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スカッシュの修理がやっと終了した。外装パーツとハンドルも塗装したかったのだが、今回は見送る事にした。ブレーキシューや動力ベルトも消耗していなかったし、エンジンもすこぶる快調なので、当分は大丈夫だろう。4月8日にオーナーの佐さんの元へ届ける事にする。
2011.04.02
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風の無い天気の良い日を見計らって仕上げ塗装に取り掛かる。部品を吊り下げて塗装するのが、どの角度からも塗れて、吹き残しが無いのだが、タイヤを新聞紙でマスキングしているため、吊り下げが出来ないため、ブロックに置いて塗装する事にした。あまり地面に近いと、スプレーガンのエアー圧で、砂やゴミを巻き上げて折角塗った塗装面に付く恐れがあるので、高い台の上に載せて作業すると良い。乾いては塗りを数度繰り返し乾燥させて完成である。目立ったムラも無くまずまずの出来である。
2011.04.01
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プラサフの下地塗装が終わったので、ペーパー掛けを行い塗装に移る事にする。今回使用する塗料はイサム塗料株式会社のアートテックスである。ニトロセルロースラッカーエナメルで主な用途は、車輌塗装・金属製品・汎用製品である。スカッシュのホールはシルバーであったが、色分けをするのが面倒だったので、全てのパーツをブラックで統一する事にした。アートテックスは油性塗料なので、溶剤はシンナーを使用する。
2011.03.31
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4つのパーツにプラサフを吹きます。タイヤはホイールから外すのが面倒だったので、エアーを抜いて、新聞紙でマスキングを行ってから塗装。マフラーカバーはインパクトドライバーを使ってもプラスネジがどうしても緩まなかったので、諦めてマフラーごと外してマスキング&塗装。乾いてから吹きを4~5回繰り返し、全体にプラサフが行き渡った所で終了。このプラサフは水性なので、カップとスプレーガンは水洗い。最後にカップに水を入れてエアーホースに繋いでノズルの洗浄を行い後片付けも終了。パーツは2日程乾燥させます。
2011.03.30
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バイクのパーツを塗装するには手軽な方法だと缶スプレーであるが、大きな部品や大量の部品になるとコストの事もあり、スプレーガンを使用したくなる。今回は手持ちのアネスト岩田株式会社が販売しているW-100スプレーガンを使用した。W-100は生産終了となっており現在W-101となっているがほぼ同じ物である。ノズル口径は1.3mmがベストチョイス。スプレーガンは塗料を入れるカップの取り付け方法が2種類がある。Gタイプの重力式(上カップ)は、小面積の塗装をする場合に最適で、塗料が重力で自然に供給される。これに対し吸い上げ式(下カップ)は塗料を吸い上げるのにある程度エアー圧が必要となるため、エアーを絞って吹く細かな作業がしづらくなる。また、カップの塗料もある程度補給しておかないとカップ内のパイプが届かない場合は塗料を吸い上げることができないため、いわゆる「息ツギ」現象がでるが、大面積の塗装の場合は最適である。W-100スプレーガンは「下カップ」である。しかもカップは600mlの大容量なので、バイク丸ごと塗装出来そうな勢いである。
2011.03.29
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スカッシュのパーツの錆取りを終え、下地剤を吹く段階になった。下塗りは一般的にプライマーと呼ばれ、塗装素材と上塗り塗料とを密着させる役目をするものを塗る。その上から塗装面の細かな傷などを埋め発色を向上させる為に、サーフェイサーを塗る。この2行程が面倒なので、最近ではプライマーと、サーフェイサーを一緒にしたプラサフと呼ばれる下地塗料が販売されている。今回は、トラヤ塗料店で指南していただいたイサム塗料株式会社のPureAce(ピュアエース)プラサフなるものを使って見る事にした。この塗料は一般のプラサフがシンナー等で希釈するのに対し、水性である。硬化剤を1/10混ぜて、水のような希釈液で薄めて使用する。その上、鉄、アルミは防錆効果もあり、何とプラスチックやABSなどにも塗装できるのである。しかし、オフロードバイクによく使われているPP(ポリプロピレン)には使用できない。この場合は、カタログにPureAceバンパープライマーなる物が掲載されており、「PPへの密着性に優れている」と書いてあるので、これを使用すれば大丈夫なようである。左 PureAceプラサフ 右PureAceプラサフ硬化剤
