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Facebookをされていない方も多いと思いますので、Facebookにて記録し続けたものを編集しながら掲載させて頂きました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~5/22皮膚ガンの「うらら」は、進行の早い皮膚ガンでした。日に日に溶けていく皮膚・・。気安めなのかどうなのか分からないけど、毎日痛み止めの注射。「うらら」が食べれなくなったときが、決断の時だと覚悟してましたが・・・とうとうその日がやってきました。うららは、もう何も食べれません。でも・・・うららから感じるのは、「生きたい!」「生きてるんだよ!」スタッフが点滴しながら、ただ、見守るしか出来ない。それがうららの望みならと。息苦しいときは、口呼吸しながら必死で生きている。右眼球の奥に腫瘍も出てきた。進行があまりに早すぎる。手で触らないようエリザベスカラーを考えたけど、うららが不便さを感じないよう自然な環境で、私達で管理していこうと決めました。出血しないよう、傷めないよう、消毒や拭くのは難しい。皮膚がないから、少しの刺激ですごい出血するから。私達が出来る事は、うららが少しでも、快適に過ごせるよう獣医師さんの手を借りる事。うららの呼吸が楽になるよう、酸素室の購入も考えてますが、酸素室に入る事が、うららの望みなのか、分からないのです。誰かと添い寝することが、うららの幸せだから・・。うららには、もう時間がありません。私が何気に過ごしてる1日、いいえ、1時間、1分・・この当たり前な時間の流れは、うららにとっては、当たり前ではありません。1分1秒、必死に生きようとしてる時間なんです。うららは、生き延びる事ができません。目の前には「死」しか残されていません。ですが、最期の瞬間まで、うららを尊重していきたいと思っていました。この写真を撮った翌日、私は東京出張の予定を入れていましたが、出張前日、副代表に告げました。出張をキャンセルしたいと…「うららを置いて行く出張の意味はどこにあるんやろか?目の前の命をないがしろにしてまで行く事が正しい選択だとは思えないから」「それは由美さんの判断に任せる」副代表は、その言葉の後、一呼吸おいて私を叱りました。「・・・ねぇ、ゆみさん!動物愛護法の改正どうなるんだろうね?由美さんは宮崎を代表して宮崎県の声を届けに、国の声を聞きに行くんじゃなかったと?法改正の署名、宮崎で2,650名集めたよね?2.650人の声は?願いは?目の前の命、うららは確かに大事!でも、そのために私らがいるんじゃない?私達の事を信用してないと?あなたは、2,650人の想いを背負って行け!『今』は私達が守る!『未来』は由美さんが守れ!」・・・私は、うららを置いて東京出張を選びました。(この件に関しては後日記事にて)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~5/23最終便で宮崎に、保護家に戻ってきました。猫ホスピスルームに入ったとたん、うららが「おかえり」と言ってくれてるかのように、何度も何度も鳴いて・・声を出すのもかなり負担かかるだろうに( ; ; )ありがとうね。フラフラしながら、ひざの上に乗って来てくれました。更に目の中が溶け始めてた・・腐臭も強くなってきた・・~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~5/23眼球の奥にある腫瘍が破裂しました。もう目を開く事すら出来ません。嗅覚、視力、失ったうらら。耳は聞こえてる。しっかり聞こえてる。声にならない声で、話しかけてくる。「楽になりたい」「もう終わりたい」うららから聞きたい。うららから感じたい。痛みから解放させたい。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~5/24うららからは、最後まで「楽になりたい」「終わらせたい」という感情は伝わってきませんでした。「人間の価値観を犬猫にあてはめない」「その子が何を求めているか、大事なのは尊重を尊厳する事」その信念で、老犬ホスピス、猫ホスピスをつくりました。その信念で、これまで沢山の子達を介護と看取りしてきました。自分の思い込みや感情は必要ない。立場上、自分を捨てなければいけない事も多々あります。その子その子によって求めているもの、介護の仕方なども違うので、いつもそこには学びがありました。うららもそうでした…。「楽な方に導く事」それは、尊重から外れてしまう。だけど…今回だけは、私の中で「尊重」を捨てました。うららの寝方、手の位置、足の位置、痛み止めの注射も効かなくなっている事を知ったから…。もう痛みから解放させてあげたいと…うららが望んでいることではなかったけど、「安楽死」を決断しました。今、うららな一番必要なのは「安息」だと、そう感じたから。もう苦しみから終わろうね…もう痛みなんて終わりにしようね…安楽死決行の日、私は誰にも告げませんでした。「いつ安楽死を決行するか分からんから、今日が最後の日だと思いながら、毎日うららと接してね。後悔が少ないようにしてね」スタッフにはそう伝えてきました。でも、私は嘘が下手なようだ…。なぜか、「今日だな」と、みんなにバレていました。病院に向かう夕方、スタッフ達が、うららに陽をあててあげようと、外に連れ出しました。うららは、とてもご機嫌でした。開かないはずの左目をパッチリと開けて周りを見渡しました。うらら…緑色の綺麗な目をしてたんやね…。病院に向かう40分という時間、左手でうららの体に触れながら運転。うららは、終始ご機嫌でした。人の手が大好きやもんね。うららは…。血管に針を入れる時、うららは抵抗しました。タオルを咬んで怒りました。「うらら、直ぐ終わるからね。もう痛みがなくなるからね。もうなんも頑張らんでいいとよ。もう頑張りすぎたやん…もういいとよ…」聞こえてるかもしれんと思って、ずっと耳元で声をかけ続けました。うららは眠りにつきました。機械から聞こえてくるうららの心音。少しずつ音のリズムが不安定になり…うららは、19時33分、永眠しました。とても安らかで眠っているかのような最期でした。保護家に戻り、顔をきれいにしました。やっと、顔に触れる事ができた…。もう、痛くないよね?もう、苦しくないよね?~あとがき~うららと過ごした時間は、凄く短かったと思う。でも、うららが猫ホスピスで過ごした時間、うららが猫ホスピスで感じてたもの、一番強く伝わってきたものは・・・「心地良い」という感情でした。本当は、うららはまだ死にたくなかった。本当は、うららが自分で最期を決めたかった。私は、うららが望んでいる事を尊重しなかった。でも、そこに後悔はありません。そんなとき、古くからの有志に、こう言われました。「安楽死が尊厳死ではないかというと、線引きがとても難しい。尊厳て人によって取り方は違う。死の崖っぷちに動物と一緒に立つ由美さんを見て思うのは、その子たちに、気高い死を迎えて欲しいという想いを、全力でその生に傾けているのだということ。それが正に、尊厳死だと思う。由美さんの手に託されているのは、単なる命だけではないからね。全力でその子に想いを傾けたときに、出てきた判断だったんだろう。うららには安息が必要だと、心の底から思ったんだろうね。安息もまた気高い最期だと思うよ」その言葉に、なぜ私は老犬ホスピスを起ち上げたのか、瀕死の猫達をレスキューするようになったのか、もっと深い部分にあった答えに気付きました。「辛さ、孤独、悲しみ、そんな思いを抱えたままガス室で死なせたくない!」「尊厳のある最期を迎えさせたい!」そんな思いで老犬や瀕死の仔達をレスキュー始めたけど、「気高い最期」「安息の最期」自分が最も大切にしてたものは、この二つだったんだと、気付く事ができました。時に、人間が決断する事も必要なんだと思ったけど、その決断の瞬間を、決して間違ってはいけない。早くてもダメ、遅くてもダメ、見逃すなんてことは絶対ダメ!そのためには、固定観念、先入観、自分の感情を、一度捨てなければいけない。だけど、自分の判断が間違っていなかったと、ハッキリ断言はできない。数時間後、数日後には、うらら自身が決めた最期の時が必ずあったのだろうから。私が殺したことに間違いはない。だけど・・・その子には何が必要なのか、自分に出来る事は何なのか、五感、第六感、全てを集中させていきたいと思いました。お願い事ばかりで申し訳ございません。医療費のご支援を、呼びかけさせてください。どうか、よろしくお願い致します…。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年05月25日
