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遅くなりましたが 、『キミ、犯人じゃないよね』第1話 を見ました。
期待してただけに、ちょっとがっかりでした。
推理作家志望のフリーターの森田さくら(貫地谷しほり)と坊ちゃんと呼ばれる警部補、宇田川教生(要潤)が事件を解決する話です。
森田さくらの 「このヤマいただき」 というのが、このドラマの決めセリフ。
あと、坊ちゃんがいつも犯人に 「キミ(あなた)、犯人じゃないよね」 と言うみたい。
決めセリフと濃いキャラ、さくらのコスプレ。
事件以外では、楽しめます。
殺人事件は、すぐに犯人が分かってしまってイマイチでした。
でも、殺された推理作家、ユリが書いていた「ささやき刑事」、好きです。
犯人の耳元で囁いて、一晩共にしてから逮捕するなんて、本当に嫌な刑事。
さくらはフリーターで、舞妓はんになったり、工事現場でヘルメット姿になったり、ウェイトレスになったり・・・
事件とは関係なく、貫地谷しほりのコスプレは面白いです。
推理作家を目指しているさくら。
でも、「才能のカケラも見当たらない」と言われまくります。
耳が痛い。
私も同じです。
坊ちゃんは、警部補で、意外とエライ。
祖父が国会議員で、叔父が最高裁の判事、父が羽田に東京ドーム7個分の土地所有。そして、遠縁には警察庁長官。
だから、皆が気を遣って、腫れ物扱い。
浅見光彦も真っ青ですね。
お金持ちで、さくらをバイトで雇い、一緒に事件を解決。
一番の容疑者だったあやさんが腱鞘炎で、クビを絞められるはずがないなんて、ちょっと。
私、腱鞘炎で2回も手術しました。
確かに、握力落ちるとは思うけど、瞬発的には力は出ると思います。
門倉さんが殺された部屋に2人が入った時、死体を見つけた後で、坊ちゃんが振り返ってさくらに話しかけました。
さくらもドアの方を振り返ったり、部屋中を見回しました。
それなのに、ミキさん、ドアの陰に隠れていたなんて・・・
詰めが甘くないでしょうか?
最後に、坊ちゃんが犯人のミキに手錠をかけるかと思ったら、彼女に惚れてたので、さくらに手錠をかけてしまいました。
ミキさんに「逃げて」と言います。
ミキさんが逃げなかったから良かったけど、笑っちゃいました。
それでも、手柄はぼっちゃんの物です。
こんな感じで、事件外のことで、楽しむドラマなんでしょうね。
1話は、うまく人物紹介できて、無難に終了というところでしょうか。
ただ「トリック」や「時効警察」に比べると、もう少し、事件解決も本格的にして欲しいです。
さくらと坊ちゃんのキャラは、大好きです。
今夜の2話が楽しみです。
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