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神々との戦いが終わり、アリゾナに帰郷した005.なんか彼の声初めて聞いたような気がする……。珍しくはしゃいでいる005だが、元雇い主の爺さんは「帰れ!」と彼に水をぶっ掛ける。ヒッチハイクで町に出ようとすれば、「インディアンだ!」と逃げられ、酒場に入れば暴徒に周囲を固められる。実は005の友達で同族のチコーズが白人排斥に暴れ回っている、と教えてくれた爺さんは、005を行かせるため人質になる。「お前、インディアンでない」白人との共存を唱えた005、チコーズに術をかけられ昏倒。彼が二日戻らなかったため、白人たちは裏切ったと見なし攻撃に入る。爺さんは「見捨てられた年寄り」として見逃されるが言葉もない。様子を見に来た009と003、005の術を解くがもう事態はのっぴきならないところまで来ていた。チコーズはサイボーグにされ、何者かに操られていた。彼が倒れ、005とチコーズ、005と爺さんのわかだまりは解けるがもうこの周辺の平和はもう戻らないだろう。
2009年03月26日
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北海の孤島をさ迷うサイボーグたち。コートでなくフードなのが流石。今度こそ神々との全面対決なるか?そこに笑われたのは、場違いな金髪美女だった。「この人……」それは、死んだはずの愛の女神・フレイヤだった。男たちは彼女を疑い、置いてけぼりにすることを提案するが、003はフレイヤを連れて行くと断言。009と005が折れる。フレイヤが呟いた「宿り木」の村は、巨大な木の下にあった。村の宿屋の主はどうみてもロキのおっちゃんだが……誰も顔を覚えてないのか?「この宿の主人、どこかでみたような気がしないか?」何時もの煽動屋だよ、009.フレイヤの看病のため、一人宿屋に残った003。彼女に恩義を感じたフレイヤは「逃げて」と忠告するものの全てを吐くまでの覚悟はなかった。だが、最後には003を庇って斃れる。その傷口からはあからさまな電磁音がした。「オーディン、お前は僕たちと同じサイボーグじゃないか!」フレイヤもロキもトールも斃れ、既に種は割れているのに「神」を名乗るオーディン。我々は支配者の側に立たない限り幸せになれない、と主張しつつ滅び行く。結局彼らが何者なのか、誰に改造されたのか語られてないような気がするが……。「フランソワーズ、君はフレイヤがサイボーグだと最初から……?」確かにそうだ。性能的に、気づかないわきゃないよな……考えてみれば。
2009年03月23日
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ウィーンの音楽祭を邪魔する神々。心が狭いな今更だけど!友人フローラのコネで?音楽祭に足を運んでいた003、音楽祭を延期して欲しいと提案……したいがそれどころじゃなかったりして。主催者が、「自分の娘の調整のため」延期させるといわれても困るしな。わけのわからない攻撃で怖気ついた音楽家と、音楽に殉じようとする音楽家が内部分裂。残留組の少なさに落ち込む父、せめて娘は……と願うもフローラも逃げ出す。いや、元々意地がどうこうってタイプじゃないし。音楽祭を止めに来たはずの003、今度は賛成派に回る……ってそれは私情じゃないか!フローラは大鷲にさらわれ、父は娘を見殺しにしても音楽祭をやると宣言。004は芸術家なんてろくなもんじゃないと毒づくが……007も芸術家なのでは?少なくとも気質は。音楽祭は結局めちゃくちゃになるが、フローラの鎮魂のヴァイオリンは音楽家たちを呼び戻す。彼らは神に勝った。多分。
2009年03月20日
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今度の舞台はヒマラヤ。人食い狼を暴れさせた後、神の威光で追い払う……って何時ものマッチポンプか!うんざりだ。登山客が次々遭難したことは世界ニュースになり、00ナンバーズも登山としゃれ込む。付近の村人たちが工事でこき使われていると聞いた008は激怒、しかし聞き込み大変そうだな。008は006に自分の荷物を埋めてもらうという用心深さを見せる。「食べ物をください」「食べ物を……」誰も出てこないかと思ったら、母と子供たちがぞろぞろ。しかし「神の兵隊」たちは、母と子を引き離し、母を強制労働に借り出す。母たちは「救い主だからしかたない」と諦め顔だが、中には食い下がるものもいた。007は赤ん坊に化けて子供たちと命運を共にするが、彼らに待っていたのは「狼の餌」。……僧兵たちこそ仏罰を受けるべきだな。昼から夜半まで(007はいたけど)放置で、よく生きていたな赤ん坊たち。寒いし食べ物もないし空気は悪いしおむつの替えすらないのに。村人たちは命惜しさに00ナンバーズを襲うが、命がけで母子を護った003の姿に過ちを悟る。全治1ヶ月か……生身部分が多いとこういう時困る。
