月16日解説(あらすじ)・ストーリー 2004年に岸田國士戯曲賞を受賞した同名戯曲を基に宮藤官九郎自ら映画用に書き上げた脚本を、CM界で活躍する細野ひで晃が映画初監督で撮り上げた奇想天外ブラック・コメディ。主演の浅野忠信をはじめ個性派キャスト陣が一癖も二癖もある登場人物たちを怪演。週刊誌に連載された小説『鈍獣』の作者・凸川が突然失踪し、その謎を追う担当編集者の静は、なぜかすべてが相撲中心というおかしな田舎町にやって来た。そして、町のホストクラブ“スーパーヘビー”で凸川の同級生だったホストの江田と警官の岡本、さらに江田の愛人一筋20年の順子にぶりっ子ホステスのノラといった怪しげな面々と遭遇し、取材を開始するが…。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 浅野忠信 (凸やん(凸川)) 北村一輝 (江田っち) 真木よう子 (静) 佐津川愛美 (ノラ) ジェロ (明) 監督 : 細野ひで晃(C) 2009『鈍獣』製作委員会映画「鈍獣」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 15, 2013
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コールド マウンテン COLD MOUNTAIN☆☆☆☆DVDオーソドックス、王道、クラッシック。そして、感動。。。ジュード・ロウは、この手の映画では絶対だね。2000年の「スターリングラード」でも似たような役なんだけど、もっと見たい。と思っちゃう。何故か、生き残る。ハンサムだから?と、この辺がイージーなんだけど、ま、いいか。二コール・キッドマンは、「私、主役」という感じで堂々たるものだけど、儲け役は、レニー・ゼルウィガー。ブリジッド・ジョーンズと180度違う、頼れる女を演じている。そして、印象的なナタリー・ポートマン。長い映画なのに、この二人のエピソードのおかげで最後まで眠くならずに見ていらる。初公開日 2004年4月24日解説(あらすじ)・ストーリー 南北戦争末期の1864年。ヴァージニア州の戦場で戦っていた南軍の兵士インマンは、瀕死の重傷を負い、病院へ収容された。従軍して3年になるインマンにとって、故郷コールドマウンテンと、彼の帰りを待ち続ける恋人エイダだけが心の支えだった。そして、病院でエイダからの手紙を受け取ったインマンは、ついに死罪を覚悟で脱走を図り故郷へ向かって歩み出す。一方その頃、エイダは愛する父の急死という悲劇に見舞われる。一人では何も出来ない彼女は途方に暮れるばかりだったが、流れ者の女ルビーに助けられ、2人は次第に友情を育んでいった…。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、レニー・ゼルウィガー、ドナルド・サザーランド、ナタリー・ポートマン 監督 : アンソニー・ミンゲラ映画「コールド マウンテン」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 13, 2013
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DEAR WENDY ディア・ウェンディ DEAR WENDY☆☆DVD何故、これを借りたのか、すっかり理由を忘れてしまったけど、青春というか、若者というか、青少年というか、相当、青いお話で、たぶん、年齢的に無理だったかも。ウェンディは誰だ。と、問いかけながら見るべし。初公開日 2005年12月10日解説(あらすじ)・ストーリー 鬼才ラース・フォン・トリアー監督が脚本を手掛け、同じ“ドグマ95”のトマス・ヴィンターベアが監督した社会派青春ドラマ。アメリカの架空の町を舞台に、偶然本物の銃を手にした若者たちが辿る皮肉な運命をリアルなタッチで描く。アメリカの小さな炭鉱町に暮らす青年ディックは、炭鉱で働けず劣等感を抱いていた。そんなある日、たまたま買ったおもちゃの銃が、実は本物だったことを知る。以来、初めて自信を持てるようになった彼は、自分と同じ“負け犬”の若者を集め、銃による平和主義を標榜する“ダンディーズ”を結成するのだったが…。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ジェイミー・ベル、ビル・プルマン、マイケル・アンガラノ、クリス・オーウェン、アリソン・ピル 監督 : トマス・ヴィンターベア映画「DEAR WENDY ディア・ウェンディ」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 13, 2013
