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ご無沙汰していま~す! ちょっと、びっくりしちゃったのですが・・・ 今年、アナログ放送が終わっちゃうでしょ~。 そこで、旦那が、不動産屋さんに、その件について、尋ねたところ、 なんと!・・・驚いちゃいました。(まぁ、アンテナ等、大家さん が、手続きをするらしいのですが・・・) 何に、驚いたかと言えば・・・ フジテレビが、映らなくなるらしいです~! ええ~!なんで?アナログ放送で映っていたものが、デジタル放送 で、映らないの~?! 不動産屋さんも、「私も、変だとは思うのですが・・・」と。 建物の関係で、そんなことも起こるらしいです。 解消するには、どこかに、共同アンテナを立てるしかないそうです。 そこで、ひとこと言いたい! アナログ放送が届かないところに、電波が届くんじゃ、なかったん かい?! アナログ放送終了時には、もう、フジテレビは見ませんから・・・ 戯曲 ぐぁらん堂書店の店長さんのこと ***** ***** 青年 (なんとなくひとり言の様に)忘れち ゃいけない事ってーー。 店長 忘れられない事ーー。 玉夫 忘れないかな? 野呂 忘れちゃいけない!! 男客 そう。忘れちゃいかんのは宿題っ!! 章子 なっ、なっ、なっ、なっ、何たること をお云いか?!このデモシカ教師め!! デモシカ (ドキッとし)いかにも私はデモ シカと申す、教職に殉ずる者であるが、決 してデモシカ教師ではな~い!! 野呂 あれまっ、ちゃん、でべその宙返り!! デモシカ なにか文句でもあるのかね? 野呂 めっそうもねえ、お代官様!! 只、おら ~、デモシカさんがデモシカ教師でないな んてんで、びっくりこいただよ~。そんで もって、あれまっちゃん、でべその宙返り っ、てな事になっちまっただよ。このおた んこなすっ!! よっ、色男っ!! このっ!! 憎い 憎い。(と、デモシカ先生をつつく) デモシカ 何をするのかね。常識家の私を、 いったいどうしようと云うのかね。私はも ういやだっ!! 店長 デモシカ先生、そんなに興奮なさらず に……。 デモシカ 何を云う!! 私はデモシカではない っ!! いや、私はデモシカと云う名前だが、 決して、俗に呼ばれるデモシカ教師ではな いのだ。 店長 可成り取り乱してらっしゃる。落ちつ いて下さいよ。 デモシカ (一呼吸おいて)いや、申し分け ない。私ともあろう者がーー。 店長 いえ、こちらの者がとんだ事を申しま してーー。 デモシカ (思い出して)そーだよ!! 君ん所 の店員はなにかね、客をこんな扱いにする のかね?! 店長 本当に申し分けありません。 デモシカ 私はもう怒ったよ。怒ってしまっ たんだから仕方が無い。 店長 野呂 (それぞれに反省している態度を取る) 玉夫 章子 (それを見て)デモシカセンセッ!! デモシカ んっ?! 章子 何をお望みですの? デモシカ 何が?! 章子 あれらに何を望んでんだよっ!! (デモ シカにくってかかる) デモシカ 別に何も望んどらんよ。(ちょっ と考え)しいて云えばーー。 章子 敷いて寝転ぶ煎餅布団!! デモシカ (咳払いなんぞして)しいて云え ば、反省だろうか?! 矢張り、自分のやった 事には責任を持ってくれんと困るからな。 玉夫 (面倒臭くて)どう責任取ればいいん スか? デモシカ それは自分で考えるものだろ?そ れが反省と云うものじゃないか? 店長 申し分けありません。 野呂 玉夫 すみません。 章子 あんなにあやまってんのにさ。 デモシカ こんな、取るに足らない事ならば、 あやまって済んでしまうかも知れない。け れども、世の中そう甘いものじゃない。あ やまって済むなら警察はいらない、と云わ れる様に、あやまった位じゃ済まない事も 多々ある。償える事は償えば済むかも知れ ない。でも、そうできない事もある。償う 事ができないものだったら?きっと、私達 は一生反省を続けながら生きて行かなけれ ばならないのでしょう。