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■ケンカはあります いのちのはうす保護家は、朝~夕方まで、犬たちはドッグランでフリーです。『長時間、犬だけのフリー状態でケンカはないんですか?』よく聞かれますが、ケンカは日常茶飯事です。急に始まることはないので、「今日は、AとBがヤバい」と気付いたら、ケンカが勃発しないようその日は、AとBをマークします。清掃、事務仕事、その他雑用、毎日やることは山積みなので、ずっとドッグランの中で監視するわけにもいかないので、最悪、取っ組み合いのケンカがはじまってしまうこともあります。 ■ケンカの仲裁 ①ケンカ中の犬は、冷静さを失ってるので人を誤って咬んでしまいます。けんかの仲裁では、絶対に手と足を出さない。②どっちを引き離すべきか瞬時に見極め、身体を上に持ち上げる感じで、尻尾を引っ張って2匹を引き離す。尻尾を掴まれた犬の負担を考えて一発勝負の覚悟で。この後に、尻尾を掴んだ手を咬まれないよう自分の立ち位置と手の引き際も計算。よくマニュアルにある「水をかける」は、容器分の水では足りないし、水道を出したり、ホースを伸ばしてる時間はありません。1秒でも早く終わらせなきゃ大ケガに繋がります。けんかの仲裁に入る人は、限られたスタッフだけと決めてるので、直ぐにドッグランに飛んで行けるよう母屋には必ず1人、スタッフが待機してます。 ■日々緊張 ブログやSNSでは、犬たちが自由で微笑ましく、平和なように見えますが、その背景には…1匹が群れになじむまでの葛藤、1匹1匹の日々の変化観察や監視、朝~夕方、犬たちがフリーの時間帯はスタッフが緊張感抱えてる時間帯でもあります。犬たちを興奮させたり、不安感を与えないためのドッグランでの歩き方、ごはん皿を置くタイミング、ドッグランにフリーにする順番、遊びとケンカの見極め方、遊びからケンカに発展する前にストップかけるタイミング等‥スタッフは、五感で覚えていきます。(難しいことばかりでスタッフには申し訳ないと思ってます(涙)こんな当施設のスタッフは、心身ともに疲れて倒れますよね…。 ■遊びとケンカの見極め ものすごい形相の2人ですが、群れの中でも仲良しな2人。ただの「遊び」です。高テンションの遊びが始まったら、遊びがケンカにならないよう目を配りますが、この場合、一番にマークするのは…うしろで見てる犬です。犬小屋から見てるポリーと手前で見てるションション、この2人は、気質がよく似てる「お祭り騒ぎ男女」なので、このタイプの遊びは、2人に不向きです。参戦するタイミングを計って…いざ、入ろうとした瞬間…「入ってくるな!」左のリーダー代理犬から、一喝されてのUターン。当施設は集団生活なので、犬たちの間でルールが存在します。群れの特色に合わせなければと、新入り犬たちの、最初の試練は、頑張ることからスタートです。ドッグランで自由にしてる犬たちは、穏やかそうに見えますが、それぞれに「ガマン」してる部分はあると思います。「レスキューは完結ではない」全国の保護施設さんが声そろえ発してる言葉の裏側には、病気やケガの治療や、心のケアの他にも、このブログ記事のような意味も含んだ保護施設さんもあるのかもしれません。自由なようで自由じゃない…簡単にフリー生活させているようで、実は、人も犬も、水面下では必死…レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年10月09日
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高千穂保健所に保護されていた老犬のパグ。宮崎県保護情報「ドッグ愛ランド」でこの仔の存在を知り、掲載されたときに、一日に何度もHPを覗きました。飼主が無事見つかり、この仔のページがなくなっている事を祈りながら…ですが…サイトから消えることなく、刻々と保護期限だけが、近づいて行きました。会えるのは今日しかない…今日しか時間が取れない…保護家をスタッフにお願いして、高千穂に飛びました。「元気もなく、認知症で、グルグル回り続けるんです。 斜頚なので、左回りしかできません」この仔をケージから出す前に、職員さんがそうおっしゃっていましたが…ケージから出たこの仔に、最初に触れた時、強い「生」をハッキリと、指先から感じました。斜頚の角度も良くなり、右回りもできるようになり、何より、旋回運動もほぼありませんでした。この仔の回復に、職員さんが一番驚かれていました。この仔は、「生きる仔」なんです!この仔の頬に触れた時に、顔を委ねてくれました。それが「生きる」証だと、ハッキリ感じたんです。目は、もう見えていないのかもしれません…推定15才以上だと思います。ガリガリにやせ細った体、ボロボロのハーネスと千切れたリードが、この仔の今までの犬生を、全て物語っていました。この仔の期限は、11日で切れますが、高千穂保健所へのお電話はどうか控えて下さい。日常業務に多大な支障をきたしてしまいます。「私一人だけなら…」という方が、全国に20名いらっしゃったとしたら、電話対応だけで、一日の業務が終わってしまいます。小さな町の、小さな保健所なんです…。そして、ご心配されて、かけた一本の電話が、今、私達が可能とされている活動が、保健所との連携が、全てストップがかかる可能性もあります。未来ある犬猫達の為にも、どうか…どうか、お電話はお控え下さい。引取りや面談希望の場合は、「いのちのはうす保護家」まで、ご本人様よりご連絡ください。どうか、この仔のいのちを繋いでください…hogoya777★yahoo.co.jp(担当スタッフ・カワノ)★を@に変えて送信してください。090-4484-5165(担当スタッフ・藤井)17時~22時今日は、王子の収骨の日でしたが…私は、迷わずパグに会いに行く事を選択した。王ちゃん、これで良いとよね?あんたが、高千穂に行けって…言うてくれたんだよね?王ちゃんが、私を高千穂に飛ばしてくれたんだよね?「ワシの骨拾とる場合か!自分の任務果たさんかっ!」って…^_^; 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/ ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2014年04月09日
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瀕死の状態でした・・・。痩せてくぼんだ両目は、目ヤニのかたまりで蓋をされていた。一体いつからこの仔は目が見えないまま放浪していたのでしょうか…目ヤニを取ると、キョロキョロと周囲を見渡していました。ですが・・・この老犬には、立ち上がる気力も、力もありませんでした。皮膚はボロボロに毛が抜け落ち、僅かに残ってた毛には、ノミとマダニが大量にはりついていた。搔く力もないこの仔には、地獄のような日々だったと思います。それでも・・・この状態の老犬を残し、私は管理所を出ました。それは…先日レスキューした半身不随の「ひこ」。まだまだ人間の手を必要としています。ひこを抱えている今、1匹もレスキューする事は不可能だと、レスキューするのは簡単な事…大変なのはその後なんだと…躊躇してしまったんです。このまま管理所のコンクリートの上で死ぬのだろうか…それとも、ガス室で死ぬのだろうか…やはり、諦める事が出来ませんでした。レスキューを決意した日、月間「チャージ」さんの取材でした。「瀕死の仔をレスキューしたんです。取材時間の変更をお願いできますでしょうか…」「もちろんです!犬さんを優先させてください」チャージ担当者様は、当日の時間変更にも快く受け入れて下さり、無事にレスキューする事が出来ました。なので・・・命名・チャージ(^^)レスキューした翌日・・・座る事も、起き上がる事もできなかったチャージが、自分の足で立ち上がりました!自分でもびっくりしたような表情で、しばらくずっとこの体勢で…余韻に浸っているかのように。さらにその翌日には、自分の足でトコトコと歩き出しました。ご飯も沢山食べれるようになりました。目のくぼみも、少しだけふっくらした感じがします。爪もが変形する位、この仔はずっと放置されていたのでしょうか…子犬の頃は、きっとたくさんたくさん声をかけてもらい、たくさんたくさん遊んでもらい、幸せだった時期もあったと思います。もう残り少ないのかもしれませんが、これからの犬生は、「子犬返り」の時期です。楽しい事、うれしい事、美味しい事、気持ち良い事、たくさんたくさん経験してほしいと思います。実は…チャージをレスュキューできた事が、ハッピーエンドではありませんでした。チャージをレスキューした翌日・・・管理所では「判定」が行われ、1匹の老犬が判定に落ちた・・・。私は、「命の選別」をしてた・・・この仔じゃなくて、チャージを選択したんです。「今からガス室に入るんだろうな・・・見殺しにしてごめん・・・あんたを選ぶ事ができなくてごめんね・・・」そんな言葉を頭に過らせながら、身体はなぜか管理所に向かっていました。なぜ、助けられないのに管理所に向かっているのか自分でもその行動の意味が分かりませんでした。「あ~・・・また頭と心が戦い始めたんだなぁ」そんな感覚でした。檻の中に入らせてもらいました。これが永遠の別れになるかもしれないと思いながら…。この仔の体から悪臭がした。本当ならフワフワできれいなはずの長毛は、ほとんどが固まりになっていました。布の首輪は、油でベタベタ…。その首輪には、まだ新しいノミ取り首輪が巻かれていました。私には、飼主さんのこの仔への想い、価値観・・・どうしても分からない。どう頑張って考えてみても、理解する事がどうしてもできない。このままこの仔を死なせても良いのか・・・?悲しい、淋しい、辛い・・・そんな思いを抱えさせたまま、この仔の犬生を孤独に終らせて良いのか・・・?そんなの嫌だった。でも、もうキャパはとっくに、とっくの前に越えています。そんな事ありえないとは思ったけど、ここ3~4日で少しは手が空くかもしれない。そう思う事にした・・・いいえ・・・そうでも思わないと、この仔が今、ガス室に入ってしまうから・・・。「月曜日まで待って頂けますか?必ず月曜日、この仔をレスキューに来ます」管理所職員さんに、そうお願いしました。どうか、みなさんにお願いがあります。恥ずかしながら、もう私には限界です。この仔をレスキューするのはとても簡単ですが、レスキューした後に、この仔も、ひこも、チャージも、ガウガウのダッコも、保護家の子達も疎かになっては、レスキューした意味はありません。ただ命が助かった、生きている、それだけではいけないんです…。この仔を家族の一員として迎え入れて下さる方を探しています。この仔は私ではなく、一般家庭の温かさを求めています。とても性格の良い、穏やかな仔です。目はほとんど見えていません。歩く事はできます。推定15キロ位です。遠方の方には、代理引出し、病院での診察、トリミング(素人仕上げですが)、全てさせて頂きます。どうか、ご連絡お待ちしております。※保健所や管理所には絶対にお電話されないでください。090-4484-5165 担当フジイ保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年07月25日