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善き人のためのソナタ DAS LEBEN DER ANDEREN/THE LIVES OF OTHERS☆☆☆☆☆DVD疑惑と監視。冒頭の取り調べのシーンは、本編の静かな描写に比べて、強烈。本当はこういう激しいものを秘めながら、疑惑をはぐらかすために息を潜めて暮らしている人間の予兆が描かれる。ドイツの女優さんの綺麗なこと。そして憐れなこと。男も恐怖と闘いながら生きているわけだが、彼女は身を守るすべもない。祖国を信用できず、祖国に頼れないというのはこんなに孤立無援で、恐ろしいことなんだと思える一品。子供がエレベーターの中で「おじさんはシュタージ?」と尋ねるシーンがある。胃がキリキリするようなシーンだった。劇中のソナタはベートーベンのものではなく、ガブリエル・ヤレドの作曲だそうだ。初公開日 2007年2月10日解説(あらすじ)・ストーリー 旧東ドイツで反体制派への監視を大規模に行っていた秘密警察“シュタージ”の実態に焦点を当てたヒューマン・ドラマ。芸術家の監視を命じられた主人公が図らずも監視対象に影響されていく姿を静謐なタッチでリアルに描き出す。監督はこれが長編デビューのフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。1984年、壁崩壊前の東ベルリン。シュタージの局員ヴィースラー大尉はある日、反体制的疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視し、反体制の証拠を掴むよう命じられるのだったが…。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ、ウルリッヒ・トゥクール、トマス・ティーマ 監督 : フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク詳細解説は下記のサイトで、http://www.jicl.jp/now/cinema/backnumber/20070226_03.html映画「善き人のためのソナタ」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 12, 2013
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ラ・マンチャの男 MAN OF LA MANCHA/L' UOMO DELLA MANCHA☆☆☆☆DVDもう一本、ソフィア・ローレンが見たくなって借りました。「ラ・マンチャの男」は、松本幸四郎のライフワーク。何人ものアルドンサが現れ、現在は娘の松たか子が、このソフィア・ローレンの役を演じています。無理よね。はっきり言って。最下級の娼婦で、輪姦される役です。それでも、ドン・キホーテは彼女を気高い姫だと言い続ける。否定するアルドンサ。傷つき、自分はそんな女ではない。目を開けて私を見て。現実の私を見て。ボロボロの私を見て。しかし、彼は優しく歌う。見果てぬ夢を。親子でやるような芝居じゃありません。たとえ、松たか子が上手だったとしても。。で、映画ですが、これはやはり狭い空間で濃密に演じられてこそのドラマだと思う。外に出ただけで、何か拡散してしまう。それでも、字幕を頼りにこの人々のセリフを辿ると涙が止まらない。ソフィア・ローレンは、本当に素晴らしい。何とかして、松たか子をやめて欲しいな。ちゃんとした大人の女優を使って欲しい。もう一度、幸四郎の「ラ・マンチャの男」を見たい。初公開日 1972年12月16日解説(あらすじ)・ストーリー セルバンテスの『ドン・キホーテ』を基にした、D・ワッサーマンの舞台劇を映画化。初老の騎士ドン・キホーテが、従者サンチョを引き連れて、美しい貴婦人のために大活躍。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ピーター・オトゥール、ソフィア・ローレン、ジェームズ・ココ、ハリー・アンドリュース、ブライアン・ブレッスド 監督 : アーサー・ヒラー映画「ラ・マンチャの男」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 11, 2013
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特別な一日原題: UNA GIORNATA PARTICOLARE/A SPECIAL DAY☆☆☆☆WOWOW後で見るつもりで録画していたが、結局最後まで見てしまった。日常を淡々と撮った映画は苦手だなんて、どうしてそんなこと言える?ソフィア・ローレンが化粧っ気もなくアッパッパを着て家族を式典に送りだす、朝の風景から既に目が離せない。そして、向かいの窓に男の後姿。主人公はこうやって登場する。さりげなく。彼のセリフが泣かせる。「僕だって女性と出来ないことはない」ではソフィア・ローレンは、勝手に燃え上がって不倫して、片思いの果てに元の家庭に戻ったのか。しかし、そうではない。でも、説明できない。「マディソン郡の橋」と似たような状況なんだけど、どういうわけか、マディソンには怒りが込み上げ、この映画には迫るものがあり、、、この違いは何だ?