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ゾンビーグが(ほぼ)全滅したキラードス、00ナンバーズの居場所を知っていると嘘をついてなんとか助かる。あ、オーディンって生きてたっけ。……生きてたっけ?オーディン失脚後、幽閉状態で研究三昧だったガモウ博士、自由な研究環境を得るためにオーディン、キラードスに協力する。キラードスの情報を得に動く00ナンバーズと三つ子の1人シヴァ、奴の昔の実験室で鉢合わせしてしまうのだった。キラードスどうみてもガモウより小者なんだが……運はいいな、こいつ。「頭脳は三つではない」それが三つ子の秘密。キラードスは詳しい説明を、と食い下がるが「もう見つかったのか。あんたは首領の器ではないようだな」冷静に言ってる場合か!ガモウ、あんた共犯だろうが。「研究など生きていれば出来る」「同じ裏切り者の仲間じゃないか。あいつらを倒してくれ」「私は正直な人間なんだ」此処まで来ると清々しいなキラードス。しかし00ナンバーズにとって重要なのはガモウ博士で、キラードスは生きていても死んでいてもどうでもよかった。2人は連れ戻され、キラードスは「秘密」をちらつかせ助命を計る。
2009年07月08日
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三つ子のサイボーグの正体を探ろうとする00ナンバーズ。だが博士も見覚えが無い。001は思念増幅で正体を探ることを自ら志願するが、それは脳に負担が入るため危険を伴った。ああ、001がクールだと安心するな……可哀想だけど。「皆ヒマラヤにいくんだ。そこが奴らの出身地だ」皆でヒマラヤ登山。サイボーグでも空気が薄いのを感じるのか、不便な。彼らは三つ子の地元らしい村にたどり着くが、そこは殆ど部外者が入ってこない閉鎖的な土地だった。……まあ、こんな場所じゃね。「ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァという三つ子のことを知りませんか?」という003の言葉に固まる女。彼女の夫は腕のいいガイドだったが、「呪われた三つ子」に殺された。三つ子の実家は行者で、不思議な能力を持って村人たちを支配していた。そして村人たちをこきつかってウランを掘り出したことから、ブラックゴーストとの繋がりが出来たらしい。結局行者は村人の反逆によって倒れ、三つ子はその仇を討つと村を出て行った。イワンの父は、00ナンバーズ、オーディン、三つ子のサイボーグをも手がけた大物だった。「三つ子の弱点を教えてくれ」と反逆予備軍に唆されるが、どうでる?村人たちは、ゾンビをサイボーグ化したゾンビーグに改造される。うわ、酷い話だ。救いが無い。しかも幼女が鉄砲玉にされるんだぜ、爆弾を埋め込まれて……。衝撃を受けた003、それでもなんとか情報を仲間に伝える。爆弾の有効範囲に入る前に殺さなければ、自分たちが死んでしまう。004は009を止め、自分がこの非情な役目を引き受けた。そしてその爆発は雪崩を引き起こし、村もゾンビーグもそれに飲み込まれてしまう。004はせめてもの追悼に、折鶴を空に飛ばすのだった。
2009年07月07日
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市もたまには足を取られてすっころぶ。母をよろしく、と彼を雇った明石屋の嬢さんは、美しいが義理の父とがんがん張り合う気の強さ。確かに父は全方面に感じが悪い男だった。「おもんさんとやら、おっかさんを大事にしてやんなさいよ」次の出会いは雨の中、市を相合傘に誘ったおもんさんは剣術の稽古に行こうとしていた。男もがんがん打ち据える凄腕だが、その剣には殺気が篭っていた。そして父が殺され、義娘に疑いがかかる。甥も番頭も彼女をさすが、気の弱そうな手代・忠七は「お嬢さんじゃありません」と断言。佐武は義父への敵意を隠さない彼女に冷や冷やするが、まずいことに彼女は左利き、下手人も左利きだった。市は按摩に呼ばれたと称して明石屋に押しかけ、甥に「右頬に」パンチを食らう。江戸時代に左利きってどれだけいるんだろう。ほぼ100%矯正されたじだいなのに。「忠七さんがいれば、おもんさんも立派にやっていけるだろう」佐武におもんさんに対する恋愛感情を冷やかされた市、実際はどうだったのか。しかし「お店のものは誰も信用ならない」と言っていたおもんさんは、「私がやりました」と言われてぐっときたわけで……これはもう認めるしかないな。
2009年07月06日
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首吊り死体は、自害に見せかけて吊るされた密偵だった。阿片を探っていて正体を見破られたのだ。その仕事を受け継ぐことになる佐武、だが敵は彼を疎んじ、病人のいる親分宅を襲い、しくじると通りすがりのみどりちゃんを人質に市を捕らえるのだった。てがかりは佐武が目撃したほくろの男、みどりちゃんはそれが寺子屋の先生にそっくりだと気づく。みどりちゃんがまさか……というだけあって、そんな悪いことをする人には見えない。が、佐武は間違いない、と確信する。先生は剣術ができるという理由で阿片取り扱いの仲間に引き込まれたが、本当はためらいがあった。そして佐武率いる捕り方が雪崩れ込んできたとき、閉じ込められていた人々の下に案内した後自害しようとする。先生は勉強をやり直す、と称して子供たちに別れを告げる。「たいしたお咎めがねえといいがな……」佐武は与力に口ぞえを頼むが、阿片だから難しいかもしれない。しかし佐武が市を助けに行くエピソードとは珍しかった。
2009年07月03日
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001=イワンは実の父の手により脳改造された。母は「私の旅行中に実の子供をモルモット代わりにするなんて!」と反発、イワンを連れて行こうとして夫に殴り殺される。そして博士はそのまま、「黒い幽霊団」に入団してしまうのだった。そんな父でも会いたいのか001.父は、ギルモア博士の誘いを断って組織に残ったのに。そして001は、睡眠状態のまま何処かにテレポートしてしまう。子宝に恵まれなかった大使夫妻、養護施設にもぐりこんでいた001を気に入り、いきなり養子に取ることを決めてしまう。彼の国を戦争状態に引き戻したいNB、001の居場所を知りたいナンバーズとも唖然。「どう説明して001を返してもらうんだ?」「009と003が一緒に行って「私たちの子供です」って言えばいい」003は満更でもなさそう、009は本気でひいてる?001、すっかり貰われる気になっている?だが、親子3人が乗った飛行機はNBに落とされてしまう。そして001は2人を助けるより、NBに乗り込んで父に会う機会を得るほうを選んでしまうのだった。な、なんてこったい……。そして00ナンバーズと敵の首魁との体面が叶ったわけだが……一体何時から立体映像?001が敵のロケットに瞬間移動すればそれで勝負がついたかもしれない、だが001には「悪い父さん」を倒す覚悟がつかなかった。
2009年07月01日
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あんまだと舐めてかかって市に切りかかった渡世人たち、あっさり返り討ちに。それを影から見ている男女。連中は札付きのごろつきで、傷は深いものの市はお咎めなし。気づかず?一人の両目を潰していたことを知った市は酷く動揺する。ごろつきたちを嗾けたのは、昨日のカップルだった、だが何故市にそれほどの怨みがあるのかまだわからない。……あれだけ人を斬っていたら、逆恨みの100や200や300あるだろうけど。市の目は、馬に乗った侍に頭を蹴られたせいだった。子供の頃はそれで非常に苦労をし、大人になると暮らしのために按摩になった。ありえないほど強い市だが、このトラウマは今でも彼を苦しめている。「余計な手間が省けたって、お奉行所も喜んでるんですって」緑ちゃんは単純にその手腕を賞賛するが、同じ盲人を作ってしまったのも辛くてならない。風邪+ただの竹の杖で、市は素人相手に大ピンチ。敵にも味方にも、どうにも不思議。そして「お嬢さん」は、父を殺したのは市じゃないんじゃないかと直感する。え、ただの岡っ引きの娘と下っ引?じゃあなんで50両とか大金持ってるんだ。「お前私が知らないと思ってるんだろう。当時のお父っつあんは世間に顔向けの出来ないことをしてたんだもの。斬られたってしかたない」……納得しました。下っ引きの三次が雇った浪人は、腕と気性から某藩の剣術指南役の座から滑り落ちた男だった。今となっては楽しみは強い相手との立合いだけ。しかし普通の竹杖しか持ってない市と互角……。「斬られてもいいような気がして……でもいざとなると命が惜しいもんだね」そして斬った相手は、市の目を潰した侍だった。当事者たちは互いにその悪縁を知らない。