2009年03月19日
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イングランド銀行に銀行強盗が入る。平成の世でも金塊って積んであるのか?最近銀行強盗の話なんてフィクションでもようやらんのでわからない。しかしいきなり響き渡る声、制裁のイカヅチ。「私は、女神フレイヤ。私は、私が流した涙を取り返しに来た」女神様が強盗の上前を横取りか。しょぼい。「神こそ欲望の固まりだな!」地元を荒らされ007は辛らつな意見を吐く。金の産地といえばまずアフリカ。というわけでアフリカの金鉱に向かったサイボーグチーム、大事な首飾りを奪われそうになっているピノという女性と出会う。村人たちは「神の怒り」を恐れ、全ての金を捧げようとしていたが、中にはそれに逆らうものもいる。もっとも単なる金銭目当てだが。005は怪力を誇示、戦わずして村人たちを退ける。しかしピノの恋人オズールは彼女の説得も「よそ者」の警告も無視、仲間たちと金を掘り続ける。そこに現れた「女神フレイヤ」の使者は、は炎のような猫のような姿をしていたが、ピノの愛の力に撤退する。愛の神フレイヤは、涙という形で黄金を撒き散らした罪を問われ、戦いの神とされた。あんな女に絆されるなんて、というわけでフレイヤはオズールを引きずりまわした上、サイボーグたちを殺せと唆す。村人たちは、そのほうが楽だと考えるが、ピノに説得され思いとどまる。ピノとはフレイヤにより無残な死を遂げ、009に倒されたフレイヤは愛の女神に戻り昇天する。オズールは金より命の方が大切だった、と気づくがもう遅かった。……彼女をつれてこなければよかったような気がしなくもない。
2009年03月18日
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モアイが人殺した。というとまるっきりお笑いの世界の話だな。巨石文明を振り返るサイボーグチーム。ギルモア博士が一番気にかけているのは、やっぱりモアイ。「石の像が一人歩きか……今回の巨人騒動と同じだ」そして皆で、イースター島にモアイ見物にお出かけ。全員わりと観光気分だったが、島では異変が起きていた。地震を予知、ギルモア博士とミルトン博士に、「車の下に避難してください」と勧告した003は偉い。しかし誰も彼女を庇わないのか……009、お前隣にいたくせに。ミルトン博士の双子の兄、ガルトン博士は「モアイの秘密を解いた」と言い残して失踪。モアイに取り付かれたガルトンは、30年の研究の末消えましたって……どうも、被害者じゃなくて加害者なんじゃないか……?ひょっとして。探検調査に何故、(寝ている001はともかく)知覚タイプの003を置いて来るんだ。一人で身を護れる奴を残せよ……。と思ったら、002が「果報は寝て待て」的手柄を立てる。ガルトンは案の定、人としての本文を捨て巨人を操っていた。兄の暴走を止める為、ミルトンは我が身を囮に。「アスガルドの神々に気をつけよ、神々が地上を支配しようとしている……」最後に忠告を発した男は、何を考えて弟を呼び寄せたのだろうか。
2009年03月12日
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001はおねむの周期。なので00ナンバーズは暇を持て余している。008は手紙の整理をしていたが、その中に巨人のニュースがあった。008の親友ジャッカはその真偽を確かめに行った、と聞いて008は(一ヶ月遅れの情報で間に合わないことは明白だが)アフリカ行きを即決。ジャッカは生きていたが、酒浸りの生活を送っていた。「確かに巨人はいた。奴は周囲の村々を荒らしていった」巨人だけなら(明らかに負けていたけど)まだよかったが、自称神の「トール」に矜持を粉々にされたジャッカ、008と再開しても一向に浮上しない。そして「神」に与した人々は、奇跡を信じピラミッドの下に集結する。しかし、そこで行われる「奇跡」は彼らを救うのか?というか、自分で巨人を暴れさせておいてそれを倒して大威張りって、しょぼいな……!4話にして始めて?003の能力が奴にたつ。あの巨人はバリヤーが張られているから銃弾が当たっても無意味、というわけで、バリヤー発生装置をこっそり壊してからジャッカに巨人を撃たせようという運びになるが、肝心のジャッカがへろへろ。しかしジャッカを信じる少年の叫びが諦念を撃ち抜く。「姑息な人間め!」あんたらには言われたくない。結局人々は神を信じるようになる。しかしこれ何の意味があるのかな……単なる信者集め、では流石にないだろうが。
