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Les Maîtres Chanteurs de Nurembergopéra en trois actes sur un livret du compositeurMusique de Richard WagnerAvec:Albert Dohmen, Hans SachsWalter Fink, Veit PognerJosef Wagner, Konrad NachtigallDietrich Henschel, Sixtus BeckmesserAndrew Greenan, Fritz KothnerMatthias Aeberhard, Kunz VogelsangAndré Post, Balthasar ZornIvan Matiakh, Ulrich EisslingerHenry Moss, Augustin MoserBernhard Spingler, Hermann OrtelMark Richardson, Hans SchwarzMartin Snell, Hans FoltzKlaus Florian Vogt, Walther von StolzingToby Spence, DavidAnja Harteros, EvaFredrika Brillembourg, MagdaleneDiogenes Randes, Un veilleur de nuitChoeur Orpheus de Sofia Choeur du Grand ThéâtreOrchestre de la Suisse RomandeDirection musicale: Klaus WeiseSaison 2006-2007 du Grand Théâtre de GenèveUn enregistrement réalisé le 17 décembreWEBRADIOEspace2 Radio Suiss Romande 2samedi 30 decembre 2006À l'opéra le samedi de 20h à 24hオペラキャストさん、お世話になってます!スイスとの時差は-8時間なので、28時 日本時間で31日の朝4時からの放送ですかね?スミマセン! また失敗してしまいました。やはり日本時間の3時からだったようですね?ご迷惑をおかけした方がいらしたら申し訳ありません。とりあえず最後の4時間は録音できました。オペラキャストさまのおかげです。最後のフォークト君のすばらしい独唱が聴けて幸せです。すごい作品のWEBでの放送が年末は目白押しですね。ギャンビルさんの方は放送時間が変更になってたんですね。一日知るのが遅かったです。前回TRYしたMETのドンカルロも時間を間違えてしまいました。まぁまた再放送があるでしょうからがんばります。WEB録音は難しい! まだまだです(ショボーン)きょうはベルリンのジルベスター! 夫婦共演が楽しみです。先日のメリーウィドー、英語版でしたね。驚きでした。でもおかげでわかりやすかった。スコウフスもアンゲリカも英語が上手でさすが歌手は耳がいいんだな、と思いました。
2006年12月30日
Franz Lehar : Merry Widow Yvonne Kenny as Anna GlawariBo Skovhus as Count Danilo DanilovitchAngelika Kirchschlager as ValencienneGregory Turay: Camille de RosillonBob Amaral as KromowJonathan Boyd as Raoul de St. BriocheElijah Chester as NjegusCarlo Hartmann as Barin Mirko ZetaJanice Lynde as ZozoCurtis Sullivan as Vicomte CascadaJodi Allen as Frou-FrouMarnie Breckenridge as OlgaAnne Greene as DodoMatt Logan as Maitre d'hotelColleen McGrath as SylvianeWilliam Saetre as PritschitchAmanda Mckerrow, John Gardner: Solo dancersnew dialogue specially commissioned from Pulitzer Prize-winning playwright, Wendy Wassersteinan original ballet to set the scene ‘Chez Maxime’ bringing fresh insight into Lehár’s classic operetta.This production also features another world premiere, Njegus’s song, “Quite Parisian”. Filmed in High Definition in December 2001 at the San Francisco Opera House. Sung in English.San Francisco Orchestra / Erich Kunzel Stage Director Lotfi Mansouri BBC / Opus Arte レハール作曲 喜歌劇「メリー・ウィドー」 出演:イヴォンヌ・ケニーボー・スコウフスカルロ・ハルトマンアンゲリカ・キルヒシュラーガーグレゴリー・トゥレイエリヤ・チェスターほか(合唱)サンフランシスコ歌劇場合唱団(管弦楽)サンフランシスコ歌劇場管弦楽団(指揮)エリック・カンゼル演出:ロトフィ・マンゾウリ 収録:サンフランシスコ ウォー・メモリアル・オペラで録画~制作:2002年 アメリカ・KQED放送:NHK デジタル教育3 放送日 :2006年12月29日(金) これ、サイコーでした!上記にあるように、英語版の脚本がおもしろい。日本語の翻訳も遊んでいておもしろい。まるでミュージカルです。オペレッタって現代ではイコールミュージカルなんだわと実感。見事に現代によみがえらせた制作者に脱帽。衣装が豪華で、1幕で白と黒、2幕でブルー、3幕で赤と黒、美しくセンスがよく、すばらしいです。どの幕も美術がすばらしく、3幕のマキシムなんか、なんかどこかで見たなあ…、あぁプティの「こうもり」だわと。アンゲリカとトゥレイの演技が達者で笑わせます。ほかもみんな芝居上手で、もう、笑わせすぎ。さすがアメリカ。億万長者の未亡人を狙うイタリア人とフランス人の台詞なんかもう抱腹絶倒。このイタリア人役の人がクリスチャーノ・ロナウドに似ているのです。(関係ない?)
2006年12月29日
NODAMAP ROPE 2006年12月22日 東京 渋谷 Bunkamuraシアター・コクーン 藤原竜也 What a beautiful creature!