2009年06月30日
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行き倒れの親子?は、駕籠やに当て逃げされたという。佐武たちでなくとも、女の子がいかにもぐったりしていたら見捨てられはしない。酷く頭を打った童女はとりあえず市が医者の下に連れて行くが、連れの男(父?叔父?使用人?)は姿を消していた。市は治療費を肩代わりする覚悟だったが、幸い医者はそれを心配していたわけではない。いかにも愚鈍で、童女を心から案じていた男はそれきり見つからない。患者のほうは昏睡状態で口が聞けなかったが、何とか目処がつく。「怪我が治って、この子は何処にいけるんだ、市やん」孤児の佐武は既にそこまで気にしていたが、両親だという夫婦が名乗り出てくる。娘のおちいはかどわかされた、昨日の男はその下手人だというが、市は「下っ引きに大事な人質を渡すかねえ」と慎重な態度。自分なんか、この両親は本物なのかとまずそれを疑ったよ。要するに、根のいい下っ端やくざが人質に情を移し、怪我をした彼女を佐武たちに託してしまったのだった。おかげで彼女は助かったが、逃がした当人はどうなったのか?よかった、大怪我したが助かってよかった……!所払いあたりで済むだろうし。誰が見てもやくざに向いてないし、きっちり人生をやり直してくれ。
2009年06月26日
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中仙道板橋宿で、五寸釘を撃つ女。しかし成就を2晩残した状態で斬り殺され、死体は江戸まで運ばれるのだった。だが、足に足抜け防止の刺青があったことから身元が割れる。熱の出たお客に飯を運ぶ女郎、おしの。その客は渡世人の佐太郎、足抜け女郎殺しの実行犯だったが、けちな雇い主にうんざり。おしのが彼の面倒をみるのは「亭主に似てるから」というわかりやすい理由だった。「眉間にほくろがあって、それをいじるのがくせ」、そんな男に佐太郎に心当たりがあった。佐太郎は奴の女房なら仕方ない、と殺される気になるが、おしののほうはそこまで憎めないし敵討をする度胸も無い。おしのの息子は、佃島の船宿に預けられ蜆の行商をしていた。佐太郎は彼女を子供の下に返すため雇い主にたてつくが、たまたま佐武と市も内偵中。おしのが庇ってくれたおかげで逃げ出した佐太郎、彼女に未来を与えると素直に捕らえられるのだった。
2009年06月25日
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美しい女将のおかよと、若い板前の友吉。2人はいい雰囲気だったが、おかしな客たちが女将さんに絡んでくる。板前は彼女の過去に何があろうと付き合う覚悟で話を聞きだすが……。10年前、16で江戸に奉公に出されたおかよ、たちの悪い岡っ引きに目をつけられたことで店を追い出される。そして結局その岡っ引きにいいようにされてしまうのだった。板前は、愛する人の悪縁を断ち切るために岡っ引きを殺してしまう。「友さん、2人で逃げましょう」無宿人である男は1人で不幸を被る覚悟だったが、愛を確認しあった勢いで結局2人で逃げ出す。すぐ佐武に追いつかれたけど……雪だからな。馬に蹴られそうな佐武やんだが、2人を逆恨みの凶刃から庇うのだった。江戸時代は階級社会、無宿人は存在自体が罪。しかし市は佐武に「女将さんの亭主なら減刑になるよ」と知恵をつけ、友さんは過剰防衛扱いで軽い処罰で済むのだった。
2009年06月24日
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捕り方に追われた甲賀忍者2人が、灯台に逃げ込み燈台守親子を人質にとる。さすがの市やんも、「講釈の中にしかいないと思っていた」忍者相手には勝手が違ったらしい。中には油が沢山あるし、小浜灯台の火が消えたら船が困るし、人質もいるし……上役はいかなる犠牲を払っても、なんて気楽なことを言ってるし。まだまだいけてる女房は子供の前でとんでもないことをされそうになるが、相棒の源八はそれを止める。甲賀忍者2人は、盗んだ密書を金に換えるか、甲賀忍者の地位向上に利用するが意見が別れていた……が、それでも機を合わせて防衛。鉄砲隊だのなんだの呼びつけた挙句事態は膠着。一度は表に出てきた甲賀忍者を取り逃がし、もう一度灯台に入られてしまう。源八は非常食を人質たちにもわけてやり、夜になると燈台守の仕事を許す。「もう一人のおじちゃんと違っていい人なんだね」彼には人質親子を酷い目にあわせようという気はなかったが、最後の策を読まれて死亡。太吉坊は「この人はいい人なのに」と市にくってかかる。人質たちが無事でよかったが、なんだろうなこの虚しさは……。
2009年06月23日
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緑の島が、NBの太陽光線でぼろぼろに焼き払われる。調査に向かった009、魚の居場所を言い当てる千里眼少年・チコがいた。しかし、5KM先とかその空間把握能力の方が驚きだ。チコに「両親の仇!」扱いされた009は落ち込む。確かに攻撃したのはNBだが、巻き添えを食らわせたのは確か。003はチコに事情を説明にいくが、信用しては貰えなかった。……でも聞くだけは聞いてもらえたのは、若くて優しそうな女だからだろうな。チコは憎しみから超能力を増大させ、009を付けねらう。NBのバック付とはいえ、001と張り合ってしまうチコ凄いな。結局NBの武器を見て、あれが親を殺したと理解するわけだが……説得や情で理解してもらうのはやっぱり無理か。そしてチコは本当の仇を殺す。「僕こそ勘違いしてごめんね。えへ」ですむのか?チコは憎しみの心と同時に超能力が消え、長の養子となりただの子供として生きていく。
2009年06月19日
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何故009に勝てないのか。手を変え品を変え、奴より強力な敵も送り込んできたのに……。お前らもういらね、死ねと言われた幹部たち、まさに背水の陣。そして目をつけたのが、009のレーサー時代のライバル、マイティだった。何も事情を聞かずジョーたちを見送ってくれた、いい奴だったのだが……。事故の話を聞いた009と002は大慌てでお見舞いに行くのだが、マイティの身柄にはもう異変が起こっていた。マイティはサイボーグになっていた。サーキットでの戦いは生身?での戦いとなるが、やはりマイティはレーサー、「人間として、マシンで勝負をつけたい」お前、とにかくジョーと走りたい一心で、サイボーグとかそういうのどうでもいいのか。しかし、(本命は009とはいえ)気絶している002を無視する連中って何を考えてるんだ。まともに戦ったら002のほうがお前より強いに決まっているだろう。爆弾が爆発する!と002に知らされながら、ゴールに疾走する二人。狙っているタイムなら、ギリギリ間に合うが……。「勝った!全て終わった!」レースはマイティの勝利。「これで決着がついた!嬉しい!本当に!」マイティは、ジョーの車から(だけ)爆弾を外していた。「俺はジョーを破るために生まれてきたようだ!ありがとう!」それを知らぬジョーはゴール直後に車から飛び降りたが、マイティは愛機と運命を共にする。
2009年06月17日
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俳優として名声を得ていた時代を思い出している007.002がウェールズの首相を助けたと聞いて大喜びするが、助けてお仕舞ってわけじゃない。誘拐を阻止したとはいえ、事件はこれから。友人のランドルフかと思ったら、息子のビクターのほうだった。いやあ、月日が流れるのは長いね!それとも007が自分の齢を忘れてんのか?ランドルフは脳に腫瘍ができ、ほっておけば半年の命。息子は芝居を諦めて入院しろというが、当人は死んでも演じて見せると主張。結局007が代役に立ち(そっちなら構わないのか……)、舞台は恙無く終了する。ビクターはNBに関わってしまっていた。そうすれば父の病気が治ると思っていたわけだが、その父に「演技」をあっさり見破られてしまう。ランドルフは息子を操る糸を断ち切るため、自らの胸にナイフを突きたてた。……息子より一段も二段も役者が上だった。そしてビクターは、命がけで「己の役」をやりきる。
