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東ティモールでも体育の時間はなるべく最後の授業にしてほしい、と言う声が先生たちの中にあります。1時間目の体育はだめだ、とも言います。こちらは一年中暑いので、朝から汗びっしょりになり、2時間目の授業に差し支えると言うことです。先生たちが考えることは、日本とよく似ています。 ↑ 体育の時間の準備運動 やはり同じように、1,2,3,4,と声をかけて準備運動をします “dala ida tan”(もう一度)というかけ声もあります ↑ 男子がバレー・ボールをしています 村の男子生徒に「バレーボールがほしい」と言われています 東ティモールでは、男子もバレー・ボールが大好きです ↑ 女子が、サッカーをしています
2015/03/20
今日は、新入生を含め中3までの生徒の来年1月に始まる新学期の授業料支払日です。この支払いを済まして、「生徒としての来年度の登録」が完了します。先週の土曜日が成績表を渡す日、そして今日が来年度の登録をする日です。銀行振り込みなどないので、親か生徒が自分で来学期の学費を払いに来ます。 ↑ 各学年ごと学費の支払いをします やはり新中1の列には行列ができています ↑ 自分で学費を払いに来た、来年から中2になるアビアさん おなじみミッキー先生がお金を数えています 赤いシャツの先生はウルメラ村に住むニコラウ先生 学校が引けると、家族と畑仕事をしています ↑ 中3の受付には、学費を支払う人はいませんでした 実は新学期を始まってから、学費支払いを催促されて支払う家庭もたくさんあります ポルトガル語のフェロミナ先生と同じくレティナ先生(新任です) ↑ 聖イグナチオ学院、中2、中3の学費一覧表です 一学期72ドル(諸経費込み)、2学期50ドル、3学期50ドルです 1ヶ月14.3ドルです 今朝、仮図書館で仕事をしていると新中2になるカサイ村の生徒がやって来て「学費が払えないので奨学金が欲しい」といいました 彼の親は今日奨学金の申請書を受け取り、村役場と教会から2つの証明書をもらって1月に学校に提出することになりました この生徒の妹も入学したいといっています
2014/12/15
昨日、期末考査が終わってから2週間が過ぎたころ、3学期の保護者会がありました。成績表が保護者に手渡されます。図書館に教科書を返却していない生徒の保護者は、保護者が成績表を見るだけで、教科書を返すまで渡してもらえません。東ティモールには郵便制度もなく郵送もできないので、保護者が必ず成績表を取にこなければなりません。そんなわけで、ほとんどの保護者が学校にやってきました。今日は日本では、衆議院選挙の日だと思います。投票率がもっと高くなればいいのですが。エーリック・フロムの『自由からの逃走』を思い出します。 ↑ 全体会を終えて、子どものクラスに向かう保護者たち 成績優秀者やスポーツ大会の賞、努力賞などの賞状は保護者会で、みんなの前で親に渡されます ↑ 教室は建設されましたが、まだ体育館や講堂のようなものはありません 合併教室に入りきれない人びとは、外に立っています 来年1月からはもう1学年増えるので、「テントを張ろうか」と話しています ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/12/14
コンピュータは念のため3台持っているのですが、2台がダウンしてしまいました。ウイルスが入ったのか、コンピュータについてはほとんど無知なのでよくわかりません。3台目もダウンしたら、ブログもメールもできなくなるのでご承知おきをお願いいたします。今日から来年の教科書準備のためにウルメラ村の生徒たちが手伝いにやってくるようになりました。日曜日まで4日間準備は続きます。 ↑ この生徒たちは聖イグナチオ学院基金から奨学金をもらっていて、恩返しのためという意味合いを込めて手伝いにやってきています よく気が付き仕事もするのですが、いかんせんある生徒にとってはほとんど初めてハサミとノリを使って「工作」に似たラベル貼りの仕事をしたので、仕上がりはあまりよくありません 実はウルメラ村からやってくるニコラス先生も今朝、ハサミで紙を上手に切ることができませんでした
2014/12/11
3学期末考査の成績も出揃い、今日の午前中、進級会議が行われました。日本の学校と同じように成績資料が作られ、成績や学校生活に問題がある生徒について一人ずつ話し合って行きます。開校1年目の昨年は10人近く進級できませんでしたが、今年は2名しかいませんでした。生徒が頭がよくなったのか、先生たちの頭が柔らかくなったかの、どちらかだと思われます。 ↑ 図書館に積まれた教科書群 新聞紙がかけられているのは、砂ぼこりを防ぐためです 東ティモールでは教科書は貸し出し制で図書館が面倒を見ます ということは、私の仕事が山ほどあるとということです 来年の中3のための教科書は政府から一冊も届いていません 中2は90名生徒がいるのに、各教科10~15冊程度届きました 公民科は2冊だけです そこで昨日ブログで書いた「聖イグナチオ学院基金」から、各教科最低50冊ずつ揃えるように、本屋で買いました これで一クラス分と図書館での貸し出し分が賄えます また、全教科の教科書はまだ政府から発行されていません 2002年に独立した東ティモールは、ほぼ0の状態から教育制度を作り直しています
2014/12/10
