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2020.12.13
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カテゴリ: ドラマ系の感想
「訣別」

元亀三年冬。
光秀(長谷川博己)は、伊呂波太夫(尾野真千子)を介して
大納言・三条西実澄(石橋蓮司)に接触。
帝(坂東玉三郎)に会うことを許された。そして三条西の用人として御所に参内。
光秀は、帝よりことばをいただき。。。。。平穏な世への願いを感じ取る。

そんななか、藤吉郎(佐々木蔵之介)とともに、
柴田勝家(安藤政信)佐久間信盛(金子ノブアキ)が訪ねてくる。

松永久秀の討伐を決めたと言う。
下知があったとは言え、出陣自体の是非に苦悩しているようだった。
藤吉郎に至っては、義昭の暗躍により、朝倉、浅井の動きを注視していた。

敬称略


作、池端俊策さん、脚本協力、岩本真耶さん

演出、一色隆司さん


ココ数回と同じで、話数からすると。

最終クールに突入前に。。。と言うコトなのだろう。

そのために、“準備”を整えている感じ。


まあ、今作は、“昨今の事情”により、揺さぶられている部分もあるが。

基本的に、同種の戦国時代を描くドラマとは、少し趣が異なる。



今作の特徴は、主人公“明智光秀”の心に、大きく踏み込んでいること。

実際、心の声。。。モノローグが、結構多いしね。

そのためか、

既存の同種の作品とは違って、まさに“大河ドラマ”という感じでは無く。

ある種のヒューマンドラマに仕上げてきている。



大きく好みが分かれる部分でもある。


おかげで、妙な迷走もするし。

今回のように、徹底的に描き込む人間ドラマもある(笑)

結果、

かなりの面白味を感じるエピソードと、その逆のギャップが大きすぎるのだ。

見ていると、全く違うドラマにも感じられるレベルだしね。


昨今の事情や、脚本もあるだろうが。

間違いなく、演出の影響が。。。。。と、個人的には思っている。

微妙に“抜け落ちている”と感じるコトも多々ありますし。


そこなんだよなぁ。。。。面白いことも多いんだけど。。。。


ちなみに、個人的に、

今作の一番の問題点は、登場人物の多さだと思っている。

もちろん、同種の作品などと比べても、そんなに多くは無いのだが。

主人公が関わる以外を描きすぎていることで、

物語が散漫になり。

登場人物の多さが、上手く利用出来ていない感じがするのだ。

せめて、主人公中心で。。。。。それだけで、違ったんだろうけどね。

今回なんて、いろいろ描いているけど、主人公中心だし。

その描写の見せ方。。。芯の見せ方が、面白味に繋がっているかどうか。。。。そんな感じ。




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Last updated  2020.12.13 18:47:59


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