2009年06月16日
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サファリパークのライオンのボス、バルバがNBに誘拐され、人工頭脳を埋め込まれる。目的は無論、自分たちの兵隊にすることだが、バルバは自分の意思に目覚め、動物たちを示唆し人間たちを襲うようになる。なんかすごい久しぶりだな、008.久しぶりにアフリカに里帰りした彼はライオンの群れの様子を見に行くが、動物たちの氾濫に巻き込まれてしまう。そして騒ぎは、世界中に波及しつつあった。002はいきなり銃を抜くが、008の同僚に止められる。この状態でそんなに落ち着いていられるとは凄い。そしてバルバは、001を通して「この自然保護地区から人間は出て行け」と通達してくる。知恵があるだけあって紳士的だ……と思ったら、子供を人質に連れて行った。動物たちの意思を尊重すべきか否か、008と002で意見が対立。そっちは話し合えば済むことだが、世の中には002より強硬な人間なんて幾らでもいるわけで……。そして自体は確実に悪化していく。人間と動物の全面戦争を阻止するため、バルバとタイマン勝負をする008.だが、バルバは008を撃とうとしたNB構成員に反応した。「バルバ、しっかりしろ。お前、オレを庇ったのか」なんかなあ……008の主役回は何時も重すぎるな。
2009年06月15日
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冬季オリンピックの観戦の009と003、行きの飛行機で偶然選手団を一緒になる。「そんなことよりフランソワーズとの旅行が嬉しい」だったらそれをそのまま口に出してみてはどうかな。しかし飛行機は墜落、爆発こそしなかったものの、乗員・乗客とも酷い有様。009は一人救援を呼びに行き、003は比較的元気な乗客と、怪我人の世話。しかしまともな救援キットもなく、次々と死者が出る。飛行機事故は事故ではなく、NBの実験のための人員集めだった。しかし、バリバリ戦闘用の009でも梃子摺るんだぞ……生身の人間じゃモルモットにもならないだろう。汎用サイボーグの一人は009に捕らえられ、状況を吐かされるが「どうせ同じ身の上だし」と見逃してもらう。人質を盾に009を撃つよう命じられた003、「彼なら加速装置で避けられるわよね……」と思って撃つが、009の加速装置は故障していた。009は見事打ち抜かれてしまうが、先ほど逃がしたサイボーグ、メガロに助けられる。生き残りの救助者は、何処に逃げ込んだかわからない。00ナンバーズは上空から二人を探していたが、広いし視界は狭いし、どうにもならない。「003、俺は何も恩義だけで君たちを助けたわけじゃない」009を撃ったことで落ち込む003を激励するメガロには、恋人を疑ったことから悲劇を招いた、苦い過去があった。彼は009にエネルギーパックを渡し、死亡。怒りの009は手負いのまま敵を圧倒した。……ここまで楽勝だとそれはそれで複雑な気分になる。
2009年06月12日
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市の昔語り。長万部の盲目の狼、シャマイクルに500両の賞金がかかる。それだけあれば長崎で異人の目医者にかかれる、というわけで大雪の中でかけていった市。こんなに強い人が、あっさり泣き言をいうのってなんか凄いな……。しかしシャマイクルは流石に強く、市以外のハンターは全てあっさり返り討ちにあう。というか狼とタイマン張れる人類なんて滅多にいないだろう。シャマイクルを見失った市はアイヌ人の老人の家に止めて貰うが、そこで聞いたのは、シャマイクルが追われる理由とその哀しい境遇だった。市はすっかり戦意をなくし、諦めて山を降りようと決めるが、爺さんは「シャマイクルが可哀想だから殺してくれ」と彼に依頼する。爺さんも死にたかったが、シャマイクルのためには死ねなかった。シャマイクルが守る墓場で、市はその名を呼ぶ。殺す気はなかった。でもシャマイクルは確かに生きていたくなかったのだった。色々酷くて無粋なツッコミを入れたくなるが、それをシャマイクルは望まないんだろうな。しかし……人間ってのは業が深い生き物だ。
2009年06月10日
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土佐衛門縛られた女だった。酷い話だ。どこかの大店のお嬢様風だが、市は仏が伽羅の香を身に着けていることにきづく。しかしその晩のうちに死体は奪い取られ姿を消すのだった。あやしい奴らが逃げ込んだのは、天下の名刹。佐武は寺社方に捜査を願い出るが、……まあ無理ってことのほうが多い。そもそも世の中には、寺社方も手を出せない寺さえある。捜査に行き詰った佐武は被害者の身元調べを優先することにするが、こっちもうまくいかない。……さっきちらりと「大奥で権勢を誇る姪」とかいう単語が出てきたな。器量を見込まれて大奥に上がった娘のおなみではないか、という夫婦登場。大した身分ではないが、上様の目に留まり「おなみの方様」と呼ばれる身分になっていたという。ここまでくると、まあ話は読めたな。でもどうやって立件すればいいんだろう。「佐武やん、こんなことで挫けちゃいけねえぜ。世の中にはまだまだ割り切れないことが沢山あるんだ」
2009年06月09日
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歓楽街でカジノに興じる00ナンバーズ.……予算は?金持ってるの?仕事の一環だからイカサマをやってるのかもしれないけど。シモーヌという爆乳女に声をかけられた007、喜んでついていく。002もついていく。……何時になく声が弾んでた。やっぱり胸か?後姿ってことは胸か?畜生男ってやつは。しかし大勝ちしてるところに派遣されてきただけあって、彼女は凄腕のギャンブラーだった。006、007はカジノを仕切るバラードを狙った少年を連れ帰る。やっぱりこの国はおかしい、ということで仁義なきイカサマ合戦が始まるが、007が誑かされている状態で大丈夫なのか?しかし何で009は学生服なんだろう。皆金持ち設定なのに。……つかお前齢幾つ。すっかり任務を忘れてずーっとカードをやってた002、せっかくのロイヤル・ストレート・フラッシュを駄目にされて怒り奮闘。凄い集中力だとは思うが、付き合わされた奴は気の毒だ。24時間ぶっつづけ?シモーヌは同盟国から送り込まれた情報部員。いい女だったな……007をふる際の台詞まで余裕ばりばりだった。
2009年06月06日
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毎年同じ日にアルプスに登る007、だが親友のクレイマーは一月前から姿を晦まし、まだ子供の弟子・リトルがやきもきしながら彼の訪れを待っていた。まあそのうち帰ってくるだろう、と呑気に構えている007は一人で山登りを決行。役者時代の007は、親友のヘンリー・ブラウンとハムレットの主役を奪い合った。勝者はブラウン。どちらが勝っても悔いはない、と割り切っていたはずの007だが、酒に逃げブラウンに引っぱたかれる始末。そしてブラウンはアルプス登山を提案、ハイになった007は再起を誓うが、ブラウンは事故にあい町には戻れなかった。そして007は「ライバルを殺した」疑いをかけられ、失意のまま「黒い幽霊団」に。……最初から仕組まれてたんじゃないのか、それって。今回の敵って、平成版に出てきたサイボーグ0012?と同じデザインだな。デザインだけ流用したのか?「オレはこの醜い体が嫌いだ。お前たちを倒せば元の体に戻れる」と聞いた007、敵をクレイマンだと直感、仲間に脳だけは破壊しないでくれ、と頼む。……最悪、同じ姿でロボット化するという手もあるしな。そして、彼を改造し、操っていたものこそヘンリー・ブラウンだった。死に損なったブラウンは「二人が共謀して自分を殺そうとした」と思い込んだ。そして顔に負傷したことから、役者の夢を捨て、最近N・B入りした。いや、信じてやれよ……というのは言いすぎか?不慮の事故?から心が捻じ曲がった男はあくどく利用した相手に逆襲されて死亡、クレイマーは元の体に戻る。「ブリテン、オレは心苦しいんだ、リトルを騙していることが」それより我が身可愛さに友人を殺そうとしたことをすまなく思え。
2009年06月05日