11月下旬に泰星学園(現、上智福岡)の卒業生(49期生)が、東ティモールの聖イグナチオ学院を訪問してくださいました。その際には、日本からバイオリン5台(譜面台や肩当てなど付属品一式も含めて)を聖イグナチオ学院のために持ってきてくださいました。購入から運搬まで面倒な仕事を引き受けてくださり、感謝しています。ディリの空港では、税関でいろいろと訊ねられました。東ティモールではギターと並んでバイオリンは人気の楽器です。ポルトガルからやってきたフランシスコ神学生が、生徒たちにバイオリンを教えることになっています。生徒たちは喜ぶと思います。さて、この泰星49期の卒業生、別府たけし、さんは今年レコード・レビューし歌手活動を始めました。DCも発売されていますし、いろんなイベントやラジオ放送にも出演しています。12月24日のクリスマスイブには、新曲「夢恋吹雪」が発売されるそうです。彼のHPにも、寄ってみて下さい。 ↑ 聖イグナチオ学院の生徒と一緒に 彼は私が泰星で教えていたときの生徒でした 中1と中2のときに教えていましたが、いつも前の方に座っていた記憶があります ↑ ちょうど3学期の期末試験中で試験監督が忙しくその間、2日間続けて図書館で分類ラベル貼りの手伝いをしていただきました ↑ もう一人、泰星時代の49期の卒業生がご寄付を別府君に託してくださったので、それで生徒たちのためにノートと「英語―テトゥン語辞書」を買うことにしディリの街へ出かけました これが買ったノートと辞書です ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/12/07
今週の月曜日から生徒たちは1ヶ月間の長期休暇に入っていますが、今日は中1Aの生徒数名が演劇の練習だといって学校にやってきました。今日からクラス毎、数名ずつ登校して演劇の練習をするそうです。肝心の指導者のルイ神学生は期末試験の採点が終わっておらず、あまり練習に付き合っていなかったようです。 ↑ そのため教室に行くと、普段は持ち込み禁止のはずの携帯電話をいじっていました 東ティモールでは、月額1ドルから携帯電話が使えます 電話番号を取得する加入費用も1ドルです ときどきタダで、通話料金1ドル付きのSIMカード(電話番号を登録してあるカード)を配っています ↑ いちばん左の女子は村からの生徒ですが、あとはディリからやってきた生徒たちです 男子は村からの生徒も多いようです ↑ 机を移動させて演劇の練習のはずですが、広いところで遊んでいます 生徒は日本も東ティモールも同じです
2014/12/05
聖イグナチオ学院の創立2年目の授業はすべて終わり、昨日から生徒たちは1月5日の新年度始業式まで、冬休み?(雨季の暑さ休み?)です。しかし教職員は、12月19日まで通常通りの出勤です。終業式が終わったのに、通知表はまだ生徒に渡されていません。通知表どころか、期末考査の答案返却もまだの先生がたくさんいます。私は終業式までに採点を終えたのに、答案返却の時間がなくまだ手元にあります。12月13日に保護者が、通知表を受け取りに来ます。 ↑ 図書館で通知表のコメント書きをしている先生 左は理科のベロニカ先生 右はポルトガル語のレティナ先生 昨日はこの2人の先生はずっと図書館で遊んでいました 停電でコンピューターが使えず、仕事が出来なかったからです 南洋の島の仕事はそんな感じです ↑ 8月に東ティモールにやって来て、最近聖イグナチオ学院で働き始めたフランシスコ神学生 さっそく生徒が書いた教員評価のとりまとめをしています 来年から正式採用ですがすでに定時出勤、定時退社をして仕事をしています なのに給料は出ていません ↑ 休み中の仮図書館のようす 閲覧机の上に新聞がかかっているのは、その下に教科書があるからです 土ほこりをかぶらないようにという、配慮です
2014/12/02
今日は独立宣言の記念日。国民の祭日で学校は休みですが、明日で今学期が終わるため試験の採点に追われています。しかし東ティモールでは、3学期の終業式前に答案返却が出来ないのが当たり前で返却できなくてもOKです。しかしこれまでの習慣で何とか返却したいと思い、採点をしています。しかし、明日の終業式ミサは私の当番で、しかもポルトガル語なのでその準備もしなければなりません。今晩は、久しぶりの徹夜かもしれません。加えて、明日の午前中、終業式ミサの前はスポーツ大会。「先生たちも参加」だそうです。 ↑ 数日前 生徒たちが仮図書館掃除にやって来ました
2014/11/28
今日は3学期末考査4日目。1時間目は宗教・道徳、2時間目は公民でした。私は中1の宗教・道徳担当なので、今日から採点を始めます。出来ている生徒と、そうではない生徒がいますが、それも日本と同じようです。 ↑ 中2Bクラスの試験風景 昨日の中1の生徒の写真より、だいぶ生徒の体格が大きいようです
2014/11/25
今日は3学期末考査、3日目。1時間目はテトゥン語、2時間目は歴史・地理でした。試験結果によると進級できない生徒もいるので、みな一生懸命勉強しています。ただし、東ティモールの習慣で、家でも試験勉強をしているかどうか、実際にはいまだによくわかりません。学校だけで、一生懸命勉強しているのかも。日本では、今日まで連休ですね。今、それに気が付きました。 ↑ ウルメラ村からやって来る、アドイ、 ↑ ディリからやってくる マルコ、サビオ、イグナチオ(カサイ集落の教員住宅に下宿しています)、をしてアビフ ↑ いちばん左の女子生徒は、カサイ集落からやって来るパトリシア 奨学金をもらっています 来年は弟も入学してきます 続いてその隣は、シザとニジアです ↑ アウクシリア 歴史・地理の勉強をしています このブログは、東ティモールの聖イグナチオ学院を紹介するHP と連携しています
2014/11/24