御清聴ありがとう ございました。 デモシカ先生はおじぎをして、その 場を去ろうとする。 玉夫 先公は理屈っぽくっていやだぜ。 野呂 職業と云うよりも、あの位の年齢のや つが一番やだね。 デモシカ先生、立ち止まる。 野呂 理論や理屈ほど、いいかげんものはな いさ。理論や理屈は利用されやすいじゃな いか。戦争を起こす事がまちがっている理 屈は正しいのに、いつの間にか、戦争が正 しい理屈に入れ代わったりしている。理論 や理屈は理論や理屈によって、いくらでも 変えられるし、利用されてしまう。それよ りも、もっと大切なものがあるんじゃない かな?! デモシカ先生、野呂のそばまで来て いる。いやに難しい顔をして……。 デモシカ 何を云っとるのかね? 野呂 いえ、別に……。 デモシカ 自分の事を棚に上げて……。 野呂 それはあなたも同じでしょ? 店長 云うな! 一同 (えっ?! と云う感じ)……。 店長 もういい。同じなら云うな。 章子 どうして?店長、どうして云っちゃい けないんですか? 店長 いけないわけじゃないけど……。 章子 なら、なぜ? 店長 話し合っても、分かり合えるわけない からだよ。 章子 店長……。 デモシカ 私も忙しい身だから、もう行くよ。 店長 本当に申し分けありませんでした。 野呂 玉夫 すみません。 青年 すみませんでした。 章子 なんであんたがあやまるのよ? デモシカ (振り返り)君があやまる理由が みつからんが……。 青年 僕もいろんな人に迷惑ばかりかけて来 たから……。 デモシカ 私には関係ないが……。 青年 自分がやって来た事が重荷になって仕 方無いんです。 デモシカ 君が何をやって来たと云うのかね ? ***** ***** 今日はここまで・・・とっぴんぱらりの、ぷ~。
2011年01月28日
ご無沙汰していま~す! 戯曲 ぐぁらん堂書店の店長さんの事 ***** ***** 青年 まるで、天に召される人の頭上の輪み たいです。 店長 でも、そんなにきれいな輪じゃないさ。 青年 きっと、僕には相応しい輪ですよ。 店長 いやあ、君が死んだら、もっときれい な輪がのぼるよ。だって君、とっても素直 そうないい子じゃない。 青年 でも、そう云われて喜べる程、素直な 僕じゃないんです。「君は保母さんに向い てるよ。」と云われて、悔し泣きした女の 子を知っていますが、その気持ちがよくわ かる……。 店長 突然だけど君、落ち込んでるの?! 青年 (大げさに)ドキッ!!わかります?! 店長 はははは……。だいじょうぶ、君は落 ち込んじゃいないさ。 青年 そうです。僕は落ち込んじゃいない。 只、もう嫌になったんです。全てが嫌にな ったんです。これ以上先へ進む事ができな くなったんです。その場に留まる事も嫌な んです。過去に戻るのもゴメンです。もう、 全てが嫌になった。もう嫌なんです。何も かも、世の中も、自分も、もう嫌だ!!もー いだ!!いやだよー!!嫌だ!! 店長 (歩み寄り)君っ!! 青年 (ふっと眼を上げて)すみません。僕、 取り乱したりして……。どうもすみません。 (なんだか取り繕って)カルシュウムが足 りないのかなあ?!めざしでも食べよ……。 間 背年 あなたには関係ないんです。僕が馬鹿 なだけなんです。ーー僕は、もう、どうし ようもないーー。 店長 君、わたしは何もしらないけど、あん まり考え過ぎない方がいいよ。若い頃にあ りがちな事だけど……。何ごとも過ぎない 方がいい。なんでも過ぎると良くないよ。 青年 ……。 店長 勉強だって、遊びだって、スポーツだ って、仕事だって、婚期だって、過ぎると よくないものさ。冗談だって過ぎると腹が 立つし、愛情だって、過ぎると悲劇のもと さ。午前二時を過ぎればおばけも出るし、 使い過ぎれば老化も早い。 青年 何がですか? 店長 いや、下半身の話。個人差あるかな?! 青年 足だって、脳みそだって、使う方がボ ケないし、糠味噌は混ぜた方が長持ちしま す。 店長 でも、適度にした方がいいのさ。特に 考え過ぎは自殺のもとだよ。 