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▼case1 左手変形の猫愛護センターバックヤード収容のこの仔…保護当初は左腕がボロボロで「左腕切断」も視野に入れてたそう…。それ程の大ケガだったのにここまで回復できたのは、愛護センター獣医師チームの頑張りとこの仔自身が頑張った結果なのです。ただただ頭が下がる思いです。この仔…サビ猫は手の治療が完治すれば指の変形は歩行に問題もないし、譲渡の可能性もあるだろうし私がレスキューしなくても大丈夫!そう思っていたのですが…上向きの爪がずっと出ていることに事故への危険性を感じました。以前、同じような猫がいました。布に爪がひっかかり宙吊りになった結果自分の指を食いちぎってしまったんです。私の管理不足が原因でした。当時の私には想像力が足りなかったんです。自分が犯した罪は絶対に消えません…だけど!「失敗」の経験を経ての想像力はあります。二度と痛い思いをさせたくない!この仔をレスキューしたい!…そう考えるようになりました。▼case2 白血病の猫この仔は「白血病」でした。愛護センターは諦めませんでした。「陰性に変わるかもしれない!」インターフェロンを続けて下さいましたが…陰性になる日は来ませんでした。白血病ネコ専門保護の副代表が白血病子猫4匹レスキューしたばかりなのに…副代表が現状と感情の狭間に苦しみ涙しながらのレスキュー決意だったのに。それなのに…この仔を前にした副代表は言葉を発しませんでしたが、「この仔もレスキューしたい!」副代表の心の叫び声が聞こえました。「泣くなよ!」副代表に声かけました。何度も言い続けました。「泣くなよ!」…その後に続く言葉を副代表も気付いてたと思います。「泣くなよ!…この仔も見捨てないから」バックヤードの猫たちは想像を絶する時間を経てココにいる。だけど…なぜだろう…バックヤードの猫たちは私の想像力すら奪うかのように普通の猫であり、普通に人懐っこい猫なのです。弱い人間の私は…この仔達の「強さ」に幾度となく助けられてきました。私から「弱さ」を忘れさせてくれるんです。「私は弱くない!」…と、錯覚させてくれるんです。私が何度も這い上がってこれたのはこの仔達のおかげなんです。そして…ボランティアさん達の力と、手を差し伸べて下さる全国の皆様のお力です。だから…私も頑張ります!前だけ見続けます!この仔達と向き合いたいです!何があっても…。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年08月19日
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3/20宮崎市阿波岐原にて保護された黒猫。症状からすると、AIDS末期だろうとの事でした。一週間、点滴だけで頑張って生き延びてきた「いのち」。いのちが繋がる事を、望み、願い、懸命にお世話下さってた職員さん達。必然的だったかもしれない…次は私達保護家が、この仔のいのちを繋いでいく番だと思った。保健所から、いのちのバトンを受け取った。ウィルス検査結果は、AIDSも白血病も陰性。口内炎だと思ってた炎症は、腐敗していたものでした。相当な痛みがあったとの事・・・それなのに、保健所でミャーミャーと優しい顔を向けてくれていた。とても危険な状態だったので、レスキュー後、真っ直ぐ緊急入院となり、胃に管を通し、首から流動食を流せるように手術をして頂いた。もう一つ、大きな手術をしなければいけなかったのですが、今、この状態では麻酔にすら耐えられないだろうと、体力が回復するまで、手術は延期となった。この仔は十分頑張った・・・頑張ってきた。それでも私は、どう声をかけて良いのか分からず、ただ「頑張ってね」という言葉しかかけられなかった。面会した10分後・・・「今しがた亡くなりました」と、病院から連絡を頂いた。最期に会えてよかった・・・やっと楽になれたんだ・・・ただそれだけでした。命名 ミミオ。亡くなって初めて保護家に来たミミオ。保護家の事も、スタッフの事も、何も何も・・・何もかもを知らずに逝ってしまった。それだけが残念ですが、保護家の仔として見送れた事が、本当に良かったと思えた。ミミオ 3/31 19:00永眠衰弱していた白キジの仔も、必ずレスキューする事を保健所と約束し、病院に入院する事が出来ました。血液検査の結果、原因は分かりませんでしたが、これから詳しく調べていくそうです。顎の骨と後ろ足も骨折していました。現在、入院中です。手術日は未定ですが、手術に耐えられるほどの体力が少しでもついてくれますように…お願い事ばかりで申し訳ございません・・・どうか皆様のご支援を、お力を貸して下さい・・・どうが、どうか、よろしくお願いします。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年04月02日
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なかなかブログにてご報告ができず、申し訳ございません。先月某保健所からレスキューした乳飲み子猫四匹...一匹が虹の橋を渡り...二匹...三匹...虹の橋を渡りました。母猫の栄養状態が悪く、臓器が未完成のまま生まれてきたのでしょう...それでも...「もしかしたら」という期待がありました。どうか生き延びて欲しい...兄弟の分も生き延びて欲しい...兄弟の分も幸せになって欲しい...その願いも虚しく...6/10、最後の一匹も虹の橋を渡りました。あんなに綺麗な目をしてた仔が...力強く鳴いてた仔が...先日、某公園にてぐったりしてる子猫が居ると、会員さんから連絡がありました。緊急事態だと判断し、子猫を連れて来てもらいました。両目が潰れ、酷い脱水...動く力も声を出す力もありませんでした。翌日病院に連れて行くと...ヘルペスと診断されました。ヘルペスで眼球を失った猫を何匹も保護してきましたが、今まさに、酷い状態の仔ははじめてです。右目は...もう手遅れでしたが、左目はまだ回復するかもしれない...せめて片目だけでも...もし、あの日会員さんがあの公園に行かなかったら、もし、会員さんがこの仔をみつけなかったら、カラスに襲われるか、衰弱死...この仔に翌朝は来なかったでしょう...この仔の「いのち」に触れていると...想像しただけでゾッとします。この仔は、個人保護になるので皆さんから頂いた支援物資や支援金はこの仔には使いません。保護主の個人責任となります。※会則私は専業主婦なので、小銭を少しづつ貯金箱に入れて、個人保護の医療費にまわすようにしていますが...支援者、愛媛のKさんも私と同じように犬猫のためにと貯めていたのでしょう...「個人保護の医療費に使って下さい」と、大切なお金が入った貯金箱を、私に託して下さいました。Kさん、私を信じて下さり本当にありがとうございます。必要になった時に...と、自宅のリビングに大切に貯金箱を保管していましたが...今回、どうしても必要になる日が来てしまいました...この仔に使わせて下さい<(_ _)>個人保護は自己責任だと言いながら、Kさんの力に甘えてしまい...ごめんなさい。この仔を保護した公園に限らず、人が集まる場所に、飼い猫を捨てる人間が本当に多い...究極...究極に引き下がっての言葉ですが...せめて...せめて、不妊去勢はして欲しい...捨てた「ひとつのいのち」から、次々に「不幸ないのち」を増やしています。虹の橋を渡った臓器が未完成のまま生まれてきた四匹の子猫。母猫は、過酷な野良生活なのでしょう...元は...人間が犯した罪からはじまっているのです。そんな事すら考えられない人間がいる以上は、殺処分ゼロなんて...夢物語のままです。 個人的なfacebookはじめました。ボランティアさん募集しています。詳細は下記より。※「いのちのはうす保護家」管理所の子達...保護家の子達のお家を...どうか助けて下さい...。皆さんの力を貸して下さい...。保護家を、レスキュー活動を続けさせてください... 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ今回、公益財団法人どうぶつ基金様主催の「いのちをつないだワンニャン写真コンテスト」に参加しました。下記タイトルをクリックすると、投稿写真と写真説明文に行きます。※「命の綱を託した瞬間」※「貴女もアナタも不要ではないんだよ!」にほんブログ村にほんブログ村メッセージやお問い合わせは、下記アドレスからお願いします。xxinunekoxx★yahoo.co.jp※スパム防止のため、「★」を「@」に変えて下さい。リアルタイムな保護家の様子を日々ツイート※保護家ツイッター●●期限ある命レスキュー団体「いのちのはうす保護家●●詳細、会員募集はコチラから<(_ _)>「いのちのはうす保護家」ブログ。※会員様限定ブログ※「いのちのはうす 保護家」HP保護家の仔達のご支援、どうかよろしくお願い致します。現在、結束バンド、猫砂(シリカタイプ)、大型犬用玩具、蚊取り線香(虫コナーズ系)、糞取り用小さめビニール袋、犬小屋(中型犬用)、テント、が不足しております。※送付先※〒880-1222 宮崎県大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2012年06月12日
