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今日は、久々のN響。サントリーHでN響の演奏を聴く場合、最近の傾向としては、良い事がない。案の定。。。。。今日の曲目。モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲モーツァルト/協奏交響曲 変ホ長調 K.364ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98指揮:イルジー・コウト氏ヴァイオリン:堀 正文氏ヴィオラ:店村 眞積氏いずれもN響の名手。今日は、実は、ご招待で参りました。入り口で招待状とチケットを交換しましたが、席は1階席の左端。こんな端の席は初めてでした。ソリストの音が聴こえるか、見えるかかなり心配しましたが、いずれも全く厳しい状況。今日は、堀さんのヴァイオリン。席の関係もあってか、全く鳴ってませんでした。N響の名手たちがソロということで、オケのメンバーはかなりノリノリだったようですが、その辺で、ちょっとギクシャクした感じ。そういう意味で、前半は店村眞積アワーという感じでした。後半のブラームス。久々にブラームスをちゃんと聴かせる演奏に出会えたと思いました。しかし、このオケ。ヴィオラの質は国内いや、もしかしたら、世界でも最高レベルじゃないでしょうか。他の楽器の事は良く分からないのですが・・・。ともかく、圧巻のブラームスでした。
2005年11月24日
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今日は、夕方からT管弦楽団のリハーサルに参加。ともすると数ヶ月ぶりのこのオケの練習参加になる。ヴィオラは、3人だけだった。ともするとこのオケのリハに参加するのは数ヶ月ぶりになる。久々に顔を出すと、皆の視線が痛い。申し訳ない思いもあり、真剣勝負のリハーサルになるはずが、、、、、今日は、2月の定演に向けて最初のマエストロレッスン。しかし、マエストロは30分以上遅れての登場。それでも今日の練習メニューである、ドヴォルザークの新世界はひと通り流しました。私の演奏記録によると、新世界は7回目を数える。正直言って、4楽章は暗譜出来ているほど。(うそ)指揮者によって、個性が出る部分もある程度、予想できる。が、普段がよっぽど個性的な演奏をさせられているせいか、今回のマエストロノ支持は極めてオーソドックスなものになりそうだ。もし本番までその姿勢を貫くのであれば、ぜひとも、王道たる解釈で、圧巻の演奏をしたいものだ。というのも、どうしてもこの曲は、どのオケでも何回も演奏する曲らしく、ともすると場繋ぎ的な処理をされかねない。演奏会と演奏会の間が短いから、とりあえず、無難に新世界やっとこ。みたいな。それはそれで、ある意味、事情として仕方無いかも知れないが、それを演奏に反映させるのはどうかと思う。そういう事情だからこそ、前回よりも完成度の高い、或いは、新しい「新世界」を目指したいものだ。なので、今回は、どちらかと言うと、他の曲との兼ね合いもあり、新しい解釈というよりは、完成度勝負をしたい心境です。どうなるかは、お楽しみ。興味のある方は、招待状を送るので、是非、メッセージを下さい。2/25に都内某所です。
2005年11月20日
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新日本フィルのコンサートの後は、その足でMフィルの練習へ。まだまだ皆、初見状態に近い。。。こんな状態で合奏だけ回数重ねても・・・。と思いつつ。なんか今回のプログラム。今更ながら、難しいです。音符を追うだけなら、どうにでもなるんだけど、ただその音を出しただけでは、音楽にならない。その辺が凄い難しい。今までの曲は、音符が揃えば、何となくそれらしくは聴こえてたような。いや、気のせいなら良いんですがね。そういう意味で、疲れます。今回のプログラムは。本番までにもっと精神力と体力を付けねば。
2005年11月19日