2006年12月22日
チューリヒ歌劇場来日公演
2006年12月18日
Volpe Galaメトロポリタン歌劇場 ガラ・コンサート ジョセフ・ヴォルピ 退任記念ガラ・コンサート1. 心配でたまらない ( ムーア作曲 ) ソプラノ : デボラ・ヴォイト ピアノ : ブライアン・ゼガー 2. 歌劇「ルスランとリュドミーラ」 から 序曲 ( グリンカ作曲 ) 指 揮 : ワレリー・ゲルギエフ 3. 歌劇「セミラーミデ」 から “わたしは幸せになりたい” ( ロッシーニ作曲 ) テノール : フアン・ディエゴ・フローレス 合 唱 : メトロポリタン歌劇場合唱団 指 揮 : マルコ・アルミリアート 4. 歌劇「アルジェのイタリア女」 から “ああ なんという顔かたち” ( ロッシーニ作曲 ) メゾ・ソプラノ : オルガ・ボロディナ バリトン : デーヴィッド・ウォン バス : イルダール・アブドラザコフ 合 唱 : メトロポリタン歌劇場合唱団 指 揮 : マルコ・アルミリアート 5. サルスエラ「港の酒場女」 から “そんなことは ありえない” ( ソロサーバル作曲 ) テノール : プラシド・ドミンゴ 指 揮 : マルコ・アルミリアート 6. お金持ちを探しているの ( ブラウン作曲 ) メゾ・ソプラノ : フレデリカ・フォン・シュターデ ピアノ : ブライアン・ゼガー 7. 歌劇「エフゲーニ・オネーギン」 第3幕 から “ポロネーズ” ( チャイコフスキー作曲 ) 俳 優 : ビル・アーウィン バレエ : メトロポリタン歌劇場バレエ 指 揮 : パトリック・サマーズ 8. 歌劇「夢遊病の女」 から “おお花よ、おまえに会えるとは思わなかった” “思いもよらないこの喜び” ( ベルリーニ作曲 ) ソプラノ : ナタリー・デッセイ 指 揮 : パトリック・サマーズ 9. 歌劇「トロヴァトーレ」 から “静かな夜” ( ヴェルディ作曲 ) ソプラノ : ルネ・フレミング 指 揮 : パトリック・サマーズ 10. 歌劇「さまよえるオランダ人」 から “期限は切れた” ( ワーグナー作曲 ) バス : ジェームズ・モリス 指 揮 : ペーター・シュナイダー 11. 歌劇「トロイ人」 から “わたしは死にます” ( ベルリオーズ作曲 ) メゾ・ソプラノ : ワルトラウト・マイアー 指 揮 : ペーター・シュナイダー 12. 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 から 優勝の歌「朝は ばら色に輝き」 ( ワーグナー作曲 ) テノール : ベン・ヘップナー 指 揮 : ペーター・シュナイダー 13. 歌劇「死の都」 から マリエッタの歌「わたしに残された幸せ」 ( コルンゴルト作曲 ) ソプラノ : キリ・テ・カナワ 指 揮 : ペーター・シュナイダー 14. 観客の歌 ( ムーア作曲 /トルーブ編曲 ) メゾ・ソプラノ : スーザン・グレイアム 指 揮 : パトリック・サマーズ 15. 歌劇「死の都」 から ピエロの歌「あこがれと空想はよみがえる」 ( コルンゴルト作曲 ) バリトン : トマス・ハンプソン 指 揮 : ジェームズ・コンロン 16. 歌劇「ドン・カルロ」 から ロドリーゴの死「終わりの日は来た」 ( ヴェルディ作曲 ) バリトン : ドミートリ・ホロストフスキー 指 揮 : ワレリー・ゲルギエフ 17. 歌劇「ドン・カルロ」 から “彼女はわたしを愛したことがない” ( ヴェルディ作曲 ) バ ス : ルネ・パーペ 指 揮 : ワレリー・ゲルギエフ 18. 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 から 復活祭の合唱「主はよみがえられた」 ( マスカーニ作曲 ) メゾ・ソプラノ : ワルトラウト・マイアー メゾ・ソプラノ : ウェンディ・ホワイト 合 唱 : メトロポリタン歌劇場合唱団 指 揮 : マルコ・アルミリアート 19. 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」 から “妹よ、見てごらん” ( モーツァルト作曲 ) ソプラノ : キリ・テ・カナワ メゾ・ソプラノ : フレデリカ・フォン・シュターデ 指 揮 : パトリック・サマーズ 20. 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」 から “さわやかに風よ吹け” ( モーツァルト作曲 ) ソプラノ : ルネ・フレミング メゾ・ソプラノ : スーザン・グレイアム バリトン : トマス・ハンプソン 指 揮 : パトリック・サマーズ 21. 喜歌劇「メリー・ウィドー」 から “ヴィリアの歌” ( レハール作曲 ) ソプラノ : カリタ・マッティラ 指 揮 : パトリック・サマーズ 22. 喜歌劇「メリー・ウィドー」 から “唇は黙して” ( レハール作曲 ) ソプラノ : カリタ・マッティラ バリトン : トマス・ハンプソン 指 揮 : パトリック・サマーズ 23. ポルカ「ハンガリー万歳」 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ソプラノ : メトロポリタン歌劇場バレエ 指 揮 : ペーター・シュナイダー 24. 歌劇「皇帝ティトゥスの慈悲」 から “わたしは行くが、きみは平和に” ( モーツァルト作曲 ) メゾ・ソプラノ : スーザン・グレイアム クラリネット : アンソニー・マクギル 指 揮 : ペーター・シュナイダー 25. 歌劇「愛の妙薬」 から “人知れぬ涙” ( ドニゼッティ作曲 ) テノール : ラモン・ヴァルガス 指 揮 : プラシド・ドミンゴ - ジョゼフ・ヴォルピー氏へのコメント - 26. 歌劇「フィデリオ」 から 群衆と囚人たちの合唱「このよい日」 ( ベートーベン作曲 ) ソプラノ : カリタ・マッティラ テノール : ベン・ヘップナー バス : ルネ・パーペ 〃 : ジェームズ・モリス テノール : マシュー・ポレンザーニ ソプラノ : レイチェル・ダーキン 合 唱 : メトロポリタン歌劇場合唱団 指 揮 : ペーター・シュナイダー 27. この歌を歌ったら ( アーネスト・チャールズ作曲 ) ソプラノ : ルネ・フレミング 指 揮 : パトリック・サマーズ 以上 管弦楽 : メトロポリタン歌劇場管弦楽団 収録: 2006年5月20日, メトロポリタン歌劇場 (ニューヨーク)放送: 2006年 12月16日(土) 23:20 ~ 翌 02:25WEB放送時すばらしいクリスマス・プレゼント!感謝します。パーペ! すっばらしいいい! ほんとに泣いてましたわ。演技力すごい! 生のドン・カルロ、メトで見た方はほんとうらやましいです。しかしみんな老けたな~悲しいことにヴォルピさんが退任するということはイコール歌手の方々も全盛期は過ぎているということで、、、声はすばらしいままだが、やはり見た目は老けましたね~ヴォルピーさんはメトの東京公演でお見かけしました。背の高い人で、すらーっとしていました。ドミンゴといっしょに歩いていました。
2006年12月16日
Mariinsky Ballet Japan TourNAGOYA"Swan Lake" : Nov. 23 (Nagoya) 愛知県芸術劇場大ホール「白鳥の湖」 ヴィシニョーワ/コールプ SHIGA"Le Corsaire" Nov. 26 (2 p.m.) at Biwako Hall in OtsuTOKYONov. 29-30 and Dec. 4-10 at the Tokyo Bunka Kaikan: "Diana Vishneva Gala Performance" on Nov. 29 (6:30 p.m.)『ロパートキナのすべて』"Ulyana Lopatkina Gala Performance" on Nov. 30 (6:30 p.m.)OSAKA"Swan Lake" on Dec. 2 (5 p.m.) at the Festival Hall in Osaka "Diana Vishneva Gala Performance" on Dec. 3 (3 p.m.) at the Festival Hall in Osaka TOKYOオールスター・ガラ"Mariinsky All-Star Gala Performance" on Dec. 4 (6:30 p.m.)海賊"Le Corsaire" on Dec. 5-7 (6:30 p.m.)ヴィシニョーワ、サラファーノフ&ファジェーエフソーモワ・ゼーレンスキー「白鳥の湖」"Swan Lake" Dec. 9 at noon with Daria Pavrenko and Andrian FadeyevDec. 9 at 6:30 p.m. with Diana Vishneva and Igor Kolbテリョーシキナ&サラファーノフDec. 10 at noon with Viktoria Tereshkina and Leonid Sarafanovロパートキナ&ゼーレンスキーDec. 10 at 6:30 p.m. with Ulyana Lopatkina and Igor Zelenskyall at Tokyo Bunka Kaikan in Ueno, TokyoRelated LinksBallet dance magazine comSeptember 30, 2006 -- Mariinsky Theatre, St. PetersburgPhoto:Uliana LopatkinaIlya Kuznetsovthe four large swans: Ksenia Ostreikovskaya, Ekaterina Kondaurova Yulia Bolshakova Viktoria Kutepovathe two swans: Ostreikovskaya Daria Sukhoroukovathe Act II national dancesthe Neapolitan Dance: Valeria Martinouk Maxim KhrebtovSpanish dance: Anna Sisoeva and Yulia Slivkina danced alongside Andrei Yakovlev and Alexander Sergeevthe pas de trois in Act I : Daria SukhoroukovaYulia Kasenkova Alexei TimofeevOrange CountyOct. 2006Photo: "SWAN LAKE": The Kirov Ballet's Uliana Lopatkina as Odette and Danila Korsuntsev, substituting for the ailing Igor Zelensky as Prince Siegfried, performed at the Orange County Performing Arts Center in Costa Mesa on Friday.