章子 (レジから)只ね、喉元過ぎれば熱さ だって忘れちまう。 青年 (章子の方に向き直り)「過ぎる」の 意味合いが少し違う様な……。 章子 でもね、忘れちまわなけりゃ、溜り過 ぎちまうよ。溜りすぎるとパンクしちゃう よ。 店長 溜り過ぎるとパンクしてしまうんだね。 食べたら出す。食べたら出す。食べたら出 す。食べたら出す。食べたらーー。 章子 店長っ!! 店長 いや、そのーー。 青年 忘れてしまって、いいのでしょうか? 章子 忘れちゃいけない事でも、何時かは忘 れちまうものだよ。 青年 忘れちゃいけない事は、やっぱり忘れ ちゃいけないんじゃありませんか? 章子 だからさーー。 何時の間にかレジに男の客が立って いる。 男客 これ下さい。 章子 (気付かず)忘れちまうと云うか、ボ ケていっちまうと云うか、自分の中で勝手 な解釈をしてしまうと云うか……。なる様 になって行くもんだよ。 男客 あのっ!! 章子 本当に忘れちゃいけない事は、心のど こかに覚えているものさ。 男客 これっ!! 青年 本当に忘れちゃならない事って、例え ばーー。 男客 ちょっと!! 店長 (客に気付いて章子に)君っ!! 章子 うるさいっ!! 店長 お客様だよ。(客に)いらっしゃいま せ。 章子 あ~ら、いらっしゃい。随分とごぶさ たじゃないのよん。どーなすったの?そり ゃ、会社がひければ真っ直ぐに戻らなくっ ちゃならない奥方が角をはやして待ってら っしゃる事はよーく存じてますわ。でも、 たまにはこちらにも顔を見せて頂かなくっ ちゃ……。それがあなたの義務でなくって ? 男客 何だね?!君は……。 章子 あらっ、怒ったの?!そんなつもりじゃ なかったのよ。あなたがちっとも寄って下 さらないから……。あたし……。ヨヨと泣 き崩れる。ヨヨヨヨヨヨーー。 店長 ばかもんっ!!何やってる!! 男客 (わなわな)なにかね?!ぐぁらん堂で は、こんな店員を置いとるのかね? 店長 申し申し分けありません。(章子に) こら っ、お前もあやまれ。冗談が過ぎるん だよ。 男客 冗談で済ます気かね?!冗談じゃないっ!! 章子 冗談じゃない、本当だって、本人も云 ってるじゃないのよねえ……。(青年に助 けを求める) 青年 (困って)はあーー。 店長 (章子をつつき)ほら……。 章子 (そっぽ向いて)ゴメン。 男客 何だね!!あの態度は~~!!(店長に ) 店長 どうもすみません。よーく云って聞か せますので……。どうぞお気を悪くしない で……。 男客 悪くしないでったってねえ、君。もう 二度とこの店には来ないからね。(プンプ ンと花道へ去ろうとする) 店長 あのっ、今、包みますけれど……。 花道を野呂と玉夫が荷車を漕ぎなが ら現れる。片足を台の上に乗せ、も う一方の足で地面を蹴るのである。 野呂 ウーウーウーウーッ!! 玉夫 ピーポー、ピーポー、ピーポー、ピー ポーッ!! 野呂 前の人、前の人、ゆっくりと横に止ま って下さい。 玉夫 どーけどけどけどけ~っ!! 男客はあわててレジの方へ逃げかえ る。 章子 お帰り。 男客 も~たまらん。 野呂と玉夫は思い思いのポーズです べり込む。 野呂 決まった。 玉夫 みんなの視線が熱いですね。(汗など ぬぐう) 野呂 (皆を見回し)いや、冷たいんだよ。 こそこそとふたり、荷台を横の方に 片してきょうつけをする。 ***** ***** 今日はここまで・・・とっぴんぱらりのぷ~。 去年の暮れに、風邪をひいたのですが・・・風邪自体は、とっくに 直ったのですが、いや~、咳だけ残って。 いつまでも・・・嫌ですねぇ~。 市販の咳止めを飲んでも、う~ん、効いているのかなぁ~? 出る時は出るし~。 そんなこんなで、お医者さんに行く機会があって、咳止めについて、 尋ねたところ・・・あら~、今年は、そんな方が、多いそうな。 咳が長~く、抜けないそうです。成程・・・そうでしたか。 そこで・・・即効性の漢方薬を頂いて、帰りました~。 効くかなぁ~? 皆さんも、お風邪には、気を付けて下さいねぇ~!