2011.03.28
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スカッシュのホイール、ベルトカバー、マフラーカバーが余りにも汚いので塗装する事にした。特にホイールは前後の表裏共錆で真っ赤の状態。サンドブラストが無いので、サンドペーパーで念入りに錆を落とす。ベルトカバーとマフラーカバーは、サンダーに錆び落としアタッチメントを付けて時間の短縮。隅の方は完全には取り切れないが、飽きて来たので良しとする。後は風の無い日にプラサフを吹く事にする。錆取り前のホイール
2011.03.26
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スカッシュのフロントブレーキが今一つなので、分解する事にした。ディスクブレーキだとホイールを外さなくても点検ができるのだが、ドラムブレーキは、ホイールを外さないとブレーキシューの減り具合が分からない。早速、バラして見たところ、ハブの中にシューの削れたカスが結構溜まっていた。エアーを吹いてクリーニング。シューは、思っていた程摩耗しておらず、変摩耗も無い。まだ十分使えそうである。元に戻して、ワイヤの調整を行う。前よりはかなり良くなった。ガツンと効く感じになったのでOKとしよう。 (左)フロントブレーキシュー 厚みもありまだ大丈夫(右)陰になって見えにくいが、ハブ内に溜まった削れカスである
2011.01.21
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スカッシュのブレーキを握るとワイヤーがかなり渋い、ワイヤーの油分が完全に無くなっているようである。注油すればかなり改善するものと思われる。注油の方法は2通りある。1)ワイヤーを車体から外し、縦にぶら下げジョウゴ、又はジョウゴ状の厚紙を上側にビニールテープ等を使って留める。ジョウゴの中にオイルを入れて、自然落下による注油方法。2)ワイヤーインジェクターを使用して、CRCなどを注油する。ワイヤーインジェクターは、ワイヤーを留める部分がティーパー状のゴムになっているので、バイクのワイヤーであればどの太さにも対応できる。ワイヤーの端に装着して、ネジで締めた後に、本体の穴にCRCのノズルを差し込み噴射するとワイヤーとビニールチューブの隙間に潤滑剤が一気に行き渡る優れものである。ワイヤーの反対側から潤滑剤が出てきたらOKである。アッと言う間に柔らかなタッチとなった。
2010.12.24
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スカッシュのヘッドライトのレンズは引き取り時から割れていた。手持ちのTLMのライトを流用しようとしたが、サイズやマウントが合わない。当然だ。新品を注文するのもアホらしいと思い、困ったときのヤフオクで検索。あった。ありました。宇都宮からの出品で200円。こんなマイナーな物は誰も見向きもしない。3時間で見事落札。本体200円、送料500円の計700円で手に入れた。早速、スカッシュのハンドル下のカバーを外し、壊れたライトを取り外す。比べて見ると全く同じだが、ランプが違う。付いていたランプはハイとローのフィラメントが2つに対し、落札したランプはフィラメントが1つ。ランプを取り替えて装着。エンジンを掛けてテストしてみると、見事点灯。ハイとローの切替もバッチリである。左 レンズが割れたライト。右 落札したライト。
2010.12.11
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ガソリンタンク、エアークリーナー、キャブレター、燃料コック、プラグ、マフラーとエンジン始動における全ての補修と清掃が終わった。いよいよエンジン始動に取り掛かる。しかし、ここで慌ててはいけない。暫く動いていないエンジンを始動する時には、プラグホールから2ストオイルを数滴垂らしてピストンとシリンダーの潤滑を促す。タンクにガソリンを入れ、分離給油タンクにオイルを入れ、燃料コックをONにする。ガソリンがキャブに来ているか確認のために、キャブのドレンボルトを少し緩めるとガソリンが吹き出る。OKである。スカッシュはオートチョークなのでそのままキーをONにして、キック。果たして1発でエンジンは目覚めた。まことに呆気ない。アクセルを開けると煙幕のような白い煙が辺りを覆う。垂らしたオイルが燃えているのだ。暫くすると白煙も収まりアイドリングも安定している。スローやアイドリング調整の必要も無いようである。これで、次の段階の修理に移行できる。古いバイクを直すときの基本は先ずエンジンから始める。エンジンが掛からないと、折角他の部品等を購入しても全てフイになってしまうからである。辺りを乗って他の不具合を探すと、フロントブレーキの効きがかなり悪い。これはオーバーホールだ。ヘッドライトはレンズが割れているが灯りは点く。テールランプ、ウインカーも大丈夫。ホーンも何とかOK。セルは当然バッテリーを新品にしないと確認できないが、キックがあるので良しとする。
