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2011.02.20

内容

出世を気にしない蘇我とは違い、宇田川には、、、強い出世欲があった

やがて宇田川は、ついに、、本庁捜査一課第五係に配属され刑事となる。
蘇我は、公安部捜査課と、出世欲が無いハズの蘇我のほうがエリートまっしぐら。
それでも、ふたりは親友。。。。。ライバルだった。

ある日のこと、第五係は、暴力団・桂谷組へのガサ入れへ。
早朝発生した構成員・高田衛が殺された事件に関して組対四課への捜査協力。。
ということだった。

係長・名波孝三（豊原功補）には注意され、先輩の植松義彦（渡辺哲）からも
落ち着くように言われていたのだが、ガサ入れ中、、構成員とゴタゴタ。
逃げていく構成員を、追いかけはじめる宇田川。
銃を向けられた宇田川だったが、、、そこに、なぜか蘇我が現れ助けられる。
いったい、なぜ、蘇我はいたのか？？
そんな疑問をぶつけようとした宇田川だったが、
“公安”ということもあり、蘇我が口を割るはずも無く。。。。

翌日、突如、、蘇我が懲戒免職に！！
あまりのことに同期で築地署にいる宮下幸助（鈴木亮平）に相談する宇田川。
話をしているうちに、ふと気づく。。。蘇我のことをあまり知らないと。
そんななか名波からも、関わるなと宇田川は注意を受ける。

植松からも“公安”がらみのため、関わらない方が良いと勧められるが、
それでも“同期”ということで、調べることを決める宇田川。
すると暴力団構成員の死に、何らかの関係があるのではと植松はアドバイス。

そんななか、殺人事件が起きる。
それはガサ入れの時に逃げた構成員・石田伸夫

組対四課の滝田春男課長（中村育二）原田勇治管理官（堀部圭亮）たちは、
桂谷組と対立する石波田組の抗争と断定、捜査すると決定される。

宇田川は、違和感を感じるも、
所轄の下谷東署の土岐達朗（竹中直人）と組んで、捜査をすることに。
真剣になり必死に捜査する宇田川を横目に、飄々とした態度の土岐。
やがて、、酒を飲んだあと、、、あるスナックへ
そこでママ（濱田マリ）から、思わぬ情報を得るのだった。
それは、、、石田の女・松金良美が店いたという情報。
だが犯行当日、海外にいたため犯行は不能。
土岐の捜査手法に宇田川は感心するばかり。

そのことが、土岐から、捜査会議で報告されるが、
なぜか、滝田、原田は、抗争事件として決着をつけようとしていた。
違和感を覚える宇田川たち捜査一課の面々。．そして、土岐。

そんなとき、突如。蘇我の妹・みちる（栗山千明）が宇田川を訪ねてくる。
兄と連絡が取れない。．．と。

同じ頃、松金がいない間、
マンションの鍵を持っていた松金の友人・下沢恭子が見つかり、
石田と同じ組の幹部・村井等と付き合いがあったと分かる。
なんらかの“事件”が起きたと考えられ息巻く捜査一課だったが。
組対四課は、それでも“抗争”として収めようと
組対部長の韮沢晋太郎（矢島健一）まで会議にやって来て捜査一課は警告される。

その後、宮下にも警察庁からプレッシャーがかかり、
一方で、みちるの部屋が、荒らされる事件まで発生する。
宇田川は、蘇我が生きている可能性を感じ始めるが。。。。。

そのころ独自に捜査をしていた柚木から、宇田川は思わぬ情報を知ることに。
二つの殺人事件には、、政財界の黒幕と言われる八十島秋水（神山繁）の影が！
明らかに、公安が関わる事件になったと感じる宇田川だったが、
と同時に、、、、捜査本部は、殺人の容疑者を蘇我と断定。。。。

それでも。。。という宇田川を、
捜査一課長の田端章夫（岩松了）は、厳重注意しながらも、
その心意気に打たれ。。。。。。

と同時に、警備局警備企画課長・門前真人（佐野史郎）に目をつけられる宇田川。

そしてついに八十島を知る仁志和也（田宮五郎）が、宇田川の前に現れ。。。。

敬称略

↑わざと、かなり書き込んでいます。

公式ＨＰ
http://www.wowow.co.jp/dramaw/douki/

原作は、今野敏さん
脚本は、福田雄一さん

原作は当然未読。

主役の松田龍平さんは、テレビドラマ初主演だそうである。

警察学校の同期・蘇我が、突如、懲戒免職に！！
必死になり行方を追う宇田川。
現在追っている暴力団構成員が殺された事件の関わっているようだが、、、
やがて証拠などが揃わない中、蘇我が犯人と断定されてしまう。
蘇我が所属していた“公安”に関わる事案だと分かってくるが。。。。

っていう感じですね。

警察組織という内部のゴタゴタを描くシリアスな物語だけで無く、
同期を助けたいという感じの友情モノ
それらを、上手く融合させた、かなり面白いお話ですね。

キャスティングの良さもある、ホントに良いです。

さすが、今野敏さん！そして、福田雄一さん！

国民のために働いているか？
国家権力のために働いているか？

若き刑事の奮闘。

親友のために必死になる警察官としての意地。
その熱き想いは、組織を動かしていく！！！

って、、ほんと最終的にまさかの熱い物語に。。。。。。
規模の大きさもスゴイし。
刑事の成長も見えているしね。

いや～。。。良いですね。

久々に楽しい刑事モノ。。。それも、本格的作品を見た感じである。

個人的に、、、気に入ったのは、映像美という印象の映像かな。
監督の入江悠さんの手腕によるモノだろうが、

ベタでありながら、音楽の重厚さもあり
ホントに映画のような作品だ。

前回の“ビート”も、そうだったが、
ドラマＷ、、、ほんとにあなどれません。

また、今野敏さんの作品を映像化して欲しいなぁ。。。。

こんなに、原作を読みたくなった作品って、、、いつ以来だろ。．．

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