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隅田川に、首のない死体が「たびたび」上がる、誰かが死体の捨て場にでもしてるのか?皆痩せこけ、何故か刺青が入っている。市は痩せこけ、犬に追われる男を拾い、飛び掛ってくる畜生どもをあっさり両断。続いて追ってきた侍たちは適当に誤魔化そうとするが、結局血痕に気づかれてしまい(夜なのに……?)纏めて叩きのめす。刀鍛冶の弟子だった彼は一月前に「神隠し」にあったのだが、結局助からなかった。そして彼が偽小判を持っているのを知った佐武は、「彼は首なし死体にされ損ねた」と気づく。佐武が目をつけたのは、川沿いの越後やのお屋敷。大当たりの上に、同心が裏についていた。これは上の指示を仰がないと無理。しかも、この事件にはまだまだ裏があった。
2009年06月04日
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同業者たちに絡まれた市、返り討ちにするのは簡単だがしない。連中の気持ちもわかるから。病気の親分にかわり、瓦職人の葬儀に出席した佐武、その死因に不審を擁く。ただの落下事故に見えるが、本当は飛び道具にやられたのではないのか……?いい年した見習いの畳職人伊助、元勤番だが藩が潰れ、町人になった。最初は誤魔化そうとしたくせに素直に素性を喋ったな。職業殺し屋……?でも、狂犬に絡まれた通りすがりの女を助けるのは、悪人じゃないね。伊助の娘おつるは、17のとき父親に売られて女郎になった。父はそれを救い出すために盗みを働き、以来ずるずると罪を重ねていく。そして自分にたどり着いた佐武に、「娘を請出すまで待ってくれ」というが、いや、そんな汚い金で……。「約束を破ったな!卑怯な下っ引きめ!」いや、あんたが勝手に言い捨てただけじゃないか。一晩娘と過ごしてから捕まるつもりだった伊助だが、佐武の報告を聞いた同心は(佐武の身を案じて)捕り方を動かし、逆上した伊助はそれを大量に殺した挙句捕まる。娘は岡場所に逆戻り。佐武が荒れるのもわかるが、でも、人を殺した金で娘を請出すというのはやっぱり違うと思う……。
2009年06月03日
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世界中で、コンピュータ技術者が失踪する事件が続発。それくらい自分ところで育てろよ……!いなくなった中には、003の旧友・カトリーヌの婚約者・フィリップもいた。ターゲットがやってくるまで、パリの街をデートの009と003.博士はオペラ座のチケットを用意してくれていたが、003は夢が絶たれたことを考えちょっと欝。しかし、「恋人同士に見えるかしら」「見えるだろうね、きっと」隣の男は人生狂ったおかげでゲットした戦利品だぞ。ちょっと浮気癖が酷いけどさ。昔の馴染みの店に009を連れて行った003、カトリーヌと再開。友人がいきなり失踪、探し回った挙句ふいに戻ってきましたなんて喜ぶと同時に怒り狂うんじゃないだろうか……普通。記憶が枯れかけているから懐かしさしかでてこないのか?カトリーヌもバレエをやめていた。「私に責める資格はないけど、貴方にはやめて欲しくなかった」……確かに003が悪いわけじゃないな。運命の悪戯というやつだ。しかし友人が消えた→事故にあって、怪我はたいしたことないけどバレエへの情熱を失った→そのとき助けてくれた人が心の支えにこっちも失ったからこその幸せなのか。フィリップは運と度胸で、ぼろぼろになりながらカトリーヌの元に帰ってくる。「君に会えたんだからこれくらいどうってことないよ。それより警察に……」うん、いい根性だ。カトリーヌたちは、追っ手と撃ち合いを始めた003たちを情報部員の類だと思ったんだろうが、現実はもっと過酷だった。009がいるからいいじゃないか。これまでになく恋人気分でべたべたできたからいいじゃないか。そう思わないとやってられないな、本当に……。
2009年06月02日
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横浜港に入港するはずだったタンカーが転覆。娘に会えるのを心待ちにしていた船長は、戻れなかった。同じような海難事故が頻発、00ナンバーズは001の起きるのを待っている状態。一人探索に出た009は、小さな女の子が花を摘もうとしているのを見かけて声をかける。その子は船長の娘・ちえみで、父の沈んだ海に花を捧げようとしていたのだった。そして二人は、果樹園荒らしの濡れ衣を着せられた口下手な少年・つとむと出会う。ついつい無理解な大人たちを突き飛ばし、連れて逃げちゃった009だけど、地元の子だったら余計厄介なことになるかもしれない。しかも今度は東京湾で沈没事故が起きるし、刺客はやってくるし……。一般人とやたらに絡むもんじゃなかったな、巻き込んでしまったよ。「ジョー、お前には借りがあった ちょっとした親切が嬉しかった」そういって人質を解放した悪の巨大ロボット、だが009は奴が何をいっているのかわからない。つとむはN・Bのサイボーグだった。戦いたくない二人、だが彼の境遇がそれを許さない。ちえみを助けるため「本当の子供のように育ててくれた」情報員ゴルグを殺してしまったつとむ、自分の分身たるロボットと自爆。「さよなら、ジョー。友達になりたかった」
2009年06月01日
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人呼んで義賊「稲妻小僧」。追われている最中、市の鼻緒を挿げてやる余裕を見せる。市はなんとなく「コイツがそうかな?」と気づくが、「貴方様もお気をつけて。まだ捕り手がうろうろしてますから」。「稲妻小僧はおいらのうちにお金をくれたんだぜ。盗人じゃないよ」筋が通ってるような、視界が狭すぎるような……子供だから仕方ないけど。「そんな奴をありがたがる奴がいるってのが情けない」「泥棒が人気者ってのが世の中間違ってるぜ」佐武のこれは間違いなく正論だ。某藩の留守居役とお納戸役、使い込んだ金を稲妻小僧の仕業にし、ついでに忠義者を始末しようとする。世の中悪知恵の働く奴がいるもんだ。本物の稲妻小僧は下っぴきとつるんでいた市に接触、情報を得て上屋敷に忍び込むが……。「稲妻小僧は、あまり世の中がいい加減なので天が寄越したお使いだったんじゃないかね」それは明らかにいいすぎだが、でも……うん、二人の間柄に免じるべきだろうな……。
2009年05月29日
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市が強いせいか腕前がぱっとしなく見えた佐武、一人で「佐渡金」と呼ばれる悪党を捕まえる。佐渡金山で労働者を煽動したという佐渡金、奉行所により佐渡に送られることになるが、手下が大勢いる彼はけろりとした顔。佐武は秘密の護送役として、半月の出張を命じられる。腕を見込まれたんだろうけど、大変な役目だな。佐渡金も佐武と同じ孤児、でも「そんな身の上だから幸せそうな奴らが嫌い」と公言されて苛々。確かにみなしごが皆こんなだと思われちゃたまるまい。口縛っとけばいいんじゃね?と視聴者は思うが、佐武はそれでも雪が降れば着物を差し入れてやる。雪山で囮駕籠が皆殺しになっているのを見た駕籠かきたち、恐怖に逃げ出してしまう。佐渡金は諦めてお前も逃げれば?と大笑いするが、佐武は一人でも彼を引っ張っていこうとする。佐渡金の子分たちは佐武を脅すつもりで銃を撃つが、そのせいで雪崩が落ち、肝心の佐渡金が落下して死に掛ける。これをきっかけに、「獣」と言われた男の心に変化が現れるが……。物語は佐武一人でもちゃんと回せることが分かったが、何この市の桁外れの強さは。「何年あとかしらねえが、何時か又江戸の町で会いたいぜ、下っぴき」両者の間には確かに友情が芽生えていたが、結局佐武は奴を逃がさず、佐渡金こと常五郎は逃げずに終わる。まあ似たような内容の時代劇は色々みたことあるような気がするが、これくらい密度と説得力があるものはちょっとすぐには思い出せないな、凄かったよ
2009年05月28日
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豪華客船フェアリー号から海に下りていく乗員たち。それきりフェアリー号は行方不明になる。「003、おぬし2,3kg太ったな」本当だとしても黙っていてあげなさい、007.009も一緒なんだから。フェアリー号に乗り込んだのは002.003.007.009の四名。だが船は無人で、あちこちに死の罠が仕掛けてあった。船を操っていたのは、取り残された四人の子供たち。だが、大人たちが何故連れて行かれたのかまだわからない。009はこのまま敵陣に乗り込もうと提案するが、博士は「話が上手く行き過ぎる……」と不安を感じていた。敵の博士の名前がレミングなのは、集団自決のイメージか?