2011年01月22日
ご無沙汰していま~す! いえ、ね・・・戯曲の先を読んでみたら、喫煙所が必要だったの ですよ~。 取りあえず、こんな感じで・・・ 戯曲 ぐゎらん堂書店の店長さんの事 ***** ***** 章子 (ぺらぺらとページをめくり、あるぺ ージを読む)彼女は枕をかかえながらうつ 伏せに寝転ろがり、クロスワード・パズル を解いている。僕はぼんやりとしながら、 彼女にタカシの事を話していた。が、彼女 の生返事がぴたりと止まった。いつの間に か寝入ってしまったらしい。 店長 (何となく聞いている)ーー。 章子 (すうっと店長の顔を見詰めながら) 枕に顎を落として眼をつむっている。さら りとした髪が花柄の枕の上を這っている。 僕は鉛筆のおしりで、その髪をくるくると いじくった。 店長 その本ーー。 章子 (意味ありげに店長を見詰めて)これ、 文学書ですか? 店長 いやーー。 章子 じゃあ、なんです? 店長 返品!! 章子 どうしてですか? 店長 (自分でもわからないが)どうしても だ!!(奪って)返品しなけりゃーー。 章子 マモルさんーー。 店長 マモルーー? 奥の方から荷車にダンボールを積ん で、野呂とアルバイトらしい青年が 出てくる。きっと玉夫君だろう。 野呂 店長、ちょっと、行って来ます。 店長 うん。頼むよ。 野呂 はい。 玉夫 ふぁ~い。 ふたりはガラガラと花道を行こうと する。と、花道の反対側から、ひと りの青年が現われる。「すきやき」 のごとく上を向いて歩いている。そ してかつ、煙草の煙をはいている。 花道の中間辺で荷車と青年はぶつか り、青年はすってんころりんとなる。 野呂 あれー!!だいじょうぶですか? 青年 はあーー。(パタパタとはたきながら) 野呂 前がよく見えないもんだから、すみま せんね。 青年 いえ、ぼくも悪かったんです。どうも すいません。 野呂 どこも痛くありませんか?あなた、ふ っ飛びましたもんね。 青年 大丈夫です。どこもーー。 野呂 そりゃよかった。 青年 はあ、どうも。 玉夫 野呂さ~ん。早くして下さいよ。 野呂 ああ、すまん。(青年に)それじゃ、 失礼します。 青年 どうもーー。 青年は再び、上を向いて煙をはき、 歩いて来る。ずーと歩いて来て、ず ーと店長と章子の辺を通り過ぎて、 もっとずーと先へ進もうとしている。 店長、あわてて彼をとめる。 店長 君っ!!煙草吸いながら、困るよ。 青年 あっ、すいません。こんなところまで 来ちゃった……。 店長 あそこの喫煙所で吸いたまえよ。 青年 はい。どうもご親切にーー。 青年はちょいと離れた喫煙所でプカ プカふかしている。 店長 (なにげなく青年を見ている)……。 章子 (店長が何時の間にか忘れている赤い 本をこっそりと取る)……。 店長 (気付かず青年を観察している)……。 青年 (見られている事に気付き、照れて、 反対方向を向いて作業を続ける)……。 店長 (見ちゃいけないと思いつつ、よけい に見たくて仕方無い)……。 青年 (見られている事を非常に感じて振り 返る)……。 店長 (微笑んで会釈をする)……。 青年 (ペコンと頭を下げる)……。 店長 (青年の方に歩きながら)君、さっき から何やってるの? 青年 えっ?! 店長 いえ、ね、さっきから上向いてさーー。 青年 僕ーー。(もじもじしている) 店長 いえね。(煙草に火をつけ一服する) 別にいいんだけどーー。 章子 (赤い本を持って、本棚をウロウロし ている) 青年 (思いついて)あなた!! 章子 (赤い本を本棚に入れようとしたが、 びっくりして引き抜いてしまう)……。 青年 ひょっとして、できますか? 店長 えっ? 青年 できるでしょ? 章子はその隙に赤い本を本棚に差し 込み、何食わぬ顔でレジに戻る。 店長 (しばし考えてみるがわからず)何が ? 青年 輪!!です。 店長 ええ!!友達の「輪」ですか? 青年 いいえ。 店長 じゃ、なんの輪? 青年 煙草の輪。 店長 なんだ……。 青年 なんだ? 店長 いいや。できない事もないんだけどね ……。 青年 やって下さい。 店長 ええ?! 青年 お願いします。 