誰か教えて下さい。作品限定された状況をきわめて映画的なドラマに作り替える名人、E・スコラの、鮮やかな手並みが鑑賞できる作品である。ムッソリーニ支配下のローマで、アパートの住人全てがファシスト集会に出向いた後に残された主婦と、官憲に追われそこに忍んでいた反ファシストの男の、一日だけの恋を描く。ほとんど密室劇に近い内容だが、アパートの外観の取り入れ方が、ヒッチコックの「裏窓」を思わせて見事である。 . . . 製作年度: 1977年 監督: エットレ・スコーラ 上映時間: 106分 キャスト・スタッフ マルチェロ・マストロヤンニ ソフィア・ローレン ジョン・ヴァーノン よその方のブログに詳しく載っていました。http://plaza.rakuten.co.jp/mizumizu4329/diary/200809250000/映画「特別な一日」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 9, 2013
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三谷幸喜の「巌流島」☆☆動画三谷作品には、二種類あるんですね。ギャグ系とストーリー系。これは、ギャグ系。苦手な役所浩司と苦手な鈴木京香。面白くないなあ。コメディ、やめてよ。モっくんの巌流島、見てみようかなあ。平成8年(1996)パルコ劇場公演。主な登場人物宮本武蔵 ・・・・ 役所広司 佐々木小次郎 ・・・・ 益岡徹 武蔵の妻、お鶴 ・・・・ 鈴木京香 あらすじ巌流島の決闘。刻限に現れない武蔵に業を煮やした小次郎は、「待たされた者より動揺するのは迎えに来られた者だ」(!)という奇天烈な論法により、武蔵が宿泊している船宿に迎えに行く。ところが色々な事件が次々と発生して、なかなか決闘の場に向かうことが出来ない。しかしその状況は実は武蔵にとって都合の良い事だった。誰かのコメント閉鎖された空間(2時間15分近くの舞台が、船宿を舞台にした1幕1場である)・目的があるのに次々と障害が発生して先に進まないというプロット・随所にちりばめられた細かいギャグ。これらは三谷コメディの典型的なパターンである。
May 8, 2013
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第三の男 THE THIRD MAN ☆☆☆☆DVDDVDの始めに淀川 長治の解説が入っている。1966年(昭和41年)から始まったテレビ朝日系長寿番組『日曜洋画劇場』(当初は『土曜洋画劇場』)の解説者として、番組開始から1998年の死の前日までの32年間、いったい何本ぐらい解説してくれたんだろう。1966年といえば、私は10才でまだ番組の終わる11時まで起きていてはいけない時期だった。だが、この洋画劇場は別格で毎週楽しみにしていた。映画大好きはこの頃に培われていたんだなあ。サイナラおじさんの解説には尊敬と深い共感を持って見たものだ。その後、映画解説で凄いと思ったのは、おスギとピーコくらいで、生意気になり,いい映画を見逃した。さて、「第三の男」「三番目の男」という邦題だったら、こんなに印象に残らないよね。さらに、有名な音楽。たぶん、見たことがあるのだがまったく記憶になく、今回初見と一緒だった。古いか新しいかと言えば、古い。演出が多過ぎて、わざとらしい。それでもオーソン・ウェルズの話し方は、他の役者と違って自然。一線を画してるね。オーソン・ウェルズをずっと俳優だと思っていたのもこの作品のせいだよね。名作だ!私もハリーと一緒に、下水こうの下から、埃だらけの汚い鉄格子の向こうの光に向かって喘いだ。初公開日 1952年9月16日解説(あらすじ)・ストーリー 第二次大戦後のウィーン。親友のハリー・ライムの招きでこの街を訪れた作家のマーチンは、到着早々、ハリーが死亡したことを知らされる。ハリーの死には三人の男が立ち会っていたと言うのだが、その三番目の男の正体を追って、マーチンは独自の調査を開始する。陰影や構図を凝らしたサスペンス・スリラー。同名のTVシリーズ(主演マイケル・レニー)も製作されている。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ、アリダ・ヴァリ、トレヴァー・ハワード、バーナード・リー 監督 : キャロル・リード映画「第三の男」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 8, 2013