数日前が今年度最後の学校給食でした。一日の予算が25セント(約30円)の質素な御飯ですが、生徒たちはみな嬉しそうに食べています。国からの予算の配給が遅れて、度々給食がない日もありますが、そんな時は「明日は給食がないので、弁当を持ってくるように」と指示があります。 ↑ おかずはほとんどが野菜なので、この生徒は家からツナ缶を持ってきて御飯の上に載せています 缶詰を持っているのはフラージオ君、左の生徒はアゾ君です ↑ 中1Bの生徒は、毎日同じ木陰で一緒に給食を食べています どんな質素なものでも、東ティモールでは一緒にだべると言うことには大きな意味があります ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/11/22
今日で3学期の授業は全部終了。生徒は明日は休みで、金曜日から来週の木曜日まで学年末考査があります。何人か落第して進級できないので、生徒は喜びながら心配もしています。 ↑ 中1B の最後の授業 今日は、黒板に猫の絵が特別大きく描かれていました 3人の男子生徒の作品だそうです 毎回、授業の始めに猫の絵を黒板に描いていたところ、途中から生徒たちが自分たちで描くようになりました 先生より遅れて教室に入るとき許可を得ますが、それに応えて教員は「Tama(入れ)」と答えなければなりません いちいち面倒くさいので、日本では猫の名前は「たま」が多いと言って、猫の絵を描き棒で猫を叩くようになりました すると「先生の代わりに猫を叩かせてくれ」と言って生徒が出てくるようになりました 授業と授業の間の休み時間がないことが多いので、生徒は授業中にトイレに行き、彼らが帰ってきたときに先生は「たま」と言いって入室許可を与えます 写真の生徒の名前は、アネです ↑ 黒板に猫を描くと、生徒たちは授業ごとに猫の絵もノートに描くようになりました
2014/11/19
来週の金曜日から、正味6日間、3学期の期末考査があります。いわゆる学年末考査で、1学期と2学期も試験範囲に含まれます。来週の木曜日は、もう一度国民の祝日があるので、今日から実質的に、試験1週間前が始まります。 ↑ 宗教の3学期末考査の試験問題の原稿 ティモール人の先生に直してもらいましたが、写っている部分はスペルミスしか間違えがないようです だんだんとテトゥン語になれて着ました ↑ 同じく宗教の試験の試験範囲のメモ 明日授業で配ります これをコピーしてすぐに、停電になりました ↑ 発表された試験の時間割り ↑ 試験を1週間後に控えた、中2の教室 ルイ神学生が板書して一生懸命教えていますが、生徒は後ろを向いています 私の授業でも、おそらく同じでしょう 彼女は、ウルメラ村から通っています
2014/11/13
気が付けば、来週の金曜日から3学期の期末考査です。明日と来週の木曜日は国民の祭日で、学校はお休みです。もう1週間あると思い、授業をゆっくりしすぎてしまいました。まだ、試験範囲も何も伝えていません。試験もつくっていません。そこで今日は6時半頃まで学校に残って試験問題を作っていました。学校にはコピー機が一台あるだけで、それで1学年11教科ある試験を2学年分作ります。停電もあるので、早く問題を作らなければなりません。 ↑ 午後6時半ごろ 仮図書館を出たところからの眺めです ↑ 校門を出ると、子どもたちが歩いて上にあるネランの集落に帰っているところでした 小さな子どもたちですが、一緒に遠くまで歩いてきました 3人の子どもたちは、裸足です ↑ この風景を見ながら、歩いて帰宅しました 2つとも私が住んでいるウルメラ村カサイ集落です
2014/11/11
あさ学校へ行くと、”paravense(おめでとう)”と中1の生徒たちが言っています。何が「おめでとう」なのかと思って訊いたところ、丁度一年前の今日、新中1(今の中学1年生)の入学前のオリエンテーションがあったそうです。その日から数えて、1年経ったということでした。彼ら彼女らにとっては、もうその日から聖イグナチオ学院の生徒になったつもりだったのでしょう。 ↑ 上の会話はこの生徒たちとしました はじめは左から2番目の生徒が昨日誕生日だったのでそのことを言っているのかと思いました 「1年経っておめでとう」と答えた後に、この写真の中に留年した生徒がいるのを思い出してしまいました
2014/11/05
カトリック教会では、11月1日は「諸聖人の祭日」、11月2日は「死者の日」です。東ティモールは人口の90パーセント以上がカトリックなので、この二日は国民の祝日になります。そして、実家に帰るために前後一日ずつ休日になるところが多いです。聖イグナチオ学院でも前後1日ずつは休みになり、明日から4連休が始まります。 ↑ ディリからの通学生 みんなうきうきして帰ります 生徒たちはみな、バウカウに行く、ロスパロスに行く、エルメラに行く、といいながら帰りました 11月2日の死者の日は、日本でいえばお盆のような感じで、みな家族が集まります ↑ おなじみ地元通学生 右から、フラービオ、クリス、リキ、そしてロイジオの「四人組」 右から2番目の生徒は山の方から来ていて一番左の生徒の家に下宿しています 明日、山に帰るそうです ↑ リキサの町からの通学生です なまえは、手前から大きく写っているアロイ、アリフ、そして小さく向こう側に写っているベビィ
2014/10/30
昨年の授業ノートを見ると、3学期は17回の授業で終わっています。今年の3学期は、今日の授業で18回目です。まだ、1ヶ月も授業が続きます。そして期末考査があります。また昨年は、10月15日で3学期の期末考査も終わり、今頃は成績処理中で、11月からは完全な休みになりました。今年は12月15日までが出勤日です。 ↑ 今日の午前中の授業のようす 中1B しかし、来週の金曜日から「死者の日」の祭日を挟んで4日間の連休になります 今年は暦が悪く、この4日間のうちに土日があります 代休制度はありません ↑ 同じく中1A 社会科の授業で生徒が発表しています ↑ 学校に生徒が家から「観葉植物のような感じ」の鉢植えを持ってきます ↑ この鉢植えが無事に大きくなると、地面に植えかえられます 朝と放課後に、生徒たちは水やりをします このブログは、東ティモールの聖イグナチオ学院を紹介するHP と連携しています
