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2009.07.09
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『宇宙までの距離』

内容
議員の宇喜多千里(RIKACO)から、NASAへの留学生の話が、
宇宙学校に伝えられ、1人選ぶことが発表された。
お互いに意識しあう宇宙飛行士コースのみんな。
だが、授業中、佐野教官(田辺誠一)が、NASA留学に反対していると宣言。
役に立たないというのだった。

そんななか、
突然、府中野(大東俊介)が、宇宙飛行士コースを辞めると言いだし、

塩見(かとうかず子)は、他のコースに変更することも出来るというが、
それでも辞めるという府中野。
府中野は、授業もマトモに受けなくなっていく。
アスミは、考え直すよう説得するのだが、全く耳を貸さない。
全く意味が分からないアスミ。

その一方で、憧れの桐生(向井理)が、アメリカに留学すると聞き、
再びショックを受けるアスミ。

周りの人たちが、みんないなくなっていく。。。。。。

数日後、桐生が去る日。
説得しても、見送りに行こうとしないアスミを見て
府中野は、強引に授業から連れ出し。。。。。。


その様子を見ていた拝島(本上まなみ)は、
“宇宙飛行士だけじゃ、宇宙にいけないの
 探してみたら?府中野くんなりの宇宙を。


見送りに間に合わなかったアスミであったが、
学校に戻ると父・友朗(高嶋政宏)が、



敬称略







そんな感じでしょうか。
物語としては、中心にアスミはいますが、その周りの人たちの物語を

色々な形で描いた感じだ。


幼なじみの府中野。。。
 ただ、アスミを守りたい一心で、アスミの背中を追いかけてきた。
 でも気付く、、、自分の中の宇宙への想い。
 それは、アスミの背中だけだった。
 そんなことで、良いのか・???
 宇宙飛行士コースを辞める決断をする府中野。
 そんなとき、拝島が。。。。
 方向性の違いというか、新しい物語の始まりである。
 ま、、若干、オチ要員ですけどね(笑)

佐野
 ライバルである鴨川友朗。
 獅子号設計で負け、宇宙へ希望が見えなくなっていた。
 でも、本心では、コースの生徒たちの『未来』を見据え、
 そして、自分の中の宇宙への想いを『写真集』で表現した。
 アスミ“見ていた宇宙は同じですよね”
 生徒たちへのいろいろな気持ちを伝えるのも、良い感じでした。
 もちろん、議員に対して、ダメと言い張るシーンも
 佐野の中にある“想い”を描いているため、お見事でした。

桐生
 誰かのせいにしなければ、前に進んでいる気になれなかった。
 でもアスミの“宇宙”をまっすぐに見据える姿を見て、
 心の中が、少しだけ整理することが出来た。
 “誰かのせいにして立ち止まっているわけにはいかないんだと、
  気付かされました
  あんなに嬉しそうに宇宙を語る子、見たことありません”
 水ロケットだけでなく、手紙。。。も
 ベタですが、良い感じです。

そんな、1歩前に進み始めた3人を描きながら、
物語の本筋である、NASA留学の話である。


若干、 詰めこみすぎているため 、意味不明に見えてしまう部分もあるのだが、
それぞれの思いを丁寧に描いているため、
面白く見ることが出来ている感じだ。

時間が短いのがもったいなく感じるくらいだ。

こういう丁寧さを見ると、40分強というドラマの時間を
恨めしく感じます。

短すぎだ!


ま、、ただ、今回を見ると
より一層、前回のアスミの気持ちの描きが弱く感じますけどね。
宇宙を語るのは良いんですけどね。。。






ちなみにわたし的に、一番は。
アスミ“府中野くんがやりたいこと見つけたら、私応援するよ”

この部分の、桜庭ななみさん!!

才能を見た気がします。

ま、、ドラマには関係ないけどね。


最後に、ホントにどうでも良いこと。


桐生が旅立つアタリなんて
だって、1分も経たないうちに、3つも衣装替えですよ!!
いくら何でもヤリスギですよね(苦笑)

せめて、セリフで表現して欲しかったモノです。


これまでの感想
第3回 第2回 第1回





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Last updated  2009.07.09 18:52:25


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