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アパートの鍵貸します THE APARTMENT☆☆☆☆☆-DVDジャック・レモンの映画で一番好き。何回か見ているけど、今回は三谷幸喜とビリー・ワイルダーのインタヴュー・ドキュメントを見た後なので、ちょっと緊張して見てみました。やっぱり面白い。完璧。しかも、邦題が原題を凌駕していると思う。バンザイ!平田オリザは、テーマより場所だ!と言っていたが、まさにその通りなんじゃないかな。どのシーンも必要不可欠。と思いながらみたが、ふと、フランの義理の兄っていらないんじゃないかと思った。いらないよね。あの人。浮いてる!最後にフランが超ステキなコートを着て出て来る。同居の義兄があんなブルーカラーなのに。私だったら、、、、買い物から帰って来たジャックレモン。口笛を吹きながらフランを呼ぶ。いない。書き置き。。。昨日、ティlム・バートンの「エド」を見て欲求不満だったので考えた繰り言です。初公開日 1960年10月8日解説(あらすじ)・ストーリー ビリー・ワイルダー監督・脚本による都会派コメディの代表作。出世の足掛かりにと、上役の情事のためにせっせと自分のアパートを貸している会社員バド(レモン)。だが、人事部長のシェルドレイク(マクマレイ)が連れ込んで来たエレベーターガールのフラン(マクレーン)は、バドの意中の人だった……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン、フレッド・マクマレイ、レイ・ウォルストン、デヴィッド・ルイス[俳優] 監督 : ビリー・ワイルダー映画「アパートの鍵貸します」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 7, 2013
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エド・ウッド ED WOOD☆☆DVD何となくティム・バートン監督作品には感情移入出来ない。面白そうなのに、乗り切れない。今回、特に残念だったのは、エドが女装趣味だったことがわかるシーン、本気なのか、冗談なのか、史実なのか、そこがもどかしい。はっきりしてほしい。大切な所じゃないか。私だったらこうする。と思わず言いたくなるのがミソかも。そういう撮り方なのかも。 初公開日 1995年9月2日解説(あらすじ)・ストーリー 実在の映画監督で、“史上最低の監督”と謳われた、エドワード・D・ウッド・ジュニア--通称エド・ウッドの伝記的作品。50年代のハリウッド。スタジオの片隅で使い走りをしながら、映画監督になる日を夢見て働いていた映画青年エドは、ある日業界誌に載った性転換をした男性の物語の映画化を知り、本物の服装倒錯者だったエドは、シナリオを3日間で書き上げ、ふとしたきっかけで知り合った往年のドラキュラ俳優、ベラ・ルゴシの出演を条件に資金を得て、監督デビューを飾るが……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ジョニー・デップ、マーティン・ランドー、サラ・ジェシカ・パーカー、パトリシア・アークエット、ジェフリー・ジョーンズ 監督 : ティム・バートン第67回(1994年)アカデミー賞助演男優(マーティン・ランドー)、メイクアップ賞受賞。チープなセット、ちゃちな特殊効果、変な台詞、エキセントリックなキャスト、突飛なストーリー展開...。この条件をすべて満たした作品を量産し、「史上最低の映画監督」として今もその名をとどめているエド・ウッドごとエドワード・D・ウッド・Jr(Edward Davis Wood, Junior)。マニアの間では既に有名でしたが、エドの名を広く知らしめた映画が、ティム・バートン監督の『エド・ウッド』。エド(ジョニー・デップ)が、ベラ・ルゴシ(マーティン・ランドー)と出会い、「プラン9・フロム・アウター・スペース」のワールドプレミアを終えて、キャシーに求婚するまでの比較的ハッピーな時期を描いた作品です。映画「エド・ウッド」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 7, 2013
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王様のレストラン ☆☆☆you tube伝説の名作。確か、何度も再放送されて、そのたびに見ようかなと思いながら、1話目で断念。だって、つまんなかったから。。。ごめんなさいね。しかし、今回、初めて気合いを入れて見ました。第5話が面白かった。。。ダントツ。後は、☆二つ。理由は、う~ん。。。山口智子が苦手。。。古畑のゲストで華道家になった時の方がずっとよかった。みんなウソっぽい。でも、今やってるドラマの方がさらにウソっぽいから、この作品をけなすのは理不尽かも。よくわかんないなあ。放送期間 1995年4月19日~1995年7月5日放送日時 水曜日(21:00~21:54)放送局 フジテレビ 父の死でフランス料理店のオーナーになった青年が伝説のギャルソンや個性的な従業員たちの手を借りて店を一流店にしようと奮闘。キャスト(出演)・スタッフ 松本幸四郎[9代目] (千石武) 筒井道隆 (原田禄郎) 山口智子 (磯野しずか) 鈴木京香 (三条政子) 西村雅彦 (水原範朝)テレビドラマ「王様のレストラン」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 6, 2013
