全130件 (130件中 1-50件目)
YAMAHA TY50を綺麗に修理してから12年ほど放置していたら、エンジンが掛からなくなっていた。当然と言えば当然だが、何処かが壊れたという訳ではないので、始動を試みる事にした。たぶんキャブの中が汚れているのが原因だろうと、外してみたら、中は意外にも綺麗でジェット類の詰まりも無さそうであったが、一応全て洗浄して組み付けた。キャブの給油口にメンテタンクのチューブを繋いで、いざキック。数回キックするも、掛かる気配が無い。スパークしてないか、燃料が来てないような症状なので、プラグを外して火花を見ると、何と飛んでいない。放置していただけで、プラグが壊れる事ってあるのだろうか。それとも他の電気系の故障だろうか?取り敢えずプラグを注文しようと、調べてみたらTY50の純正プラグはB7HSとなっているが、現車のプラグはB6HSが付いていたので、純正に戻してB7HSをamazonに発注。届いたプラグを取り付けてキックしてみると、良好な火花がバチバチ飛んだ。やはりプラグが壊れていたようだ。使わないのに壊れる事もあるようだ。今度は掛かるだろうとキックをするも、全く掛かる気配がない。今度は燃料が来ていないようだ。TY50のキャブはフロートチャンバーにドレンが付いていないので、フロート室に燃料が溜まっている事を確認するには、キャブを外してフロートチャンバーを開けないと分からない。面倒だが外して確認すると、なんとフロート室は空っぽだった。フロートバルブの動きが悪いのだろうと外して確認するも、異常は無いようだ。フロートの動きを確認するも問題無いので、組み付け時にフロートがチャンバーに引っ掛かっていたのかも知れないと思い、そのまま組み立てて装着。キックするも、やはり掛からないのでフロートチャンバーをドライバーの尻で叩いてみるも変化無し。どういう事だ。再びキャブを外し、フロートの動きを確認。燃料ホースを繋いで、フロートを指で押さえたまま燃料を送る。指を離すと勢い良く燃料が出て来る。バルブとフロートは問題ないようだ。それでは何故フロート室に燃料が溜まらないのだろうか?キャブを組み立てて、耳を近づけて上下を逆さまにしてみると、フロートが動く音がしない。と言う事は、フロートがチャンバーに接触している事が考えられる。再びバラしてフロートを上側へ少し押上げてみる。再び組み立ててキャブを逆さまにしてみると、今度はフロートが動く音が聞こえたので、車体に取り付けて、キックすると1発でエンジンが目覚めた。やれやれである。長年空っぽのフロート室でフロートが垂れ下がったままになっていたので、フロートが僅かに下側に垂れた?そんな事があるのだろうか?プラグといい。キャブといい。長年放置しているだけで、壊れるものだろうか?良く分からないが、バイクはやっぱり乗ってなんぼの物であろう。NGKのB6HSとB7HS/分離型のため先端の端子を外して取り付けるエンジンに取り付けた新品プラグフロートチャンバーに接触していたフロートメンテタンクからのホースを繋いだキャブレター
2024.05.02
コメント(2)
TY50のエキパイの穴あき。藤さんのご指示通り、マフラーパテを買って来て穴埋めを行った。このパテの硬化時間は24時間で、その後排気熱で更に硬化すると説明書に書いてあった。1日置いてエンジンを掛けてみたら、エキパイから漏れていた煙は無くなったが、まだ少しオイルの滲みが出る。よく見てみたら、他に小さな穴を2つ発見。これもパテで塞いでおいた。これで当分は大丈夫だろう。
2012.11.26
コメント(2)
TY50のエキパイから排気ガスが漏れて、フロントフェンダー回りに黒いオイルが飛び散って汚い。2サイクルはパワーがあって良いのだが、やたらとオイルが飛び散るのが良くない。少しでもオイルの飛散を抑えるために新品のガスケットに交換だ。TYのエキパイはエンジンに専用ナットで取り付けるようになっている。しかも、このナットは切れ込みが数カ所あるので、どうやら特殊工具で脱着するのであろうが、そんな物は持っていない。マイナスの貫通ドライバーを凹に当ててハンマーで叩いて脱着した。エンジンを掛けてみると、排気漏れが収まっていた。これで、フロントフェンダー回りが汚れなくて済む。外したガスケットと新品ガスケットエンジンにエキパイを取り付ける特殊ナット
2012.11.21
コメント(0)
TY50のホーンスイッチスプリングをRMX250から移植したので、スイッチスプリングのみの販売はないものかと、ネットで探していたら見つかった。どうやらKAWASAKIエストレア用の部品番号27010-1009はスプリング単体で販売しているらしい。しかし、KAWASAKIの部品は正規代理店でないと部品の入手は出来ないようになっている。仕方がないのでKAWASAKIプラザに注文した。届いた部品はスイッチとスプリングがセットになっていた。合計368円ナリ。大きさもRMXとよく似ている。たぶん大丈夫だろう。
2012.11.19
コメント(0)
YAMAHA/TY50が完成した。このTY50は大きな問題を抱えていた。フロントフォークのインナーチューブとホイールは錆で真っ赤。シートは破れ、シートベースは錆で所々欠落しており、錆は全体に蔓延していた。これは無理だろうと誰もが思った。それが何と言う事でしょう。匠の技により、車体は分解され、パーツの錆は1つ1つ剥がされて、全塗装が施されたのである。電装も整備されたTYは家族の下に戻って少し誇らしげである。と言うことでビフォー&アフターの写真を掲載してみました。ブログ読者にも喜んで貰える事でしょう。修理前のTY50修理後のTY50あっ。シリンダーヘッドが前後反対に付いている。