2009年05月26日
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大当たり千両という富籤が話題に。一枚一分か……佐武が皮肉をいうのも無理はない博打性の高さ。二人で一枚購入、ってケースもある。当たりくじは、へはちょっと……というわけで最後まで残っていた「への六番」。選ばなかった市はいいんだよ、お布施だからとあっさりしていたが、半分の確率だったと知ってもそう言えるのか?あたったのはその日暮らしの貧乏人二人、だが名乗り出たその結果殺され、籤を奪われる。両親を殺された子供のため、佐武は事件解決に駆け回るが籤を売った男も口封じに殺されていた。佐武はなにやってんだ、と思ったら寺社奉行に話を通してたのか。そりゃそうだ。しかし子供を敵討に同行させる市は厳しいな。これから一人で生きていくには、これくらいできなきゃいけないのか……。
2009年05月22日
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医者ばかり次々に斬られてその数既に五人。全員長崎帰りの凄腕、同じ条件のものが後二人いる。佐武はそのうち一人の家を見張っていたが何の役にもたたず、最後に残ったのは北辰流の使い手でもある北岡のみ。しかし師匠は容赦なく弟子たちをこき下ろしたな。按摩として北岡に近づいた市、手術をすれば目が見えるようになる、勉強になるからよかったらただで診させてくれと申し出られる。普段は飄々とした市だが、この話には動揺せざるをえない。しかし勘では北岡は悪い人間ではない、ので手術をしてもらうことに。でも御典医のオペ室を貸して貰うとか、氷を用意して貰うとか、なんか話が大きくなってきた。手術は成功するが、絶対安静。しかし佐武が倒され、先生は撃たれるも急所は外れる。友情と恩義のため、せっかくのチャンスをふいにした市はいい男だな。「たとえ目が開いたところで、佐武やんがいない世の中なんてつまらねえ」そして北岡は御典医候補となる。
2009年05月21日
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すりに間違えられた、とサメザメなく女。若くて綺麗だからと周囲は皆その味方をするが、本当におとなしい女がいきなり着物を脱ぎだすか!どう見たってあばずれだ。結局悪者扱いされ、財布を取り返せず身投げをした手代はさぶに救われるが、財布は取り戻せるのか?「可愛い子に限って気立てが悪い」女の子の前でそういうことは言わないほうがいい。お前は顔が悪いか性根が悪いのどちらかなのか。「ミイラ取りがミイラにならないようにね」とか言われ……いやこの時代にあるのかそういう格言。件の女すり、おきょうはさぶの昔馴染みだった。当時から嘘つきだったんじゃにか?というのは穿ちすぎか。しかし10年ぶりくらいなのに、お互いよく一目でわかるものだ。「俺はお前みたいな悪党になれなれしく呼ばれる覚えはねえぜ!」石森ヒーローは女に甘い、というイメージなのでいきなり罵倒に驚いた。でも日々の牢屋通いで恋人を泣かせるあたりはやっぱりだった。「みどりちゃんはなんでわかってくれないのかな」おきょうは比較的素直に罪状を認めるが、仲間については吐かない。軽い裁きで娑婆に戻るも、待つのは、「一味に残る」「佐武の命と引き換えに足抜け」の二択。「あんたのおかげで佐武ちゃんは随分と評判を落としてるのよ!礼をいうくらいなら二度と近づかないで!」恋敵を言いたい放題罵るみどりだが、おきょうは命がけで佐武の元にたれこみにやってきたのだった。みどりは反省して市に伝言を伝え、おきょうはなんとか助かる。「女っていやね」「もういいよ、……それよりおきょうちゃん何処まで行ったかな」お前もちょっとは反省しろ。
2009年05月20日
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サッカーの試合を見に行く009たち、お目当ては子供好きで慈善かとしても知られるブラックサンダー。ベッカムって選手じゃなくて、相手チームの名前なのか。圧倒的な能力をみせつけるサンダーだが、敵をけちらしっつーか病院送りにする様子に、009は不審を抱く。つか、ラフプレーばかりなのに黄紙の一枚もつかないのか?普通正義ポジションだが、こっちが悪役なのか……。009と003の後をついてきて、サンダーの真実を知ったジェット、憧れていただけにがっかり。事故で病院に運ばれ、気がついたらサイボーグになっていましたならよかったのに、悪魔の囁きに耳を貸してしまったのか……。「そんなにしてまで名声にしがみついていたいのか」なんとでもいえ、金があればオレの弟は死ななかったんだと居直るサンダーだが、そもそも誰が何故自分の足を手術してくれたと思ったんだ。ただの行き過ぎたファンだとでも思ったのか。サンダーは思い切って秘密を明かそうとするが、009に止められる。そして現役を引退、後進の指導に生涯を捧げた。
2009年05月19日
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顔も知らぬ父の夢を見る009.仲間は原子力潜水艦の連続失踪で盛り上がっていたが、一人だけ出かけてしまう。で、何故少年院を訪ねるんだ。孤児院じゃないのか。たまたま「ハーフの子を探しに来た男がいた」と聞きかじるが、無論何処の誰かわからない。009の旧友でハーフのシローは、エネルギー研究所の技師になっていた。「みんな君のおかげさ」ヤンキー仲間だったのか。二人並べてみると元ヤンには全く見えない。009のおかげで父の形見のナイフを汚さずに済んだシローだが、研究所がN・Bに襲われ、儚く命を散らすのだった。基地に戻った009は皆に叱られるが、頭の中は敵の大将のモンタージュで一杯。それは瞼の父にそっくりだった。……多分、子供の頃一度会ったことがあるんだろう。二人一組で行動だっていうのに、009は003との同行を拒否。お前女の子相手にその態度はなんだ、と皆怒るが、009は勝手に飛び出してしまう。わざと敵に捕まった009、「これが僕の父さん?」と敵前でもじもじ。どう考えてもいやな奴だが、それでも説得しようとするのは自分の親だと勘違いしてるから……って可哀想というより痛いな。騙されてるわけじゃなくて自分でそう決め付けてるわけだから。「父さん、やめろ!やめてくれ!」「このナイフは……」「私は悪い父だった、でもお前を捨てたくて捨てたわけじゃない」でもあなたの息子は貴方のせいでさっき死にました。……そのオチだとは思ってたけど、ナイフのせいで息子と間違われました、とはなんてこった。
2009年05月09日
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隣同士の二つの国がともに祝うカーニバルの最中に、テロが起きる。たまたま00ナンバーズも紛れ込んで騒いでいたが、いきなり手榴弾にマシンガンじゃどうにもならないか……。「ともに繁栄の道を歩もう」と仲良く語っていた両国だが、これを機に戦争に突き進んでしまうのか?300年前、1人の若者が勝ち取った平和を護るため、大統領は国王の息子に己の政治生命をかける。オスカー少年が親書を持って帰らねば……ってやっぱりメロスなのか。戦争を回避するため、009たちはオスカーの警護をする。003のセンサー能力が大活躍。しかしオスカーは負傷、007が代わりに……っていいのか?事情が事情とはいえ、これって詐欺だと思う。
2009年05月08日