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卒業 THE GRADUATE☆☆☆☆DVDこのあまりにも有名な映画、初めて見ました。こういう話だったのか。と言うか、話は知っていたけど、思っていたのと違っていました。まず、一番最初に出て来るキャストはアン・バンクロフト。今だったら、ダスティン・ホフマンの映画だと思うよね。誰でも。しかし、この時のスターはアン・バンクロフト。そして、彼女の表情の変化が凄い。青春映画としては、少し古いけど、中年女性の映画として見たら、全く古くない。大体、こういう能天気な青年が古いよね。しかも、女の子も突然結婚しちゃったり。でも、娘に嫉妬する母親の凄みや、その夫のムカつき方は、あまりにもリアル。私の年齢のせいかしら。いや、本来はそういう映画だったのかも。突然だけど、和泉式部の有名な歌に、「暗きより 暗き道にぞ 入りぬべき はるかに照らせ 山の端の月」というのがある。アンバンクロフトの心境としては、こんな感じかも。ただし、和泉式部、思春期の作だそうです。サイモン&ガーファンクルの歌は最高。。初公開日 1968年6月8日解説(あらすじ)・ストーリー 大学を卒業し前途洋々のベンジャミン。彼は、祝賀パーティの席で誘惑をかけてきた中年女性ロビンソン夫人と逢瀬を重ねることに。だが彼女の娘エレインが現れた事で、その関係は崩れていく。親の勧めで不承不承エレインと付き合うことになるベンジャミンは、彼女に惹かれていったのだ。一方、そんな若い2人に嫉妬するロビンソン夫人。やがて、彼女とベンジャミンの関係がエレインの知るところとなるのだが……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ダスティン・ホフマン、キャサリン・ロス、アン・バンクロフト、マーレイ・ハミルトン、ウィリアム・ダニエルズ 監督 : マイク・ニコルズ映画「卒業」この作品情報を楽天エンタメナビで見る "The Sound of Silence" 「サウンド・オブ・サイレンス」 Hello darkness, my old friendこんにちわ暗闇くん。君は僕の古くからの友人だI've come to talk with you againまた君と話しに来てしまったよBecause a vision softly creepingその訳は、ひとつの幻想がやさしく忍び寄ってきてLeft its seeds while I was sleeping 僕が眠っている隙に一粒の種残していったからさAnd the vision that was planted in my brain そしたらその種が僕の脳の中で大きく成長し始めたんだStill remains within the sound of silenceだけど幻想はまだ沈黙の音の中でじっとして動かないままでいるけど・・・In restless dreams I walked alone 落ち着かない夢の中で、僕は独りで歩いていたNarrow streets of cobblestone 敷石の狭い通りに差し掛かりNeath the halo of a street lamp 街灯の円い光に近づいた時、I turned my collar to the cold and damp思わず寒気がして僕はコートの襟を立てたんだWhen my eyes were stabbed by the flash of a neon light その時に 僕の目はネオンのフラッシュに射抜かれ、That split the night夜は、引き裂かれてしまったAnd touched the sound of silenceそして、僕は沈黙の音に触れたんだAnd in the naked light I saw 僕は裸電球の下で見てしまった。Ten thousand people, maybe more 一万か、いやもっと多くの人がPeople talking without speaking口を動かすこともなく語っている姿や People hearing without listening 耳をそばだてることもなく聞いている姿やPeople writing songs that voices never share けっして歌われることもない歌を書いている姿をAnd no one dare Disturb the sound of silence. だけど、誰も沈黙の音というものを遮ろうとするものはいない・・・。"Fools" said I, "You do not know「馬鹿」って言うよ。