2012.11.08
コメント(4)
TY50の電装不良で唯一残ったホーン。ホーンは新品なので、故障はまずないだろう。ラインの導通、平端子、結線も大丈夫だ。ホーンボタンを押すと感触がおかしい。そうなるとスイッチしか考えられない。スイッチを分解してみたらホーンボタンのバネが錆びて千切れていた。取り出してみると、このバネはティパー状の特殊な形をしている。こんなバネはない。PLで確認してみるも、スイッチ部分の部品は単品販売はなされておらず、ホルダーごとアッセン交換となっている。このバネ1つのためにホルダーを買うわけにはいかない。そこで、他車の流用を考えてみた。TLR200のライトスイッチが千切れたホルダーを保管していたので、バラしてスプリングを取り出す。なんと、TYの物より小さいが何とか装着できたので、試してみるが、いくらやっても鳴らない。アースが落ちていないのだろう。今度はストックのスズキRMX250のホルダーからスプリングを取り出す。これはTYとよく似た大きさだ。径も殆ど同じだ。早速装着すると鳴った。大きな良い音である。これでやっと動力系、制動系、電機系全て整い完成である。左からRMX250用、TLR200用、壊れたTY50用のホーンスプリングTY50のスイッチホルダー/ピンクのラインがホーンスイッチのプラス線
2012.11.07
コメント(5)
TY50の電源コードを修理して、メインキーの電圧を測る。今度はOKだ。配線を見直し、キーをOFFにするが、エンジンが止まらない。怪しそうなキーボックスをバラしてみる。組み方は間違いないようなので、接点をサンドペーパーで磨いて組み立てる。ウインカーを点けてみる。左はOKだが右が点かない。ホーンも鳴らない。ハンドルスイッチが怪しいとの結論で、次ぎに移る。ヘッドライトランプ、ニュートラルランプ、テールランプは切れているので、師匠がストックを探す。全て出てきた。師匠のガレージには何でもある。感心するのみである。ランプを付けて、ブレーキテスト。フロントOK。リアペケ。スイッチのギボシを外して、結線すると点灯。スイッチの故障だ。スイッチをバラしてみると、コードのハンダが2本とも取れて外れている。新しいコードでハンダ付けを行う。キーOFFでエンジンストップが出来ない以外は修理箇所がだいたい分かったので、師匠のガレージから撤退する。本拠に帰って、キーOFFでエンジンを止めるとアッサリ止まる。もう一度エンジンを掛けてみても同じように止まる。何回やってもキーOFFで止まる。直った。ニュートラルランプも点灯している。ライトのスイッチを入れてみると右ウインカーが点灯する。結線間違いだ。同じ緑のラインが2本、ライトとウインカーが反対だった。これでホーン以外は全て直った。分解したキーボックスホーン以外は全て正常に動く電装
2012.11.06
コメント(1)
TY50の電装がどうやっても、うまく作動しない。テスターまで買って、導通や電圧検査を行うも依然としてウインカーが点いたり消えたり。リレーから音がしない。配線は合っていると思うのだが、だんだん不安になる。ネットで配線図を検索してもTY50の配線図は見あたらない。が、偶然GR50/80の配線図が見つかった。眺めてみると、TYと殆ど同じである。これで確認しようと、プリントアウトするも、画像の解像度が低く読めない。仕方がないので、PCの画面を写真に撮って、解像度を上げてA3で印刷。これでバッチリだ。配線図で接続をじっくり確認して行くが、線の色も接続も合っているようだ。どこが間違っているのか分からない。でも、一番怪しいのはメインスイッチボックスだと思われる。キーをオフにしてもエンジンが止まらないのだ。ここは一番、師匠に教えを乞うことにして、配線図を持ってガレージに行ってみる。今日は、3人でサイドカー付きBMWのフロントフォークのオイルシールを交換していた。早速、師匠がテスターとバッテリー充電器を持ってきて、TYを診断する。メインキーのプラスに電気が来ていない。何で??テスターを買って測った時には確かに6.3Vの電圧があったのに....。師匠はバッテリーからメインハーネスに繋がるコードを辿り、絶縁テープで巻いた箇所を発見して、ここが怪しいと、テープをめくる。すると、何と。コードがショートして燃えたまま絶縁テープで補修していたのだ。もう殆ど切れている状態だ。なるほど、修理している箇所は、どんな修理なのか確認する必要があるのだ。あさはかだった。これで復活の糸口が見えてきた。写真に撮ったGR50/80の配線図ショートして黒こげになっていたプラスコード
2012.11.05
コメント(4)
TY50の配線を見直し、エンジンを掛けてみた。ウインカースイッチを入れるも、反応がない。試しにライトスイッチを入れてみるとウインカーが点灯した。しかも明るすぎ、配線間違いだ。シャリィの配線を繋いだ時には、同じ色同士を結線するだけで良かったので、TYも同じと思い、写真も詳しく撮っていなかった。これは配線図を手に入れないと難しそうだ。
2012.10.31
コメント(3)
TY50の電装系の不具合を探るためにアストロプロダクツでデジタルマルチテスターを買った。素人には数値が数字で見えるデジタルが簡単でよろしい。しかも導通テストは導通があると音で知らせてくれるのが、なおよろしい。バッテリーのヒューズを介して電圧を測ってみたら6.3V。電圧、ヒューズとも問題ない。次は藤さんのご指示通り、ウインカースイッチを測ると0V。電気が来ていない。ライトケースを開けて、キーボックスに来ている赤色の線を外して、測ると6.3V。電気は来ている。キーボックスの接触不良であろうか。藤さん次はどうしたら良いでしょうか。
2012.10.28