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愛護センターに収容された白血病の兄弟子猫。愛護センターは諦めませんでした。治療と検査をくりかえしてきました。陰性にかわってくれる事を信じながら…検査三回目…陰性になる日は来ませんでした。エイズや白血病でもあっても、すぐすぐに「殺処分」ではありません。愛護センターは、収容頭数限界ギリギリまで命を繋げようと頑張ってくれます。そんな愛護センターから…白血病兄妹のレスキュー要請。その背景にあったのは…やはり新型コロナウィルスでした。宮崎県もコロナ感染者が増加してます。当たり前の生活を失った飼主さん達も多くいます。手離すしかなかった「ペット」達を愛護センターがどれだけ受入れ、どれだけの頭数を守りきるのか…今、愛護センターも窮地に立ってるのでしょうね。でも…保護家の猫達はワクチンしてますが、感染率0%ではありません。病気や高齢でワクチン未接種の子もいます。「いのちのはうす保護家」施設内では白血病の猫は受入れられません。そうして誕生したのが…いのちのはうす保護家支所「白血病猫専用 フジイ保護家」支所といっても藤井副代表のお家…副代表の家族も巻き込んだただの自宅です。愛護センターからの4匹レスキュー要請に私は即答できませんでした。藤井副代表と副代表の家族に丸投げするしかない今の現状に代表として無責任だと思ったから…。レスキュー要請を許可して欲しいと涙を流しながら相談する藤井副代表に私はこう言いました。「白血病猫の通院頻度と高額医療費、副代表が一番わかってるよね?私が日常触れてない子達の情報発信はできんことも知ってるよね?藤井副代表は定期的に情報発信できると?カワイソウとか感情だけで動かんでね!」私から意地悪な問いがくることも私の言葉の裏にある真意も藤井副代表は想定内だったようです。だからこそ…藤井副代表は既に覚悟を決めてました。4匹の一生涯を背負っていきたい…と。愛護センターとの打ち合わせやレスキュー日時も私には全て事後報告でした。「事後報告でごめんなさい…」という藤井副代表の前置きも「私が全責任持つから山下はダマットレ!」という覚悟の表れだと感じました。私自身も、事後報告に「おいっ!(# ゚Д゚)!」と、ツッコミながらも藤井副代表の強い信念に嬉しく感じてました。この子達の「一生涯」はどれだけのものだろう…他の子猫と何ら変わらない子猫他の子猫と何ら変わらない可愛さ他の子猫と何ら変わらないいのちそれなのになんで、与えられた時間が違うんだろう…。藤井副代表宅でいっぱい暴れてきなさい!藤井副代表宅でいっぱい悪んぼしなさい!藤井副代表宅でいっぱい好き勝手してきなさい!そして…藤井副代表ファミリーにいっぱい甘えなさい…。一年でも長く一ヶ月でも長く一日でも長く…。おいっ!藤井まちゃこ!あとは頼んだぞ!レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年07月31日
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宮崎市保健所より2匹レスキューしてきました。この仔は、ビックリする位人間を信じている仔…物凄い信頼関係が築けるタイプの猫ちゃんです。この仔は、まだ人間に対して「?」を抱いている仔。毎度毎度シャーシャー威嚇が激しいですが、手を出すとスリスリ…人間試されてますっ!!残念ながら…エイズ陽性が出てしまいました。4ヶ月後に再検査です。隔離場所がないので…息子の四畳半の部屋を借りて保護中です。保健所には…ケガ猫が2匹います。推定1才位の仔。子猫を抱えていたようで、お乳が張っています。毛並も良いので飼われていた仔だと思いますが…よほど怖い目にあってきたのか、ガタガタ震えていました。交通事故でしょうか…背骨が骨折しているようでした。排便は自力でできますが、オシッコは膀胱を刺激しないと出ないようです。この仔もまた交通事故かと思われます。頭を強く打ったようで、動きが少しおかしいです。両目も失明しています。左目はかろうじて光は感じるようですが、右目は全然見えていないようで、瞬きが出来ません。瞬膜だけで瞬きをしていました。部屋の中だけでは可哀想…と、外に出す飼い主さんも居ますが、野中の一軒家でない限り、「放し飼い=自由」そこには大きな「リスク」がある事を知っててほしい…先日書いたヘルペスの子猫。仮名「光」と名付けました。顔キレイになり、表情も穏やかになったような…右目は手遅れでしたが、左目は瞬膜が小さくなってきました。隔離場所がないので、かわいそうですが…玄関にしか置けません。この仔は、猫風邪で自宅で保護してた「チュー」です。長く自宅保護してたせいか、家族みんな情が入ったようですが、チューが居ると他の病気やケガの猫を自宅保護できなくなってしまうので…「チュー、そろそろ保護家デビューだよ!保護家には、遊び友達がいっぱいいるからね!!」 個人的なfacebookはじめました。ボランティアさん募集しています。詳細は下記より。※「いのちのはうす保護家」管理所の子達...保護家の子達のお家を...どうか助けて下さい...。皆さんの力を貸して下さい...。保護家を、レスキュー活動を続けさせてください... 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ今回、公益財団法人どうぶつ基金様主催の「いのちをつないだワンニャン写真コンテスト」に参加しました。下記タイトルをクリックすると、投稿写真と写真説明文に行きます。※「命の綱を託した瞬間」※「貴女もアナタも不要ではないんだよ!」にほんブログ村にほんブログ村メッセージやお問い合わせは、下記アドレスからお願いします。xxinunekoxx★yahoo.co.jp※スパム防止のため、「★」を「@」に変えて下さい。リアルタイムな保護家の様子を日々ツイート※保護家ツイッター●●期限ある命レスキュー団体「いのちのはうす保護家●●詳細、会員募集はコチラから<(_ _)>「いのちのはうす保護家」ブログ。※会員様限定ブログ※「いのちのはうす 保護家」HP保護家の仔達のご支援、どうかよろしくお願い致します。現在、結束バンド、猫砂(シリカタイプ)、大型犬用玩具、蚊取り線香(虫コナーズ系)、糞取り用小さめビニール袋、犬小屋(中型犬用)、譲渡会用テント、壁掛け用扇風機(馬屋用)が不足しております。※送付先※〒880-1222 宮崎県大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2012年06月14日
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二年前に保健所に収容されてた「松子」は、人間に怯え、ケージの奥で震えていました…。顔面を強く咬まれ、右の眼球は、機能を失っていました。直ぐに松子をレスキューしたのですが・・・ 松子は、「猫白血病」でした。当時は、猫の部屋数も少なく、松子にはどこにも行き場がなかったのです。リスクが高すぎると分かってはいましたが、半身麻痺猫専用部屋に、松子を入れる事にしました。みんな下半身麻痺の猫達だったので、高い位置に松子のケージを置けば、白血病の松子とケージ越しの接触も無いと思ったのです。ちょっとしたミスで、この子達の寿命を奪う結果になってしまう…「松子を触らないでください」と、ケージに張り紙をしたり、スタッフ、ボランティアさん達に何度も声をかけ続けました。リスクは大きい・・・保護施設責任者として、私は失格だったかもしれない。でも、今の松子に大切なのは、優先すべき事は、恐怖心を取ってあげる事だと思ったんです。松子はケージの奥から、毎日毎晩、私を目で追いながら観察していました。そして・・・やっと前に出て来れるようになり、表情が出せるようになり、ケージから手を伸ばして甘えるようになりました。うれしかった!松子から信じてもらえたことが、すごくすごく、うれしかった!だけど・・・白血病の松子を、ケージから出してあげる事も、接する時間も限られていました。頭を抱えていた私に、藤井副代表は、こう話を切り出しました。「うちには、保護家から預かってる白血病のニコマルがいるやん!この際、藤井家は白血病専門の預かりになるよ!白血病の猫達も今後レスキューしていこう?他の猫達と同様に、白血病の猫達にも生きる道を作ってあげたいとよ!」藤井家は、松子をきっかけに、「白血病猫生涯預かり」という役目になる事を、決断してくれたのです。松子は、藤井家でノビノビとノンストレスの日々を送ってきました。松子の側にはいつも、人の温もりがありました。発症しないまま寿命全うできるかもね♪その位、松子は病気もせず元気悠々な子だったんです。そんな松子に異変が起こったのは、今から1ヶ月前・・・。松子は『リンパ腫』と診断されました…。胸と心臓の周りに水が溜まっている状態でした。リンパ腫は、完治がないと言われている癌です。松子は白血病のため、抗がん剤治療しても、効果はほぼない、余命を延ばすことは出来ない…。それは分かっていました。仮に、白血病じゃなかった場合も、リンパ腫の抗がん剤治療は、短くて半年、長くても一年…あくまでも「延命治療」に過ぎません。「通院や副作用で苦しめてまでも、長く生かす意味はどこにあるのか…?」これが私の考えにありました。これまで多くのリンパ腫の犬猫達を介護と看取りをしてきました。その経験から得た私の考えです。決して、押しつけでも、きれい事でも、放棄でも、正論だと思っていない事はご理解ください。それでも私は、松子の抗がん剤治療を勧めました。「抗がん剤の副作用がなければ、延命治療は有り!」というのも、考えのひとつにあったからです。松子は、毎週抗がん剤治療を受けています。なぜならば・・・松子の身体には、抗がん剤の副作用が一切出なかったのです。ですが、喜ばしい結果とは裏腹に、別の新たな課題が出て来たのです…。抗がん剤治療には、莫大な費用がかかっています。二つの方法をとっているため、松子の抗がん剤治療には、毎月10万円…大きな金額が動きはじめたのです。リンパ腫は完治はしない…。松子の寿命を、毎月10万円で買ってるだけかもしれない。その大事な10万円という大金は、松子1人だけの延命治療ではなく、今、生と死の瀬戸際で待っている子達に手を差し伸べるべきお金なのかもしれない!そんな想いが、私の中にはありました。だからこそ、松子の高額な抗がん剤治療がスタートしても、ブログやFacebookで、松子の状態報告や、「松子の医療費のご支援をお願いします」という言葉や文字が出せなかったんです。皆さんに「松子を助けて!」と、助けを求める事が出来ませんでした。だけど・・・今日、こうして動き出したのは、藤井家の覚悟を目の当たりにしたからでした。・・・・後編に続きます。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/(足長さん基金QRコード)宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttp://pawstamp.com/hogoya/「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://www.hogoya.nyanta.jp/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年11月15日