2009年03月10日
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舞台はパリ、凱旋門。今回は単独エピソードか?アコーディオン弾きのジュペット爺さんと、花売りの孫娘アンナ。貧しくも平和な日々を営んでいた二人だが、爺さんは謎の巨人に連れ去られる。……いや、自主的だったのか?夜まで気を失っていた美少女(本当に可愛いな!)はお爺ちゃんの無事を喜ぶが、彼の本性には気づかない。自分の生まれた、この美しい町を、「だからこそ」破壊しようとしているとは。「御爺ちゃん危ない!」業火の中、心配して駆け寄ってきたアンナを見捨て、ジュペット爺さんは一人上空に脱出。「神」オーディンの本性を表した彼は、サイボーグたちを神の列に加えようと誘いをかけるが、カモフラージュに使った少女のことは一顧だにしなかった。アンナの安らかな眠りのため、007はせめてアコーディオンを奏でる。いきなり罪もない子供死亡。容赦ない……。しかし昼夜これだけ大暴れして、何で警察も軍も消防も出てこないんだろう。
2009年03月06日
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漁に出た親子、しかし小船は巨大な氷山とぶつかり転覆。父は波間に沈む。ノルウェーの寂れた漁村にやってきた009、村にはヴァイキングの伝承が残っていた。それは手がかりだが、009は「父の仇」氷の巨人を待つ少年のほうが気になる。村人たちは悲しみで頭がおかしくなった、と哀れみ、当人はよそ者なんて当てにならないと反抗的な態度。しかし009は食い下がった。「祟りじゃ。ヴァイキングの祟りじゃ」いきなり岩が生えてくるわ、石の蛇は現れるわで村は大騒ぎ。村の酔っ払いは祟りだと主張する。普通酔っ払いのたわごとなんて信じないと思うんだが……。氷の中にいるのは、伝説の巨人「ニール」らしい。蛇の放った光により「ニール」は復活、暴れだす。
2009年03月05日
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OPよく出来てる。流石高橋監督。ただ、003があれなのは動きがないからか?「宇宙樹編」夜中に泣き喚く001.頭脳は大人なので普通の夜鳴きではない。「恐ろしい敵が近づいている。人間以上の敵が」そして00ナンバーズに召集がかけられる。え、002と009の二人がカーレーサー?009だけだと思ってた。005は牧場で頼りにされていたが、出て行かざるを得なくなる。006は中華料理チェーンで財を成したが、それを放り出す。008は独立運動……って抜けていいのか?003はプリマになったが、004と007が迎えに来る。003ばかりどうも絵が古い……きらきらの美少女絵だからか?後のメンバーは全く気にならないんだが。神々との戦いに敗れた、巨人たちの国ヨツンハイム。その尖兵たちが世界中に出没。アメリカでは、すわ核爆発か?という騒ぎに。002、009は先行するも、ピンチに追い込まれる。恋敵という設定をかえって思い出すほど仲がいいな009と002.展開上仕方ないとはいえ密着しすぎ。サイボーグたちの奮戦むなしく、核ミサイルが発射される。この世の終わりか?……だが、「奇跡によって人類は救われた」。
2009年03月04日
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友達の命を救うため、魔法を使ってそれを見られてしまったチャっピー。これは立派な掟破り。一度は怒った両親もわかってくれ、出奔した彼女を迎えに来てくれるが、王様は両親を召還する。どんな厳罰が下されるかわからないと言われ、寝ている王様に直訴に行くチャッピー、人が来たので慌てて隠れたところ、弟が「魔法を使ったのは僕です」と言いに来たのだった。一家を叱り飛ばす王様だが、結局事実上の無罪放免。喜んで友達に会いに行く姉弟、だが友達は彼らのことを忘れていた。「新しい生活って、このことだったのね」新しい町で、新しい友達が待っているという両親。 トラウマ級の最終回と聞いていたが、家族の愛の物語で、別に悪くないんじゃね?