君たちは何も分かっちゃいないんだSilence like a cancer grows沈黙っていう奴が癌のように僕ら自身をむしばんでいるのをHear my words that I might teach you僕がの忠告を聞いた方がいいよTake my arms that I might reach you僕が差し伸べる腕をしっかり取るんだBut my words like silent raindrops fellだけど、僕の言葉は沈黙のままで滴り落ちる雨粒のようなもの And echoed In the wells of silence沈黙の井戸に、落ちて、ポチャンと、こだまするだけ・・・。And the people bowed and prayed 人びとは、ぬかずきお祈りを捧げていたTo the neon god they made 彼らは自分たちが勝手につくり出したネオンという神に。And the sign flashed out its warning すると、ネオンの掲示板に、ふいに警告の言葉が現れたんだIn the words that it was forming光が織りなすその言葉And the sign said ネオンの掲示板はこんな風に語る"The words of the prophets are written on the subway walls「予言者の言葉は地下鉄の壁にも」And tenement halls.「そして安アパートの廊下にも書かれてある」と。And whispered in the sound of silence それでも沈黙の音の中で 人々のささやきは続いていた・・・。 (日本語訳:佐藤弘弥)
May 3, 2013
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クロコダイルの涙 THE WISDOM OF CROCODILES ☆☆☆+DVDこのドラキュラは、ただ血を吸うだけじゃない。心も欲しがる。そこが、とっても官能的。もしくは、女性の敵。絶対許せない奴である。しかし、ジュード・ロウなので、女は皆引っ掛かってしまう。ということは、イケメンでなければ、生きていけない。という単純なお話なのだ。ホンの少し目新しいのは、人の脳は二重だか三重だかの構造になっていて、真中に行くほど原始的。すなわち、本能はクロコダイルだよ。って所です。しかし、クロコダイルって血を吸ったかなあ。普通に肉食だったような気がする。それでも、女優さんも美しく、好きな映画でした。初公開日 2000年11月18日解説(あらすじ)・ストーリー 美貌の青年医師スティーヴンは、自分を愛してくれる女性の血を吸わなければ死んでしまう男だった。次々と女を誘惑してはその首筋に食らいつき完全犯罪を重ねていた。新たな獲物アンと付き合い始めたスティーヴンであったが、彼女を本気で愛してしまい、彼女の血を吸うことにためらいを感じ始めていた。一方、警察ではスティーヴンの恋人たちが不慮の死を遂げていたことから、彼に疑いを抱いていた。アンの血を吸いかねているうち、彼の身体には限界が迫っていた……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ジュード・ロウ、エリナ・レーヴェンソン、ティモシー・スポール、ケリー・フォックス、ジャック・ダヴェンポート 監督 : レオン・ポーチ映画「クロコダイルの涙」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 3, 2013
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キンキーブーツ KINKY BOOTS☆☆☆☆+音楽がいい。歌がいい。そして、ストーリーもいい。狙いもいい。何か、得した気持ちになった映画。どんな逆境でも、目指すはニッチな分野。忘れてはいけないマーケティングの基本ですね。最後のチャーリーの、モンローウォークをしたかった姿、ぐっときた。初公開日 2006年8月26日解説(あらすじ)・ストーリー 父親の急死で倒産目前の靴工場を相続した優柔不断な男が、ひょんなことからドラッグクイーンと二人三脚で工場の再生に奮闘する姿を描いた英国産ハートフル・コメディ。田舎町ノーサンプトンの伝統ある靴工場の跡取り息子チャーリー・プライス。優柔不断な彼は、婚約者のロンドン転勤を機に、田舎を飛び出して羽を伸ばそうと考えていた。ところが、ロンドンに到着早々、父親の訃報が届く。あまりにも突然に工場を引き継ぐこととなったチャーリーだったが、工場の実情は倒産寸前と判明、嫌々ながらも従業員の首切りを開始するのだったが…。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ジョエル・エドガートン、キウェテル・イジョフォー、サラ=ジェーン・ポッツ、ジェミマ・ルーパー、リンダ・バセット 監督 : ジュリアン・ジャロルド映画「キンキーブーツ」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 3, 2013