2006年12月15日
マリインスキー劇場バレエ団 公演バレエ 「白鳥の湖」 白鳥オデット / 黒鳥オディール : ウリヤーナ・ロパートキナ ジークフリート王子 : ダニーラ・コルスンツェーフ 王妃 : アレクサンドラ・グロンスカヤ 悪魔ロットバルト : イリヤ・クズネッツオフ ほ か バレエ : マリインスキー劇場バレエ団 管弦楽 : マリインスキー劇場管弦楽団 指 揮 : ワレリー・ゲルギエフ 振 付 : マリウス・プティパ 〃 : レフ・イワノフ 収録: 2006年5月29日, 6月1日, 6月3日, マリインスキー劇場放送:2006年 12月16日 NHK BS2 クラシックロイヤルシートゲルギエフ来た~~~~!!!ハイビジョンでの放送が待たれる。コルスンツェフの王子はもう目がはあと♪♪♪若々しく男らしく。何よりオデットを宝物のように扱う。すばらしいエスコート振り。日本でスワンレイクが見られなかったのが残念。ロパートキナは第2幕の舞踏会、オディールの32回転は3回に1回ダブルをはさんできた。日本公演ではやらなかった(私の見た回は)。ロパートキナの第1幕2場は東京公演のほうがよかった。ような気がするが、とにかくパートナーシップがすばらしくてもう!!!多分コルスンツェフが相手だと役作りが違ってくる。本当に愛し合っているようだった。ゼレンスキーとは精神的につながってる感じ。孤高のね。第2幕、オディールのロパートキナは日本公演よりよく微笑んでいた。日本公演のときはまったく違う演技だった。もっと冷たい感じだった。コルスンツェフはリフトも膝乗せもすべてやっていた。踊りに関しては、ソロは超スーパーうまいというレベルではないが、とにかく雰囲気がすばらしい。道化は日本で踊った人と違う?踊りが違った。全体の感想としてはやっぱり生の方がいい!ですね。でもこの映像は宝物です。日本公演の記憶に上書きされないようしなくては…。
2006年12月15日
びっくりの出来事です。 アラーニャがヤジに怒ってスカラ座「アイーダ」途中退場。
2006年12月12日
マリインスキー・バレエ日本公演 2006「白鳥の湖」2006年12月10日 ソワレ東京 上野 東京文化会館ロパートキナ組第1幕王子の登場。黒い上着に金髪がはえるぜレーンスキー。彼はもう酸いも甘いもかみ分けた大人。いまだに身を固めないので女王がやきもきしている。この女王は母というにはあまりにも美しすぎる。どっちが親やねん?この王子は家庭教師にも「まあいいじゃない、きょうはお祝いなのでね。」と鷹揚にコントロールしている。パドトロワシクリャローフ、すっばらしかったです。ジャンプ高い! 高すぎ?(笑)彼はジャンプが大得意で必ず超絶技巧なんですよ。彼の超絶技巧は、さあやるよっ!と派手。サラファーノフはあれ?今何やったの?ってわからないほどさらっと超絶技巧をやっちゃうんですけどね。今回はジュテ・アントルラセ(大きい)にカブリオールをはさんできた。すごい。それから下手方向に移動するアントルシャシス(?)から地面に降りる時に足を再度開く、というのを何回かやっていた。可愛いし、オーラがあるし、すぐにプロモーションするでしょうね。娘たちは王子様に花の冠を被せるが、ゼレンスキー王子はこれをすぐ脱いでしまって、手で持って踊っていた。しまいには道化に投げ渡し、道化はさらにおつきの食事係の頭に被せて遊んでいた。第2幕ロパートキナの白鳥。まるでスロウモーションを見ているよう。すべての動きが美しい。動く宝石。ゼレンスキーはあまりリフトをしない。しかし表情はすごく入り込んでいる。ロパートキナのオデットを見ているとなぜだか泣けてくる。あまりにもそこに人間の普遍的な悲しみの表情を見てしまった。すごい求心力。すべての人の心をオデットの悲しみに同調(シンクロ)させている。これはものすごい。最後にオデットがいなくなった時、ゼレンスキーは暗然たる表情。やっぱり大人ですね。彼はサラファーノフのように真剣に決意したりしない。彼の戦う相手が何なのか彼にはわかっているのだ。闇と戦わねばならないとわかっているのだ。深遠を覗き込むものは…である。第1幕第2場了。第2幕 宮廷オディールの登場。うわ、オディールだ。これは普通のオディール。自己顕示欲が強く、目立ちたがりの嫌な女。ロパートキナは見事に変身した。すごい。体のラインとか動き方がすべて違うのだ。違う生物ぐらい違う。すごいなあ。パドドゥアダージョ。オディールはまるで機械のように、ロットバルトに指示を受けるたびにそのとおり実行する。じらせ、じらす。誘惑しろ、誘惑する。妖しいヴァイオリンの旋律が途切れると同時に照明が元通り明るくなる。王子のソロ。普通のザンレール、3回連続&ピルエット。オデットのソロ。パッセから2回転そのまま足を後ろに上げてアチチュードで回転する連続のパコーダ。王子、グラン・ジュテ&ジュテ・アントルラセのコンビネーション、ピルエットオデット。足を替える難しいピケピルエットとシェネのコンビネーション。オデットのフェッテはすべてシングル。メトロノームのように正確で、音にぴったりあっている。大拍手王子の誓いが呪いに変わったとき、ゼレーンスキー王子はどうしたか。彼は2人の去った方向までだーっと走って、戻ってくる。女王にすがりついて慟哭し、だーーーっと走り去る。第3幕コールドの踊り2羽の白鳥の踊り。ロパートキナのオデット、ほんとにすばらしい。感情がびんびん伝わってくる。最後に王子が彼女を起こした時の表情。ぼう然と起き上がり、足元の骸を見てびくっとする。笑うでも微笑むでもなく、ひたすら運命を変えたことに2人で敬虔な気持ちを抱いている。そういうオデットだった。まさに宗教的域に達していた。すばらしい!カーテンコール。大拍手、大喝采。
2006年12月10日