コメント(1)
TY50の動力関係は何とかなった。始動性が悪くキック30回でやっと始動できていたエンジンもキャブの調整で、1発で掛かるようになった。どうやら、チョークを引いてアクセル全閉での始動がベストのようだ。次は難関の電装関係だ。エンジンを掛けても、キルスイッチ以外は全てダメである。バッテリーは底が破損して液が全て抜けてカラカラ状態である。バッテリーから電気が供給されなくても、発電機からの電気で灯火類は小さくても点灯すると思うのだが、これが全然ダメである。バッテリーの電気がなくてはダメなのかと思い、新品のバッテリーを買ってみた。中華のオリエンタルバッテリー6V、1,400円なり。電解液を入れて2〜3時間で満充電となる。充電の間に、ヒューズ6V/10Aを調べていたら劣化で壊れかけていたので、新品の10A管ヒューズに交換するも、長さが違う。ヒューズホルダーに入らないので、ホルダーを外して接続。充電が終わったバッテリーを繋いでみるも、やはりダメである。レギュレーターの故障であろうか。それとも断線。或いは結線間違いか。テスターで辿って行くしかないのであろうか。
2012.10.26
コメント(3)
TY50のクラッチが組み上がったので、クラッチ部分にウエスを被せてクランクケースの古いガスケットをスクレーパーとPBのタガネでそぎ落とす。あまり力を入れるとアルミのケースに傷が入るので慎重に作業。綺麗になったところで本当はオイルストーンなんかで仕上げるのが良いのだろうが、そんな物は持っていないので、そのまま新しいガスケットを組み込むのだが、ダウエルピンとゴムのオイルスクレーパーを忘れないように取り付ける。クランクケースは折角外したので、バフで磨こうとも思ったが、凸凹が多いのでサンドブラストを掛けて、耐熱塗料とクリアーを吹いてお色直しを行う。取り付けボルトは外すとき、2本頭をナメてしまっていたので、外しやすいように、ステンレスのキャップボルトに全て交換した。ギアオイルを規定量の500cc注入。組み上げが完了したので、試走に移る。エンジンを掛け、クラッチレバーを握りギアを1速に入れる。問題ない。ギアをシフトして行くも、綺麗に繋がる。異音も無い。オイル漏れも無い。これで何とか動くようになった。後は苦手の電気系統だ。ブラスト前のクランクケース塗装後のクランクケース。キャップボルトが光ってます。
2012.10.25
コメント(0)
TY50のクラッチを新品に交換した。俗に言うクラッチが滑るのでクラッチ板を交換するというのは、正確にはクラッチプレートではなくて、フリクションプレートを交換するという事だと分かった。2枚目のフリクションプレートとクラッチプレートが張り付いていたが、外したらアッサリ剥がれた。この程度でもクラッチが切れなくなるのだろうか。全てバラしてフリクションプレートを新品と比べてみた。僅かに摩耗しているが、まだ使えそうである。ただ、新品はアウターに嵌る耳の部分に凸があるが、外したプレートは凸が無くなっている。この部分が摩耗するものだろうか。分からない。クラッチプレートやゴムのクッションリングなどは新品にしなくても大丈夫のようだった。PLを見ながら、クラッチ部品を組み立てて行く。プレッシャープレートにスプリングをボルト4本で留めれば出来上がりである。クラッチを握ってみたらプレートがスムーズに動くのが確認できた。ギアを1速に入れてクラッチを握ってみる。今度は車体が軽く前後に動く。クラッチが切れている。後は、古いガスケットを綺麗に剥がし、新品と交換するだけだ。順番に外した古いクラッチ部品左)古いフリクションプレート耳の凸がない。 右)凸がある。装着が完了したクラッチ
2012.10.24
コメント(2)
自転車屋に注文しておいたTY50のクラッチ部品が2日で届いた。何と早いこと。開けてみて、交換部品が増えると面倒なので、クラッチ回りの部品を一式注文しておいた。クランクケースカバーガスケット1枚、クッションリング3枚、フリクションプレート3枚、クラッチプレート2枚それと燃料漏れが見つかったキャブのフロートチャンバーガスケット1枚合計10,752円。高い〜。もう少し安いと思っていたが仕方がない。先ず、ギヤオイルを抜いて置く。ドレンボルトを外すと意外に綺麗なオイルが出てきた。次は難関のクランクケースカバーのボルトの取り外しである。古いバイクはこのボルトの頭がプラスネジになっている。TYもそうだ。ネジの頭はどれもよく錆びている。ネジ山をナメないように外せるだろうか。インパクトドライバーをあてがいハンマーで慎重に緩めて行く。心配した通り、7本は緩んだが8本目が緩まない。ハンマーの力を加えると少しナメたが緩んだ。9本目。最後の一本だ。これがしぶとい。頭も一番よく錆びている。ハンマーでガツンとやったらナメた。もう後戻りは出来ない。更に力を加えると完全にナメてしまったと同時に緩んだ。冷や汗ものである。オイルポンプを外して、クランクケースの中を確認。綺麗なものである。クラッチのプレッシャープレートに4本のボルトでスプリングが留めてある。このボルトを緩めるのだが、緩めようとするとクラッチが供回りしてしまう。このボルト8ミリなので、メガネレンチを嵌めて手でレンチを叩いたら呆気なく緩んだ。YAMAHAから届いた新品のクラッチ回りの部品以外と簡単に緩んだプレッシャープレートの4本のボルト3枚入っているフリクションプレート
2012.10.23
コメント(2)
TY50のフロントウインカーを装着した。純正は壊れていたので社外の汎用品だが無いものは仕方がない。コードが短かったので、電工ペンチでギボシを付けて延長した。ギボシのビニールカバーが1個しか手元になかったので、7個セットをホームセンターで追加購入。ハンドルに取り付けるホルダーだけでも、純正が使用できたので、よしとするか。これで配線が全て取り付けられそうである。