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今日は、午後から錦糸町へ。駅前でMフィルの配布用パート譜をコピーしつつ、トリフォニーへ。今月、ここの来るのは2回目。先週の公開リハ以来だ。彼等と会うのは、一昨日以来。今月は、彼等の演奏を3度も聴ける。最後の今日は、地元の聴衆も多い、名曲シリーズ。本日の曲目紹介。・ベートーヴェン作曲/ロマンス第2番ヘ長調op.50 ・ラヴェル作曲/ツィガーヌ 以上、ヴァイオリン独奏は、ジョセフ・リン氏。・ブラームス作曲/交響曲第2番ニ長調op.73 指揮は、音楽監督のクリスティアン・アルミンク氏。はい。今日の感想。まず1曲目のベートーヴェンは、皆良く知っているはずの曲だが、私自身生演奏を聴くのは今日が初めて。まるでモーツァルト音楽のような柔らかい、そして、優しい演奏。聴いていてもとても心地よい。ソロのリン氏もとっても繊細な演奏。申し分ない演奏だった。弦の編成は10型。続いて、ラヴェル。オケの編成(管楽器)がどっと増えたにも関わらず、チューニングなしで、ソリスト&マエストロ登場!???こんなのあり??と思いつつ、すぐにソロが引き始める。その瞬間から、このソリストに疑問符が募る。この曲から入ってきたクラとはトランペットは、さぞかし最初の音を出す瞬間に神経をすり減らしただろう。結論から言うと、ちょっとソロの主張が強すぎたか、或いはオケの反応が鈍すぎたか。個人的には前者かと判断。よっぽど弾きたかったのか、ある意味、独り善がり的な演奏にも聴こえた。ただ、技巧的には最高レベル。その超絶技巧を堪能できる1曲でした。選曲はアリかな。なかなかあそこまで弾ける人は居なかろう。が、完成度としては、NG。オケは安定感あったんだけどね。ソロのアンコールが、実は、一番良かった。バッハの無伴奏。バッハをこれだけ現代に生きたものとして蘇らせることが出来る奏者も多くなかろう。そういう意味では、本当に凄い演奏家だ。もっとアンサンブルの楽しさとかを知ったら(もう知ってたらゴメン。)もっと良かっただろうに。休憩挟んで、後半は、ブラームス。こんなブラ2は初めて聴いたというのが率直な感想。テーマを短く処理する辺りは、今まで誰が試みたことがあろうか。ある意味新鮮だ。個人的には、聴きなれたブラ2像が定着していたので、最初、違和感もあったが、そこはやはりウィーン子のアルミンク監督。最後の最後は、良いところの持っていってくれました。大学時代に演奏し損なって以来、ずっと自分の頭の中で疑問になっていたヴィオラ&チェロのボーイングの処理も解決。これなら納得できる!となぜか演奏意欲が湧いてきた。Mフィルで数年前からやりたい曲に挙がっていたにも関わらず、なぜか実現しなかったが、これでパートとしても推せると判断。それはさておき、今日のNJP。全体的にちょっと疲れが見え隠れ。やはり一昨日のマーラーの疲労が残っているのだろうか。勝手な想像だが、昨日に、今日のためのリハをしているとしたら、オケもマエストロも本当に休みなし。体力的にも精神的にもさぞかし大変だったろう。この辺のスケジュールを決める方は、もう少し配慮できないものか。それとも最初からスケジュールが決まっていてあとからプログラムが決まったのか。いずれにしても強攻スケジュールであったことには間違いない。その前には地方公演もしていたようだし。今日、一番安定していたのは、オーボエ。それ以外は、総じて疲れを感じさせる演奏だったと思う。特に普段期待値の高いフルートとホルンは、大変だったと思う。やっぱりあれだけ大曲をこなした後は、全員休日にした方が良かったと思う。か、もしくは、全員休日だったから、リハが不十分だったか!?もしそうだとしたら、やはり公演の間に、最低でももう中一日入れるべきだったよね。プロの世界はやはり厳しいんだね。でも、いつも素晴らしい演奏をありがとう。NJP。そして、アルミンク。
2005年11月19日
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今日は、定時後から余裕をもってサントリーホールへ。こんなに余裕をもって平日の夜にコンサートに行けるのは久しぶりだ。いつもなら、職場を出ようとするとお客さんから電話が掛かって来たり、部下に捕まったり。今日は、職場からバスで赤坂アークヒルズへ。開演の30分以上前に到着。外は、かなり寒かった。もうすっかり冬ですね。カラヤン広場もクリスマス飾りでとても綺麗になってました。今日は、いよいよ昨日リハーサルを聴いたマーラーの悲劇的。新日本フィル&アルミンクの演奏をこんなに連日のように聴けるなんて、何て幸せなことだろうか。しかも、昨日のリハーサルの記憶も全く色褪せない今日にその本番を聴けるなんて!客席には、コンマスの西江さんの姿も。今日は降り番だったのですね。昨日のリハの状況から、今日の本番はかなり期待できた。これだけの大曲。いつでも聴けるものじゃありません。そういう意味でも、本当にラッキーが続いた。さて、本日の曲目は。