2008年07月15日
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連続する核爆発事件に緊迫の全世界。月に向うミレーヌ。昔の発電施設に潜んでいたロキと合流、借りを返せと押して博士の下に連れて行かせる。逆爆発システムとは、各国の超能力者たちの能力をテレパスで複合させたものだった。ミレーヌは、動機が崇高でも手口に問題があるので止めようと思っているようだが、ロキのほうが何を考えて動いているのかわからんよ。これ仕事?二人が基地に辿り着いたとき、そこはもう東側の工作員に押さえられていた。そしてDr.は流れ弾に当たって死亡。ロキは逆爆発を起そうとする。ミレーヌはこれ以上やったら犯人がばれるんじゃないかと案じるが、ロキの目的は、ミュータントを守ることではなく核戦争を起して世界を作り変えることだった。激突のさなかロキの生い立ちを聞いたミレーヌは、彼の素性に疑惑を抱く。だが彼は突入部隊に撃ち殺される。「ポール!」「好きに……呼べばいいさ」彼のお決まりの台詞で事件は幕を下ろし、ミレーヌは適当な話をでっち上げて元の生活に戻る。ロキの死体は見つからず、ミュータントたちは月で暮らしていく。核廃絶条約はうやむやになったが、救われた子供たちがいるだけ成果はあった……と思いたい。ロキがミレーヌの生き別れの弟だというのはあまりにわかりやすくフラグ立ってたから、いっそ流すんじゃないかと思ったら結局決着がついた。姉と違って物凄い悲観論者だったな。こんな子に育ってミレーヌ悲しかっただろうな……。
2007年07月20日
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研究者が殆どいなくなった研究所から逃げるミレーヌと被験者たち。リーダーは研究所のトップというべきDr.グリーン。彼は研究のために此処にやってきたが、人間を犠牲にすることに良心が痛んだ。そして彼らに自由を与えることを夢想したが、死を目前とした実験体が自分に望みを残すのを見て、それを実行する覚悟を決めた。やはり研究者に潜り込んでいたロキに彼らの護衛を頼み、ミレーヌは単身敵に挑み、囚われる。ミレーヌが自力で脱走した頃、009-3は現地人が虐殺される夢を見る。この土地では、皆が同じような夢を見ることが時々あるらしい。そして、地上の二箇所で核爆発が起きる。仲間たちはミレーヌの身を案じるが、上層部は彼女に反逆の疑いをかける。博士たちが月に向ったらしいと掴んだミレーヌだが、ボスは裏切ったんでなきゃすぐに戻れという。ミレーヌは、発信機であるイヤリングを壊して捨てた。……あれ、月ってこの間核爆発があったんじゃなかったっけ?普通にシャトル飛んでるのか?そこに自由があるかはおいといて、次回最終回。
2007年07月16日
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6話で登場の、人体実験施設が今回の舞台。西側でもミュータントを殺すより有効利用しようという意見が出始め、ミレーヌはとりあえず視察という形で潜り込む。よりによってこんな情に脆い女使わないでも。月が核によって破壊され、東側のトップの下に、つたない言葉で怖るべき内容の脅迫文が届く。容疑者は、白人に追われ殆ど絶滅した部族の子供たち。東側トップは、これを機にミュータント実験を破棄、実験対象たちを殺そうと図る。ミレーヌたちは子供たちと施設に残るが……。
2007年07月07日
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強敵に敗れかけたミレーヌだが、男が彼女の魅力に抗いかねたために勝利。死体運搬に、「エージェントの末路なんてこんなもの」と憂い顔。ドライブに出かけた彼女は、車のディーラー一家と同行することに。一児の父にして極度のブラコンであるディーラーは、臆面もなくエリートパイロットの双子の兄を褒め称えながら、自分たちの通った大学、小学校、実家と家族とミレーヌを連れ歩く。「仕事の都合で結婚式以来会ってない」んだったら、浸ってないでとっとと会いに行かんかい!ディーラーはミレーヌに敗れたエージェントの双子の弟で、本物の素人だが兄の仇を討とうとしていた。生まれつき病弱の上両腕がなく、兄が片腕を譲ってくれたという話を聞くと、兄最優先主義もある程度納得行くが……トーシロに睡眠薬飲まされるなよミレーヌ。大体赤の他人の兄自慢に休日潰されるなんて、自分は絶対嫌だ。細かいところまで辻褄が合っているのは小林脚本流石やと思うが……ミレーヌ、どんどん甘ちゃんになってきてないか?……既婚者使ってディープ兄弟愛って、男は多分書かないな……。