2014/10/22
芸術(Arte)の授業を担当しているポルトガル人ルイ神学生がときどき、「絵の具はないか、クレヨンはないか」とやってきます。授業で生徒が絵を描くのに使いたいのです。絵の具などは高価で、「一人ひとりが買ってもってくるように」とは生徒に言えないそうですが、でも絵を描かせたいのです。かねてから日本の方々から絵を描く道具を送っていただいていて、そんなとき彼が喜んでもって行って使います。 ↑ ルイ神学生の机の上においてある、パレットと絵筆 グループで一つ使っていて、「使った後はきれいに洗う」ことはまだ知らないみたいです 上智福岡の美術の先生がかつて送ってくださったものです 絵の具もたくさん送ってくださいましたが、もう使ってしまいました ルイ神学生によると「とても品質がよかった」そうです ↑ 「絵の具はないか」「クレヨンはないか」とやって来て、あると持って行って授業で使います 絵の具は栄光学園の生徒の保護者の方が送ってくださいました クレヨンは、大阪にお住まいの方が送ってくださいました ありがとうございます
2014/10/16
地元通学組みとリキサの町からの通学組みの、下校のようすです。彼ら彼女らは、毎日こんな感じで帰途につきます。私は彼ら彼女らとは、帰る方向が逆です。 ↑ リキサの町からの生徒たち ヒッチハイクで帰ります トラックの荷台に乗りたいのですが、トラックを待っています 20人以上いますが、もう半分以上はトラックに乗れたのでしょう いなくなっています 彼女たちだけが木陰で乗せてくれる車を待っていました 高校を卒業するまで、毎日こんな通学の繰り返しでしょうか 乗車時間は、片道45分です 待ち時間は、その日によって違います 左に写っている2人の男子生徒は、地元通学組みです ↑ 地元通学組み 砂ぼこりがする道路わきを歩いて帰っています このブログは、東ティモールの聖イグナチオ学院を紹介するHP と連携しています
2014/10/15
東ティモールでは8月30日から11月1日まで国民の祝日がなく、土曜日を含めて毎日登校、出勤なので、だんだん疲れが出てきました。生徒たちも「とにかく学校に来ている」という感じがします。聖イグナチオ学院はまじめに教育省のカリキュラムに沿っているので、大変です。 ↑ 今日の昼休み 図書館の教員用入り口の外で中1Cのジャシーナちゃんがキーボードを弾いていました というか、私が貸したものです ミサを歌う練習をしようと思い、ディリの中国人の店で40ドルで買ったものです 宗教の授業の初めにいつも歌を歌うので、彼女に伴奏を頼みましたが、肝心の授業時間は停電でした 扉の右側には筑波大学図書館から寄贈していただいた、心理学の本が積んであります 装丁もコンピューターへの入力も終わり、あとは配架するだけです ↑ 地元通学組み 一緒になるといつも写真撮影をせがみます 真ん中で両手でVサインをしているのは中1のフラージオ君 実は洗礼を受けていなくて、「天国へ行けるか」心配です 宗教の授業でちょうど「洗礼」について教えていますが、「洗礼を受けるとどうなるのか」と質問すると、彼が一番に大きな声で「神の子どもになる」と答え、みんなから笑われました 昨日の放課後 ↑ はやはり地元の教員住宅の先生たちの家に、間借りしている生徒たち 住んでいる家によって、食べる御飯はちがいます この他に女の子も2人一緒に住んでいます フェロミナ先生の息子もいます 今日の放課後
2014/10/07
昨日(2014年10月4日)の続き 海へピクニックに行ったと書きましたが、海で遊ぶ風景の写真が昨日はなかったので、今日掲載します 海は浅く岩や石がごろごろあって、泳ぐには適していません シュノーケリングの準備をしてゆきましたが、だめでした ↑ 海に浸かって遊ぶ、という感じです それでも、朝の10時ごろから夕方の4時ごろまで、御飯を食べたりゲームをしたり海に浸かったりと、すぐに時間が過ぎてゆきました ↑ 昼食の準備のようす 黒いTシャツを着ている女の子、Tシャツの柄は東ティモールの「東ティモール民族解放軍(FALINTEL)」のものです FALINTELはインドネシア侵攻時代にゲリラとして戦った部隊ですが、その後メンバーたちは国連の平和維持軍や東ティモール国軍(F-FDTL)の隊員となってゆきます 東ティモール国軍の兵士たちは、もとゲリラ部隊に起源を持つ人たちが多いです 彼女のお母さんは、日刊紙 Timor Post の記者です ↑ 海への移動手段は、もちろん、人でも、荷物でも、ゴミでも何でも運ぶ、万能トラックです ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/10/05
昨晩、聖イグナチオ学院の生徒会とパストラル委員会の生徒たちは、学校が終わってから学校の近所の教員住宅に泊まりました。そして、今日は先生たちと一緒に海辺へでかけ、一日中、泳いだり遊んだりしました。修道院へ帰ってくるともう午後5時でした。今日は学校は入試の合格発表のため、学校はお休みです。先生たちは朝早く、学校の壁に合格発表を掲示した後、みんな海にでかけました。 ↑ オセロゲームが人気です 8月末に日本から高校生たちがやってきたときに、確か広島学院の生徒のお土産でオセロゲームをいただきました それ以後、聖イグナチオ学院の女の子たちは、オセロゲームにはまっています 海にもオセロを持ってきました ↑ 赤い帽子を被っている後姿は理科のミッキー先生 コインを4つ並べるゲームをしています 対戦相手の中2のアリファちゃんは、ずっとゴロゴロ寝転がってゲームをしていました ↑ 食事時間、教員住宅に生徒たちは泊まりましたが、朝3時に起きて昼ごはんを調理し始めたそうです 左のあかちゃんは、パウロ先生の子どもです ↑ 2人の生徒が一つのどんぶりで、一緒に御飯を食べています ↑ 海から上がってきて、一緒に御飯を食べています ↑ 私もこんな感じでオセロをしていました 対戦相手はリキサの町からやってくる中2のアディちゃん 何とかまだ勝ち続けています ルールは私が教えています 生徒は「強い」といいますが、かれこれもう40年くらいオセロをしています ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/10/04