店長 そんなーー、弱ったなあ。 青年 弱んないで、やって下さい。「なんだ」 と云ったあなたじゃありませんか。お願い します。 店長 えっーー。エへへへへ……。まいった なあ、いやいや……。(青年の真剣な姿を 見て)うん。じゃあ、やるよ。 青年 はい。 店長は大きな輪をひとつ作る。 青年 (輪を見て)わっ!!輪だっ!!輪だっ!! 店長 (青年の喜び様を見て)じゃあ、今度 はぽんぽん蒸気だ。 店長はほっぺたを指でつつきながら、 小さい輪をぽっ、ぽっ、ぽっ、ぽっ、 ぽっ、……と出す。 青年 わっ、わっ、わっ、わっ、わっ、すご い!!あなた、輪ですよ!!(章子にまで)わー っ、そこのあなた、ご覧になりましたか? 輪ですよ。わーすごい。(店長に)どうも ありがとうございました。 店長 いやあ、そんなーー。 青年 見ず知らずのあなたに、こんな事させ てしまって……。 店長 いや、そんなに感激されると困っちゃ うなあ。でも、やった当人としても嬉しい よ。あっ、君、さっきから輪をつくろうと していたんだね。 青年 ええ。まあーー。 店長 じきに出来る様にになるさ。 青年 ええーー。(ちょっと暗くなる) 店長 でも、どうして? 青年 ええーー。(だんだん暗くなる) 店長 いえね。別に云いたくないなら、云う 必要はないんだから……。 青年 ええーー。(ひどく暗くなる) 店長 気にしないでくれたまえ。 青年 ええーー。(もう、ほとんど真っ暗に なる) 店長 (困って、もう一度大きな輪をつくる )……。 青年 (輪を見つめながら)輪は、上へのぼ って行きますね。 店長 うん。 青年 まるでーー。 店長 丸だね。四角じゃないさ。 ***** ***** 写すのの疲れます~。と、言うことで、今日はここまで! 平成のタイガーマスクとかけまして、 飛び疲れた渡り鳥とかけます そのこころは・・・デンセンが嬉しいでしょう(おそまつ!) 全国の伊達直人さん・・・ありがとうございます。
2011年01月15日
ご無沙汰していま~す。 松もとれた~(?)と、言うことで・・・ 戯曲 ぐゎらん堂書店の店長さんのこと ***** ***** 野呂 もしも、ヒロ子ちゃんと変な噂でも立 ったら……。だから、あーっ、ヒロ子ちゃ んと、困ったなあ……。だってさ、僕達、 エレベーターを譲り合っただけなんだもの ……。困るなあ……。僕はいいんです。で も、ヒロ子ちゃんが傷ついたらどうしよう ーー。そんな、僕達、手も握った事ないん です。あーっ!!どうしよう。そんな!!あんま りです。困ります!! 店長 (あきれて)バカッ!! 野呂 えっ?バカ~ン!!バカと云う本人がバ カ。バカと云われた当人がカバ。 店長 結局のところ、次のエレベーターに乗 れた、と云うわけだ。 野呂 まあ、早い話が。 店長 早くないけど……。 野呂 はい。本当に遅れて申し分けありませ ん。 店長 いや、違うよ。だからさ、話が長いん だよ。 野呂 だって、その過程が長いんだもの。 店長 だから、別に遅れた事に小言を云おう ってんじゃないよ。言い分け聞いても仕方 ないでしょ。 野呂 言い分けだなんて、そんなつもりじゃ ……。(半べそ) 店長 (困って)いた、只ね、レジに誰れも 居なかったもんだから……。 野呂 (元気に)それは物騒ですね。 店長 そうなんだよ。でも、お前はゲンキン だね。 野呂 こないだも十万程、現金で盗られたば かりじゃありませんかっ!! 店長 それはそうだけど、君と話してると、 こんがらがるね。 野呂 あれ?!でも……。 店長 でも? 野呂 朝、店長が仕事の振り分けしませんで したか? 店長 あれ、まっ、ちゃんでべその宙返り!! 野呂 何です?それ。 店長 云わない?!あれまっ、ちゃんでべその 宙返りって。 野呂 冗談云ってる場合じゃありませんよ。 店長 それもそうだなーー。 野呂 確か、ササキさんとコバヤシさんは、 小学館の雑誌の付録整理ですし……。 店長 俺はこれを持って来て。 野呂 玉夫君は裏で返品整理ですし……。 店長 君はゴミ。 野呂 今日は五人でしたっけ?! 店長 レジは? 野呂 ええーー。 店長 じゃあ、レジは?