2012.10.22
コメント(2)
TY50のフロントウインカー。左側が使い物にならない。ヤフオクにも出ないので、TLR200のリアに付けていた物を流用する事にした。ハンドルに取り付けるようになっているステーは是非使用したいので、CRCを吹いて錆びたナットを回してみる。頑固に錆び付いてなかなか緩まない。ナットではなくステーを回すと何とか外れた。これで何とかウインカーが取り付けられる。それにしても、TYの純正ウインカーの作りは素晴らしい。小さな所まで良く考えて作られている。ナナハンに付いているウインカーよりも遥かに上品質である。
2012.10.19
コメント(2)
TY50のエンジンは無事始動した。アイドルも安定している。ブレーキの効き具合などをみるために、少し走ってみようとギアを1速に入れると突然エンスト。おかしい。一速に入れたままクラッチをいっぱいに握って押してみるも、動かない。どうやらクラッチが張り付いているようだ。ニュートラルで坂を下り、いきなり1速にぶち込んでみるか。それとも、優しく分解してみるか。分解するにはガスケットを確保する必要があるので、どうしようかと思案中。
2012.10.16
コメント(3)
TY50の燃料コックが撃沈かと思われたが、藤さんのアドバイスで生き返った。PLの図面にとらわれて、ナットガスケットを入れてタンクの取り付けナット付けるものとばかり思っていた。ナットが外れないでは、ナットガスケットは付かない。と言うことで諦めていたのだが、藤さんの言うようにナットの上にガスケットを付けて締めれば燃料が漏れないような気がする。やってみたら、漏れません。.....。何だったのだろう。PLの説明が間違っていたのだろうか。あ〜馬鹿だった。ということで、燃料コック装着完了。いよいよエンジン始動である。チョークを引いてキックする。何と、軽い。圧縮が抜けているのでは....と思えるくらい軽い。キック数発の後、弾けるようにエンジンが目覚めた。暖機後、キャブの調整を行い。アイドルを安定させる。心配したクランクベアリングの異音も無く、快調なエンジン音である。直った燃料コックやっとエンジン始動に漕ぎ着けた
2012.10.15
コメント(2)
TY50の燃料コックのパッキンとスプリングが届いた。早速、取り付けに掛かる。スプリングは長いので、適当な長さにカットする。フィルタパッキン、コックレバーシールを装着して、ナットガスケットに取り掛かろうと、ナットを外す。外す...。外れない。どうやっても同じ所をクルクル回るだけで、抜けないのだ。PLで確認して見ても、ネットで調べてみてもタンクにねじ込むナットは外れるようになっている。このナット、もしかしてカシメてある?よく考えてみると、このコックはもともとタンクには付いていなくて、道具箱の中にあった物だ。タンクから外したのか、他の車種のものか記憶にない。何れにしてもナットは外れないので、ナットガスケットは交換できない。仕方がないので、このガスケットはそのままにして組立てタンクに装着。燃料を入れてみる。と、漏れた。どこからだろうかと調べてみると、やはりナットガスケットから漏れている。こりゃダメだ。撃沈。パッキン3枚で1,280円もしたのに、このコック使えません。コック探しの旅に出るしか無いようである。ガックリ。YAMAHAから仕入れたフィルタパッキン、コックレバーシール、ナットガスケット組み立てたコック。右のタンク接続ナットが外れない。
2012.10.13
コメント(1)
TY50のレバースプリングは廃番だったので、手持ちのスプリングを漁ってみたが、どれも帯に短し襷に長しで、適合する物がない。せめてボルトに丁度嵌る径のものがあれば、カットして使えるのだが....。壊れたスプリングをノギスで測ってみた。外径8.5ミリ、内径6ミリ、線径1ミリと出た。ネットでMonotaroから探してみたら、外径8.5ミリ、線径0.9ミリ、長さ3.8ミリのバネ用硬鋼線SWCユニクロ3ヶ入り186円が見つかった。長いので、カットして使えば何とかなるだろう。
2012.10.12
コメント(2)
TY50のエンジン始動に向けて、いよいよタンクに混合油を入れる。1Lほど入れた時であろうか。燃料コックから混合油が滝のように流れ出た。えらいこっちゃ。燃料缶で受けたが、どうにもならない。コックのボルトを締めて流れを抑えたが漏れた混合油は綺麗に塗ったエンジンカバーに垂れて耐熱塗料を剥がして行くではないか。ここはウレタンクリアーを吹いていなかったのだ。取り敢えずタンクを外して危険回避。燃料コックが死んでいる。一度全て分解して、各パーツを洗浄して外側は汚れを落として磨いていたが、中のパッキン類を再使用したのがまずかったようだ。やはり、経年劣化でゴムの弾力が無くなっているようだ。この辺りは交換が鉄則のようである。このゴムのパッキンは耐油性能が必要であるので、ホームセンターの水道用は使用しない方が良いだろう。しかもレンコンのように穴が多数あいたコックレバーシールは作れない。自転車屋からYAMAHAに聞いて貰うと、フィルタネットとレバースプリングは廃番になっているものの、フィルタパッキン、ナットガスケット、コックレバーシールは在庫があるとのこと。早速、注文した。エンジン始動はまたお預けになってしまった。パッキンがダメになった燃料コック混合油が垂れて塗料が少し剥げてしまったエンジンカバー
2012.10.11
コメント(4)