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資金、人手、場所、時間、全てが不足してて、しばらく犬をレスキューできない…今の状況で、管理所の子達に会っても何もできない…ずっと気になってた母犬がいましたが、会いに行く事すらできなずにいました。毎日持ち歩いてたカメラも、電源を入れる事すらできずにあえて自宅に封印していました。今日も一日の予定の中に「管理所」はありませんでしたが、事務仕事を終え、自宅から真っ直ぐ保護家に向かってたとき…「違和感」を強く感じました。保護家と管理所の分かれ道…交差点に入った時に、迷わず管理所の方向に車を走らせていました。人間の直感や違和感は、不思議と必ず「意味」があります。「なんかあるんだろうな…」管理所に着いた時に…その「何か」に気付く事が出来ました。2頭の母犬から、「心」を感じる吠えられ方をされました。「この子達がこんな吠え方する事はないんだけど…」職員さんも不思議そうにしておられましたが、今の情けない自分を見透かされてる…そんな感じがしました。犬達にとって、嫌なオーラが出ていたのでしょうか?「意気地なし」と嫌われたのでしょうか?母子犬の期限は、もう随分過ぎていますが、今、子犬から母犬を取り上げたらみんな死んでしまう…せめて子犬が育つまで母犬も…職員さんは、そういう気持ちで期限を延ばして下さってます。2頭の母犬と職員さん達に気付かされました。必死に生きようとしている子犬達。必死に我が子を守ろうとしている母犬。その母子犬と真剣に向き合っている現場の職員さん達…それなのに私は…今は…「限界」を忘れたい…自分を信じてみよう!この子達は、まだ生後三週~四週位です。持込まれた子達で…ビーグルが入ってるそうです。無事に隣接する譲渡施設に行ける事になりましたが…ワクチン接種で効果がみられる大きさ(三ヶ月)になるまでは、管理所で待機しなければいけないのですが、宮崎の管理所は、収容場所が一つしかありません。子犬を感染症から守る為の隔離部屋はありません。管理所は、消毒にも衛生面にも気を付けてとても清潔ですが、毎日のように色んな犬が連れてこられます。子犬達にとって決して安全な場所ではありません。一日でも早く、出してあげれたら…と思います。もし、お知り合いで子犬を欲しい方がいらっしゃれば、この子達を…母犬と一緒に居る子犬達をご紹介ください。一日でも早く、管理所から出してあげたいんです…。一匹だけ日向ぼっこしてたこの仔は、上記の子犬達と兄弟ですが、体の大きさが全然違いました。四匹一緒にしていると、この仔だけご飯を食べれずいたそうなので、職員さんが、あえて兄弟達と離して下さってました。すでにぐったりと弱っていたので…月曜日まで生きられないかもしれない…と感じ、急遽、この仔だけレスキューしてきました。ご飯も食べてくれましたが、やはりぐったりしたままです。死んだらいかんよ!頑張って元気になろうねっ!※子猫8匹、レスキューしてきました。書ききれないので…後日ご報告いたします。 個人的なfacebookはじめました。ボランティアさん募集しています。詳細は下記より。※「いのちのはうす保護家」管理所の子達...保護家の子達のお家を...どうか助けて下さい...。皆さんの力を貸して下さい...。保護家を、レスキュー活動を続けさせてください... 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤにほんブログ村にほんブログ村メッセージやお問い合わせは、下記アドレスからお願いします。xxinunekoxx★yahoo.co.jp※スパム防止のため、「★」を「@」に変えて下さい。リアルタイムな保護家の様子を日々ツイート※保護家ツイッター※会員様限定ブログ※「いのちのはうす 保護家」HP保護家の仔達のご支援、どうかよろしくお願い致します。現在、結束バンド、猫砂(シリカタイプ)、大型犬用玩具、子猫用カリカリフード、蚊取り線香(虫コナーズ系)、糞取り用小さめビニール袋、犬小屋(中型犬用)、譲渡会用テント、壁掛け用扇風機(馬屋用)が不足しております。※送付先※〒880-1222 宮崎県大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2012年06月22日
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先日某公園にて保護したヘルペスの子猫ヒカリ。左目の瞬膜がきれいに引っ込み、右目の方も腫れが引いてきました。これからも治療を続けていきます。背骨骨折の「美雨」。オシッコは、膀胱を絞って出してますが、保護家に行ってる時間はお留守番させてしまうので…自力でと言うか、膀胱がいっぱいになって自然に出てしまう事も多々あります。本当は連れてまわりたいのですが、環境が変わる事が一番嫌いな美雨。絶対安静なのに、必死に体を動かして暴れてしまうので、どうしても自宅から動かすことができません。ずっと介護できればよいのにね…美雨…ごめん…。宮崎市保健所には、保護猫であふれていました。空きケージがなくて、キャリーを代用してた程…一匹レスキューしても…二匹レスキューしても…次の日には…翌々日には…殺処分される「いのち」がきてしまう…必死に生きようと頑張ってる「いのち」…この子達にも、嬉しくて楽しくて走り回ってた時期があったはず。今なぜ自分がここに居るのか…不思議なんだろうな…と思う。全ては人間。人間なんです…この日、多くの仔を残し…2匹だけレスキューしてきました。交通事故で、目が見えなくなった子猫。こんなに綺麗な目をしているのに…何も見る事が出来ないんです。そして、保護期限がすでに切れていたこの仔も一緒に。まだ離乳食の小さな子猫です。「この子達は、すでに保護期限が切れているんです」職員さんから書類を見せて頂きました。あまりの頭数で、委託保護業者に預けているそうで、この日保健所にはいませんでした。この子達は…真っ直ぐ管理所のガス室に向かうのか…譲渡が決まり保健所に戻るのか…すでに保護期限は過ぎています。もう考える時間はありません。レスキューしてもレスキューしてもキリがない…生死の間際に立たされている「尊いいのち」に対して、医療費、人手…そんな計算をして、一歩が踏み出せないそんな自分は、なんか…違うような気がします。だけど、「殺処分」という最期を受け入れたくないんです。「医療費も人手もないくせに…冷静になるべき!一線引くべき」「いいや!現場を知ってるあんたが一番逃げたらダメ!何があっても、レスキューした後に後悔したことはないやろ?」矛盾していると自分でも分かっていますが、正論から真っ向から対立しようとしてるもう一人の自分も居ます。期限切れた8匹の「いのち」をやっぱり助けたい。乳飲み子猫達が、カリカリを食べるようになりました。現在、子猫用のカリカリが不足しております。どうか、子猫用のカリカリフードのご支援、よろしくお願い致します。譲渡会で使用してたテントが、強風での譲渡会か続いたため、骨組みが折れてしまいました。これから暑い夏での譲渡会が始まります…写真のような折り畳み簡易テントのご支援、どうかお願い致します。もちろん中古でも構いません。現在、無事なテントが1つしかないので、とても助かります。いつもお願い事ばかりで申し訳ございません… 会ブログ「ひまわりと子犬の7日間」更新しました。個人的なfacebookはじめました。ボランティアさん募集しています。詳細は下記より。※「いのちのはうす保護家」管理所の子達...保護家の子達のお家を...どうか助けて下さい...。皆さんの力を貸して下さい...。保護家を、レスキュー活動を続けさせてください... 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤにほんブログ村にほんブログ村メッセージやお問い合わせは、下記アドレスからお願いします。xxinunekoxx★yahoo.co.jp※スパム防止のため、「★」を「@」に変えて下さい。リアルタイムな保護家の様子を日々ツイート※保護家ツイッター※会員様限定ブログ※「いのちのはうす 保護家」HP保護家の仔達のご支援、どうかよろしくお願い致します。現在、結束バンド、猫砂(シリカタイプ)、大型犬用玩具、子猫用カリカリフード、蚊取り線香(虫コナーズ系)、糞取り用小さめビニール袋、犬小屋(中型犬用)、譲渡会用テント、壁掛け用扇風機(馬屋用)が不足しております。※送付先※〒880-1222 宮崎県大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2012年06月19日