(やや強く) 野呂 レジですかーー。 店長 レジは誰?(強く) 女声 わたしです。 野呂 そうです。あの方です。 店長 えっ?! 店長と野呂が同時に振り返ると、何 時の間にか女がレジの中に立ってい る。レコード店から、ホテル・カリ フォルニアが流れている様だーー。 女 わたしです。店長ーー。 店長 君? 女 はい。 店長 そうだっけ……。 女 はい。 店長 あなた、「ぐゎらん堂書店」の従業員 でしたっけ? 女 ええ、そうです。 店長 名前は? 女 章子。 店長 名字は? 章子 店長さん、パーマをおかけになったん ですね。 店長 ええ、まあ。でも、ここ何年ずっとか けてますが……。 章子 あの頃はかけてらっしゃらなかった。 店長 そうでしたっけーー?(分かっていな い) 章子 (ダンボール箱に気づき)あっ、それ、 開けるんですね。 店長 ああっ。 章子は手際よくダンボールを開け、 分類を始める。 野呂 店長、返品の方が多い様なんで、僕、 行って来ます。 店長 ああっ。そうだね。玉夫君だけじゃ心 配だし……。 野呂は奥の方に消える。 章子 店長、このほんは何の部類に入るんで すか? 店長 (不意に章子と眼が合い、あわてて) あっ、ああ、それーー。ビジネス書だよ。 章子 へー、会社に入ってまで、グラフなん て勉強するんですか。 店長 会社員だって大変だよね。 章子 ふーん。 店長 (分類を手伝いながら)文庫はこう、 背をときどき逆にしてやらなくっちゃ、運 ぶ時に倒れちゃうよ。どの本も高く積む時 は同じだけどね。 章子 はあ、こうですか? 店長 うん。 章子 成程ね。(黄色い紙の本を手に取って )これは?なんか、変な本。随分と紙が悪 いみたい。すごく軽いんです。あれ?あれ れ?(ぺらぺらとする) 店長 どれ?(のぞき)あれ?これは駄目だ よ。こんなのーー。 章子 あーら。これ、マンガだけど、猥褻漫 画みたい。(はしゃいで)ワイマンだわ!! わいは男や!!ワイマンーーなんちゃって~。 店長 (本を奪って)これあh、返品!! 章子 なんで?!送られてきたのに? 店長 こんな本、置けないでしょ? 章子 そうーーですね。(不服そうに) ふたりごそごそと作業を続けるが、 店長はダンボール箱の中で何か見つ けてーー。 店長 これなんか面白そうじゃない? 章子 どれ?! 店長 これ。 章子 (コミック版の本を受け取り)女体、 穴場探し地図? 店長 はははは……。まあ、いいやーー。( 取り返そうとする) 章子 (さっとよけて真面目に)これ、何に 分類するんですか?地図の類でしょうか?! 店長 (奪って)娯楽!! 章子 ぶつぶつ。(と、ぶつぶつ云う) 章子がふっと眼を落とすと、ダンボ ール箱の中に一冊の本が残っている。 章子は赤い表紙の本を取り出す。 ***** ***** キリがいいので、今日はここまで・・・ とっぴんぱらりのぷぅ~! 今日は、そこそこ、外は暖かだったのですが・・・ 昨日は、この冬、初めて、洗濯物が、凍りました~! 何度か、洗濯機を回すのですが・・・先に干していた バスタオルが、板になっていました~。 亀太郎さんもトトさんも、おこたで温々生活を、やっ ていま~す!
2011年01月08日
あけまして おめでとう ございま~す これ、チロルチョコの、お正月バージョンの、新製品・・・かなぁ~? チョコは、鏡開きに、食べてみま~す。 うちのベランダからは、残念ながら、初日の出は、拝めないんですよ~。 斜向いのビルのベランダで、よく、タバコを吸っているおじさん・・・ 見てましたよ~。 アハハ~、あそこなら、きっと、ご来光が、拝めたことでしょう! でも、多分、お日さまの周囲(お日さま自体が、見えないので)・・・ に、まぁ~るい飛行機雲が~! 半分しか、見えないから・・・その先は、真っ直ぐ延びているのかも、 知れませんが・・・ えへっ、まぁるい飛行機雲も、初めて見ましたから・・・まぁるく一年、 生きられるかなぁ~? 東京は、晴天です。 今年も、よろしくお願い致しま~す。
2011年01月01日
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