TY50の組立もいよいよ佳境に入ってきた。パーツは大体取り付けが終わった。配線間違いがあると面倒なので、ライトは確認後、最後に装着するつもりである。プラグをバイク7で買ってきた。プラグに差し込んでキックしてみると、火花は飛んでいる。電気はOKだ。プラグホールにエンジンオイルを数滴垂らして、プラグを締め込む。燃料パイプは手持ちのビニールパイプが小さく装着できなかったので、師匠のガレージに貰いに行く。師匠は2重構造の高級燃料パイプを「欲しいだけ使っていいよ」と渡してくれた。これでパイプもOKである。オイルポンプが上手く作動しない事を考慮し、TLM220用に作っておいた、混合油をタンクに入れる。さあ始動だ。新品のB6HSプラグほぼ組み上がった状態のTY50
2012.10.10
コメント(2)
TY50のアクセルワイヤーの修理が終わったので、やっと本格的な組立に移行できる。先ずは調整が必要なブレーキ関係からだ。ワイヤーの前後ともワイヤーインジェクターでCRCをたっぷりと吹き込む。ブレーキの効き具合を確かめながらワイヤーを張っていく。前ブレーキは保護用のゴムカバーが千切れてしまっているので、除去した。パーツが出てくれば後で取り付けよう。フロントブレーキリアブレーキ
2012.10.09
コメント(3)
TY50のアクセルワイヤーを通す首のパイプ修理が終わったので、次はワイヤー加工である。買って置いた自転車の変速機用のワイヤーは150センチ以上はあると思われる代物。切れたワイヤーの全長を測り、タイコの部分からその長さをカットしてアウターチューブに通すのであるが、その前にカットしたワイヤーの切り口がほつれるので、ステンレス用ハンダで留めておく。余ったハンダは削り取る。さて、チューブにワイヤーを通す。.....通す。....。通らない。どうやらチューブの中が酷いことになっているようだ。針金を突っ込んでゴシゴシ。やっと通った。針金を抜いて、パーツクリーナーで洗浄してエアーを吹き込む。中から真っ黒な汚れが出てきた。洗浄が終わったところで、CRCをたっぷり吹き込みワイヤーを通す。今度はスムーズに入る。必要なパーツを忘れないようにワイヤーに通して、切り口をアルミのステープルでカシメる。用心のために、ハンダを盛るのだが、アルミは付かないので、ワイヤーに盛ってステープルの抜け防止のためのストッパーを作る。ハンドルホルダーにタイコをセット。少し小さいが問題ないだろう。続いてオイルポンプにワイヤーを繋ぎ、アクセルを捻ってみる。正常に動いた。キャブのワイヤーも連動している。ハンドルホルダーに取り付けたタイコハンドルホルダーに取り付けた自作の首パイプ
2012.10.08
コメント(2)
TY50のアクセルワイヤー、ヤフオクで撃沈されたので、修理する事にした。首のパイプから繋がったワイヤーアウターを格納するソケット部分が欠落しているので、その部分を作れば使えそうである。先ずワイヤーである。ホームセンターにあるドラムに巻いて切り売りしているワイヤーは腰がないので、ブレーキなどには使えないそうである。しかも値段が高いので、自転車の変速機用のワイヤーを流用することにした。比べてみると純正のものより少し細いのと、タイコが小さいが使えそうである。1本360円なり。ワイヤーをカシメるスリーブは1ヶ15円であった。次はソケットである。ホームセンターで長ナット6×30(1ヶ42円)を見つけた。これに適合するボルトはM6、ピッチ1.0であった。これを加工するのだ。首のパイプをバイスに挟んで、金鋸でソケット部分を切り落とす。パイプの切り口の面取りを行い、ダイスM6×1.0でネジを切る。作ったネジに長ナットを締め込む。長ナットの反対側のM6の穴をワイヤーアウターが格納出来るようにドリルで拡げて行く。深さは1センチ程度だ。これで首の部分は何とかできた。自転車用変速機のワイヤー(タイコ付き)長ナットソケット部分を切断中首パイプにダイスでネジを切る。長ナットの反対側の穴をドリルで拡げる
2012.10.07
コメント(3)
TY50のステップとアクセルワイヤーをヤフオクでゲットした。これで全て完璧だ。フフフ.....。ステップはゴムの付いていないトライアル用だ。しかも、スタンドまで付いて非常に綺麗な物である。それが1,000円。純正の色はフレームと同じシルバーだったのね。同じ出品者がアクセルワイヤーも出していた。首の形状が少し違うが、TY50/80用で出ていたので問題ないだろうと思い100円で手に入れた。早速ステップを外して見ると....。あれ〜。形状が違うではないか。手に入れたステップは内側にスペーサーが溶接されているので取り付け出来ない。スペーサーを切り取ると幅はピッタリだが、ボルト穴の位置が違う。これは付かない。ガックリ。TY用ではないのか....。よく調べてみると、どうやらTY50用のステップは2種類あるようだ。前期型が修理中のTYでステップがゴム。後期型が鉄になっているようだ。取り付けマウントも変更されているようだ。ボルト穴の位置まで変えなくて良いものを...ブツブツブツ。気を取り直してアクセルワイヤーの首をハンドルホルダーのねじ穴に差し込んでみる。径が小さい。装着できない。このワイヤー首の角度と長さが純正と違うし、ワイヤーの長さも違うので、80用かと思っていた。角度は少し違ってもホルダーにねじ込む事ができれば大丈夫と思っていたのだが、径が合わないではどうしようもない。ゴミを2つも買ってしまった。せめてのも救いはスタンドとスタンドスプリングが使える事位か。スタンドを外して後はヤフオクで売ってしまおう。物を買うときは先入観にとらわれずよく見て買おうと、反省した次第。ヤフオクで買ったステップとアクセルワイヤー
2012.10.06
コメント(0)