2007年06月30日
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ミレーヌは東側の作家として生まれ、子供の頃に、父母と弟と共に亡命。だが中立国に入ったところで戦いに巻き込まれ、彼女以外全員殺される。どちらが仇かわからないまま、ミレーヌは西側情報部員に拾われて亡命完了。施設で、「これが自由なんだ。とりあえず前よりまともに暮らしていけるし」と何となく納得しながら育った彼女の元に、「00機関」入隊希望の話がやってくる。「自由」を守るため、ミレーヌは自ら志願、厳しい訓練を乗り越えて一流スパイとなった。恩人である情報部員は、ミレーヌに自分と同じ道を歩むなと警告、だが彼女は父の遺言「自由」を選んだ。彼と彼の恋人の幸福な様子こそ、ミレーヌにとって「自由」だったのだが、彼女じゃ病いつき、彼は二重スパイとなった。裏切り者としてミレーヌと再会した男は、「手遅れ」な恋人と共にミレーヌに始末されることを選ぶ。一見東側が悪、西側が正義と描いているようだが、んな単純であるわけがない。これまでの話からしても。資本主義も身の蓋もない現実も書かれてる。(6月23日 前日記より)
2007年06月29日
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大人に振り回される子供の話。公園で母と再会、祖父と三人で家に買える少年ビリー。だが、彼の実母は駆け落ち相手に棄てられて、生活苦とアル中と悲嘆の中に亡くなっていた。今の「母」は子供を亡くしてビリーを身代わりにしている「かわいそうなメアリー」で、ビリーの祖父は孫を引き取ったため船を下りて、やっぱりアルコールに溺れていた。駄目な大人に囲まれた、7つかそこらのビリーは、しっかり者で物分りのいい子供になった。家出娘のアイリーンを拾ったビリーは彼女を泊めてやるが、アイリーンの目的はメアリーの話を聞き出すことだった。メアリーの唯一の頼みは、死んだ子供が好きだった船を港に流すこと。玩具の船にはマイクロチップが仕込まれていた。「かわいそうなメアリー」は東側のスパイで、「親と喧嘩中のアイリーン」は裏をとりに来た00ナンバーズで、「孫のために船を降りた老人」は金のために孫を利用していたに過ぎなかった。大人にほとほと嫌気がさしたビリーは親友のわんこに泣きつく。ミレーヌは二人が何も知らなかったことにして見逃す。これで懲りた爺さんが、今度こそビリーをちゃんと養ってくれればいいんだけど。(6月16日 前日記より)
2007年06月28日
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歴戦の大物スパイが、人体実験に使われた子供たちの絵を見て動揺、引退を決意。人間の能力を飛躍的に上昇させるが、副作用も強烈な薬をどちらの陣営にも渡さず、闇に消えることを選ぶ。彼を信じて薬を渡した西側の科学者は罪を許され、そのまま実験に従事することに。(6月8日 前日記より)
2007年06月23日
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ローマで休暇を楽しむも、暇でたまらないミレーヌ。こんな美人がピンでいるのに、ナンパ一つされないとは、案外度胸ねえのなイタリアマッチョは。追われていた女の子を暇潰しに助けるが、浮世離れした彼女は自分の名前もろくに答えない。ガソリン代として高額金貨を差し出す。ミレーヌは天然、純粋という印象を抱く。トレビの泉、つまりローマの休日?と思ったら、すれた視聴者(読者)を引っ掛ける罠。ゴールデンバット団ってこんな役回りばかりで気の毒だ。(6月2日 前日記より)
