武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手 盛岡駅前

​​​

家を買う時の予算の出し方、
まったく分かりません。 ​​ ​​

​​

​​ ​​発見したばかりの​​​ ​​ Q＆A ​​​​ ​記事を取り上げて、
コメントしています。


Q
住宅に関して詳しい方教えて欲しいです。

結婚しており子供はいません。
子供が今後できることもないです。

お互い30歳です。

年収は私が1200万くらい、
旦那が1000万くらいです。

家を5年以内に購入したいです。

まだ展示場に見にいったことはなく
個人的に住友林業のような自然っぽい家を
きぼうしています。
　　　※大部分のハウスメーカーは いかにも
　　　　「工業系」の建物なので、
　　　　木造の建物が「自然っぽい家」に
　　　　見えたんでしょうね。

　　　　全国の地元工務店は全部、
　　　　「自然っぽい家」を造っていますよ。

ここからお恥ずかしい質問なのですが
家を買う時の予算や、値段の出し方
(坪単価とかの意味も)が全く分かりません。
　　　※恥ずかしくないですよ。
　　　　何にも知らないのは、普通の事です。

住宅展示場にあるようなおっきな家に
住む場合、
家だけで何円くらいかかり、そこから
どうトータルの値段を考えていくのか
ざっくりでもいいので教えて欲しいです。
　　　※「住宅展示場のおっきな家」は、
　　　　延べ床面積が60坪とか80坪とかです。

　　　　住友林業で建てる場合は・・・
　　　　60坪で7800万円～9000万円、
　　　　80坪で1億400万円～1億2000万円、
　　　　ということになります。
　　　　（　当たらずも 遠からず です　）

わかりづらい質問ですいません。
​​​​　　　※今の まったく無知な状態で、
　　　　展示場見学なんてことをすると、
　　　　簡単にハウスメーカーの餌食に
　　　　なってしまいます。

　　　　最低限の勉強はして、
　　　　基本知識は身につけておきましょう。

　　　　まず、建築価格については・・・

〇まともな家は 坪100万円は かかる。
　　　　　（　ハウスメーカーは130～150万円　）

〇建築価格は業者によって数百万円違う。
　　　　　（　まったく同じ建物で です　）

〇展示場運営ハウスメーカーの建物は、
　　　　　確実に数百万円高い。
　　　　　（　建築工事と無関係なコスト負担　）

〇地元工務店どうしでも 数百万円差。
　　　　　（　地元工務店なら安い わけではない　）​​​​

A

展示場くらいの大きさなら
家だけで6000万くらいあれば建つと思います。
　　　※そんな金額では建ちません。

そこに土地とかの費用って感じですね

Q

なるほど、、、自分達は田舎暮らしなので
都会と比べて土地は安いですが

それにプラスその広さの土地代となると
高望みしすぎた家になりますよね、、、

A

夫婦で2200万の年収があれば

8000万くらいのローンでも
そこまで無理せず返せそうですが

　　　※全額ローンのお勧めのようです。

　　　　お勧めできません。
　　　　借金ほど ばかばかしいものは
　　　　ありません。

A

ご夫婦の総年収であれば
一般家庭より 高収入かと

展示場でそのまま質問されても
充分不安にならない回答がもらえると思います。

また
お二人で住むのであれば 逆に広すぎると
掃除が大変です。

趣味の部屋などを作る というほうが良いかと。

　　　※同感です。

　　　　家族が増える予定がないのであれば、
　　　　大きい過ぎる家は ムダでしかありません。

Q

世間一般で言えばお互いに
早くから稼げる仕事に就いたと思います。

なるほど、
無知すぎて質問するのも恥ずかしかったので
ありがたいです。

展示場くらいの広さで平屋とかにしようか
なと考えていたのですが
確かに掃除大変ですよね、、、

​　　　※平家であれば、30坪程度でも
　　　　十分に広く感じるものです。

　　　　3000～3500万円で建ちます。

　　　　これを住宅ローンで・・・ではなく、
　　　　「5年以内に建てたい」
　　　　のであれば、
夫婦の一方の収入を丸々貯蓄して、
　　　　4～5年後に現金で建てればいいです。

　　　　借金利息をまったく負担せずに済みます。
​

A

住友林業なら坪単価100万程度、
延べ床面積40坪の家だと4000万になる。

これに諸経費や外構・地盤改良も必要なら
500万は加えて、少なくとも5500万は必要です。

住宅は建物本体価格以外で下記費用は必要になる。

○付帯工事費：屋外給排水工事40～50万、
雨水排水工事20万、屋外電気工事10万、
仮設費（電気・水道・養生シート・トイレ）
15～20万程度

（配管延長や最終枡までの距離、
　仮設トイレの種類、養生の内容、
　各種申請関係を
　含めるかどうかなどで金額は変わる）

○必要経費：地盤調査費10万、基本図面作成費25万、
設計管理費25万、瑕疵保証保険10万、
オール電化申請他5万、諸検査費用10万
（長期優良住宅やZEH認定は別途）

○その他経費としては、登記・保険・税金
など諸経費、土間コン・カーポート・
ブロックフェンスなど外構費用、
地盤改良が必要な場合の改良工事費用、
カーテン・照明・エアコン他

​​​なお、一般的なスケジュールは、
資金計画→土地探し→土地の売買契約
→ ハウスメーカーなど業者選定 （提案内容の比較検討）
→ 建築プラン決定 （見積額の確定）
→ 請負契約締結 →住宅ローン申請→建築確認申請
→地盤調査→着工→完了→検査・引渡し
→登記・保険となります。​​​

​　　　※この人は 業者さんのようですが、
　　　　このまま言う通りにしてはいけません。
　　　　（　業者がやりたい順番になっています　）

「最終プランでの 提案と見積もり」
　　　　を、各業者ごとに行って 比較してから、
　　　　建築業者を決めましょう。

　　　　「赤字」の部分の順序ですが・・・
　　　　（　建築業者の希望が入っています　）
　　　　消費者の立場からは、
　　　　以下の順番で行うことをお勧めします。

​ 　　　　　→ 建築プラン決定
　　　　　→ ハウスメーカーなど業者選定
　　　　　　（提案内容の比較検討）
→ 請負契約締結

　　　　建築業者の十分な比較検討を行いましょう。
　　　　数百万円の大損を防ぐことができます。



《　参考：マイホーム取得でかかる費用　》

　　　※マイホーム取得の資金計画。




　　　※マイホーム建築に興味がある方へ。

　　　　本ブログ トップ画面の右帯に、
「ギャラリー 賃貸の人生 持ち家の人生」
　　　　という事例集がありますので、
　　　　そちらで内容を確認してください。
　　　　（　大きな画面で 鮮明に見えます　）

​
業者によって 価格は数百万円も違う。
ということを、まず知っておくべ。
・・っと。

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「土地購入」​3万円/年​、​​「住宅建築」​10万円/年​です。​​
過去のメール顧問会員とまったく同じ支援を行います。
（　過去記事で 実際の支援状況を確認してください　）

​​〇 商品販売をしない。　〇 しがらみを持たない。​​

誇りをもって、愚直に、消費者側に立ち続けた22年間、
「 ＦＰ事務所（有）エフピー・ステーション 」
で つちかったスピリットを そのまま引き継ぎ、今後も
消費者側に立った情報発信や実行支援をしていきます。

23年目に入りました。
「武田つとむ ファイナンシャル・プランナー事務所」
岩手県盛岡市　　 メール： fpst@axel.ocn.ne.jｐ
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