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2018.02.21
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『騙し討ち』

青木(浅利陽介)の知人でIT企業の営業マン・稲葉が、
自宅で殺されて見つかる。
捜査一課の伊丹(川原和久)芹沢(山中崇史)らが捜査を開始。
益子(田中隆三)が、窃盗犯が入った痕跡を見つけ、強盗殺人と見立てられる。
伊丹たちが、婚約者の小山菜穂子(広澤草)から話を聞くと、
仕事が忙しく、2週間ほど会っていないということ。

事件のことを青木が、右京(水谷豊)亘(反町隆史)に吹き込み、

伊丹の許可を得て、通報を聞くことが出来た右京。
すると亘が、遺留品に小学生の教科書があることを指摘する。
被害者には子供がいないはずなのに。。と。
そんな折、本庁捜査二課の梶健介(矢島健一)が何かを調べていることを目撃。
理由を問い詰めると、官僚の贈収賄疑惑に関して、
被害者が関わっている可能性があると言う事だった。
梶は、右京と亘に捜査協力を提案する。

そんななか、被害者の上司・岸和田啓吾(阪田マサノブ)から話を聞く捜査一課。
そこに亘がやって来る。そして梶の情報について質問するが。。。

その後、文科省の城島忠彦との関連が分かり。。。。

一方、右京は、現場のマンションへ。

妙な印象を受けた右京が、不動産会社で調べると、。。。。

敬称略



脚本は、金井寛さん
監督は、権野元さん



ってか。。。。なぜ、二課なのに、



その直後に、情報漏れの重要性を右京が亘に説明してるのに?


そこが、どうしても引っかかって、引っかかって。。。

確かに、特命係を利用していると言えなくもないが。

それでも、さすがに不自然すぎる。

せめて、右京が、かつて捜査二課だったんだから、

そこから広げれば良かっただろうに。

それだけで、不自然さが消えるのに。


どうも、最近の今作の脚本家は、

この基本設定を知らない人が多すぎます。

もちろん、元同僚。。。とまで言ってしまうと、

さすがにあざとさが残ってしまうが。

シリーズ中でも触れられたことがあるように、

右京は、二課で大きな事件を解決に導いたこともあるのだ。

せめて“お噂は耳にしている”程度の言葉があるだけで、

全く印象が違うはずだ。



とりあえず、そのあたりは、横に置いて置くが。


これ、殺人か、贈収賄か、

どちらか一方だけのほうが、面白かったんじゃ?

強引に物語を繋げすぎて、

“二兎を追う者は一兎をも得ず”

そんな感じである。


繋げること自体は、それはそれで良いんだけど。

どちらかをメインに描かないから、

中途半端な印象になってしまうのだ。

それこそ

動機は、贈収賄だけど。

結果的に、殺人の捜査になっているんだから、

そっちだけ描けば良いだけなんですよね。

ハッキリ言って、動機なんて。。。なんだって良いんだから。


いやね。

描きたいことが、何かも分かっているだけど。

だったら、それをメインに描くべき。

中途半端すぎます。

ってか。。。。二課メインにすれば良かっただろうに。。。。

殺人ではなく、ただの窃盗で良いんだから。

今回のようなの、一番ダメなヤツです。


もうちょっと、上手くやれば。。。ネタが面白いだけに。。。。。勿体ないことを。


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Last updated  2018.02.21 21:53:47


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