2007年06月08日
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拉致したDrを取り返しにこいと、古城に正体された6人のエージェント。自称「ゴールデンバット」のファントムの目的は、東西両陣営に情報を売りつけること。今回は、宝探し形式の親善会だという。だが、先走った東のくのいち、先ほどまで一緒にいたはずの西の仲間と、ゲーム開始前に次々に殺されていく。ゴールデンバットのメンバーは古城に入ろうとして撃退される。東の二枚目とミレーヌが過去話をしている間に、元々遺恨があった残り二名は殺し合いを始める、がファントムに囚われる。ファントムの正体は、攫われたはずのDr.自身。彼は三年前にも拉致未遂事件を経験したが、その巻き添えで研究員や婚約者や巻き添えに殺しておいて任務完了という情報部が許せなかった。本当に大事なのが、自分ではなく自分の研究成果であるのも許せなかった。自分の奪い合いを演じた二人をギロチンで処刑すると、Dr.は恋人のアンドロイドとともに自決。ミレーヌと「ロキ」は戦わず別れる。(5月27日 前日記より)
2007年06月07日
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通称エッグ。東側の凄腕スナイパー。ターゲットでなければ命だけは奪わない。夜は動かない。撃つのは必ず頭。自分のスタイルを崩さないハードボイルド気取り。でもそんな男を討ち取れないって駄目だろ西側。仕事に手段を選ばないのが当然のくのいちさんは、自己陶酔男を潰す気満々。エッグを誘き出し、食事まで共にしたミレーヌは「運だけの男」と結論するが、夜襲に失敗。エッグの方も、昼間には襲ってくるが、彼女のスピードについていけない。互いに相手に近づけず、苛立ちのままに日々が過ぎる。「「一体どういう仕掛け?」」このままじゃ何日たっても拉致があかない、というわけで二人は互いの手をうちを晒しあった後で同衾。そして仕事ではなく、プロ同士の決闘が始まる。が、ミレーヌの種明かしは嘘っぱち。殺し屋に格も何もあるもんかって、正しいけど怖い……。(5月24日 前日記より)
2007年06月05日
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今回のミッションは……と思ったらクリスマス休暇。この手の話の例に漏れず、一人で過ごしていたヒロイン、急な仕事で呼び戻される。実験素材として、謎の研究所に運び込まれる子供たち。「ミュータント」は超能力者と訳せばいいのか?人権、ないのね。ミュータント処理班の班長は絵に描いたような下衆。ミレーヌを素人と馬鹿にするが、あんたも情報局のこと何も知らないんじゃん明らかに。「誰もやりたがらない仕事をしている」のは立派だが、口に出したら意味ないだろ。ミュータントは基本見つけ次第殺されるので、愛情深い親は連れて逃げるらしい。親は命懸けで娘を逃がし、娘は追っ手を気絶させ、リーダーのゴメスを自殺に追い込み、ミレーヌには何もしない。ミレーヌは、彼女の能力を鏡のようなものだと解釈する。相手に殺意があった時だけ、相手を殺すことになるのだと。初めて気付いた、これって釈主演なんだ。「スカイハイ」の時も演技上手いと思ったが、十分声優でいける。幅は狭いだろうけど。
2007年05月12日
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美人サイボーグスパイたちが、クールにシビアに任務を遂行していく話。3、4、7、9が登場、でいいのか?ウザい女がいない。体使うの当たり前、人殺してナンボの世界。「博士は救出できなかったけど、データは回収できたからOK」と割り切る無常観はいい感じだが、「ペットにデータを仕込んで持ち出す」は王道スギ。後、何で敵の女はブスばかりなんだ?「この業界は美人しかいない」のほうがまだ納得が行く。なんというか、容姿による差別だと思う。
2007年04月30日
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