TY50のステップを上から見てみたら.....。あれ〜。曲がっているし〜。転倒したか、どこかにぶつけたのだろうか。折角錆落としをして、ブラック塗装をしたのに.....。外してバーナーで炙って曲がりを直すしかないようだ。当然、再塗装も必要だ。でも、ステップのゴムが溶けるかも知れない。このゴムは外せるのだろうか。などと思っていていると最初の疑問が浮かんできた。このバイクはトライアルバイクの筈である。なのにどうしてこのステップはこんなに大きなゴムが付いてるのだろうか。当時はこんなものだったのだろうか。PLやネットで確認してみると、何と違う。TY50のステップはこんなゴムなんか付いていない。上側がギザギザの滑り止めが付いた小さな鉄製のステップだ。やっぱりそうだったのだ。違う車種の物が付いていたのだ。このステップはどうやらGT50のステップのようである。このやぼったいステップはこのバイクには絶対に合わない。曲がっているし直すより純正と交換した方が良いだろう。
2012.10.04
コメント(2)
TY50のアクセルワイヤーの修理はじっくりと考える事にして、クラッチワイヤーを取り付ける事にした。クラッチはエンジン左側に出ているピンを押すことによって動くようになっている。その構造だが至って簡単である。クラッチを握るとワイヤーが引っ張られ、ワイヤーに繋がった金具が持ち上げられる。金具には螺旋状のブッシュスクリューがついており、その先にピンが付いてる。このピンがブッシュロッドを押すことになる。これでクラッチが繋がったり切れたりするのだ。レバーを放すと金具に付いているスプリングにより、金具が元に戻る。ワイヤーの長さ調整のアジャスターとクラッチピンを押す距離を調整するアジャスターが付いているので、エンジンが掛かれば調整できるであろう。ワイヤーはワイヤーインジェクターを装着して、ワイヤーとアウターの隙間にCRCをたっぷりと注入しておいた。クラッチの操作機構クラッチワイヤーを取り付けたクランクケースカバー
2012.10.03
コメント(0)
TY50のアクセルワイヤーを取り付けようとして、強度をみるために引っ張ってみたら.....。切れた。ワイヤーが錆びて首の皮一枚で繋がっていたようだ。近所の自転車屋に頼んでYAMAHAに在庫確認をして貰ったら、廃番との回答。しかも、ハンドルホルダーに繋がる鉄パイプも赤錆でワイヤーを嵌め込む筒の箇所が欠落している。どうするべ。このワイヤーは2ミリ弱の細い物を使用しているので、手持ちのブレーキワイヤなどは使えない。何か妙案はないものだろうか。ここでまた大きく躓くことになってしまった。アクセルワイヤーは分岐装置を介してキャブとオイルポンプに繋がっている錆で断線したワイヤー筒が欠落しているハンドルホルダー連結パイプ
2012.10.02
コメント(2)
TY50のホーンとハンドルを装着した。錆びたホーンから取り付けステーのみ外して新しいホーンに装着した。また、このステーがご多分に漏れず真っ赤に錆びていたので、ブラストの後ブラック塗装を施していた。ネットで買った800円のハートホーンは少し派手であるが、そこは愛嬌で許していただきたい。ハンドルの取り付けボルトは錆が酷かったので、ステンレスのキャップボルトに交換した。ハンドル回りが見違えるように綺麗になった。
2012.10.01
コメント(2)
TY50のメーターステーにメーターとキーボックスを取り付けた。メーターはゴムの台座に2本の突起を差し込み、ストッパー金具と割ピンで留めるようになっている。振動に対して柔軟に対応出来るようにするためだろう。鉄製のケースは錆を落とし磨いた。幸い錆はあまり酷くなかったので、綺麗になった。キーボックスはバラしてブラック塗装をしておいた。バラバラになっていた部品を組み立てて、2本のビスで裏から留めるのだが、ビスが錆びていたので、ステンレスビスに替えて装着する。ボックスに刺さっているのは1,500円で作って貰った新品のキー。バッチリ回る。
2012.09.30
コメント(0)
TY50のリアホイールを取り付ける前に、リアフェンダーを装着する。ボルトの位置は問題ないので、これで行けると思っていたのだが、甘かった。フレームにフェンダーをボルトで締め込んで行くと、テールランプの取り付け部分に隙間が出てしまうし、鉄製のフェンダーブラケット(インナーフェンダー)が入らない。型取りをしたのでフェンダーが一回り小さくなったのだ。テールランプの取り付け隙間は、リアウインカーとフェンダーの間にスペーサーの代わりにワッシャーを3枚ずつ入れる事によって調整できた。フェンダーブラケットはフェンダーの強度とテールランプの配線を保護するために付けられていると思われるが、FEP化によって強度は問題ない。配線はガムテープで貼りつければタイヤと干渉しないので、ブラケットは使用しない事にした。ワッシャーのスペーサーを入れたフェンダーテールランプの配線を通すために新たに穴を開けたフェンダーリアフェンダーとホイールの装着が終わったバックビュー
2012.09.29
コメント(2)
長らく中断していたTY50の組立にやっと取り掛かる。リアハブにゴールドに塗ったドリブンスプロケットを組み付ける。この4つのナットは何故か13ミリだ。たまに変則的なナットを使用している箇所があるのだが何故だろう。このバイクにはハブダンパーが付いていない。50ccだからなのだろうか。ワッシャロック金具を挟んでナットを全て締め込む。最後にロック金具を折り曲げてナットの緩み防止を行うのだが、折り曲げる時にスプロケットの塗料が剥げたので、一箇所曲げて後は止めにした。どうせそんなに走らないので、大丈夫だろう。次は、ブレーキを組み込む。可動部分にはグリスを塗り込む。これでホイールの装着準備ができた。