2010.12.09
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次はいよいよ難関のキャブレターである。ネジ1本で留まっているプラスチックのカバーを外すとエアクリに覆われたキャブが顔を出す。エッ。と思うほど小さい。今まで50ccのキャブを色々見てきたけど、これほど小さなキャブは初めてである。草刈り機かチェンソーのキャブのようである。スロットルバルブが入るシリンダーなどは小指も入らない位である。しかも、その小さなキャブに何やら得体の知れないパイプが6本も繋がって蛸のようである。オートチョークの装置のようであるが何がなんだかさっぱり分からない。取りあえず元に戻せるように写真に収めてから分解にかかる。さて、中はどうなっているのだろうか。腐ったガソリンでドロドロか....恐る恐るフロートチャンバーを開けてみる。何処から入ったのだろうか、底にゾウ虫が20匹程死んでいる。ガソリンは揮発していて、他の部品は意外と綺麗。だが、キャブを侮ってはいけない。いくら綺麗に見えても、全バラのオーバーホールは必須である。スロージェット、アイドリングスクリュー、フロート、フロートバルブを全て外すがこのキャブにはメインジェットのバルブが無い。従ってメインジェットの変更は不可。どうしてだろう。外したパーツとキャブの穴という穴は全てキャブクリーナーを吹いて細いワイヤーで念入りに掃除。最後は伝家の宝刀エアーコンプレッサーの高圧空気を穴に通してフィニッシュを飾る。部品を装着してパイプ類を取り付け、エアクリに合体。キャブのオーバーホールの終了である。 恐ろしく小さなキャブに取り付くホース フロートチャンバーにゾウ虫の死骸
2010.12.06
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次はエアクリに取りかかる。エアクリボックスを外そうとすると、2本のボルトの内1本が欠落している。しかも60ミリもある長い方のボルトが無いのである。後でガソリンを買いに行く途中で、ホームセンターに寄ってみる。あった。あった。3本セットで105円。1本で良いのだが.....まあいいか。さて、恐る恐るボックスを空けて見ると何とスポンジが粉になっていた。これはどうにもならない。粉のスポンジを捨ててボックスを掃除。純正部品をHONDAに発注しようとも思ったが、年式からして欠品のような気がするので、作る事にした。以前100均で買っておいた厚さ5ミリ位のスポンジタワシ20枚で100円。1枚で丁度良い大きさである。マジックで裁断線を入れてハサミで切り取り装着。ジャストフィットである。エアクリはこれで良しとする。 粉になったエアクリ。 スポンジタワシのエアクリ。
2010.12.03
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さて、スカッシュの修理に取りかかる事にする。先ずはガソリンタンクだ。点検で見たところかなり酷い状態である。シート、カウルを外してガソリンタンクに到達。このタンクはガソリンと、分離給油用のオイルタンクが一体となっている。ガソリン計もタンクに付いているので、これも分解。タンクの中には100cc程のガソリンとも水とも形容しがたい液体が入っていた。ひっくり返すと中から液体と共に錆が小山のように出てきた。水とバラスを10個程拾って中に入れシェイク。シェイク。を10回ほど繰り返す。石と一緒に錆が出てくるわ、出てくるわ。大まかに錆を取ったら、台所からママレモンを失敬してタンク内の油分を取って水洗い。そしていよいよタンククリーナー「花咲G」の登場である。ガソリンコックを外した跡のパイプに竹箸を突っ込み栓をして、90°のポットのお湯で10倍に希釈しながら満タンまで入れてキャップをする。説明書では12時間とあったが、念のため48時間放置プレイを行う。タンクの中の花咲Gを容器に空けて、中を水洗い。最後に花咲Gでリンスをして乾燥。残った液の中にキャップを漬けてこれも錆取り。過去に何回か試した事があったが、やっぱり驚くほど綺麗に錆が取れる。恐るべし花咲G。これでタンクは何とかなりそうだ。 左が処理前きったな~。右が処理後。
2010.12.01
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