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2009.08.21
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『暗殺者』

内容
再び殺人を犯してしまった碧井(錦戸亮)
が、その碧井の前に警察庁の沢村(佐々木蔵之介)が現れるのだった。
殺したのは、部下の木下健吾(遠藤賢一)であり、殉職だと。
そして告げる。。
“あなたはまさに夢のような兵器だ。力を誰よりも評価しているのは私だ”と。

同じ頃、
友人の監察医・前園千春(原田夏希)の仕事場にいた長谷部渚(水川あさみ)は、

手口は、明らかに碧井の力によるモノだった。
すぐに碧井と連絡を取り合い、竜崎(滝沢秀明)のことを知りすぎているため、
お互いの身が危険であることを理解するのだった。

そのころ竜崎は、榊大臣(高畑淳子)から仕事を命じられていた
余命ひと月をきっている歌手・レイ(平原綾香)を救え。。と
すると竜崎は。。。。。。。“あんたが欲しい”と告げるのだった。


そんな中、竜崎に接触した碧井は、竜崎の抹殺を図ろうとするのだが
逆に考えさせられる。。。
碧井“オレにとって重要なのは、力を正しく使うことだ”
そして碧井は、沢村の元に向かうのだった。
沢村に、熊切勝(八乙女光)を監禁している場所に連れて行かれた碧井。


一方、病院で行われていたレイのコンサートに、顔を出した竜崎。
榊からレイの病を治すよう要求されるのだが。。。。。。


敬称略



一応、前回までに、ある程度のネタフリが完了しているので、
今回からは、
神の力、悪魔の力を利用しようとする人間たちの欲望が
前に出はじめた感じである。

そのため、わずかではあるが、物語のオモシロ味は出ている。


ただねぇ。


そんなことよりも、
無駄にセリフを作っている竜崎の意図が意味不明すぎて、
モヤモヤして感じが、どうにも解けない感じである。

目的があるならあるで、
それなりに“過去”を見せればいいのに、見せない。
今回のお話の時点で、決まっていなかった可能性というのもあるだろうが、
あまりにも、物語の“芯”がなさ過ぎて、
面白味に欠けたお話になってしまっています


たとえば、
人間の欲望を前に出すようなテーマにするならするで、
そういった考えさせる内容にすればいいのに、それも中途半端。

ただただ、 力で魅せ場を作っているにしか過ぎない状態 だ。

今回、最も意味不明だったのは、
竜崎と碧井が顔を会わせた部分ですよね。

お互いの意図がハッキリしないのに、
セリフだけを作ろうとして、作りすぎてしまい、
結果的にオモシロ味を感じないようにしてしまっています



ちなみに、今回。
意味不明というより、最も不満だった部分。
いや、このドラマの最もダメな部分が出たのが、渚の存在である。

渚というキャラを使い、
それなりにテンポ良く物語を動かしているように見せているのであるが、
ほとんど、 登場シーンに、内容がありません
完全に、無駄な時間稼ぎにしか過ぎない状態である。

もしも、渚のシーンをすべて無くしてしまえば、
竜崎と碧井の対比が上手くいって、面白さが出たかもしれないのにね!
それ以前に、 ワケがわからないのは、
竜崎が渚にこだわる理由
なんですけどね!
“力”をもっている碧井にこだわるのなら分かるのに。。。。。


沢村。。佐々木蔵之介さんの怪しさが前面に押し出され、
わずかにオモシロ味が出てきた感じではあるが

明らかに引き延ばしと思われる部分も多々あり、
結局、迷走状態になっているような気がします。

面白い部分もあるのにね。。。
もうちょっと、無駄をカットすりゃいいのに(苦笑)
もったいないことを。。。

これまでの感想

第4話 第3話 第2話 第1話





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Last updated  2009.08.21 23:14:14


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