マチネサラファーノフ組。オデット/オディール:ヴィクトリア・テリョーシキナ王子:レオニード・サラファーノフ第1幕王子の仲間たちの祝宴。道化の登場。家庭教師の登場。そして王子の登場。サラファーノフは黒い上着に白いタイツ。金髪。まさに少年のような王子様。まだ子供。遊びたくてたまらない年頃。そういう意味では実に恋を知らないまだうぶな王子!という感じがよく出ていた。家庭教師にはいろいろ勉学をしなさいとうるさく言われるが、めんどくさくてたまらない。でもきょうばかりは王子のお祝いなので、家庭教師も王子に娘たちと踊るよう促す。最初の王子の踊り。サラファーノフは手の伸ばし方も足の運び方も見事にノーブルな王子していてすばらしい。サラファーノフは片足を後ろに伸ばして2回転するパのコンビネーションのソロを踊る。パ・ド・トロワ王子は王子の友人の女性2人に白い花を渡し、ねぎらう。女王様の登場。うやうやしくキスする王子。ほんと息子だね~という感じ。王子は女王にクロスボウをもらう。喜ぶ。女王退場で道化は喜び、踊ろう、と誘う。乾杯の踊り。王子は杯を持ち人々と腕を組み歩き回る。みな去っていく。王子の友人も恋人と帰っていく。道化はぐるぐる回りながら去っていく。残された王子はクロスボウを持って踊る。第1幕第1場了。第1幕第2場森湖を泳ぐ白鳥。ロットバルトの登場。王子の来る音楽でロットバルト退場。王子はロットバルトを撃とうとするが、撃てない。次に湖を泳いでくる頭に冠を載せた(!)白鳥を撃とうとする。しかし見る間に白鳥は人間に変身した。王子は白鳥に近づく。白鳥は嫌がる。マイムはない。ロットバルトが現れ、オデットを去らせる。ロットバルトは白鳥たちを呼び出す。群舞。王子が現れさきほどの白鳥を探す。オデットが現れる。オデットと王子のアダージョ。四羽の小さい白鳥。きょうはイリーナ・ゴールプ復活。とても可愛い!四羽の大きい白鳥。オデットのソロ。大きく足を上げる。アラスゴンド。コーダ白鳥たちの踊り。コールドの中央で王子はひざまずき、ももの上にオデットの足を乗せる、最後の大団円ポーズ。拍手。ロットバルトが来る。もう夜が明ける。白鳥たちとの別れ。王子に顔を寄せるオデット。上手に去るオデット。幕が閉まり始める。王子は決然とした表情で彼女との結婚の誓いを胸に刻む。第1幕第2場了。第2幕 宮廷客たちの到着。女王と王子の登場。着席。王子は浮かない表情。道化のダンス。これがすごい!ピルエット4回転で入ってそのままアラスゴンドのフェッテに入る2回。そのままピルエット3回、同じくアラスゴンドのフェッテ3回、ピルエット3回。それも超高速。めちゃうまです。花嫁候補たちの登場。一人一人と踊るが気に入らない王子。舞台の前を下手から上手に走っていく。道化に止められる。「どうなさったんです?」「王子様がいないといけません。」王子は道化に肩に手を置く。「わかったよ。」王子は女王に拒否を告げる。そこへまた客が。王子は顔を背けている。現れたロットバルトとオディール。王子はびっくりしてうれしそうに見ている。オディールはあっという間に下手にいなくなる。王子は追いかける。スペインのダンス。ナポリのダンス。チャルダーシュ、マズルカ。そしていよいよ…!あの音楽が。テリョーシキナの本領発揮。オディールと王子のパドドゥ。まずアダージョです。テリョーシキナはアチチュードにあげた足が高い。王子のサポート付で回転するが、何回回ったの?というぐらい回る。各回、8回転は当たり前。10回転はらくらく、といった雰囲気。王子を翻弄し、誘惑する黒鳥。照明が変わる。王子は背後に現れたオデットの幻影にも気づかない。ヴァイオリンが途切れる。照明が元に戻る。大拍手。テリョーシキナのオディールはまさにオディールそのもの。王子のソロ。待ってましたよ~このソロは大ジャーンプして片足をついてあげた足を上に上げたままキープする。足が高い。超絶技巧来た!サラファーノフはノーマルにはトゥール・ザンレール(空中2回転)、1拍置いてザンレールというあのパを、なんとザンレール2回連続を4回やった! つまり1回ザンレールするタイミングで2回ザンレールしてるのよ。ありえる?ステファン・ファヴォランがやってたけど、こんなに長くなかったような。こないだのガラでサラファーノフこれ、やってましたよね。すごすぎる。オディールのソロ。コーダ王子。飛ぶ。最後にピルエット。重なるように始まるオディールのグラン・フェッテ・アントゥールナン(黒鳥の32回転)。またガラでもやっていたスーパーな技を披露したテリョーシキナ。アラスゴンドで1回転。足をひきつけて2回転、シングル、シングル、このコンビネーションでほとんど回った。もうびっくり。サラファーノフのトゥール・ザンレールのマネージュ。7回連続。これが常人じゃ考えられないぐらい高さが高い! もうびっくり。テリョーシキナのパ。終了。大喝采!王子は喜びいさんで花束をオディールに捧げる。ロットバルトは2人を引き離す。結婚を誓うんだ!誓う王子。オデットの幻影が現れ、間違いを悟る王子。花束を王子に投げつけ去るオディール。森に走り去る王子。第2幕了。第3幕。白鳥たちの踊り2羽の白鳥。それぞれソロがある。オストレイコーフスカヤ、めちゃうま。しかも美しい。オデットが帰ってくる。オデットの悲嘆。ロットバルトの登場。雷鳴。テンペスト。王子が来る音楽。王子は白鳥を探す。ロットバルトと王子の間に割ってはいるオデット。ロットバルトと王子が交代にオデットをホールドする。オデットはロットバルトに翻弄され倒れる。王子とロットバルトの戦い。(以下略)カーテンコール
2006年12月10日
マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」2006年12月10日(日) 上野 東京文化会館きょうは、マチネ・ソワレ、はしごしてしまいました。テリョーシキナ・サラファーノフというフレッシュな組と、ロパートキナ・ゼレーンスキーというベテラン・カップルの対比が見られて非常に興味深かったです。なんといってもテリョーシキナ・サラファーノフ組は3幕(きょうで言えば第2幕)につきます。超絶技巧合戦がまた炸裂しました。演目的にはサラファーノフには物足りないぐらいだったでしょう。伝統版ですからね。踊るところが少なすぎて。彼にはヌレエフ版ロミオを踊ってほしい。テリョーシキナもガラで披露したスーパーな技をまた見せてくれました。ロパートキナ・ゼレーンスキー組の圧巻はやはり第2幕(きょうで言えば第1幕第2場)。これはすばらしいという言葉では足りません。言葉で語れるものではありません。彼女の白鳥は…ありえないぐらいすばらしかった。世界最高のものを見ました。白鳥のソロを見ていると涙がにじんできました。オデットの悲しさ、悲哀、寂しさ、絶望。