数日前、教室に行くと生徒たちがダンボールを使って工作をしていました。「美術の授業?」と聞くと、体育の授業とのこと。サッカーを理解するために、各班でサッカーの試合のフォーメーションを想像しながら作るようです。 ↑ 東ティモールでは教科を問わず、班活動がわりとスムーズに行きます リーダーシップをとる生徒がいることと、「協力することはよいことだ」という意識があります そして大切なことは、サボっている生徒がいても気にしないことです
2014/09/30
今日は、3回目となる聖イグナチオ学院の入学1次試験がありました。算数、ポルトガル語、ポルトガル語のディクテーション試験がありました。昨年の約2倍の生徒が受験しました。何と驚いたことに、試験のほぼ全ては、中1と中2の生徒によって実施されました。ひょっとして、採点も手伝わせるのでは?! ↑ 受験生集合のようす 中1・中2の生徒が受験生を整列させて、出席をとっています その後、教室に引率しました ↑ 試験中の受験生の質問に、中2の生徒が答えています 各教室に先生は1名いますが、その他に2名の生徒が教室にいます ある先生は試験問題を配り終えると、職員室に帰ってきました ↑ 午後のポルトガルのディクテーション試験のための整列も生徒たちが指示しました ↑ 生徒が整列させるのでこんな並び方もありますが、先生たちは気にしません ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/09/27
今日の写真は、昼休みのようすです。配膳場所で給食のどんぶりを受け取り、各自好きな場所でお昼を食べます。しかし、教室では誰も食べません。昼休みは、教室の外に出るのが生徒たちの習慣のようです。 ↑ ポルトガル語のフェロミナ先生と一緒にお昼を食べる、中2の女子生徒たち 楽しそうに食べていました ↑ 中1の男子生徒たちは、木陰で食べています 男子は静かです この中にフェロミナ先生の息子がいます 誰だか分りますか? ↑ カメラを持ってうろうろしていると、「私たちも撮って」と声がかかります 本当はお弁当風景だけを撮影したかったのですが 給食を食べた後で、教室の前にいました
2014/09/25
先々週、東ティモールの聖イグナチオ中学校の2015年新入生の受験願書受付が締め切られました。90名の募集に対して313人が、願書を提出しました。昨日から、受験会場の準備がはじまりました。教会の神父様たちから「まだ受験したい人たちがたくさんいるんだけれど」との問い合わせがあるそうですが、「締め切りを過ぎたのでもうダメです」と答えているそうです。 ↑ 中1、中2だけの教室では足りず、合併教室にも机を入れています。特別活動の時間に生徒たちが準備しました よく働きます この机と椅子は、オーストラリアのイエズス会学校のお古です 女子生徒も重い机を遠くから運んでいます こちらでは、働くことが普通です ↑ 六甲学院から頂いた使っていなかった机も、中1と中2の教室に補充用として運び込まれます 来年の中3からは、六甲学院からいただいた机では足りないので、オーストラリアのイエズス会学校から頂いた机を使います
2014/09/23
東ティモールでは、昨年暮れから政府のプロジェクトで無料の給食制度がはじまりました。弁当を自分の家から持ってくる生徒もいますが、それは自分で決めることができます。「給食を食べない人は、給食のおばさんにいいなさい」という、感じです。 ↑ 今日の給食は、御飯の上に野菜の炒め物すこしと目玉焼きがのっていました どんぶりにすべて一緒に入れます 女の子も男の子も、同じくらいの量を食べるみたいです 食べ終ると各自どんぶり水洗いして返却します このブログは、東ティモールの聖イグナチオ学院を紹介するHP と連携しています
2014/09/17
3学期が始まって、3週間目がはじまりました。聖イグナチオ学院の中学生たちは、次第に落ち着いてきたのでしょうか?今はちょうど乾季の盛りで、強い日差しと砂埃に見舞われています。、生徒たちは、落ち着くというよりもやや疲れ気味です。11月1日の諸聖人の祝日まで、東ティモールは祭日はありません。ずっと月曜日から土曜日まで、学校が続きます。 ↑ 朝、1時間目がはじまる前の教室 中1A組 ↑ 図書館にエンピツ削り機があることがだんだんと知れ渡り、休み時間になると生徒たちがやってきます 初めて使う生徒がほとんどで、使い方を教えなければ力が入りすぎてグルグル回すところが折れてしまいそうです 「座ってゆっくりまわす」と言っています このブログは、東ティモールの聖イグナチオ学院を紹介するHP と連携しています
2014/09/08