2012.09.28
コメント(2)
TY50のリアフェンダーの塗装が終わったので、乾燥後タンクと一緒にクリアーを吹いた。タンクは、ガソリンがこぼれても大丈夫なように、ウレタンクリアーにするために、クリアーを吹くのを待っていたのだ。塗料の上にクリアーを吹くことによって下地が一層鮮やかになる。これでやっと組立に復帰出来そうである。
2012.09.27
コメント(0)
TY50のリアフェンダーの塗装に着手した。今回も198円のアクリル缶スプレーを使用した。垂れないように薄く、何回にも分けて塗り重ねて行く。前の方は下地処理が甘いところもあったが、隠れる所なのでそのまま塗装を続行する。この塗料は安い割には、テカリも良く出てコストパフォーマンスが高い。
2012.09.26
コメント(1)
TY50のリアフェンダーの修正が終わったので、プラサフを吹いてみた。サフを吹くと今まで見えなかった小さな穴や凸凹が浮き出してくるので、ここでもう一度パテを薄く塗って修正である。再度サフを吹く。大体良いようなのでいよいよ塗装に取り掛かる。プラサフを吹いたリアフェンダー
2012.09.24
コメント(0)
TY50のリアフェンダーパテ修正が終わったので、いよいよ塗装となるのだが、その前に一度車体に取り付けてみた。ボルトの穴は型抜きの前に開けているので、違和感なく装着できたが、後ろから見てみると、あれ〜。変だぞ。フェンダーが傾いている。純正フェンダーが曲がっていたのか、切り取り時に間違ったのか何れにせよこれでは格好悪い。エンド部分を睨みながら、マジックで修正線を引く。この辺りはほぼてきとうである。車体から外してグラインダーで左のエンド部分を削る。なんとかまともに見えるようになったので、この辺で終了とする。歪んだフェンダー修正後のフェンダー
2012.09.23
コメント(2)
TY50のリアフェンダーの凸凹にポリエステルパテを埋めていく。さすがにポリエステルパテはFRPとの密着性が良い。薄いグレーだったパテは乾燥すると白くなる。1日置いて表面を削るのだが、鉄工ヤスリが意外と使いやすかった。塗っては乾燥、削り取りを繰り返し、表面を仕上げて行く。この作業は乾燥が必要なので時間が掛かる。やっと何とか下地ができた。
2012.09.22
コメント(3)
FRPで作ったTY50のリアフェンダー。凸凹を埋めるためにパテを使用する事にした。今回使用するパテはポリエステルパテだ。FRPの補修などが行える。硬化剤を100対1で混ぜるのは、ポリエステル樹脂と同じだ。薄いグレーのパテは500グラム入りで1,000円程度。硬化時間は30分〜となっている。比較的硬化時間が早いので、作業効率が上がるかも....。
2012.09.20
コメント(0)
TY50のリアフェンダーを取り出した。マジックの切り取り線に沿ってグラインダーで余分なマットを切り取って行く。微妙な所はグラインダーだと取り返しがつかなくなるので、ヤスリで仕上げる。ポリエステルの染み込ませ方が甘かったせいか、所々に空気が入ってしまっている。穴を開けてパテ埋めでもしようか。マット3枚重ねは強度十分であるが、これから、表面を仕上げるのが大変だ。
2012.09.19
コメント(0)
TY50のリアフェンダー。ポリエステル樹脂を購入して、余ったガラスソフトマットを貼っていく。これで、ガラスクロス1枚、ガラスソフトマット2枚の都合3枚重ねのフェンダーとなった。強度は十分だろう。ポリエステルが硬化したので、いよいよ型抜きである。その前に、ボルト穴の位置にドリルで目印の穴を開けて、マジックで切り取り線を入れておく。隙間からエアーを送ってみるも剥離できないので、マイナスドライバーで回りをこじて行くと外れた。所々にポリエステルの染み込みが甘い所があるので、パテで修正が必要であろう。剥離したフェンダーの表面剥離したフェンダーの裏面
2012.09.18
コメント(2)
TY50のタンクの黒線修正はなかなか難しかった。所々失敗してラインの凸凹が少し残ってしまったが、これ以上修正をすると段々と後戻り出来なくなりそうなので、この辺で妥協する事にした。次は、デカールの貼り付けである。先日、プリントアウトしていたデカールを試しに一纏めにして切り取り、貼ってみたが、タンクが湾曲しているために、シールに歪みが出て、何カ所かシワになる事が分かった。純正のデカールはYAMAHAの文字が一文字ずつ単体で貼られていたのはこのためだろう。これでは綺麗に貼れないので、細工用カッターナイフでロゴを一文字ずつ縁取りを切り抜いた。さて、これをどうやって張り付けるか。一文字ずつ貼ったら絶対に歪むであろう。そこで、切り抜いたロゴの上から粘着性の低いマスキングテープを貼ってロゴを一纏めにして貼りつけてみた。この方法は大成功だった。デカールはタンクの湾曲に上手く順応して純正のように貼る事ができた。切り抜いたデカールの上からマスキングテープを貼る位置決めをしてタンクに貼りつけ不要な部分を剥がして行くデカールを貼り終えたタンク
2012.09.16
コメント(2)
TY50のタンク。黄色を塗ったときに、塗料が柔らかだったために養生をしたシートとマスキングテープの跡が残り、見苦しくなってしまっていたタンク。元に戻すには再塗装しかない。今度は黄色の塗装を十分に乾燥させ、ペーパーを掛けて表面を整える。再びマスキングをするのだが、今度はなるべく黄色塗装にテープを付けないようにしてマスキング。白の再塗装を行い、マスキングを取ってみると今度は大丈夫のようだ。あとは残った黒色ラインだ。筆ペンで水性ペンキを塗って行くのだが、ラインが細い上、老眼とアル中の手の震えでなかなか上手く引けない。ここは失敗が許せない所なので、慎重に時間を掛けてやろう。塗装を終えて黒色ラインを引く途中