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恋ひとすじに CHRISTINE☆☆DVDこの頃のアラン・ドロンの圧倒的な美しさは、もうどうしようもないね。映画の内容より、見るだけって感じ。と思ったら、最後にドキ。。初公開日 1959年10月18日アラン・ドロンとロミー・シュナイダーの2大スター共演によるラブストーリー。 キャスト(出演)・スタッフ 出演 : アラン・ドロン、ロミー・シュナイダー、ジャン=クロード・ブリアリ、ミシュリーヌ・プレール 監督 : ピエール・ガスパール=ユイ映画「恋ひとすじに」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 3, 2013
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親孝行プレイ☆☆☆+DVDイケメン二人と優しいお兄ちゃんの3人が、シットコムで共演。これが意外に面白い。演技力はともかく、脚本がいいのかな。笑える。 親孝行とは、プレイだって、割り切る所がいいね。放送期間 2008年10月作品内容 サブカルの先駆者・みうらじゅんの教えの下、親不孝者の3兄弟が親孝行に挑むシチュエーションコメディ第1巻。各々複雑な理由で一緒に家を借りて暮らす3兄弟。ある日、3人の携帯が同時に鳴り出す。それは母親からの一斉送信メールだった。第1話を収録。キャスト(出演)・スタッフ 安田顕 (長男シンイチ) 要潤 (次男ケンジ) 斎藤工 (三男ユウゾー) 監督 : マギー、小池伊織テレビドラマ「親孝行プレイ」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 3, 2013
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ある日どこかで SOMEWHERE IN TIME☆☆☆DVD若きクリストファー・リーヴを見ると、胸が痛む。こんなラブリーな映画にも出ていたのね。この人は、見た目だけじゃなくて、きっと心も真っ直ぐなんじゃないか。そう思えて来る。それでもスーパーマンでは、悪の心に蝕まれる,シリーズ3番目だったかな? あれが一番面白かった。物語って不思議です。このストーリーは、タイムトラベルもの。キアヌ・リーブスのイルマーレをちょっと思い出す。こっちの方が、巡り合い方に手が混んでいる。せっかく新調したスーツが、流行おくれと言われる、その辺がユーモアです。初公開日 1981年1月解説(あらすじ)・ストーリー 母校で初演を迎えていた新進の劇作家リチャードのもとへ現れた老婦人は、金時計を手渡すと“帰ってきて”という言葉を残し去っていく。数年後、再び母校を訪れたリチャードはその町のホテルで一枚の肖像画に心を奪われる。そこに描かれた美女エリーズは、かつての老婦人の若き日の姿だった。日増しに膨れ上がる“彼女”への想いに苦しむリチャードは、ついに時間の壁を越えエリーズと出会う……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : クリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモア、テレサ・ライト、スーザン・フレンチ、クリストファー・プラマー 監督 : ジュノー・シュウォーク映画「ある日どこかで」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 2, 2013
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幽霊と未亡人 THE GHOST AND MRS. MUIR☆☆☆☆DVDこれは楽しかった。レックス・ハリソンがいい男。「マイフェアレディ」の時よりだいぶ若い。たれ目の男性は好みだわ。この頃、幽霊ものが映画が随分出たようで、みんなそこそこヒットしたそうだ。だが、この映画が中ではピカイチだったらしい。ラブコメはこうでなきゃいけない。どんなに辛くても、ヒロインは幸せになる。たとえ、この映画のような氷河期を経験しても。初公開日 1949年4月26日解説(あらすじ)・ストーリー 今世紀初め、若く美しい未亡人ルーシーは姑や小姑との同居を嫌って、幼い娘(N・ウッド)と永年のつき合いの家政婦を伴い、幽霊の出るという海岸沿いの邸を格安で借りる。するとやはり幽霊が出てしまう。だが、そこの以前の持ち主ダニエル船長の幽霊に、気丈なルーシーは驚かず居住権を確保。しかし、亡き夫の資産運営に姑らが失敗し仕送りが断たれ、生活は苦しい。そこで船長は自分の武勇伝を小説に書かせ、彼女名義で発表するよう助言する……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ジーン・ティアニー、レックス・ハリソン、ジョージ・サンダース、ナタリー・ウッド、エドナ・ベスト 監督 : ジョセフ・L・マンキウィッツ映画「幽霊と未亡人」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