東ティモールの聖イグナチオ中学校では3学期が始まって2週間経った今日、2学期分の保護者会が行われました。2学期末の成績の説明と、成績表手渡しです。保護者が欠席すると、学校まで取りに来るまで成績表は渡されません。東ティモールには郵便制度はないので、郵送もできません。そして、学費未納の生徒にも成績表は渡されません。 ↑ 上位20位までの成績優秀者の氏名の発表 前回まではこの後に、欠点者の氏名の発表もありましたが、今回からA君、Bさんという感じになりました このようにしても、本人にはわかるだろうということです ↑ 成績の説明の合間に、各クラスから保護者のために出し物があります 通常の授業時間中に保護者会があり、先生たちは保護者会に出るので生徒たちは自習です 授業時間外に保護者会をすると、先生たちに時間外勤務手当てを支給しなければなかないことも一つの理由です ↑ プリニオ校長先生のお話 ほんとに短く3分もかかりませんでした 保護者会の度に感じますが、お父さん方の参加が多いです ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/09/06
昨日、東ティモール政府からの招きで日本の中学生と高校生が聖イグナチオ学院を訪問しました。半日だけの訪問でしたが、聖イグナチオ学院の生徒は例にならって大喜びです。イエズス会4校の生徒たちに会えて、雰囲気が懐かしかったです。 ↑ 聖イグナチオ学院を訪問したのは、仙台東高校、栄光学園、六甲学院、広島学院、そして上智福岡の各校の生徒10名です 男子6名、女子4名 高校生8名、中学生2名生徒が、自分たちの学校生活の紹介をしています ↑ 記念植樹もおこなわれました 東ティモール外務省の担当者は、日本の生徒にビニール手袋を用意していました 病気にならないようにとの心配です ↑ お楽しみ会最後は、お決まりのダンス ↑ サッカーとバレーボールの親善スポーツ大会も行われました ↑ 女子はゆかたを着て、お楽しみ会に臨みました ゆかたは人気者です ↑ 今日、帰国しましたが、昨晩宿泊先で滞在報告会が行われました 記念写真には在東ティモール日本領事や東ティモール外務省関係者が一緒に写っています 昨日は停電でブログをUPできませんでした 今もまた停電になりました コンピューターのバッテリーがわずかになってきました
2014/08/26
2週間の短かった休みも終わり、来週の月曜日から3学期が始まります。そこで聖イグナチオ学院所在地のウルメラ村の生徒とディリから生徒会の生徒が学校にやってきて、大掃除をしました。 ↑ 掃除開始前に、ミッキー先生の長い説明の話があります ↑ 全校集会で使う合併室の大掃除 学校が休みの日に登校するときは、生徒たちは自然と私服です ↑ 中1Bの生徒が、民俗舞踊の練習をしていました 後ろでは、生徒がオーストラリアからもらったコンピューターで何か書いています ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります 今日はインターネットの通信状態が悪く、写真を掲載できません 通信状態がよくなったら、写真を掲載します
2014/08/23
今日は、視点採点日の最終日でした。しかし今日はまだ終わっていない先生だけ出勤して、終わっている先生は休みです。学校に出かけてみると、休んでいたのは新任の先生ばかりでベテラン教員はまだ仕事をしていました。家庭にいるより学校のほうがいいのか、それとも若者は外で遊ぶ予定をすぐに立てられるのか。 ↑ 宗教科 中1の2学期末試験 試験時間は80分もありあす 論述問題の一部ですが、この生徒はテトゥン語綴りが正確で、発音記号まできちんと規則どおりについています 字もきれいです ↑ 記述問題に、鉛筆書きで挿絵を描いた生徒 ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/08/16
いま2学期末考査の採点中で、生徒は登校していません。教員だけが採点のために、出勤質得ます。聖イグナチオ学院の校舎は昨年から今年にかけて完成したばかりですが、方々で修理が必要な箇所があり、いまその修理をしています。 ↑ 機械を使わずに、手金槌でコンクリートを剥がしています 夕方近くの太陽が射して、のんびりとした仕事です 床にヒビがたくさんあり、コンクリートを塗り替えます このペースだと、三学期が始まるまでに修理は終わりそうにありません・・・
2014/08/14
午後、一人学校に残って仕事をしてると、小型トラックが校舎の裏手にやって来ました。苗木を運んできた、政府の植林事務所の車です。8月末に聖イグナチオ学院にお客様が来られる予定になっています。その際に記念植樹をしようと、頼んだもので持ってきてくれました。 ↑ こんな苗木が、50本あります 約1時間かけて運んでくれました ↑ 左手のグレーのポロシャツを着ている人は、実は中1生徒の保護者です 苗木が欲しいとお父さんに伝えてくれ、と頼むと、やってきました きちんと植林する場合は、無料で配っているようです ↑ 苗木を木の根元に置いています 苗木が大きくなると、苗木を根元に置いた木のように成長します 2年経たずに、これくらいの大きさになるそうです 葉っぱはたくさん木陰を作ります このブログは、東ティモールの聖イグナチオ学院を紹介するHP と連携しています
2014/08/13
昨日で、東低モールの聖イグナチオ中学校の2学期末考査は終了しました。今日は、大掃除と終業式。数日前から生徒指導部会議が続き、暴力を振るったり友だちに嫌がらせをした生徒をどう指導するか話し合いが続きました。そして今日、保護者に学校へきていただきました。生徒手帳の校則を見たり、該当する生徒を呼んで話を聞いたりと、そして最後に指導案の決定と保護者へ伝えること。日本の学校でやっていたことと、全く同じことをいましています。保護者への話しの内容も同じです。そういえば、図書館の仕事や会計の仕事も、かつて日本でやっていたことと同じです。これまでの経験が役立っているのでしょうか。会計係のシスターの計算ミスを、すぐにいくつか見つけることができます。 ↑ 大掃除 机を教室の外へ出して掃除しています 2週間の休みの間に埃だらけになると思うのですが あすから休みなので、みんなはじけています みな中1です 私服登校の日 私の試験は昨日終わったので、これから採点がはじまります ↑ 今朝の海 夕日とは違う方角です