(おさらい)・ハルトマン:葬送協奏曲(ヴァイオリン:イザベル・ファウスト)・マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」当初、前プロは、シマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番だったが、ソリストの強い希望でハルトマンに変わったらしい。強い希望がなぜかは分からなかったが、アルミンク&新日本フィルの今シーズンのテーマにもマッチしていて、とても良い曲でした。が、自分が強い希望をしたのなら、せめて暗譜でやって欲しかったなー。ストラディヴァリウス・サミットコンサートとかで急がしかったからかなーとか、意味不明なことを考えつつ。あの音色、どこから出てくるのでしょうか。本当に何とも言い難い透き通るような音。そして、艶やかな表情。演奏者のテクニックももちろんとして、あの楽器。本当に素晴らしいです。曲は、実際、初めて聴きました。最初の序奏部分は、何となくつまらない音楽に聴こえていたんですが、ちょっと経ったところから、すっかり挽きつけられてしまいました。因みに、弦の編成は10型。休憩挟んで、メイン。前半とは打って変わって、ステージいっぱいの人。人。人。打楽器も沢山並んでいるし、ハープも2台見えます。今日の演奏。とっても素晴らしかった。これだけの大曲をよく演奏しきった!実際、4楽章の1発目のハンマーが落ちた後くらいから2発目のハンマーが落ちるくらいまでの間、オケに疲れが出ていたようにも感じた。ヴァイオリンで言えば、1プル以外は皆弾けてないみたいな。もちろん、本当に弾いていないわけは無いのだけど、コンマスが気合で引き続ける音が妙に聴こえた。堀内女史と二人で弾きまくってたが、後ろがついてきてなかった感じ。それも仕方あるまい。こういう場合、最初に疲れが出てくるのは大型楽器かと思いきや、ヴァイオリンだったのが意外。ヴィオラやチェロやベースは、楽器が大きい分、普段から体力を無駄に消耗しない演奏法を身につけているからかもしれない。本当に体力勝負になった時、こういうところで差が出る。あとは、金管楽器はちょっとかわいそうですね。4楽章入るまでにもう唇ボロボロみたいな。事実、4楽章のチューバの後に出てくるトロンボーンのコラールなんかは、もう音程はメチャメチャ、音の前にいっぱい濁点がついてましたから。これ、別に批判じゃなくて、本当に大変な曲だったんだなーということを書いてます。これだけの長い曲を完走、いや完奏し、オケの皆も本当にやりきった充実感で、マエストロを迎えていました。プロの世界は厳しいなーと改めて思いました。これで明日は、土曜日のリハで、また土曜は名曲シリーズでしょ。本当に休みなしですよね。これを一般企業に置き換えて考えてみると、大きなイベントかあるいはプレゼンか何かを終えたのに、また翌々日には別のプレゼンをしなくてはならず、打ち上げも出来ないまま、また次の作業に取り掛かるみたいな!?僕だったら、まず、大きなイベントの翌日は有給休暇ですね。それが許されない音楽の世界は、本当に厳しい。サラ公で本当に良かったなーと思いました。(謎)あと、昨日、今日と同じ指揮者&オケで同じ曲を続けて、別の会場で聴いたわけだけど、会場の差が如実に分かったような気がします。座った位置は、ステージからの位置関係で言うと、昨日と今日はあまり変わりません。別のホールだからその位置関係を単純に比較は出来ないだろうけど。(1階席前から7列目前後で、中央やや上手寄り)サントリーホールの場合、最初の音で思ったのだけど、音の広がりがあるように聴こえた。例えて言うなら、家のホームシアターで見る映画のサウンドと映画館で見るサウンドの違いみたいな?感じ。でも、そんなに大きな差があるわけじゃないけど。あと、大きな音では、干渉しあって音が濁って聴こえたような気がします。なんか、音と音がステージ上でぶつかり合ってる感じ。ホールも楽器だとは良く言ったもので、サントリーホールは、ソロとかではとても良く鳴るホールではあるけど、今日みたいに、ステージいっぱいに人が乗ってて、その大勢で大きな音を出すと、その現象が発生するような感じ。その点、トリフォニーの方が良かったかな。どんなに大きな音を出してもクリアーに聴こえる。あと、これはリハでアルミンク氏が言っていた言葉を思い出したんだけど、サントリーはフラットだからって。ステージの構造上の問題なのか、サントリーホールは雛壇の高さが低いです。なので、管楽器の音が前に出てこない気がする。事実、マーラーでは随所で木管がベルアップをして吹くのだけど、その差がハッキリ聴こえなかったのが残念だった。トリフォニーではかなり効果的に出ていたので。と言うことで、だんだん、サントリーホール離れをしそうな今日この頃です。