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レスラー出身の独裁者リンガルが支配するリトランド王国、そこでは15歳になった若者は全てサイボーグ手術を受けさせられ、戦場に送られるというサイボーグ法案が可決されようとしていた。飛行機で太平洋を越そうとして燃料不足で落下したポールはサイボーグたちに拾われるが、同士を置いて逃げてきたことを後悔する。国民を勝手にサイボーグにするなんて許せん、と言われて博士ちょっと渋い顔。「すいません、そんなつもりでいったんじゃ……」もう一つの問題、それはゲリラのボス、ジャコブがサイボーグを憎んでいること。瓦礫の下から助けてくれたのは怪力サイボーグの005、これは中々複雑だな。サイボーグの力を借りなければ独裁者ヤコブを倒せない、おまけにサイボーグの凄さを延々見せつけられるわけだ。散々助けて貰いながら、ジャコブはサイボーグの手助けを拒絶。むかつくが、影から手を貸してやることにする……が、サイボーグたちを捕らえたリンガルは、005の肉体美に目をつける。なんか003の肉弾戦って始めてみたような気がする。ジャコブは005の誠意にサイボーグ嫌いを克服、国に平和が戻る。
2009年05月07日
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009のスポーツカーに勝手に乗って寝ていた美女。それはただの観光客キャシーと自称するが、実はお忍び旅行に飽きて逃げ出したキャサリン王女だった。軽い気持ちでジョーとのデートを楽しむ彼女、だが命を狙われる。でも「もう夕方だし帰ったほうが」という009に「まだもうちょっと……」というあたり懲りてない。お迎えが来て泣く泣く帰った彼女が王女で、父王が急死したときいた009は、新聞記者に化けてモナミ王国に潜入する。事件の黒幕である叔父殿下は、ネオ・ブラックゴーストと繋がっていた。将軍や女官頭、侍従医など他メンバーはまともな感じなのが救われるが。「ジョーと王女、いいムードなのよ」二人のラブシーンを演出した挙句、仲間に危機として報告する007は003に殴られてもいいと思う。「ありがとう007!」って顔してた009も。ジョーが彼女持ちと知らない女王陛下は仕方ないけどさ。
2009年05月06日
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砂漠を渡る一家、オアシスで一休み。しかし悪い男に、赤ん坊を乗せたらくだを奪われてしまう。しかも国境を越えたというので、赤ん坊も母親も国境警備兵に撃ち殺されてしまう。妻子を殺された男・サハールは、これが仕組まれたこととも知らず、武器密輸に手を貸すのだった。「戦争が始まったら多くの命が奪われるのよ?」「それがオレの目的だ!」そんなことしたら皆貴方と同じ不幸を味わうじゃないの、という003の意見は超ごもっとも。しかも彼が発信機、と言われて持たされた角笛は時限爆弾だった。確かに救出口封じの方がてっとり早い。これが奴らのやり口だ、妻子殺しもそいつらの企みだ!と畳み掛けられたサハールはあっさり納得、武器工場にサイボーグたちを案内する。どこまで単純……。妻子の敵討のためならどんな犠牲も厭わぬ単純男サハール、009たちとわかれ敵ボスの元に。ほっといても基地は爆破されるというのに、命がけの銃撃戦を繰り広げる。普通?此処で壮絶な戦死を遂げるもんだが、009は彼を無理やり連れ帰る。ドルフィン号に乗り込もうとするサハールが背中?を撃たれるシーンで、「ちょっとまて009(と脚本家!)と叫んだのは自分だけか?
2009年05月05日
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祖父の仇はサイボーグたち、と吹き込まれた少女リーズは人間爆弾としてギルモア博士の懐に。彼女の祖父、カッセル博士は組織からサイボーグ戦士を匿ってくれた恩人だった。しかし彼の息子夫婦はとばっちりで死亡。博士はせめて、残された孫娘の世話をしようとする。回想のリーズは全くの子供だった。10年くらいたってるのか?「サイボーグのオレたちと一緒に暮らしてもいいことないぜ」002たちは単にそれってどうなの?という態度だが、003はあっという間に彼女の体に気づく。「私は黒い亡霊が憎い。だけどそれ以上に貴方たちが憎いのよ!」その理屈はわかる。祖父の直接の殺害犯は誤解だが、「家庭の破壊者」だったのは確かだ。リーズは博士たちと一緒に爆死する覚悟だったが、「私は仮にも君の親代わりじゃないか」爆弾人間だとわかっていたけど、それでも一度結んだ縁を切ったりしない、と言われ博士に対する悪意を解く。予告を見たときは005が中心かと思ったが、どちらかというと008が美味しかった。爆弾を抜き出されたリーズは第二の人生に向かうが、所縁の土地に帰って大丈夫なんだろうか。
2009年05月03日
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田辺博士の研究が、N・Bに狙われる。彼が出席する世界平和会議に向かう00ナンバーズだが、昔個人的に博士に世話になった009は、1人だけ博士の自宅に向かう。昔ちょっと面倒を見てやった不良少年が立派になってやってきた(スーツ姿でいい車に乗って、言葉使いもしっかりしてる)のに、なんか感動が薄い博士。009は、博士が誰かに見張られていると感じる。009と親しかった?ゆりお嬢さんは事故で入院、人嫌いと称して面会謝絶……なんだそりゃ。夕暮れの中、彼女との思い出に浸っていた009、松葉杖のゆりと再開。だが二人のあれこれはしっかり見張られていた。ギルモア博士は「研究の完成を暫く見合わせてくれ」と慎重論を唱えるが、田辺博士は無論、00ナンバーズも「ちゃんと護衛するのに!」と反発。不良少年にがんがん物を言っていたゆりだが、すっかりふわふわした根性なしに。「君より不幸な人は沢山いる」ホテルで昼夜諜報活動を行っている間に、精神的浮気をされている003も不幸だと思うがな。真っ当な理由で003が現場にいない展開に泣いた。
2009年04月30日
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ネオ・ブラックゴーストに日本のアジトがばれる。ばれるって、全然隠してないだろう?始終科学者仲間から連絡が入るじゃないか。博士は新しい研究所を作成済みだったが、003に早速「移動中は丸腰じゃん」と突っ込まれる。006は接近でしか使えないか。005もそうだけど、防御力もあるからまだいけるか?駄目か……。003と留守番役の008は今回戦力にならないのか?と思ったらここ崖の上だった。センサー役の003が一番役にたってるが、「余計なことをしちゃったかな?」いや、余計なことをしたのは009に004の見せ場を奪わせた脚本だ。此処までかっこつけて馬鹿みたいじゃないか。敗北の理由は「チームワークを見落としたから」。なんか悪の総統様の口から出てくるとは思えない単語だな。そして最後の締めが001の超能力だったのが……そりゃ普段は寝てる設定になるわけだ。毎日一時間でも起きていられたら、物語が破綻する。
2009年04月24日
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ネオ・ブラックゴースト始動。トップは3人、2人が了承すれば作戦承認という、わりと合理的な仕組み。しかし原子力発電所に飛行体を落としますか!派手だな、ある意味見直したよ!と思ったら、目的は身代金のウランだった。ウランって多分産出国の一存では渡せないよな。国連決議とか必要になるような……。00ナンバーズは無論解決に動くが、敵に動きが筒抜けになっていた。……古巣なんだもんなー。でも007の変身はフォロー仕切れなかった。うわあ、00ナンバーズが世界の1/3を吹っ飛ばすところだったよ!008にメカの知識があって助かったけど。そういえば大卒って奴くらいしかいないっけ……って普通の大学では教えないけどな!爆破スイッチのリセットとか!
