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2009.05.21

『暴走する事務官…老舗旅館に潜む罠！！

内容
酒を飲みあや（名取裕子）を愚痴る酔っている太田（渡辺いっけい）本木（森翼）
その帰り道、悲鳴を聞く太田。。。そこには口から血を流した女性がいた。

翌日。太田の様子がおかしいことを見て、あやは早退させる。
すると、、夜になって、あやの家を訪ねてくる太田。となりには、見知らぬ女性。
偶然やって来ていた成増刑事（寺島進）とあやに、昨夜のことを話をする太田。
暴行にあったのではと推測する成増であったが、

翌朝、置き手紙を残し姿を消した素子。
寺島は、ホテルチェーンオーナーの素子の父・英一（森下哲夫）から事情を聞く。
娘・素子とは折り合いが悪いこともあるようで、
暴行に遭うなどあり得ないと、明らかに冷たい態度。
しかし、老舗旅館“梅さと”のひとり息子・兵藤純平（久保山知洋）なら、
やりかねないというのだった。

成増は、梅さとに向かうと、母の女将・菊乃（紅萬子）はいたが、純平はいない。
そんななか、純平が中京署に出頭、池内刑事（益岡徹）が聴取。
純平の口から出てくるのは、すべての事実、犯行を認めるというモノ。
英一による“梅さと”の買収交渉で会ったことがあり。。。。と言う。

だが、あやは、、、

　そのうえ、見ず知らずの男の部屋に丸一日いるなんてオカシイ。
　これが必殺、主婦の勘！

と、疑問を抱きはじめるのあった。
それどころか、本当に暴行はあったのか？？と。

敬称略

太田は、女性に恋をしてしまう。。。。

って言うお話だ。

あ。。。ちがう。

女性は、暴行にあったのか？
自白した男の供述は、本当なのか？

いったい、何が、男と女にあったのか？？

である。

まぁ、結局、事件らしい事件ではなく
ほとんど、親子ゲンカに近い状態ですので。。。

女性がついたウソを誤解して、
一目惚れの太田事務官の暴走と言うだけなんですけどね。

そう！太田がいなければ、
ロミオとジュリエットなのである（笑）

２人の間に、偶然にも割り込むカタチになった太田。

ちょとした切ない恋物語である。。。いや、、失恋物語ですね。

太田事務官のキャラって、ほとんど描かれたことありませんよね。
その意味では、かなり新鮮なお話。

ここのところ、主要キャラの描き込みをしていますね。
なんか、“ 再出発 ”という雰囲気が漂っていますよね（笑）

実際、刑事も変更されたのだから、そう考えても間違いではないでしょう。

ということで
まじめで独身の太田事務官の失恋話。。。切なく終了である。

しかしまぁ、
事件にしようと思えば、もっと色々と出来たでしょうに
そう言うのをしなかったところが、
今シリーズの面白さと言えるでしょうね。

キャラを描くときは、事件は二の次ということだ。

だからこそ、キャラや人間関係が見えてきて、
オモシロ味になっているんですけどね

第４話第３話第２話第１話

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