2005年11月17日
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今日は、朝から会社をサボって、すみだトリフォニーホールへ。 新日本フィルの公開リハーサルにご招待頂いたからだ。 ペアで招待されたのだが、結局、ひとりで会場へ。 予定よりかなり早く着いたため、最前列の席を確保。 ここなら、アルミンク氏の声も聞こえるし、ヴィオラパートも丸見え。 公開リハは2回目だが、平日の昼間と言うこともあり、客席はやはり年配の方が目立つ。 曲目は、マーラーの交響曲第6番「悲劇的」。 明日のサントリーシリーズのメインだ。 指揮は、既にお馴染みとなった音楽監督のクリスティアン・アルミンク氏。 音楽監督就任3シーズン目となるが、今日、初めて奥様がリハーサルを見学に 来られたとのことで、楽員に紹介されていた。とても美人な奥さんでした。 10時半に定刻通りリハーサル開始。 いきなりランスルーとなった。約80分の曲。 朝からいきなり聞かされるんかい!と思いつつ、、いきなり1楽章の初めの方でアルミンク氏が止めた。 オケの食い付きが悪かったようだ。MENO MOSSOの低弦がついて来ない感じだったのだろう。 その後は、細かいやり取りがありながらも終わりまで通った。 もう12時近かった。 これだけの大曲をどんな風に作っていくのかと興味津々だったが、いきなり通すというののも驚いたが、その 通しの中でも、実に多くのことをやっていたように見受けられる。 こういう時に、コンマスの存在は大きいなーと感じた。 1回通すと、オケとしても指揮者としても課題が見えてきたのだろう。 15分間の休憩の間も、いろいろ調整を行っていた。 アルミンク氏。 公開リハのためか、小節番号とか練習番号とか、簡単な指示は全て日本語でやってくれた。 難しい指示だけ通訳を通しておられたが、これも公開リハのためだろうか。ありがたい。 休憩挟んで、後半は、4楽章と3楽章を部分的に練習。 トリフォニーの場合、1階席からも管楽器奏者の顔が一人一人見えるくらい高めに雛壇が 組んであるが、サントリーの場合、これだけ大編成になると迫りの制約で、高さを出せない部分も 出てくるようで、その辺も考慮して音量のバランス調整などをしていた。 定刻通り、12時45分に午前中のリハは終了。 終わった後、アルミンク氏のコメントがあったが、本当に明日の本番が楽しみになってきた。 弦の編成は、キレイな14型。 明日の本番も今日と同じような位置からオケを見ることが出来るので、どんな本番になるか。 また、今日、明日の一日で、またどこまでサウンドが変わってくるのかが、楽しみだ。
2005年11月16日
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今日は、ほぼ定時ダッシュですみだトリフォニーホールへ。某オークションでチケットを落札できたので。十分に間に合う時間に職場を出たはずだったが、総武快速線直通の横須賀線の本数が余りにも少なく結局、開演には間に合わず・・・。こんな都会で、しかも、夕方の人の動きが多い時間帯に、20分に1本程度しか電車が来ないって、JRどうなってんの???久々のトリフォニー定期で楽しみにしていたのだが、会場に着いたときには、既に1曲目の1楽章終わりの方だった。楽章の合間に入れたのは、3階席最後方の扉の中まで。そこで残り20分の立ち見となった。今日、初めてトリフォニーの3階席で聴いたけど、このホール。実は、3階席が一番音響的にも視覚的にも良いのではないかと思った。木管のサウンドもほどよくブレンドされ、またソロ・ピアノの音ともよく馴染んでいた。やはりホームグラウンドだからか。クラシックの扉シリーズでは、2階席だが、2階席は天井の圧迫感があり、ちょっと心地悪い。その点、3階席は天井も高く、本当に開放的で、かつ、音響が良いのだ。それでいて、遠鳴りしている感じでもない。ちゃんと音が飛んでくる。これは買いだ。来シーズンは、絶対に3階席だ。(安いし)今日のプログラムは以下。ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番 ピアノ独走は、ブルーノ・レオナルド・ゲルバー氏休憩挟んで、ロクシン/交響曲第1番「レクイエム」 日本初演。 合唱は、栗友会合唱団。