2014/08/08
東ティモールでは定期考査の時、1時間目の開始前、生徒は教室の外に整列して入室許可の指示を得てから、A・B・C順に一列に並んで入室し着席します。 ↑ 中2の生徒たち 東ティモールでは定期考査の日程は政府教育省が決め、全国一斉に実施されます。となりのウルメラ村公立小学・中学校も定期考査中です。並んではいるかどうかみていませんが、いつもよりはやい7時45分には鐘がなっています。運動場に生徒は集まっているようです。 ↑ 生徒が外で整列し待機している間、担当の先生が机の中にあったものをチェックしています 担当の先生によっては、机の中にあるものをまとめて廊下に放り出す人もいます 窓の向こう側には、中1の生徒が整列しているのが見えます ↑ 中2A ポルトガル語のフェノメナ先生が入室OKの指示をしています ↑ こんな感じで、試験前一人で勉強している生徒を見かけます
2014/08/05
朝、記念ミサの後、生徒たちによる出し物がありました。今日は、東ティモールの聖イグナチオ学院の設立母体イエズス会の祝い日でもあり、東ティモールのイエズス会神父や神学生など多くが集まりました。明日と明後日、そして日曜日まで、生徒と教職員は3連休になります。 ↑ 民族舞踊を披露するために順番を待つ生徒 ↑ 生徒の弟たちもやって来て、一緒に舞台を見ています ↑ 黒いTシャツを着ている男性は、ジョアン神父 ロサンジェルスの大学の哲学教授です 現在里帰り中 その左のメガネをかけた男性は、ビオラント神父 信者の世話と大神学校で司牧神学を教えています 二人ともティモール人です 後ろの方には保護者やカサイの公立中学校の生徒たちも見えます みな一緒に舞台を見ています ↑ 生徒たちは教室に分かれて昼御飯です 特別給食とクラスごと家から追加の食べ物を持ち寄りました この昼食スタイルは、東ティモールの学校ではよくあるそうです ↑ 図書館は、お客さんや先生たち、イエズス会関係者の大宴会場になりました 各自一つ2ドルのお弁当とジュースを貰いました デザートはプリンです 私は1ドル50セントのお弁当で充分だと言いましたが、担当の先生が2ドルだと言い張りました
2014/07/31
暑中お見舞い、申し上げます 一昨日の夕方は、とても神秘的でした。空のまだ明るいところと、暗くなったところが、遠くから見てわかりました。「夜の帷がおりてくる」というのは、こんな感じだと思います。多くの方々から、「東ティモールは大変ですね」といわれますが、こんなスペクタクル(spectakle)も毎日の光景です。日本が暑い頃、赤道よりやや南の東ティモールは夕方から朝にかけて、少しだけ涼しくなります。 ↑ 南緯8度33分の風景です 朝方は部屋のなかでも24度くらいになり、薄い毛布をかけて寝ます ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/07/26
昨日のブログで書いたとおり、昨日と今日は、東ティモールでは一昨日に祭日になったと学校に連絡がありました。しかし聖イグナチオ学院では、通常通り授業をすることになり、生徒たちは二日間登校しました。下の写真のように、生徒たちは文句も言わず、授業をうけていました。今日は、ディリ市内に新しく出来た橋の開通式で、祭日だそうです。 ↑ 中1C組 なぜかこのクラスだけ授業か2度欠けたので、今日のHRの時間に宗教の補習をしました ↑ 中2A組 ポルトガル人神学生がポルトガル語を教えています ↑ 中2B組 東ティモール人のイザヤス神学生が社会科を教えています ↑ 中2C組 そして、ミッキー先生が理科の授業をしています 今日はピンク色の定規をふりふり、授業をしていました このブログは、東ティモールの聖イグナチオ学院を紹介するHP と連携しています
2014/07/23
今週の木曜日と金曜日、聖イグナチオ中学校ではクラス対抗クイズ大会が開催されました。問題は、学校で習っている全教科から出題されます。同じ問題を先生たちは定期考査にも出題するので、見ている生徒たちもノートを持参します。 ↑ 中学2年生 後ろのホワイトボードに得点が記録され、高得点のチームが勝ちです 1チーム3名で、各クラス回答者を選抜し送り込みます ↑ 中学1年生 回答者の向かい正面には出題者の先生方が並びます 右側には審判の先生も2名着席します どのチームが最初に手を挙げたか見たり、回答について疑義が生じたとき2人が決定します このゲームは東ティモールでは高校でもあるそうです ↑ 昨日と今日の日中、携帯電話とインターネットが使えませんでした 現在東ティモールで「ポルトガル語諸国連盟」の首脳サミットが開かれていて、通信回線をその会議に優先している、といううわさです ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/07/19
今日は特別活動の日の土曜日。ミサの後はクラスマッチ。出番の合間を縫って、中1の女子が座り込んで、友だちの髪を編んでいました。どの民族でもこんなことをするんだ、と思いました。人間は、結構共通する部分が多いと思います。自然法の考え方は、大筋で合理的かもしれません。 ↑ 教室の外のコンクリートに座り込んで、くつろいでいます バレーボールの試合の合間だそうです 学校で試合のときに着る、Tシャツを購入しました ↑ こんな感じで、なにか話しながら編んでいます 日本が暑くなる今、東ティモールはほんの少しだけ涼しくなります ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/07/12