2009年04月17日
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恐竜復活って平成版でもあったな。同じ話?ブラックゴースト時代、ギルモア博士と一緒に仕事をしていた博士が恐竜ディノニクスを撮ったフィルムを送ってくる。生け捕りにしたいから手伝って、と言われ004と008以外は大乗り気。二人とおねむの001を留守番に、うっきうきと恐竜見物に出かけていくが……「浪漫だなあ」で本当に済むのか?平成版はひっでー話だったぞ?「おびき寄せるのに餌が必要ね」酷い、酷いよ003!「私たちがいるから大丈夫よ」今日、君キャラ違わないか?これはこれで可愛いけど。生け捕りは根気の勝負。003の寝ずの番を替わってやる002いい奴だな……と思ったら、003は009と寄り添って……おいおい。002は003を好きなんだと思うと泣けてくるわ。普段わりとからっとしてるのに今日に限っていちゃつかなくてもいいじゃん!あ、007が食われた。加速装置で助けてやれよ!噛み砕かれたらどうするんだ!しかし四足の恐竜なのに二足でこの高速歩行か。平成版とほぼ同じ話、しかし毒が薄い。なんか物足りない。
2009年04月16日
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モナコグランプリを観戦後、昔の恋人(というかグルーピー)マユミを助けた009.彼女は追われる身だった。未練たらたらなのは、別れたわけじゃなくていきなり消えられたからか?ホテルに会いに来たマユミは、レバンという科学者を情報部から助けてくれと頼む。ああ今はその人が好きなんだね、と思いつつも、009は危険な砂漠越えをOKしてしまう。……なんか、やらないほうがいいという空気をひしひしと感じるが……。銃以外では戦わない009.だってサイボーグだって知られたくないから。しかし足を負傷したレバンは心身ともに衰弱、敵はどんどこやってくる。そしてマユミは、ジョーがサイボーグだとわかってたから声をかけた、と口走ってしまう。……あのな、昔の縁だから助けてくれたんだよ。もう知らない、勝手にしろと言われたらどうするんだ。レバンはちゃんといい人だし、今の男を命がけで護ろうとしたマユミを100%否定しようとは思わないが、正直ほっとけと言いたくなった。つか本当フランソワーズがいてよかったな。「こっちももう、金髪で美人でプリマドンナの恋人がいるからいいよ」というニュアンスに見えたぞ、マユミの覚醒シーン。
2009年04月13日
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ギルモア博士の友人アスターシャの招きにより、海上ユートピアに遊びに行くことになった00ナンバーズ。「じゃあうちの潜水艦でいくよ」って凄いぜこの世界の科学者は。同じく呼び出されたゲバルト博士は妻・アスターシアをモデルにした美しいロボットを製作、「私のロボットは人間以上、サイボーグ以上だ」との弁に004はむかっ。博士は青春時代を思い出しでれでれ。島は浮上式、博士は「意外と派手好みだね」と呑気に喜ぶが、どうも001の様子がおかしい。わがままを言ったり、予定外に眠ったり、むずがったり……。普段は全く赤ん坊らしくないのに。一羽の蝶すら機械仕掛けの島で、女王然としたアスターシャは昔と同じ美しい姿。しかし「ロボットとサイボーグを戦わせて見せて」などと言い出す。003は彼女が映像に過ぎないことを見破るが、招待客はあっという間に分断されてしまう。アスターシアは既に死んでいた。彼女はギルモアがブラックゴーストに入って消息を絶った後、ゲバルトと結婚したのだが、事故で大怪我を負う。死を待つ夢うつつの中、吐いた本心は「本当は貴方を待っているつもりだったわ、ギルモア」。……当人は墓場の中まで持っていくつもりだっただろうに。それでデバルトはこんな手の組んだ罠を仕組んだ。「ロボットは最高だ。人間より、サイボーグより優れているのだ」001を眠らせ、009をギリギリまで追い込んだ、ゲバルトは本当に優れた科学者だったんだろう。だがその僕がロボットであったために、「暴走」という悲劇がおき、ゲバルトはその手にかかる。
2009年04月10日
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ハンガニアで吸血鬼騒動。ハンガリー&ペンシルバニア?博士は003に、「仕掛けつき」十字架のペンダントを渡す。吸血鬼騒動で、皆十字架と大蒜を下げた扉の向こうに引き篭もっているが、市長の息子、ペトロはわざわざ外出、吸血鬼に襲われる。だが彼は助けてくれた00ナンバーズに、「彼らを殺さないで」と懇願。かつて町は吸血鬼の影に怯え、市民は吸血鬼となったペトロの親友ジムと、その父のグレタ博士を焼き殺した。その後も吸血鬼の疑いがかかったものと、その身内を私刑にかけ殺している。一見ただの理想主義者のペドロだが、実際はただ1人、ヒステリーに陥ってない存在。だが、吸血鬼は標的をそのペドロに定める。自分の身内でも吸血鬼なら殺す、と言っていた市長だが、やっぱりいざとなると出来なかった。うん、そうでないと困る。吸血鬼の種は牙に見せかけた受信装置。洗脳状態から醒めたペドロの案内で、00ナンバーズは捕らえられた003の奪還に動く。黒幕は息子を殺され、業火に顔を奪われたグレタ博士だった。ジムは吸血鬼ではなく、毒蛇に噛まれた少女を助けようとしただけ。誤解を解いた市長は謝罪するが、博士はペドロを殺そうとして落下、事故死?する。「グレタ博士は死に、市長は一生罪の呵責に苦しむだろう」いや、2人だけが悪かったのか?群集心理の引き金を引いたのは市長なのか?ペドロ以外全員悪かったと思うが……。
2009年04月09日
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世界中のセレブの間で「X」といわれる麻薬が蔓延。範囲が広すぎて全く手がかりが得られない00ナンバーズ、しかし003はその捜査範囲の中に、親友のプリマドンナの父の名を見つける。「僕も大久保 ミナのファンなんだ」「我輩だってミナの大ファンなるぞ」というわけで003に同行する009と007.かちんとこないのか、003.「今日こそパパを誘って食事をしよう」母の死後、仕事が恋人になった父を罵りつつ慕う美奈、だが彼女も既に麻薬Xに犯されていた。笛を吹けば機械仕掛けの蜂がやってくる、その蜂が麻薬の注射器であるという仕掛け。007は蜂に化けて敵の本拠地を掴んでくるが、美奈はちゃんと麻薬中毒から抜け出せるのか?麻薬の総元締めは、美奈の父だった。金持ちに楽しみを与えて何が悪い、と嘯く大久保氏だが、「貴方の娘も嵌ってるって知ってるの!」と言われ呆然。どうやら知らなかったらしい。もう自棄だ、と自爆スイッチを押した大久保、「頼むから、娘にだけは私のことはいわんでくれ」と003に頼み死亡。……あんたなー。ミナは003たちの励ましで復帰。他の連中はどうなったか不明。
2009年04月08日
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新聞に、002の古巣「ブルーローズ」とライバル「ブラックシャーク」の記事が載る。……日本の新聞にウエストサイドのギャング団の闘争の記事が載ってるのか?それともアメリカの新聞の日本版か。懐古に浸ろうとする002、007に昔の仲間を屑呼ばわりされて激怒。007は大人の視点で餓鬼の暴走を罵っただけなんだが……トラウマにひっかかった?当惑する仲間たちをついでに詰った002、そのままアメリカに家出してしまう。昔の仲間たちに歓迎される002.「ブラックシャーク」と喧嘩するってんなら手を貸してやる、と……まあ公務員とかそういうのじゃないからいいっちゃいいのか?002には幼馴染のジョージとナタリーに輸血して貰ったという美しい過去があったが、ナタリーをジェットに取られジョージはがっかり。玉砕覚悟で告白しようとするが、「速く行かないと」とかわされる。しかもリーダーというかエースの地位もジェットに取られてしまう。「ブラックシャーク」の「闇の帝王」に手を貸せと誘われるジョージ。ジェットの命と、「ブルーローズ」の存続が引き換え。ジョージの後をつけていたレットは口封じに殺されかけたところを、002を連れ戻しにきた009と007に救われる。「旅の者さ」いや違うだろ、と素で突っ込みたくなりますな。ジョージが裏切るなんて信じられない、という002.レットを信じないというより、そもそもジョージはまだはっきり返答してません。その気になりつつあっただけです。幸いジョージはこれを断り、敵の基地に捕らえられていた。ジェットはジョージの呼び出しに応じるが、そこに現れたのは「闇の帝王」。二人の友情は復活するが、ジョージはジェットを庇って瀕死の重傷を追う。ジョージに輸血を求められるジェット。しかし彼には与えてやれる血がない。彼は仲間に罵られつつ故郷を後にするが、幸いジョージはナタリーの輸血で助かり、彼女と上手くいくのだった。子供の頃この回を見てトラウマになったが、よく考えると「ジェットのことさえ忘れられれば皆ハッピー」なあたり余計報われない……。