指揮は、音楽監督のクリスティアン・アルミンク氏。ラフマニノフのこの曲を生で聴くのは、実は10年以上ぶり。その時に聞いたのは、読響の深夜番組の公開録画だったような気がする。誰がソリストだったかも記憶に無いほど前。逆に、その時の記憶が無かったことが良かったのか。今日の演奏は、新鮮さとほとばしるかつ情熱的な演奏だった。立ち見でも飽きさせない。ゲルバー氏のピアノは単なる技術を超越した、何か心を打つものがある。音楽に対する情熱と言うか、心と言うか。そういうものを聴衆と共有できる演奏家は数少ないと思う。演奏後も拍手がなかなか鳴り止まなかったのは、きっとそういうところなのだろう。これは僕の持論なんだけど、音楽というは最終的には心の問題になると思う。僕のように下手なアマチュア奏者は、技術的にクリアーしなくてはならない問題が山ほどあるが、決して下手でも良いと言っているのではない。技術の問題は技術の問題として、真に価値のある音楽は、最終的に人の生き方を変えさせるほどの力があると思う。しかも言葉の力を借りずして。それには単に超絶技巧が弾けて、キレイな音が出せれば良いのではなかろう。演奏家自らが自身の心を燃え上がらせ、時には苦闘し、自らの変革の中から発する、ある意味において精神の発露としてのサウンドは人の心を揺さぶる。使い古された言葉だが、シビレエイに触ると、当たり前だけどシビレル。これは、単にシビレエイが電気を発しているからではなく、シビレエイ自身がシビレテイルからそれに触れた人もシビレルそうだ。音楽もこれと同じじゃないかと思う。演奏する人自身が、その音楽に対してシビレテ(感動して)いるからこそ、それを聴いた聴衆もシビレル(感動する)ことができるのだと。僕自身もそんな演奏が出来るように、楽器の技術だけではなくて、心というか、内面も鍛えていきたいなーと思った。さて、休憩挟んで後半はロクシン。実は、今日初めて彼の存在を知った。(チケット買う前に確認しろ!というところですが・・・。)旧ソ連の作曲家らしい。プログラムの解説によると、政治的にも社会的にも、また彼自身の環境面でも実に不遇な人生を送った音楽家だそうだ。彼が生きた時代は、その殆どが我々にとっても記憶にあるような冷戦下のソ連。今回演奏された曲は、日本初演の交響曲第1番。彼の作品自体が日本初演らしい。3部構成で、1部~3部までattacaで切れ目無く演奏される。副題として「レクイエム」とあるが、第2部に合唱がついている。初めて聴くそのサウンドは、音楽的には、ショスタコーヴィッチに近いような印象を受けました。僕は嫌いじゃないです。こういう作曲家。新日本フィル&アルミンクは、かなり積極的に今回のような隠れた名曲を国内で紹介する活動をしていますが、私が聴いた中でも、今回の作品は、良かったと思います。作品自体の評価としても、今回の演奏そのもの出来としても。作品自体は、いろいろな試みを随所でしているようです。まず、シンフォニーとレクイエムの融合。演奏の中身としても、いろいろな彼なりの苦心の跡が伺えます。最後は、どんどん編成が小さくなり、最後の最後、コンマスひとりが残って、消えるように曲を終わるあたりも、それまでの他の曲では見られなかったことではないでしょうか。大きな時代の流れの中で、ある意味、3部構成や、全曲attacaや、合唱付のシンフォニーは当たり前な流れなのかも知れませんが、当時、考えうる出来る限り多くの手法を取り入れたひとつの作品として完成させられたのは、むしろ彼だったから為しえたのではないかと思えてなりません。それは、彼の生きた時代そのものに対する抵抗であり、社会や圧政に対する抵抗でもあり、精神の叫びのような気がします。最後の最後、どんどん人数が減っていき、最後、コンマスひとりが最高音まで昇りつめ、消えるように曲を閉じる部分も、そして、その後の余韻も、その精神の叫びを永遠たらしめる祈りのように感じました。なので、最後は聴衆の誰もが拍手をして良いかも分からなかったし、いつ拍手をすれば良いのかも分からなかった。(と、感じた。)僕的には、あの余韻がとても心地よく、この作品を昇華させる最重要ポイントのように思いました。オケの演奏自体も、良かったです。なんか良く分からないけど、音出してますって雰囲気は微塵もなかったし、何かひとつの到達点に向けて、曲を作り上げているあたりは、さすがアルミンク監督!って感じでした。来週は、公開リハとサントリー定期と名曲コンサートと立て続けに、また彼等と時間を共有できると思うと嬉しい限りです。
2005年11月11日