人間不信。それでも希望。それらがすべて表現しつくされていました。踊りでこんなに自己を表現できる女性ダンサーは今まで見たことがありません。不遜な言い方ですが、やはりなにか、『神』としか言いようがないものが宿っていました。出てきた瞬間から、幕が下りる瞬間までオデットに魅了されました。今まですばらしい黒鳥はやまほど見ましたが、すばらしい白鳥にはあまりお目にかかったことはありません。パリオペのジロはかなりきましたが…。これはヌレエフ版なんで役作りからして違いましたからね。これは正統派のスワンレイクです。それでこんな表現ができる人はほんとにいないと思います。この役は、オデットとオディールを両方踊ることからステレオタイプにされがちですし、実際そういうこれはステレオタイプの作品でしたがね。いかにスワンレイクでオデットがいいとこんなに感動するのか、実感できました。ゼレンスキーはやはり心配していたように、調子が良いとはお世辞にも言えないものでした。でもまあ、そういう体調であっても彼が踊ってくれただけでもよかったです。
2006年12月10日
2006年総決算!まだ修正中!BalletFull Length1、パリ・オペラ座バレエ「白鳥の湖」 マリ・アニエス・ジロ ジョゼ・マルティネズ Le Ballet de l'Opéra de Paris "Swan Lake" Marie-Agnès Gillot José Martinez2、マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」 ロパートキナ サラファーノフ Mariinsky Ballet "Swan Lake" Uliana Lopatkina Leonid Sarafanov 3、ボリショイ・バレエ「ラ・バヤデール」 ツィスカリーゼ アレクサンドロワ4、マリインスキー・バレエ「海賊」 ファジェーエフ サラファーノフ Mariinsky Ballet "Le Corsaire" Andrian Fadeyev Leonid Sarafanov5、パリ・オペラ座バレエ「パキータ」 ステファン・ファボラン エマニュエル・ティボーThe Paris Opera Ballet“Paquita” Stéphane Phavorin Emmanuel Thibault 6、ベジャールバレエ・ローザンヌ「バレエ・フォー・ライフ」 tout 7、世界バレエフェスティバル 全幕プログラム 東京バレエ団 「ジゼル」 マニュエル・ルグリ、コジョカル8、世界バレエフェスティバル 全幕プログラム 東京バレエ団 「ドンキホーテ」 ホセ・マヌエル・カレーニョ、タマラ・ロホ9、ベジャールバレエ・ローザンヌ「愛、それはダンス」 tout 10 新国立劇場バレエ「こうもり」 アレッサンドラ・フェリBallet - Gala ガラ・小品1、2、3、世界バレエフェスA,B,GALA4、5、マラーホフの贈り物 A,B6、マリインスキー・バレエ オールスター・ガラ mariinsky all star gala7.マリインスキー・バレエ ロパートキナ・ガラ8.バレエの美神9、服部有吉、首藤康之パートナーシッププロジェクト"hs06"Musical Theatre1.「Movin' Out」 ラスタ・トーマス2.Billy Elliot (in UK)Opera1、「連隊の娘」(ボローニャ歌劇場) ファン・ディエゴ・フローレス 2、アンドレア・シェニエ(ボローニャ歌劇場) ホセ・クーラ グレギーナ3、ワルキューレ (MET) ジェイムズ・モリス ドミンゴ パーペ4、魔笛 (シュトッツガルト歌劇場) 5、ドン・ジョヴァンニ (MET)6、ホフマン物語 (新国立歌劇場)7.「ファルスタッフ」 (フィレンツェ歌劇場)8、トロヴァトーレ(ボローニャ歌劇場)9.フィレンツェ歌劇場「トゥーランドット」 10、オテロ(東京のオペラの森)11、アンドレアシェニエ (新国立歌劇場)12.『リゴレット』(ローマ歌劇場)13、椿姫 METOPERA ON WEB RADIO1、2、ザルツブルクフェスティバル「フィガロの結婚」3、エクサンプロバンス音楽祭 ラトル「ラインの黄金」4、VOLPE GALA5、ペレアスとメリザンド(ラトル キーンリーサイド)6、Proms Last Night7、Mozart Gala in Proms8、フローレス プロムスデビューClassic Concertコンサート1、ムーティ 東京のオペラの森 ヴェルディ『レクイエム』2.アバド ルツェルン祝祭管弦楽団 ブルックナー3.ヤンソンス ロイヤルコンセルトヘボウ マーラー『巨人』4、UBSオーケストラ ブリン・ターフェル「さまよえるオランダ人」5、ワレリー・ゲルギエフ指揮マリンスキー歌劇場管弦楽団 2006年1月26日 チャイコフスキー:交響曲第5番Recitalリサイタル1、Simon Keenlyside "Winterreise" in Paris2、イアン・ボストリッジ3、ランラン4、ホロストフスキーTOPICS DANCE服部有吉移籍吉田都移籍TOPICS OperaSimon結婚Simon、オリヴィエ賞受賞レヴァインがけがで来日中止FOOTBALL TOPICSシェフチェンコがチェルシーに移籍2006W杯ジダン引退カンナヴァロがバロンドールツェフが頭蓋骨骨折FOOTBALL Best Playerズラタン・イブラヒモビッチ(インテル)(スウェーデン)ロビン・ファン・ペルシーCロナウドウェイン・ルーニーグティリオネル・メッシセスク・ファブレガスラウール・ゴンザレスロナウジーニョデコフランク・ランパードフェルナンド・トーレスシュヴァインシュタイガールーカス・ポドルスキマルケスアルウェン・ロベンペトル・ツェフカンナヴァーロジョン・テリーまだ工事中です。すみません。総評今年は前半はオペラの年でした。後半はやっぱりFOOTBALL の年でしたかね~OPERAオペラのぶっちぎりのナンバー1はフローレス! これは歴史に立ち会った瞬間だった。これが言いたくてこの記事を書いているようなもの。ダンス関係全般としては、全幕バレエはジョゼのスワン・レイクミュージカルはラスタのMovin' Out がダントツで最高でした。2005年 バレエ・ダンスパフォーマンス Best10