May 2, 2013
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不機嫌な赤いバラ GUARDING TESS☆☆☆☆DVDまず、タイトルがいい。邦題が原題を完全にノックアウトしてるね。メチャクチャカッコよかったケヴィン・コスナーの「ボディガード」から、SPものはたくさんあるけど、やはり身を挺しても守りたいという王道のドラマはアメリカ映画のようが自然。これ、岡田君が主演だったら、シャーリー・マクレーンはもっと疳癪を起していただろう。誘拐された彼女の状態は、すごいリアル。ハートフルコメディの中に、こういうシーンが入ると締まる感じがする。初公開日 1995年1月14日解説(あらすじ)・ストーリー 元大統領夫人のテスは、夫に先立たれ、使用人たちやシークレット・サービスにしっかりと守られて暮らしていた。その窮屈さにテスはいつも癇癪を起こし、これまで何人もの係官が更迭されていた。が、大統領にも睨みのきく彼女は、わがままのしたい放題。現警護主任のダグも手を焼いて退職を大統領に直訴するが認められない。互いに反目しつつも彼女は自分を手放さないのだ。そしてある日、ダグが目を離したスキに彼女が何者かにさらわれてしまう……。マクレーン主演のコメディ。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : シャーリー・マクレーン、ニコラス・ケイジ、オースティン・ペンドルトン、エドワード・アルバート、ジェームズ・レブホーン 監督 : ヒュー・ウィルソン映画「不機嫌な赤いバラ」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
April 29, 2013
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お熱いのがお好き SOME LIKE IT HOT☆☆☆+DVD古い映画ですよね。でも、面白い。初めて見ました。モンローの綺麗なこと。。。びっくり。初公開日 1959年4月29日解説(あらすじ)・ストーリー 禁酒法時代真っ只中のシカゴ。ギャングの抗争に巻き込まれ、聖ヴァレンタインの大虐殺を目撃した二人のバンドマン、ジョー(カーティス)とジェリー(レモン)は、ギャングの追っ手をかわすため女ばかりの楽団に紛れ込む。女装した二人はそこで歌手のシュガー(モンロー)と知り合い、ジョーは彼女に熱を上げるが女装のままではどうしようもなく、楽団を乗せた寝台車は一路マイアミへ。しかし、そこにはギャングの親分コロンボ(ラフト)一行も現れた……。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ジャック・レモン、トニー・カーティス、マリリン・モンロー、ジョージ・ラフト、ジョー・E・ブラウン 監督 : ビリー・ワイルダー映画「お熱いのがお好き」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
April 29, 2013
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スモーク SMOKE☆☆☆+DVD ラストはもちろん、「煙が目にしみる」主役はウィリアム・ハートだと思い込んで見始めたら、実は煙草屋の主人が中心だった。とてもハイレベルな小咄で、落語のオチもたいてい気がつかない私としては、ピンとこないラストだった。一番凄いのは、アルバムをみくりシーン。あれは、、、う~ん、素晴らしい。黒人の少年と親の再会。これは、お涙頂戴っぽいね。初公開日 1995年10月7日解説(あらすじ)・ストーリー アメリカを代表する作家ポール・オースターが書き下ろした原作を基に、男たちの中に隠された哀しいロマンティシズムを描いた都会の物語。14年間毎朝同じ時刻に店の前で写真を撮り続けている煙草屋の店長オーギー、彼の馴染みの客で突然の事故により出産まもない妻を失って以来ペンを持てずにいる作家のポール、彼が車に跳ねられそうになった所を助けた黒人少年ラシードの3人を軸に、ブルックリンのとある煙草屋に集まる男達女達の日常を、過去と現在を、嘘と本当を巧みに交差させながら進んでゆく。(allcinema) キャスト(出演)・スタッフ 出演 : ハーヴェイ・カイテル、ウィリアム・ハート、ストッカード・チャニング、ハロルド・ペリノー・Jr、フォレスト・ウィッテカー 監督 : ウェイン・ワン映画「スモーク」この作品情報を楽天エンタメナビで見る
April 29, 2013
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