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※前編「リンパ腫と戦う松子を書けなかったのは…」https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201811150000/「週一の抗がん剤治療の他に何の治療をしてるの?」藤井副代表に聞いたときに、「エンドキサンという抗がん剤」「・・・えっ?!」シクロホスファミド(エンドキサン)は、毒ガスをヒントに開発されたといわれている抗がん剤、「揮発性を持った化学薬品」だと言われています。ただ、効果の高さがあるからこそ、エンドキサンに変わる抗がん剤はなかなか開発されないんでしょうね…。正直、とてもリスクの高い危険な抗がん剤です。松子の呼吸と一緒に空気中に拡散し、犬猫だけではなく、人間への発がん率も高いのです。「ねぇ、エンドキサンの危険性知ってると?」私の問いに、返ってきたのは・・・この写真でした。「松子に服用させるときは、この格好でやってるよ(笑)」その写真に写る藤井副代表の顔は、いつものおちゃらけたものではなく、真剣さが伝わる表情でした。藤井家は「松子の奇跡に賭けてみたい」と、一日置きに、リスクの高い抗がん剤を服用させていたんです。治療中は必ず換気をするか、外で風向きを考えながら服用させなければいけません。薬を飲ませる方も、被爆のリスクを覚悟しての治療なんです。危険性を知ってて・・・全てを分かったうえで・・・藤井家は・・・腹括ったんだね。抗がん剤の微量被曝は、何年、何十年後に、身体に異変が出て来ますが、何の保証もありません。誰も助けてくれません。「自己責任」しかないのです。「松子の奇跡を信じたい」藤井家が発したその言葉は、自分達へのリスクをも覚悟した上でのとても重い言葉でした・・・。以下は、藤井家を代表しての藤井副代表からの言葉です。「松子はまだ2才なんです!2年しか生きていないんです!抗がん剤の副作用もなく、笑顔で毎日を過ごしています。寿命をお金で買っているだけなのかもしれない…でも、あともう少し…松子に時間を与えてあげたいんです。あともう少しだけ…穏やかな日々を感じて欲しいんです。山下由美代表は、<命を懸けて守る>という本当の意味と行動を、映画のモデルとなったひまわりから学んだと話していました。山下代表の言葉の意味を、今、私は松子を通して初めて知る事が出来ました。自分の体のリスクなんてどうでも良い!松子を守りたい気持ちを抑えられないんです。どうか、松子に時間を下さい。お願いします。」松子が、苦しい、辛い・・・そう感じたときに、抗がん剤治療は終わろうと、藤井家も私も、同じ考えでした。それまでは、どうか治療を続けさせてください…高額な医療陽を、松子一人の延命に遣う事は、正しいのか間違いなのか、答えは分かりません。いいえ…答えはそもそもないのかもしれません。どうか、松子が一日でも穏やかな時間を過ごせますよう、抗がん剤治療のご支援を宜しくお願い致します。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ※「足長基金」には松子のページがありません。私が、本当にこれで良いのか迷いが残り、作っていませんでした。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/(足長さん基金QRコード)宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttp://pawstamp.com/hogoya/「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://www.hogoya.nyanta.jp/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年11月15日
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宮崎市保健所の「犬猫保護情報」に載っていた中型犬mixの男の子。捕獲したときには、小さな首輪が首に食い込み酷い状態だったとか・・・「この仔に会いたい」この仔を一時預かり予定の会員さんも、保健所に来てくれました。「もし怪我の状態や、譲渡できそうにない仔だったら 助けられないけど・・・辛い思いさせちゃったらごめんね」ドキドキしながら、保健所の一時保護場所に入りました・・・。凄く元気ですっ!!首の包帯を取ろうと、三人がかりで押さえつけました。「痛いっ!!」「やめてよ!!」と言って抵抗するけど全く怒りません!!腰も低く、人間を大好きな、人間を信頼してくれている仔です。こんな状況の中でも、口の中に指を入れても、甘咬みしてぺっと舌で押し出します。絶対絶対この仔は大丈夫・・・レスキューする事に決めました。首の怪我は・・・想像してたものより酷かったです・・・。「よくこんな状態で生きていたな・・・」肉がパックリ切れていました。あまりに傷口が酷いので・・・写真にモザイクをかけました。一体どの位小さな首輪をしてたんだろう・・・職員さんが見せてくれました。小型犬、仔犬がしているような小さな小さな首輪・・・首輪の色すら分からない位・・・腐食した肉が首輪にへばりついていました。まだ若い仔なので、自然に少しずつ傷口が再生しているようです。このまま自然に任せた方が良いのか、手術した方が良いのかは、病院の先生に判断をお任せしたいと思います。この仔は、ガリガリに痩せているわけではないようです。長く放浪してご飯をもらっていたのか・・・飼い主がご飯だけ与えて飼育放棄してたのか・・・全然分かりませんが・・・この仔はこんな目に合わさせていながらもまだ人間の事を好きでいてくれてます。私は素人なので分かりませんが・・・仔犬のときには、人間から愛情をもらってた仔ではないのでしょうか・・・?疥癬の仔犬・・・この日レスキューする予定ですでにスタンバッていました♪が・・・・ギリギリに新しい飼い主さんが決まりました。心配だったので・・・「何か困った事があったら・・・」と名刺だけお渡ししておきました(^^;;) この仔は保健所の「犬猫保護情報」に載っている仔です。カワィィブチちゃんです。新しいお家を探しています・・・m(_ _)m 私たちがレスキューできる「命」はほんの一握りです・・・多くの仔達に「ごめんね」の言葉しかかける事ができません。どうかご協力お願いしますm(_ _)m 「ひまわり基金へのご支援」 ~宮崎市犬猫保護情報~
2008年06月04日
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2014年4月5日、前両足が変形した子が、管理所に収容された。前脚は大きく外側に反り、姿勢がいつも前かがみになっていた。この仔に出会う数日前、「ハンデを抱えた犬猫は、その仔の為を思うならば安楽死の方が幸せ」そう言って、安楽死された犬の存在を知った。保護主を責めるつもりはない。けど、「なんであの時、私は保護に向かわなかったんだ」と、あの日、あの時、行動に移さなかった自分を悔やんだ。「保護に向かってる人が居る。良かった」と、他人任せにしてた自分を憎んだ。そんなときに、管理所で出会ったのが、この仔だった。今度こそ向き合わなきゃ…いいえ、向きあいたい!そう思って、レスキューした。命名「みほ」みほは、歩く事がやっとで、ちょっと歩いては休憩…そんな日々で、走るなんてとても無理だった。いつも前かがみで、ひょこひょこと歩いていた。ハンデのある子は、基本、元気組の群れには入れないのですが、(ハンデのある子は穏やか組という群れに入る)みほはなぜだろう…迷いなく元気組の群れの方に振り分けた。今思えば…みほ自身が、それを望んでいたからなのかもしれない。不思議だけど・・・みほの足は、徐々に真っ直ぐになっていき、普通に走る事もできるまでになっていった。群れの中でも、割と良いポジションについていた。いつの間にか、頼もしい女性へと成長していた。みほは、人間のオーラが見えるんじゃないか?いいえ、絶対見えていると思う。人間は、誰しもが時に黒い気持ちを持つこともある。そんなときにみほは、いつも「唸る」「逃げる」態度で教えてくれてた。どんなに慣れてて大好きな人に対しても。みほは、私達のバロメーター的存在でもあった。みほから避けられているときは、今、自分が持っている思考は、間違いなんだと、気付かせてくれる。時には、慰めに来てくれたり、時には、心配そうに顔を覗かせたり、不思議な子だった。人見知りがある仔なので、お客さんが来ても吠えて逃げ回る。都城市から譲渡希望者Мさんがいらっしゃる日、この日も吠えて逃げ回るのだろうと思ってたのに、みほは、Мさんの元から離れない…。それどころか、Мさんの息子さんの元に違う子が甘えに行くと、「あんたじゃないでしょう?どいて!」と、その犬を追い払ってしまう。三年間、みほと一緒に居て、初めて見るみほの行動だった。みほ自身が選んだ譲渡先なんだと、その場にいた私達スタッフはみんなそう感じた。Мさんの息子さんから何か感じたのかもしれない…と。手作りのみほのお家。みほの到着を楽しみに待っていてくれてました。三年も保護家で群れの中で生活してきた仔なので、1匹になると淋しくて鳴いちゃうこともあるみたいだけど、家族皆さんで、なぜ今みほは鳴いているのか、一生懸命みほの心と向き合ってくれています。でも、みほは、自分自身で決めたんです。保護家を卒業しようと…Мさんの家族になりたいと…時々淋しくなっちゃって、Мさんを呼んじゃうし、時々怖くなって、外で物音がすると吠えてしまうけど、それ以上にみほは、今、幸せなんです!私達と一緒に居た事は、一生忘れる事はないと思う。楽しかった時間、仲間・・・でもそれは、みほの心の中の「思い出」のひとつとして残るだけ。これからは、もっともっとたくさんの「楽しい」「うれしい」「心地良い」を心の中に記憶していくので、少しずつ保護家の「思い出」が、薄まっていくと良いな・・・みほ!私達はずっとずっと、みほと過ごした三年は忘れないから、だから・・・大丈夫!これからはいっぱいМさんとの思い出を上書き保存していってね!みほ、保護家卒業おめでとう!いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月16日