2006年12月09日
アラベラかしら?アイーダかしら?シュトラウスかしら?ヴェルディかしら?ウィーン国立かしら?ラ・スカラかしら?今晩未明は悩みますね。どっち?sakag510 さんのオペラキャストを見て悩み深く~。
2006年12月09日
マリインスキー・バレエ来日公演『海賊』3日目2006年12月7日(木) 上野 東京文化会館メドゥーラ:ソーモワコンラッド:ロブーヒンアリ:イーゴリ・ゼレンスキーランケンデム:ウラジーミル・シクリャローフビルバント:ドミートリー・プィハーチョフギュリナーラ:オレシア・ノーヴィコワゼレンスキーさん、期待していたほど好調ではなかったと思います。あの昨年のメダリストガラで見せたような圧倒的なオーラがなかったです。覇気がなかった。たぶん…膝か足首を痛めている可能性があるのではないでしょうか。もちろん第2幕のパドドロワは、ノーミスで完璧でした。でもセーフティに踊っていたかもしれません。床にスライディングしてかしずくあのポーズをやりませんでした。後ろに立って見ていました。多分彼はプロだからセーフティにこなす方法を熟知しているのでしょう。きょうの舞台も美しい男女だらけで眼福でしかも皆すばらしいダンスでミスもありませんでした。でも昨日とは何かが違う。圧倒的に舞台を支配する、観客を魅了するオーラを発する人がいないのです。きょうはそれがゼレンスキーであるはずだったんです。でも彼は明らかにセーブしてました。奴隷役だからというわけではありません。だってコンラッドより偉そうだったもん。第1幕船の座礁。浜辺。ランケンデムが現れる。シクリャローフ可愛い~ 背はそう高くはないが若くてハンサム。こんなあどけない少年が極悪人のランケンデムとはとても思えない(笑)。でも可愛いから許す!彼はコールサコフの代役だったのですよね。彼は船が難破しているのを見て、とにかくそのへんにいる奴を捕らえて奴隷にしろ!と金を渡す。メドゥーラたち一行が現れる。きょうのギュリナーラはイリーナ・ゴールプがきのうに引き続き降板で、代役のノーヴィコワ。彼女はガラでチャイコPDDを踊った人。背が高くて踊りはうまい。シェネなんか絶品。メドゥーラ登場。金髪の美人のソーモワ。細い! 針金のような細さ。登場していきなりのアラスゴンド、足が高い!! ピケのアラベスクも足が高くあがる!すごいテクニックとばねを持った逸材。そして海賊たちを助ける。きょうのコンラッドはロブーヒン。タリスマンを踊った人。ダイナミックでジャンプも高いし、男っぽくて頼もしい感じ。ビルバントはプィハーチョフ。彼は背が高くてスタイルが良くて悪系~ この人よかったです。そしてアリ! ゼーレンスキー! 金髪。上半身裸。長身。どうみてもアリ(奴隷)じゃない~ 美しすぎる。そして奴隷市場売られる女たち。このシーンはランケンデムとギュリナーラの見せ場。シクリャローフきましたよ~ 大技連発のパドドゥでした。最初のアダージョ部分はリフトがあります。上に上げて転がして胸に抱きとめるところがどきっとしましたがそのほかは大丈夫でした。ホールドも遅れ気味のところが1回ありましたが、笑顔満開でいいのよ~という気になってしまいます。可愛い!シクリャローフのソロ。大きくジャンプして両足を反対向きの「く」の字に曲げます。足先を合わせている。大きなジャンプ。2回。すごい。中央に戻ってトゥール・ザンレール&ダブルのピケピルエットのコンビネーションで、奥から真っ直ぐ前に出てくる。がんばりました。コーダでは空中に座るようにジャンプして左足を前にまっすぐ出し、右足を正座するような形で曲げた形。これで回転する。彼はジャンプ系すごく得意です。楽しそう~なんだもん。ギュリナーラのフェッテはアラスゴンドで足を90度に上げて1回転してそのあとピルエットダブル、だったかな。このコンビネーションの連続。大層すばらしかった。省く第2幕ここは海賊の洞窟。海賊のダンス。ここでコンラッドとアリとビルバントが肩を組むシーンで、軽く足を上げながらステップするのだが、ゼレンスキーは足を少ししか上げなかった。ここで嫌な予感がしたんですよ。ビルバントの刀の踊り。うまい! かっこいい! このビルバント好きかも。コンラッドの踊り。うまい!コールドの踊り。さあいよいよパドトロワ。アリが上手から現れる。青いハーレム・パンツに、青い羽根飾りのヘアバンド。きのうのサラファーノフは宝石の飾りのついたチェーンを上半身にまとっていたが、ゼレンスキーはなし。アリの恭しいこのポーズを見ただけでもう胸がどきどき。下手からメドーラが登場! この時のお姫様オーラがすごかった。「あたしはプリンセスよ!」というオーラ発しまくり。まさに次代のマリインスキーを背負って立つプリマになるんでしょうね。彼女はアリのもとへパドブレで近づいていって手を合わせてポワントでパンシェ。美しすぎるこの2ショット! 胸キュンですわ~後姿も美しいゼレンスキー。目が踊ってないアリに釘付け。そしてアリのソロ。最初のパドシャの形に足を交差させるジャンプはサラファーノフと同じ。その後、足をアラスゴンドでフェッテ、1回転でピルエットに入る。そして止まって今度はピルエット。ノーマルにノーブルに回る。軸足は左。足を空中でパッと前後に開いて膝を突いて着地するもの。このセットを2回。これもサラファーノフと同じ技。メドゥーラのソロ。コンラッドのソロ。ダイナミック。コーダ。アリ。ここからの振り付けがサラファーノフと大きく異なった。利き足が違うので、ゼレンスキーは上手から出てくる。サラファーノフは下手だった。ゼレンスキーは左足を前で軽く曲げ右足を後ろに地面と平行に伸ばした形で、フワーッと大きくジャンプ。滞空時間を感じさせるジャンプ。これを2回。そしてマネージュ。すばらしいグランジュテ、&足を空中でルティレにしたポーズで回転するこのコンビネーション。すばらしい。いったんはける。コンラッド。メドゥーラのフェッテ。超高速で度肝を抜く。3回に1回ダブルをほとんど後半まで入れてきた。体操選手並みの身体能力だと思う。アリのフェッテ。ぐるぐるぐる美しく回る。高速のピルエット。終わって芝居部分。ビルバントの悪ぶりがいいです。コンラッドとメドゥーラの戯れ。ランケンデムの花を渡され、寝込むコンラッド。ビルバントが高笑いしながらメドーラの手を掴む。メドーラはナイフでビルバントの手を刺す。怒り燃え滾るビルバント。メドーラがさらわれたあと。アリが美しい~グランジュテで登場する。ご主人を揺り起こす。「あっちに行っちゃったよ!」「えぇ~」第2幕了。第3幕パシャの宮殿。ギュリナーラオダリスク。花の精?ギュリナーラとメドゥーラ。巡礼たちめでたしめでたし。マリインスキーバレエ来日公演 公式ブログ