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今日は、夕方からMフィルの合奏。副指揮による2回目の練習である。前回は、時間が限られていた中で、初合奏ということで、単に通しただけだったので、今回から扱う曲も絞り、部分的に練習しながら、曲の構造を理解したり、各パートごとの課題を明確にしていく段階に入る。今日は、今回のプログラムのうち、メインのみを扱う。4楽章で構成される交響曲。久々に長調のシンフォニーなので、何だかウレシイ。15周年だし、15回という節目でもあるし。というか、今までが短調の曲を選びすぎた??記念すべき1回目からト短調だったのだから仕方ないか。それはさておき、練習の方は、それなりに成果があった。まず、弱点が明確になった。重点的にパート分奏等で音程などを確認しておくべき箇所が浮かび上がってきた。これは何とかせねば。それ以前に、自分自身が弾けてないところもチェック。(当たり前か。)総合的に、今日はよく弾いた。ヴィオラは、男性3人のみの参加だったけど、そこそこ音が出てました。個人的には、Sフィル以後、良い意味で自己主張をして弾いている気がする。やっぱとりあえず、自分が思っている音を出してみることが大事だと実感。何か違えば、誰かが指摘してくれる。それも明確にならないまま、曖昧に弾き続けていることが返って進歩を退けているような気もする。というか、それは退化か??と、今日も意味不明なことを考えながら、ヴィオラを弾いてみた。練習後は、新入団員歓迎会。土曜日夜の練習後にも関わらず、多くの方が参加したことにまず驚き。そして、新入団員含め、遠方の団友までもが電車が無くなるまで呑んでいたことに驚き。やっぱ、Mフィルは呑みオケだ~!(って、その先頭を行っている自分!?)
2005年11月05日
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今日は、久々に何もない休日。ソファーにごろごろしながら、昼過ぎにふとCSを見てみる。契約だけして高い視聴料を取り続けられているクラシカ・ジャパンを久々にチェック。いきなりベートーヴェンの交響曲第4番の4楽章。滅多に映像にはお目にかかれない曲だ。指揮は、クラウディオ・アバド氏。お顔から推測するに比較的最近の映像のようだ。オケはもちろんベルリン・フィル。ヴィオラのトップサイドには清水直子さんの姿。コンサートマスターの横には、安永徹さん。そして、後方には町田女史の姿も。現役の日本人プレーヤー3人が映像で揃っているのは実ははじめて見た。オケのノリもかなり良い。4番が終わったところで、番組表をチェック!すると!何と言うことか!!今日は、ベートーヴェンの交響曲全曲一挙放送ではないかっ!!!これは残りの9番まで全部見なくては!と思いきや。夕方から予定があったため、8番の途中までで断念。でも、どの曲も素晴らしい演奏でした。とにかくオケが前向き。右向き矢印(意味が違うー)。あーー第九まで聴きたかった!!!ビデオに撮ると映像と音の質が一気に落ちて観る気が失せるので、録画まではしなかったものの(HDレコーダーを早く買えば良いのだが。)、帰ってから早速、市販されていないか楽天でチェック。そうしたら、ありましたよー。って、知らなかったの僕だけ???これ、絶対に買いです。DVDアバド:ベートーヴェン交響曲全集 ベートーヴェン交響曲全集 Vol.1 交響曲第2&5DVDアバド:ベートーヴェン交響曲全集 ベートーヴェン交響曲全集 Vol.2 交響曲第1&6DVDアバド:ベートーヴェン交響曲全集 ベートーヴェン交響曲全集 Vol.3 交響曲第3DVDアバド:ベートーヴェン交響曲全集 ベートーヴェン交響曲全集 Vol.4 交響曲第9DVDアバド:ベートーヴェン交響曲全集 ベートーヴェン交響曲全集 Vol.5 交響曲第4&75枚組DVDボックスでトータルより割安にはならないものでしょうか・・・・。
2005年11月03日
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今日は、今度Mフィルでやる曲の映像か音源が手に入らないかと楽天を物色。偶然、こんなもの見つけました。ハイティンク/ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート1999とりあえず、チェックです。
2005年11月02日
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