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先日の記事「コノミ」と一緒にレスキューした「よこづな」愛護センターでよこづなと出会ったのは、11月下旬だった。愛護センターに収容されたとき体重が6~8キロと大型だったので「よこづな」と命名されたそう。名前の通り、体が大きくて猫舎のケージでは手狭だったため裏口にある検疫室にひとりぼっちで置かれていた。おそらく交通事故で下半身麻痺になったのだろう…尿道カテーテルでつながれていた。12月28日、尿道カテーテルから解放されたよこづなは、猫舎に移動していたが…下半身不随のままで圧迫排尿が必要だったが…尿の状態(色、臭い)は、非常に悪かった。このままでは毒素が体内に蓄積し、臓器障害が起きてしまう!どんどん圧迫しておしっこを出してあげなきゃ…よこづなのレスキューに踏み切った。よこづなは、体重が重かった事。敷物に制限がかけられた事。(おしっこが漏れるからだろうか?)麻痺した左足が変形して固まった事。この、三つの悪条件が重なったことで、お尻に大きな床ずれが出来ていた。あまりにも酷い床ずれのため、ボカシをかけなきゃいけない程に…床ずれの場所が悪いため、縫っても皮膚が裂けてしまう…今までの床ずれの治療法もよこづなには通用しない…ただひとつだけ…下半身麻痺だから、よこづな自身、痛みを感じてないという事だけがせめてもの救いだった。よこづなにエイズ陽性反応が出た。エイズの子は、普通の猫と何ら変わりないが、免疫力は低めだと思う。食べるもの、環境、なるだけストレスかからないよう免疫力を高めるようスタッフ一丸となってよこづなの管理がスタートした。下半身麻痺の子は、お尻を引きずって移動するため床ずれが完治するまでサークルから出せない…よこづなが生きるために、今を克服するために、「かわいそう」という感情を封印した。下半身不随の犬猫は、痒い所に手が届かない。今まで…今でも多くの下半身不随の犬猫をお世話してると、痒いときの小さな合図でもありがたいことに見逃さなくなった。私達は、下半身不随の子達の「手」の役割を担っている。小さなストレスが大きなストレスに変わらぬよう…レスキュー10日後…あんなに酷かった床ずれは、右側がキレイに完治した。左側も少しずつではあるが、状態が良くなりつつある。よこづなは、10才前後だと思う…誰かに飼われてたのか、地域猫かは分からないけど、警戒心もなく、人間も猫も大好きな優しいひと…下半身不随、エイズ陽性、高齢…譲渡は厳しいかもしれないけど、エイズ発症することなく、穏やかな場所で天寿を全うできる人生であって欲しい。まだ希望を捨てたくない!次のステージへ行けるよう床ずれを完治させたい。よこづなの未来のために…下半身不随の犬猫を抱えてる方へ少しでも参考になれば…と書きます。サークルの中は、介護マット(エアウィーヴ)、ホットカーペット(半分のみ)トイレシーツで管理してます。毛布類は、漏れたおしっこを吸収しないので、床ずれが悪化するだけでなく、細菌が繁殖しやすいため膀胱炎にもなります。吸収力のあるペットシーツやタオルをこまめに交換すると良いです。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/「犬猫保護施設・いのちのはうす保護家」YouTubeチャンネル登録よろしくお願いしますお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2023年01月08日
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2007年6月29日…今から4年前にUPした記事、「夢のような命販売所♪」覚えていらっしゃいますか?まだお読みになっていない読者の皆様、御面倒だとは思いますが、今日の記事を読む前に、必ず↓この記事をご愛読下さい↓「夢のような命販売所♪」一生懸命書きました。最善な方法でお伝えしました。だけど…またこの日が来るとは思いませんでした…先週の金曜日~「ペットのディスカウントスーパー WAN GROUP」様が都城市に「命の移動販売」に来られてるそうなので、潜入遊びに行ってきました。「また来てるらしいよ」…そう愛護仲間から聞いたその夜は、悔しくてワクワクして明け方まで眠れませんでした。4年前と違って…WAN GROUP様らしくない程地味な店構え。「激安」!これぞディスカウントスーパー健在ですね♪あ~…旗は相変わらずなのね…このセンス、なかなか普通の人間は持ってないなので呆れる羨ましい限り。えっと…ここはコインロッカーではないですよね?小さな空気孔と、大きな照明は健在ですね♪中が明るいからお客様側から犬が良く見えます。そうそう!メインは犬じゃなくてお金持ってる人間ですからねっ。犬は生き物じゃなくて「物」ですからね。クターッとバテてるのか寝てるのか区別つきませんでしたが、心無い優しい店員さんが、いちいち鍵でガラスをコンコン叩いて犬を起こしてくれるので、お客様は大変「選別」しやすいのです。そう!犬はさておきお客様中心のショップなのですっ!!店員控室の入口には、一応ビルコンが設置されていました。だけど…なんか置いてる位置が不自然???食器を浸すにしては…小さい洗面器だし…細かい事よりも、「衛生管理に気を付けてますよぉ~」の保健所視察へのアピールがとてもお上手でした。お客さんに抱っこさせる際、犬が入ったボックスのカギを開けて、店員は使い捨て手袋を付けて犬を出してくれますが…あれっ?お客さんの方は素手だよね?その手であちこちの犬抱っこしてるよね?「意味ない事をしてる」さすがWAN GROUPさん!パフォーマンスのプロ!私「ここはいつopenしたんですか?」 店「うちは期間限定なんです。先週の金曜日に来て、今月の11日までです」 私「えー!じゃあ早く買わないと…」 店「都城市では、四年前も来てるんですよ。そのとき迷って買われなかった お客様が買いに来てくれたりしてますよ。 金曜~日曜は、とにかくお客様が多くて、駐車場に車が入らない位。 違法駐車のお客さまも多くて警察が来た位です。 なんと金~日まで、300匹の犬が売れました。 今、空いてるBOXには全部犬が居たんですが…どんどん売れちゃって 犬が足りない位です。ちなみに、今日は開店して3時間しか経っていませんが 今日すでに20匹売れたんですよ。」 私「11日までだったら、今週の土日とか来ても選べる位の犬は いなくなっちゃうんですね~」 店「大丈夫です。なんせ300匹売れたので、大阪と東京の店舗から 犬を土日間に合うように送る様に手配済みですので」 私「トラックで運んでくるんですか?間に合うかなぁ~」 店「空輸です。空輸だったらドサッと送れますし」 私「この犬とこの犬って同じ犬種で、月齢も同じ位だけど、 値段の差がかなりありますね。安い方は体が弱いとか?」 店「うちは沢山のブリーダーさんが居るので、価格はブリーダーが 決めてるんですよ。とにかく売って欲しい。売れ残ると困る…という ブリーダーさんは、どんどん値下げしてますね」 私「例えば…ごめんなさいね。買った犬が病気にかかってて 手術費がかかるとか、長く生きれないと分かったら 返品とか交換ってしてもらえるんですか?」 店「もちろんです。購入して一ヶ月のうちに病気が分かったらですが… 手術費用は、いくらかお店が負担しますし、違う仔に交換もします」 私「交換した場合、交換された犬はどうなるんですか?」 店「ブリーダーさんにお返しします」うわぁ~凄い!次は生き地獄繁殖犬ですね? 私「mix犬って可愛いですね。mix犬にも血統書とかあるんですか?」 店「mix犬にはありませんが、よく売れてますよ。 例えば、チワワ×パグのmixでも同じ容姿の子は生まれないんです。 純血の子は姉妹皆同じだけど、mix犬は世界に一匹だけですからね」凄い~♪4年前と同じですねっ!生体の破壊とか、人間の恥じとか、命をもてあそんでるとか、考えないで自慢しちゃうところがバカカッコいいですね♪店「宮崎はペットショップ少ないし、こんなに沢山の種類の犬はいないでしょう? うちは犬と直接触れ合う事もできますからね」そっか~…犬を多く所有してるほど自慢なんだぁ~… サークルの中には、生後半年以上の子犬ピークを過ぎた子達。価格もどんどん値下げして…どこまで下がるかな♪売れ残って成犬になったら…この子達どこ行くのかな? 私「やっぱり小さければ小さい程可愛いし、小さい仔が欲しいかな~」 店「このトイカッププードルは、生後一ヶ月です」私「30日?まだおっぱい飲んでてもおかしくないですよね?」 店「外国は規制が厳しくて、生後90日未満は販売できないとか あるんですが、日本は規制がないんですよ。 離乳させれば30日から販売できるんです。 お客さまからも小さい方が良いというニーズも多くて。」あら~・・・私が勘違いしてたかなぁ~???それって日本人の恥だと思ってたれど、そっか!いばるとこなんだ!そもそも…ティーカッププードルという犬種は、実際には存在しないよね?発育不全のトイプがティーカッププードルって事にされたり、元々ティーカッププードルは、近親交配を繰り返して無理矢理作ってるんじゃなかったっけ???堂々とお高い値段で販売してるって事は…またまた私の勘違い?だけどさぁ~…生後30日の子売って~…なんて、馬鹿で無知なお客様が多いからこうしてこんな小さい仔まで買えちゃうし見れちゃうのねぇ~♪消費者様のおかげかぁ~♪ 私「移動販売なんてしないで宮崎でもお店構えたらいいのに~」 店「宮崎は厳しいですね。場所がみつからないんですよ。 近隣住民の許可を得られる場所がね~… 移動販売なら、期間限定だから許可はいらないんですが」 店舗のできない地域には移動販売ですかぁ~…頭良いですね♪よっ!!銭ゲバっ!ちなみに…2009年にまた宮崎市に「移動販売」で来られたそうですが、それ以降、宮崎市保健所では営業許可を出していません。それは…宮崎市民から営業内容への苦情や病気が多く届いたから…宮崎市保健所はちゃんと考えておりますが…同じ宮崎県でも管轄が違うと…分からないものなのでしょうか?●●●愛護団体として活動スタートします●●●詳細、会員募集はコチラから<(_ _)>※会員様限定ブログ開設しました※「いのちのはうす 保護家」HPプライベートブログ↓ブログ村ランキング↓