2006年12月07日
マリインスキー・バレエ来日公演『海賊』2日目2006年12月6日(水) 上野 東京文化会館メドゥーラ:ヴィシニョーワコンラッド:エフゲニー・イワンチェンコアリ:レオニード・サラファーノフランケンデム:ファジェーエフきょうはなんといってもファジェーエフさんです!激かっこいいです~ちょい悪の感じがもうたまりません。ストライク~ですか?演技がうまくて~サラファーノフの期待の2幕はもちろん!会場がどよめきましたです。ハイ。マリインスキーはどのダンサーもうまいし大きいし、良かったです。『海賊』を生舞台でやっと見ることができました。しかもこんなに豪華キャストのマリインスキーで!まさに感動でした。第1幕海は大荒れ。海賊船に乗っていた一同は次々に海に飛び込みます。浜辺。ランケンデムが現れます。拍手~かっこいい!!!目が点になりました。おととい(ガラ)ではそうでもなかったのですが~きょうはお腹を出していて、これが見事に割れているのです~金髪でおひげをかいていて、昨日よりメイクも濃いのでもう~ハンサムだからますますハンサムになっちゃって。踊りもすごくよかった~奴隷の身となる女たちが現れます。(たぶんこのあとランケンデムら奴隷商人に捕まる。)ヴィシニョーワ、すばらしいです。ギュリナーラも大柄でなかなかすばらしいダンス。女たちは浜辺に流れ着いている海賊たちを助けます。コンラッド「なんてことだ~船がない~」奴隷市場豪華です。どこ見たらいいの状態。ランケンデムが女を売っています。第1のグループ第2のグループ。そしてギュリナーラ。ここはギュリナーラとランケンデムのパドドゥ形式になっています。ギュリナーラのオスモールキナ、めちゃうまですわ。ファジェーエフはすばらしいソロを披露する。彼は姿勢が美しい。体型も顔も美しいので非の打ち所がない。一昨日よりきれてた感じ。彼のグランジュテは上半身がまっすぐしているので実に美しいのです。ファジェーエフは体を斜めに投げ出して空中で回転する大技、2回。拍手。ファジェーエフのコーダ、マネージュ。すばらしい。オスモールキナのコーダ、フェッテはダブルを入れてきた。足を1回とんとんしたところはあったが抜群。マネージュはグラン・ジュテ&ピケ・ピルエットのコンビネーション。スピードがあってすばらしい。会場がわいた。パシャは大喜びでギュリナーラを買う。さぁ今度はとっておきの美人だぜ!ランケンデムが言う。そして連れてきたのは、メドゥーラ。メドゥーラは悲しげに舞台の上で踊る。パシャはランケンデムに金を渡す。ところがもう一人金持ちが現れた。これは実はコンラッド以降が化けているもの。彼らはいっせいに覆面を取って、ランケンデムと奴隷を奪う。パシャは激怒りで第1幕了。第2幕洞窟。海賊の住処。解放された奴隷たちと海賊たちが帰ってくる。ビルバンドが刀を持って踊る。そしていよいよ !!コンラッドとメドゥーラとアリのパドトロワ。アダージョ。アリのソロ。いよいよです。会場は静まり返っています。上手からサラファーノフ登場。最初は足をパドシャの形に交差させた形でのジャンプ。着地してポーズ、この繰り返し。そして今度はフェッテ&ピルエット。このフェッテがすごかった。普通惰性でぐるぐる回るまでに何回かポワントからアテールに落として回るでしょう? そこが、最初からぐるぐるぐる。3回転いった~え?すごいアラスゴンドのフェッテ。ピルエットはぎゅいいいんと6回転。ちょっとななめる。おとなしめかなと思った最初のソロ。これはほんのお遊びだったんです。メドゥーラのソロ。コンラッドのソロ。コーダ。アリ。ここからがものすごかった。ありえなかった。ラスタ・トーマスが東京公演の海賊で最後に見せた、両足を空中で回転させながら(いわゆる回し蹴りみたいな)着地する技、がありますよね。これをサラファーノフは最初から2回繰り返した。しかもあげた足が90度以上、120度ぐらい、あがっている。つまり体がかなり斜めになっているのですごく危険。床に頭をぶつけてもおかしくないアクロバット技。客席どよめく。そのあと返す刀で足を120度以上にアラスゴンドであげたまま回転する。これ、ABTのホセ・カレーニョもやってる技。すごすぎる。そしてそして極め付けがフェッテ&ピルエット。すべて右足軸。これが並みのスピードじゃない!!速すぎる。ぐるんぐるんぐるん。ピルエットも合わせていったい何回回ったんだろう。とにかくものすごく回ってた。このコーダが終わってもう私は放心状態。拍手はおろか、その後の展開もほとんど集中できず。いったい、今のは、何だったの?と自問していた。あとのストーリーはご存知ですよね~はぶきはぶき。意見を異にするビルバンドとコンラッドは対立。ビルバンドは策を練ります。そこへやってきたずるがしこいランケンデム。この眠り薬をかがせればいちころだぜ!じゃ、おまえが行けよ!ランケンデムは鼻をつまみながら退場。甘甘のメドゥーラとコンラッド。すばらしいメドゥーラのソロ。メドゥーラはランケンデムにもらった花をコンラッドに渡し、コンラッドは寝込んでしまう。そこへビルバンド。さらわれるメドゥーラ。アリが駆けつけてコンラッドを起こす。第2幕了。第3幕パシャの宮殿。ギュリナーラがパシャににゃんにゃんしている。3人のオダリスクスヴェトラーナ・イワーノフダリア・スホールコワオレシア・ノーヴィコワ。スヴェトラーナ・イワーノフは降板したイリーナの代役。ダリア・スホールコワはガラの「薔薇の精」で少女役を踊った人。この人めちゃうまでしたわ~ 美しいし。雰囲気がありました。オレシア・ノーヴィコワはガラでチャイコPDDを踊った人。メドゥーラが連れてこられる。メドゥーラはギュリナーラとの再開を喜ぶ。退場。パシャは夢を見る。花の精?たちが踊っている。ここでギュリナーラとメドゥーラが踊りまくる。ヴィシニョーワはさすがの超絶技巧を披露する。すばらしい!そこへやってきたお坊さんたち?祈りを捧げるパシャ。そのあいだにコンラッドは娘たちをゲット。そして一同また船に乗って大海原へ。めでたし、めでたし。