日本では台風が来ていると、聞いています。被害がないように、と願っています。 昨日のテトゥン語の授業です。中1のテトゥン語科には、生徒96人に対して12冊しか教科書が政府から支給されませんでした。自分で書店で買った生徒もいますが、1冊13ドルと高いために、みんなが買える訳ではありません。 ↑ 6人~8人一班で、教科書が2冊、3冊ある班は誰かが自分のものを持っている班です ↑ 試験が近づいてきたので、教科書をみんなで回し読みしながら順番に課題を解いています ↑ 昨日の夕暮れ
2014/07/10
オーストラリアからの高校生が帰ってしまって、普通の学校生活が始まって2日目。私たち教職員も、毎日の学校日課にしたがった生活が始まりました。如何に授業を通常に戻すかと言うことです。 ↑ 学校所在地、東ティモールリキサ県、ウルメラ村カサイの集落 ↑ 今日のお魚 ぶら下げられて売っていますが、カサイの海で獲れた魚です いつもこの魚を見るたびに焼き魚にして食べたいと思いますが、修道院では魚はほとんど出ません ↑ 生徒を普段の生活に戻すために、ノート提出などをさせて緊張感を高めます 絵の説明には、「イエスは神と住むために天に昇る」とあります 上の建物の絵が、東ティモールの中1がイメージする「天国」(神の国?)です イエスの被昇天の祭日前の、宗教の時間の板書です 私が担当しています
2014/07/08
七夕祭り、おめでとう 東ティモールでは、Milky Wayがちかくに見えます 先週の火曜日から土曜日まで、オーストラリアから高校生が体験学習のために聖イグナチオ学院を訪問していました。5日間、通常の授業は一切ありませんでした。今日からまた、いつもの生活がはじまるはずですが、今度は7月31日の聖イグナチオ・デ・ロヨラの祭日に向けて、様々な企画があります。 ↑ 月曜日の朝礼 合併教室に入るときは、各教室前で整列して並んで歩いてきます ↑ 朝礼の最後は毎回、国歌斉唱と校歌斉唱があります このブログは、東ティモールの聖イグナチオ学院を紹介するHP と連携しています
2014/07/07
5日間にわたって聖イグナチオ学院に滞在したオーストラリアのイエズス会学校からやってきた高校生は、今日の午前中帰ってゆきました。ディリに今晩泊まって、明日の早朝ダーウィンへ立ちます。そして彼らは8つの学校へそこから分かれて、それぞれの街に帰って行きます。シドニー、ブリスベン、アデレード、メルボルンなど。うかつにも、今日はカメラを持って行くのを忘れました。写真は7月1日~4日のものです。 ↑ 昨日のお別れ会で、オーストラリアからの高校生にタイスを渡します ↑ 一昨日の海岸への遠足・清掃活動で ↑ もちろん図書館活動もありました ラベル貼りをお願いしました 昨年の オーストラリアからの高校生さようなら のようす ブログ 日曜日に教会で読む聖書 もあります
2014/07/05
今日で、オーストラリアの高校生が東ティモールの聖イグナチオ学院にやって来て、4日目になりました。明日の朝、彼らはオーストラリアへ帰って行きます。そこで、今日の午後は演芸大会がありました。 ↑ 本番前 これから民族舞踊を披露する、中1A ↑ オーストラリア人の高校生も歌を披露しましたが、彼らが授業で教えた歌で生徒みんなで歌いました ↑ その後は恒例のダンスが始まります みんな楽しそうです 民族衣装を着ている女の子もいます
2014/07/04
オーストラリアからの高校生が学校に来て3日目。今日は午前中はクラスマッチ、午後は近所の海岸へハイキングです。海岸では、清掃活動もありました。3日目になると生徒とオーストラリアからの生徒がすっかり仲良くなりました。下は、きょうのようすの写真です。 ↑ イザヤス神学生がバレーボールの審判をしています ↑ 中1Bのアノ君とオーストラリアの高校生のバドミントン・チーム ↑ 聖イグナチオ学院の中1の女の子に人気の高校生 ↑ 写真を撮ってくれとよく頼まれます ミサの説教の代わりに、プロジェクターを使ってみんなで写真を見ることがあります ↑ ラヌマテの海岸で ↑ 今日の一日の終わりの海です 先ほど撮影しました
2014/07/03
昨日からオーストラリアのイエズス会学校の高校生たちが、東ティモールの聖イグナチオ学院を訪問しています。彼らは授業をしているので、先生たちは授業がありませんが、なにかとすることがたくさんあります。朝から午後まで、工夫を凝らした授業でせいとたちは大喜びです。 ↑ 一日中フルパワーで、疲れると思います ↑ 一つの教室に3人の高校生が入るので、こんな感じで一対一で何か話していることが多いです ↑ 中2の教室 日本の中学1・2年生でもこんな感じでオーストラリアから高校生がやって来て教室で教えるとずいぶん英語や国際理解のために役立つと思います このブログは、東ティモールの聖イグナチオ学院を紹介するHP と連携しています
2014/07/02
今日から金曜日まで、オーストラリアのイエズス会学校の高校生と先生たち総勢20人がやってきました。しかし到着時刻の8時を過ぎても、やってきません。みな合併教室で待っていましたが待ちくたびれて、いつものように演芸大会がはじまりました。 ↑ みんな喜んで笑っています ↑ ポルトガル人のルイ神学生が、面白い節をつけて歌いながら踊っていたから大笑いです ↑ 9時前に到着し、生徒代表の挨拶です ↑ 午後は各教室に高校生が入り、授業をします 右側の女子はコミカルで人気があります 左側の女子はベトナム人ですが日本語を少し話します 昨年の オーストラリアから高校生がやってきた はこちらを見てください 2013年6月30日から7月3日のブログに、昨年のオーストラリアからの高校生のようすを紹介しています
2014/07/01
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