2012.09.15
コメント(4)
TY50のリアフェンダー作成に取り掛かる。割れた部分を紙粘土で補修しようかと思ったが、型取りを終えて修正する事にした。裏側の汚れをパーツクリナーで落としてよく磨く。終わったところで、シリコンスプレーをたっぷり吹く。ポリエステル樹脂に硬化剤を少し混ぜてフェンダーにたっぷりと塗り込む。リアフェンダーは、凸凹が多いので今回は先ず薄いガラスクロスを貼って硬い毛の筆でポリエステルを染み込ませて行く。歪みが出る部分はハサミで切り込みを入れて修正する。全て貼れたら、その上から厚みを出すためにガラスソフトマットを貼って丁寧にポリエステルを染み込ませるのだが、これも歪みが出る所はハサミを入れる。矢張りガラスソフトマット一枚では厚みが足らないようだが、ポリエステルが無くなったので、今日はここまで。汚れ落としを済ませたフェンダーガラスソフトマットを貼り終えたフェンダー
2012.09.14
コメント(0)
TY50のフロントホイールを取り付ける際に、誤って車体を後方に滑らせてしまった。どこか壊れていないかと確認してみたら、なな何と、リアフェンダーが欠けているではないか。あぁぁぁ〜。やっても〜たぁ〜。大したショックではなかった筈なのに、どうやらリアフェンダーも劣化していたようである。どうするべ。また、FRPで作るしかないのか。何れにしてもまた組立作業が大幅に遅れる事は必至であろう。
2012.09.13
コメント(2)
TY50のハブにフロントブレーキの組み込みが終わったので、ホイールの装着である。フェンダーの内側を削ってボルトの頭位置を調整しているので、今度はフェンダーの中にスムーズに入る。カラーを付けて、アウターチューブの凸にブレーキパネルストッパーを差し込み、グリスを塗ったアスクルシャフトを通す。と、その時だった。整備スタンドに斜めに置いてフロントを持ち上げた車体がズズズと滑って尻餅をついたのだ。車体は倒れなかったので一安心と思って、リア回りを見てみたら......。血の気が引いた。
2012.09.12
コメント(3)
TY50のタンクのYAMAHAデカールを作成した。通常ならスキャナーで読み込んだ画像をAdobe Illustrator でトレースするのだがめんどくさいので、文字がよく似たダイナフォントの極太ゴシック体を使用する事にした。使用ソフトはAdobe InDesign だ。タンクのデカールを削る前に予め計っていた寸法でYAMAHAの文字をタイプする。Aの△やMの切れ込みやH太さが微妙に違うので、YAMAHAの文字を一旦グラフィック化してオリジナルの写真を見ながら個別に修正を加えて出来上がり。次は出力である。この手の耐光、耐水透明ラベルシールは殆どが顔料インクジェットプリンタで印刷する仕様になっている。手持ちのインクジェットプリンタは染料インクなので、近所にある顔料インクジェットプリンタで出力させて貰っていた。レーザープリンタでも出力できるラベルシールは無いものかと探してみたら、あった。エーワンの屋外用耐光、耐水透明光沢フィルムSIGN LABEL SEAL、品番31032だ。値段もインクジェット用よりも安い。糊が付いているので本当に大丈夫かと不安もあったが、アッサリ出力できた。トナーなのでフィルムに印刷されたインクを乾かす必要もなく手軽に、クオリティーの高いデカールが完成した。エーワン耐水透明光沢フィルムSIGN LABEL SEALA4サイズのフィルムに出力されたデカール
2012.09.11
コメント(2)
TY50のフロントブレーキを組み立てた。メーターパーツを除き、ドライブギアに至るまで全て分解していたので、パーツクリーナーで洗浄後、グリスを塗って組み立てる。ブレーキシューはまだ十分厚みがあるので再使用だ。ハブの内側が錆びていたので、サンドぺーバーで錆落とししを行い組み上げたブレーキパネルの嵌める。これでフロントホイールを装着する準備が整った。
2012.09.09
コメント(0)
クリアーを吹いたTY50のフロントフェンダーを付けてみた。穴の位置は問題なかったが、タイヤを当ててみたらボルトが邪魔で装着できない。取り付け部分のFRPが厚すぎるのだ。強度を出そうと厚みを増した分ボルトが出っぱってしまった。フェンダーを外して、グラインダーで取り付け部分の内側を強度が落ちない程度削る。再び取り付けると今度はタイヤを収める事ができた。写真で見ると大散らかしの作業場だ。少しは片付けなさい。
2012.09.08
コメント(0)
先日の雷は凄かった。バリバリと近くに3箇所ほど落ちたようだ。消防車も出ていた。我が家は大丈夫と思っていたら、19インチのテレビがやられていた。電源が入らないのである。やられた。と、思っていたら、何とRANケーブルで繋いでいた2台目のPCがネットに繋がらない。設定が狂ったのかと思い、調べてみると何とハブが2台とRANケーブルがやられていた。ショック。RANケーブルを張り直すのは大変なので、無線RANを買ってみた。距離が長いので届くかどうか心配だったが、何とか通信できたが、雷のせいで大散財となってしまった。やっぱり雷にやられないバイクがよろしい。と言うことでTY50のオイルタンクとマフラーガードにデカールを貼った。このデカールはタンクの物と違い、厚めのビニールのようなものだったので、ドライヤーで温めるとすぐに剥がすことができたので、再使用することにしたのだ、デカールにセメダインを塗って貼るだけである。後はタンクの完成を待ってクリアーを吹くだけだ。
2012.09.07
コメント(1)
全130件 (130件中 1-50件目)