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2019.01.10

内容

２０１９年１月、京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)は、
連続殺人犯の能見冬馬（高橋光臣）を追っていた。
ビルの屋上に追いつめたが、逆襲に遭い、ビルから転落。
貯水プールに落ち一命を取り留めたが。。。。

目覚めると時矢は、病院にいた。交番に向かおうとするが、
見舞いにやって来た福知一郎（寺島進）に困惑する。暴力団関係者？
横にいる内海念也（横山だいすけ）とともに、“１３係”の刑事だという。

戸惑いながらも、自身が交番の警官では無く、刑事だと知るのだった。
３人は、府会議員の椎名蒼（横山美智代）が殺されたコトや。
容疑者として植田渉（池田純矢）があがっていると聞くも、ワケが分からなかった。
冷静になり、気付く。警官になってからの２０年間の記憶を失っていることに。

どうして良いか分からず、町医者をする叔父・生田目守雄（武田鉄矢）に相談。
やはり、記憶を失っていると言われてしまう。解離性健忘症だと。
ただ、一時的な可能性もあると。
経過観察をしながら、周りには黙っておくように言われるのだった。

戸惑いながら、１３係へ向かった時矢は、
根本留夫（渡辺いっけい）係長に挨拶をする。
すると根本から、智佳とともに、ある事件の初動捜査を命じられるのだった。

被害者がフリーライター今宮賢（國島直希）であることなどの説明を受ける。
被害者は、公園の鉄棒に吊り下げられ、奇妙なテープが貼られていた。
テープに鼻を近づけた時矢は、同じニオイがすると口走ってしまう。
それにより、府会議員、フリーライターの連続殺人として捜査本部が！
が、合同捜査本部となっても、共通点が見つからないという報告しかなかった。

誰にも分からなかった。
それでも、それぞれの調査をすることに。

時矢と智佳は、今宮の両親・隆司（大澄賢也）、鈴代（三輪ひとみ）や、
卯木仁史（松尾英太郎）顧問弁護士から話を聞く。だが勘当していたということ。

その直後、植田渉の身柄が確保されたが、犯行を否認。
取り調べを見ていた時矢は、やっていないと確信する。

バレないように、智佳からアドバイスを受けながら、
今宮の自宅や、椎名議員の現場を訪ねる時矢と智佳。
そんなとき、あるモノに時矢は目を留める。
今宮鈴代の趣味は、香。。。椎名蒼の趣味も、香。
香の店を訪ね、香道の師匠・里中荘六（徳井優）を紹介してもらう。
そして“源氏香”という遊びがあること。
そして、今宮鈴代、椎名蒼の共通項をみつける。かつて同じサークルにいたと。
そのサークルには、鳴島桜子（富田靖子）もいたということ。
有名な小説家・鳴島恭三（小林稔侍）の妻だった。
名前を聞いた時矢は、今宮の自宅に鳴島の本が並んでいたことを思い出す。

鳴島宅を訪ねた時矢と智佳。そこには、福知と内海の姿が。
今宮賢と言い争っていた若い男が、鳴島の息子・芳孝（百瀬朔）だったという。

経過観察

脚本は、戸田山雅司さん

監督は、及川拓郎さん

“木曜ミステリー”に新作である。

事故により、記憶を失った刑事。

かつては、事実だけから事件を解決していた刑事だったが、

記憶を失ったことで。。。。。ってことだ。

まあ、タイトルがタイトルなので。

シリーズが続く限り、全ての記憶は戻らないのでしょうけどね（笑）

逆に、記憶が戻っても、

いま現在経験した事件により、“進化”する可能性もあるわけで。

そこを取り入れて、記憶が戻っても良いかもね。何かをきっかけに。

そこは、まあ。いいや。

今回のネタ自体は、どこかの“２サス”“刑事モノ”で見た記憶があるが。

それも。。。別に、いいや。

全体的に、シッカリとミステリーを描くだけでなく。

沢村一樹さんのメリハリのある演技で、ちょっとコミカル。

シリアスなミステリーと、コミカルな演技が、良い感じでハマっている。

今後のネタ次第だろうけど。

これ。。。もしかしたら、“良いモノ”が出来たかもね。

これなら“水９”で、通用するんじゃ？

とりあえず、１年後に期待します！（笑）

さて今回を見ていて、ひとつ、驚いた部分があるのだ。

間違いなくそういう“狙い”で、脚本と演出が作ったのだ

そう。

後半に入る前に、主人公の秘密が、“バディ”にバレてしまうことだ。

同時に、過去の全てを“バディ”が知っているという設定まで。。。

そうなのだ。

今回の後半は、今後の今作の指標になると言う事である。

そのため、前半後半で、微妙に演出が違う！

これ、なかなかの選択だよね。

最後に、個人的に、不思議に思ったことを。

これ。京都府警。。。舞台は京都だと言っているのに。

あまり、そのことを強調してませんよね？

。。。ワザと？

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