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2010.12.18
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カテゴリ: 映画感想
『仮面ライダーダブルfeat.スカル』

内容
その日は、亜樹子(山本ひかる)と竜(木ノ本嶺浩)の結婚式当日だった。
翔太郎(桐山漣)とフィリップ(菅田将暉)は、仮面ライダーWとなり
メダルをばらまく謎の怪人“プテラノドンヤミー”と戦っていた。
が、そこに結婚する条件で
亜樹子にメモリ、ベルトを取り上げられていたにもかかわらず、やって来る竜。
そんな姿に、、、亜樹子はブチギレるのだった!!
父も仮面ライダー、周りも仮面ライダー。。。我が身の不幸を嘆く亜樹子。


ライダーの記憶集めをするため亜樹子を連れ去ろうとした時、
怪人が持つガイアメモリの力で、亜樹子は妙な“記憶”を目の当たりにする。
それは、、、10年前のこと。
父・鳴海荘吉(吉川晃司)と相棒の“マツ”こと松井誠一郎(山本太郎)が、
鳴海探偵事務所で様々な事件にたずさわっていた。。。在りし日の出来事だった!

10年前、荘吉は、懇意にしている歌手・メリッサ(山本ひかる・二役)から、
ある依頼を受けていた。。。
クモ男・・・スパイダー・ドーパントから届いた脅迫状。
上手く歌えなければ、観客の命はないと。
警護に向かった荘吉とマツは、
メリッサが所属する事務所の社長・矢口孝三(佐戸井けん太)の側らに

資料集め、分析を得意とするマツが、情報収集したところ、
矢口と小森が、芸能人を利用しメモリの実験を行っていると判明する。
そのうえ、、、小森は、、、バット・ドーパント!!

2人が犯人と見た荘吉は、尾藤勇(小沢和義)に紹介された、
通称“ストーン”(つぶやきシロー)と矢口邸に乗り込むのだが。。。。。。

そのうえ、矢口まで、スパイダー・ドーパントにより殺されてしまう。
スパイダー、パット、、、2体のドーパントに追い詰められていく荘吉。
そこに、荘吉を陰で支える幼なじみの“シュラウド”こと文音が現れ、
荘吉にスカルのベルトを手渡すのだった!!!


やがて、、、悲劇的な結末を迎えることになる荘吉。
そんな“仮面ライダー”の悲しみを知りショックを受ける亜樹子。
そして次の瞬間。。。。


『仮面ライダーオーズ ノブナガの野望』

内容
鴻上ファウンデーションにより、洞窟から発掘された1つのミイラ。
それは、鴻上(宇梶剛士)が、欲望のカタマリと考える、
天下まであと一歩に迫りながら死んでしまった、、、織田信長だった!
鴻上は、生体研究所の真木(神尾佑)に命じ、
セルメダルを利用し人造人間“ノブナガ”(大口兼悟)として復活させる。
が。。その直後、ノブナガは研究所を脱走し。。。。
偶然、映司(渡部秀)はノブナガと知り合い、面倒を見始める。

親しくなった映司と清掃のアルバイトをはじめたノブナガであったが、
情報を収集しはじめたノブナガは、一気に、、、企業の社長へのし上がっていく。

そのころ、映司、アンク(三浦涼介)は、
殺人を繰り返していく謎の鎧武者の怪人との戦いに奔走中だった。
逃げ足が素早いこともあり、取り逃がしてしまう仮面ライダーオーズ。

そして社長となったノブナガは、
比奈(高田里穂)の知り合いでもある明智よしの(彩也子)と、
会社が行うオーディションで知り合うのだった。
かつて、、裏切った明智光秀の末裔・・・よしのに憎しみに目線を向ける一方で、
ノブナガは、よしののバレエ姿に心惹かれていく。

そんななか、鎧武者の怪人により負傷するよしの。
よしのの、踊りたいという欲望は、プテラノドンヤミーを生み出すのだった!

オーズとなってプテラノドンヤミーを、ナントカ撃破した直後。
ヤミーの中にあったコアメダルが、鎧武者に入り込み、
ついに、完全体の怪人となるのだった!!

が、、、その鎧武者の正体は・・・・
そして苦しみの末、倒したオーズだったが。。。。。。。


『MOVIE大戦CORE』
内容
亜樹子の目前のプテラノドンヤミーが持つガイアメモリに、
どこからともなく、とんできたコアメダルが合わさり、
ついに、悲しみのライダーの記憶から、、、仮面ライダーCOREが生まれる。

そこに、やってくる映司、翔太郎、フィリップ。。。。そして竜。。。。。


敬称略


↑結構省略していますが、3部構成なので仕方なく書いている部分もあります。


内容としては、

『仮面ライダーダブルfeat.スカル』
が、スカル誕生物語と、、ダブルの完結編。

『仮面ライダーオーズ ノブナガの野望』
は、、、これからのオーズのための、いろいろとお披露目。。。というお話。

『MOVIE大戦CORE』
は、そんな2つの物語を、ナントカしてつなげちゃった!

そんな感じである。



正直、厳しい言い方をすれば、
間違いなく評価は二分される作品であると言う事である。

かといって、
高評価または、好評価は、、、残念ながら、かなり少ないでしょうね。

というのが事実でしょう。


たとえば、脚本が、、、誰だから。。。ということだけでなく、
根本的に今作が間違っているのは

毛色がまったく違う2つの仮面ライダーを融合させよう

としたことにある。。。ということでしょうね。
だって、全くニオイが違いますからね!!!


ニュートラルな立場で見れば、
それぞれに、それぞれに『らしさ』が表現されているし、
時間の短さにより、物語の中途半端さはあっても、

かなり上手く2つの物語を融合させたということはできます。

ま、個人的には、一部ボロボロの手抜き合成などがあるため
イヤになる部分もありますが、そこはそこ。

最終的に、
完結させるための物語というコンセプトの『ダブル』

これからのお披露目というコンセプトの『オーズ』
を、、、ほんと、それぞれに魅せ場を作って、
まとめきっているとは思います。


ただね。。。この2つの作品。
ニオイが違いすぎますからね。。。。。

たとえばの話。
『ダブル』を気に入っている人にとっては『オーズ』部分は不快であり、
『オーズ』を気に入っている人にとっては『ダブル』は。。。。。

ということなのだ。

そう『好み』というのは、誰しもが持っているモノであり
今作が、どうしても乗り越えられないのは
その部分にあるのは事実なのだ。


一方で100点でも他方で0点なら、50点となると言う事。

そんな作品、
よっぽど好意的に見るしか、評価のしようがありません!!

たしかに、キレイにまとまっているんだよね。
『物語としての穴』は、、たくさんありますけど。


オススメか?と聞かれれば、
かなりの許容力を持った上で、見ている途中で
頭を切り換えることをオススメします(苦笑)

1つだけ言えるのは
小さすぎるお子様には、色々な意味で難しい部分が
たくさんあると言う事でしょうね。

ま、、、そんな作品である。


個人的には、かなり大目に見て、悪くはない。でもオススメではない。
恐いモノ見たさで見て、ガッカリしないで下さい。

と言う感じでしょうか(笑)



念のため、最後に書いておきますが。

あの~~~~~~~~
まだ、『電王』使うんですか????

本気で、そろそろ『過去の栄光』にすがるのは、辞めましょう。
ここまで使い続ければ、

さすがに。。。。。。惨めですよ。







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Last updated  2010.12.18 17:24:13


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