2009年04月07日
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平和なのでカードに興じる00ナンバーズ。平和なら通常の生活に戻ればいいじゃん、と思わなくもない。「神々の戦い」からずるずると共同生活してるような……。しかし平和な晩に、異変を知らす車が突っ込んでくる。世界でも有数の穀倉地帯で活動していた学者が殺された。どうも何者かの口封じらしい。中国の貧農出身の006、こんないい気候の広い農地があるっていいな、とついつい欝。しかし恵まれたパルネシアにも争いの根があった。政府の研究機関が出来、農業の改善が行われるはずなのに人が次々消えたり、実がぎっしりついたとうもろこしとちまちまついたとうもろこしができたり、どうもおかしい。ジャンボ爺さんの元で作戦を練ろうとする00ナンバーズだが、爺さんの孫が人質に取られる。それだけならまだよくある話だが、捕まえた子供を手術台に拘束ってまともじゃない……。研究所の面々は巨大植物に操られていた。009だから植物人間というか生命体の話でもいいと思うが、どうせ創造主がいるオチなのが寂しい。洗脳から解けた研究者たちは「自然を操ろうとしたのが間違いだった」と述べるが、現実の農業は明らかにそっちの方面に進んでいるな。今地上波で再放送したらどういう評価を得るか気になる。
2009年04月03日
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真夜中、イルカに乗って海からやってくる少年。これはまともじゃない、金になると思った悪い漁師たちに捕まえられ、水族館に保護?される。009と003が調査に赴くが、普通は008じゃないのかこの役目。水棲人間じゃないかということで水槽に入れられた少年、「早く解剖したいのに」って博士、見た目が人間なのに……。003に懐いた少年、「メセラ」と名乗り003は博士を口説いて彼を浜辺に連れて行く。ただし鎖と、「逃がしたら国際問題」という脅しつき。メセラを連れ戻すべく水族館を襲った水棲人たち、鎖が解けず003を一緒に連れて行く。海洋学者ローソン博士、アトランティスの遺跡の水棲人たちを煽動し陸の人間たちに敵意を持つよう教育。しかし003を保護、意気揚々と事情を語るあたり、なんつーか美人は得だね。008はこっそり2人の会話を盗聴していたが、博士はドルフィン号に気づいていた。掟を破って地上に憧れたメセラは、窒息という惨い形で公開処刑される。「あなたたちは平気なの?こんな幼い子を平気で見殺しにするの?」つか「掟」ってのはローソンとそのスポンサーが勝手に作ったものなんだが……連中が来る前のことを覚えていないのか?「言い伝えの通りだ。本当にあるんだな太陽って」「雲ってどんな形をしてるんだ?」メセラの語る地上に動揺する水棲人たち。いや、彼らは本当の水棲人ではなく、地上の人間が作りかえられたものに過ぎなかった。地上への望郷に駆られた連中はメセラを置いて脱出を目指し(……)、008と007は彼を包むカプゼルを割ろうとするもいまくいかない。さすがに水中戦だと008が目立つな……ひたすら欝だった4話よりいい見せ場のような気がする。008が博士を倒し、その爆発の余波で無事カプセルが割れメセラは助かる。生き残りの水棲人たちはギルモア博士により人工の肺を与えられ、地上での生活に戻る。皆呼吸不全で倒れる欝エンドかと思った……結構温いのな。しかしローセンと(見た目が)似たキャラを何処かで見たことあるような気がする……銀魂か?
2009年04月02日
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国境紛争を続けてきた二国が和平条約を結ぶことに。うまくいけばまこと結構な話だが、004は「平和を憎む奴が邪魔に入るだろう」とクーデシア国に飛ぶ。1人で行かせてやれ、とその「感傷」に敬意を示す007ってシニカルだけどいい奴だな。年の功ってか。結局この2人が新聞記者と偽って和平会場に潜り込むことになるのだが、暗殺を止めることは出来るのか?そもそも敵の「姿」ですらわからない。2人はフィレネン大統領の暗殺を阻止。007は警護の中に暗殺者を潜り込ませるんじゃないかと予想、和平の証としてフィレネン大統領に渡されるドラグ大統領の愛猫、エンジェルにすりかわる。しかし敵の狙いもエンジェルのすりかえだった。ごめんよ004、007、絶対アンハッピーエンドだと思ってた。つかこれ現実なら(陰謀が暴かれても)間違いなくお流れだと思うが。
2009年04月01日
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なんとなくどこかに行きたい009.夜のフェリー乗り場で、荒んだ目をした少年に目を留める。昔の僕そっくりの目だ……と言われても、お前さんのその性格でぐれてたといわれても笑っていいのかスルーすべきなのか。しかし流石カーレーサー、派手なスポーツカーだ。皮肉も言いたくなるわ。黙ったまま、相手の素性に思いを馳せる009と少年、なりゆきで一緒に夕飯。少年は速水猛、売り出し中のボクサーだった。サイボーグに改造された前後のことを思い出す009.いや、もう12話なんですけど……。なんでこのタイミングで?平成版みたいに冒頭でやって欲しかった。猛少年は、サイボーグに改造されようとしていた。009は彼を説得して止めようとするが、「いい車を乗り回しているお坊ちゃん」としか思われてないためらちがあかず、結局人外の戦いを見せることになる。いや、これだって憧れる馬鹿は時々いるけどね……。猛は恩知らずな言葉を吐いて逃げ出すが、自分の力を持って勝者となっあとでその恩義に気づく。「よかったな、猛君。僕の分まで幸せになってくれ」
2009年03月31日
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004の身体検査。サイボーグというよりロボットだな、此処まで来ると……。戦中、ドイツでギルモア博士と共同研究をしていたラインハルト博士の訃報を聞いた004、代表として博士の娘、レーナに会いに行く。目的は、博士が開発したという新合金。最低2年に1度の部品交換が嫌だ、とのことだが「2年に1度」ってありえないほどスパンが長いよ。レーナは母に死なれ、父が追われる身ということで「おじさま」の城に預けられた。城には「おじさま」と執事、ガラが悪い使用人たちという男所帯。連中は彼女が握る「秘密」を聞き出すため面倒を見ていたのだが、アルベルト登場で漸くレーナの口が解れようとする。「レーナ、オレは人に愛される資格も人を愛する資格もない人間だ」004、お前の口説き文句って何時もそんな感じだな。オレは打算で君に近づいたんだ、と言われたレーナ、自棄になって自分の秘密を明かしてしまう。レーナって相当かわいそうな境遇だな……ちょっとわけわかんない設定ではあるが。ラインハルト博士と婚約者の娘で、生涯調整不要の全身サイボーグでいいのか?004とは対といっていいほどお似合いだ。しかしオリジナルヒロインである以上別れないわけにはいかず、レーナは城の跡地に孤児院を立てて暮らすという。いや……004が笑って恋とさよならって、超恵まれたエピソードだったのか?
2009年03月27日
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