2006年12月06日
BBC Radio3 Performance on 3 broadcasts -- Benjamin Britten - In MemoriamComplete performanceBroadcast date: Wednesday 6 December 2006 19:30-21:30 (Radio 3)(GMT) 28:30-30:30 (Radio 3)(JST) GMT/UTC+9 : JSTA concert from Wigmore Hall's Britten Weekend performed 3 Dec. 2006Duration: 2 hoursPlaylist:Lisa Milne (soprano)Catherine Wyn-Rogers (mezzo)Philip Langridge (tenor)Mark Padmore (tenor)Simon Keenlyside (baritone)Graham Johnson (piano)Britten:On this islandSongs and Proverbs of William BlakeWho are these Children?The Holy Sonnets of John DonneA charm of lullabiesThanks to simonkeenlyside info.サイモンって最近仕事すごくしてますね~
2006年12月05日
マリインスキー・バレエ「オールスター・ガラ」2006年12月4日(月)東京 上野・東京文化会館マリインスキーバレエ団、いいバレエ団ですね~~好きになりました。みんな、うまい!きょうはなんといっても、サラファーノフ!そしてテリョーシキナ!スーパー超絶技巧合戦。別格でイーゴリ・コールプ!役者やの~ ファンになりました。こんな人だったんですね。ロパトキナも別格です。第1部「レベランス」いきなりきた~コンテンポラリー。ジャブ来た~第2部薔薇の精 コールプって役者! テクニックはすごい!!というわけではないが、とにかくムードが薔薇の精。むんむん匂ってきそう。まさに悪の道に酔いそうな感じの濃さ。腕の上げ方。腕の回し方だけで『薔薇の精~~~」彼はさすがベテランですね。テクニックだけではない表現力がすごい。タリスマン 第1部でがんばっていたロブーヒン君、うまかったですね~女性ダンサーが足を痛めるようなアクシデント?ありましたがしっかりフォローしてました。右足をいっちゃったみたいな感じだった。ロミジュリ。 イリーナ・ゴールプ、ウラジミール・シクリャローフ イリーナはすばらしい。シクリャローフ、金髪で超ハンサム。踊りもすばらしかった。ロミオ!だった。まさに。でもリフトが…下手かも? おっとっと… 最初の膝を抱えて上に持ち上げるリフトで、上がらない! どっきり。グラン・パ・クラシック テリョーシキナ、サラファーノフ これがもうすっごっかった!!! 超絶技巧をさらりとなんでもないように踊るサラファーノフ。子供みたいな表情に体型なんだけど、すごすぎる。きっと若い頃のヌレエフとかニジンスキーがこんなんだったんでは?と思わせるものがある。天才的。 特に回転系跳躍系がすごくて、度肝を抜かれる。 テリョーシキナはね。やっぱりすごい。完璧なダンサー。フェッテがすごかった。ダブルで入って、3回に1回、アラスゴンド、90度で回りその後足をひきつけて2回転、そのコンビネーションで回りきった。すごすぎる!眠り ヴィシニョーワ大失態をやらかしてしまった。どうもトウのかかとがはずれたらしい。(詳しい方に聞きました) しかし踊りには感じさせず、4人のカバリエの肩を押さえてパンシェするところで最後の一人の後ろにかがみこみ、トウを履きなおしていた。こんなこともあるのですね。 パヴロワとチェケッティ ロパートキナ、コールプ これだけ毛色の違う作品。ノイマイヤーですもの。もう雰囲気ありすぎの2人に脱帽。やってることは他愛もないのだが、存在感だけでうならせた。 チャイコ・PDD ノーヴィコワ、ファジェーエフ これは普通にノーマルでしたね。女性の方、フェッテでダブルを入れていたが失敗して足を1回ついてしまっていた。 とにかく濃かった第2部。これだけでも大満足なのにさらに… 第3部 エチュード ソーモワ、サラファーノフ、シクリャーロフ すばらしかった! マリインスキーすごかった。 この作品はすごい作品だが完璧に踊ったマリインスキー。 とにかくサラファーノフが人間と思えないぐらいすごかった。 最後はトゥール・ザンレール、8回連続ですよ! 途中では、右足軸のものすごいピルエット&フェッテを見せる。 そしてなんと足を替えて、左足軸でフェッテをコールドとぴったり合わせて回ってみせる。 またとどめは右足軸の高速回転。 ブリゼボレとザンレールのコンビネーション?もすごかったな。 ソーモワは金髪の超美人だが、技巧もスーパーだった。くるくる回るシェネがまるでコマのように同じ場所で回ってた。すごいものを見ちゃった。フェッテもすごいスピード。この子もすごい! もうお腹いっぱいになりました。ディナーを3回ぐらい食べた感じですわ。
2006年12月04日
ライズ・アンド・フォール シルヴィ・ギエムとバレエ・ボーイズ 来月放送出演:シルヴィ・ギエムバレエ・ボーイズ (マイケル・ナン、ウィリアム・トレヴィット) ラッセル・マリファント振付「トーション(ねじれ)」(デュオ ナンとトレヴィット)(約17分) 「Two」(ソロ)(約7分) 「ブロークン・フォール」」(3人 約25分)。制作: 2005年, イギリス放送: 2007年 1月13日 (土) 00:30~04:59 NHK BS2 クラシック ロイヤル シート
2006年12月03日
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