2011年07月05日
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一昨日のご報告です・・・数名の方からお問い合わせのメールを頂く事が出来ました。ご家族様の同意等、皆さんいろいろな問題を抱えながらのお問い合わせなので、正式には決まってはいませんが、絶対レスキューできる・・・とあの仔達の「運命」を信じています。あの仔達の性別が分かりました。管理所職員さんに必ず二頭引き出すので・・・とお約束して、あの仔達の処分を待って頂く事ができました。いつも職員さんにはお世話になりっぱなしです・・・そして・・・また・・・仔犬が捕獲されました。生後4~5ヶ月くらいの「猟犬種」の仔犬です。この仔は、中型犬より大きくなります。「かわぃぃ」「かわいそう」という気持ちだけではなく、ちゃんと躾の出来る方・・・そして一番声を大にしてお願いしたいのは、「家庭犬」として生涯可愛がって下さる方に・・・と願いたいです。優しい顔をした秋田犬です。毛ヅヤも良く、おとなしい子なので可愛がられてた仔だと思います。飼い主さんがきっと探していると思います・・・柴系の仔は、ハーネスを付けたまま捕獲されました。古くなり千切れた様な跡でしたが・・・私の姿に見向きもせずに、不安そうに同じ場所をぐるぐる歩き回っていました。左の仔は、夜放し飼いにしてたんじゃないかという事でした。散歩が面倒なのかなんなんか知りませんが、夜中放し飼いにしてる人がまだまだ多いです・・・。右の仔は・・・シュナウザーです。長く放浪してこうなったのか・・・はじめからこんな扱いだったのか・・・先日、テレビで暴行を受け続けてる捕虜の番組を見てた娘が「こんな辛い生き地獄なんてヤダ!私なら自殺して楽になりたい」娘の言葉を聞いて・・・管理所にいた酷い状態で捕獲された後更に苦しんで死ななきゃいけなかった数頭の仔達が頭によぎりました。「この人達は絶対助けが来るって信じてるから・・・ 奇跡を信じてるから・・・ 生き地獄の中でも生き延びようと耐えられるっちゃない? 辛いからって自殺したらもったいないやろ~?」そう言った私の言葉は「うそ」かもしれません。ご飯も満足に口に出来ず、殴る蹴る、病気の痛み、暑さ寒さに耐え続け・・・それでも「生きる」事が本当に良いことなのかな・・・
2007年12月04日
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11月13日に管理所からレスキューしたクロちゃんは、素敵な里親さんが決まりました(=´∇`=)きっと大切に可愛がられていただろうクロちゃん・・・チラシでも新聞でも元飼い主さんからのお電話はありませんでした。来週、新しい飼い主さんのお家へとお引越しなので、不妊手術費用の半分を新しい飼い主さんにご負担して頂き、昨日手術が終わったのですが・・・クロちゃんのお腹には、8つの命が宿っていました。捕獲前か管理所で宿った肺もできていない小さな小さな命でお腹を開いて初めて気付きました。クロちゃんの元飼い主へ、怒りが込み上げてどうしようもありません・・・貴方はクロちゃんの命を奪おうとしていただけではない!クロちゃんの不妊手術をしなかったばかりに8つの命を貴方が奪ってしまったのです!クロちゃんと、生まれることすらできなかった8つの命・・・同じ人間として本当に申し訳ない・・・ごめんなさい。小さな亡骸は、お線香炊いて埋葬しました。大事な大事なワンちゃんも猫ちゃんも、外に出ないから大丈夫・・・柵をしてあるから大丈夫・・・ではないんです。「絶対」は絶対ありません。どうか、「かわいそう」と不妊手術していない方々、不妊していないがために、もっと「かわいそう」な結果になってしまいます。HP開設しました。「犬管理所 命の記録」です。まだまだ未完成なところが沢山あるのですが・・・バナーをクリックするとHPに飛びます。
2007年11月28日
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始まりは、1頭の老犬との出会いからでした。「命」との向き合い方をあらためて考え直すようになった。王子を看取った後、夢を夢で終わらせたくないと、自分の思いをブログに書き綴った。※2014年06月24日記事「尊厳死」そして・・・全国の皆様から温かいご支援を頂戴し、その「夢」は、4ヶ月後の10月に叶いました。管理所に収容されている老犬達を、ガス室ではなく、その子らしい最期を迎えて欲しいと…「かわいそう」ではなく、その子がどんな最期を望んでいるのか、ただその子に従うだけ。時には、自分の感情も押し殺さないといけない事もあった。保護家の「老犬ホスピス」は、寿命を延ばす場所ではなく、手厚い医療を受けさせる場所でもなく、苦しまず、心穏やかに、自分らしい最期を迎える場所。これまで多くの子達を看取りながら、どうしても拭えなかった「違和感」があった。その「違和感」が何なのかを教えてくれたのが、「コナン」だった。どんな理由があっても、命を棄てるなんて許されない事。介護に疲れ、安楽死を選択する事も、私は許せなかった。自分が介護と看取りを何度も経験するまでは…。今では、飼主さんが最悪な決断をしてしまわないよう、そのサポートをしたいと思うようになったんです。24時間体制の介護は大変です。それなのに、老犬ホームもなく(宮崎県)、デイサービスもありません。力になってくれる人が身近にいない飼主さんは、保健所に連れて行ったり、病院での安楽死を選択するしかない・・・お互いが苦しむ最悪の結果にならないよう、そのサポートがしたいと思うようになりました。ただ・・・自分には何が出来るのか、どう運営していけばよいのか、ネット検索しても、答えは何も出てきませんでした。とにかく動いて、体で経験しないと分からないと、以前からお世話になっていた和歌山県の「ワンダブル」さんの施設へ。咬む子、老犬、人間の手を必要としている子達を、全国からレスキューされています。「この子は、こうすると咬むんですよ」「この子は、こう言ってるんですよ」1頭1頭の性格や癖等、全て把握されていました。ビルの屋上には、ドッグランもありました。地下にも、ドッグランがありました。写真を撮り忘れましたが、検疫室もあり、管理が徹底されていました。「ワンダブル」監事の吉田さんはこの日、乳飲み子の授乳で徹夜明けで来てくださいました。小柄で可愛らしい女性で、ここまでの施設を作られるまで、どれ程の苦労があったのか・・・頭が下がる思いでした。そして・・・北海道の犬の介護施設「逢犬はうす」さんへ。1階が食堂になっており、2階が介護施設です。カメラが4台設置してあり、食堂の調理場にモニターが設置してました。愛護団体ではなく、宮西さん個人で運営されているそうです。飼主さんと一緒に入れるくらいの酸素室もありました。私がここに来た本当の理由に気付きました。施設を見学する事ではなく、宮西さんと繋がるためだったんだって事に。全く同じ目線で、センターの犬猫達を見ている事、全く同じ思いを抱いている事・・・それは、不思議と出会った瞬間お互いに感じた事でした。出会った瞬間、仲間でした。友達でした。宮西さんをサポートしている平山さん、畠山さん、皆さんが本当に素敵な方でした。「夢」を「夢」のまま終わらせたらいけない・・・失敗を恐れて立ち止まったままではいけない・・・宮西さんの行動力や信念が、私を奮い立たせてくれました。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165
2016年09月22日
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先日記事に書いた保健所の…顔面骨折の成猫、瞬膜の子猫、結膜炎の子猫、頭強打の子猫…四匹無事レスキューしましたので、ご報告いたします。「顔面骨折」の子は、先日手術をしましたが、食事が全く取れないので、胃にチューブを通し、首の後ろから流動食を流しております。検査すればする程…次々に出てきました。エイズ陽性…そして、片目を失い、残された目も…光さえも奪われていました。ケガが完治したとしても、エイズ、全盲…譲渡の道は非常に厳しくなりました。この仔のお世話を…預かりを強く申し出てくれたスタッフがいました…。この仔だからこそ預かりたいと…。6時間置きに、首後ろのチューブからゆっくりゆっくり流動食を流します。Bさんのご家族皆さんが、マスターして家族全員協力してこの仔を守ろうと頑張ってくれています。そして…Bさんにお願いしている「アン」も、子猫が来ると、お乳を与えて世話に励んでいます。(お乳は出ません)預かりBさん一家、アンには心から感謝しております。瞬膜の子猫は…完全に癒着してて手術が厳しいとの事でした。成功したとしても、二度三度と手術を繰り返さなければいけない…完全に目が見えないわけではないのだから…と、手術なしでこの仔を見守っていこうと思いました。風邪も酷いので、現在自宅にて隔離中です。頭を強打したのでは・・?と思われる子猫。この仔は、動きが正常ではなく痙攣を起こしたこともありました。トイレも粗相というか…垂れ流しの状態です。流動食をシリンダーで少し流し込んでるのですが、しばらく口の中に含んだままボーっとしてます。一回の流動食に、20分程かかるのですが、一回の量が少ないので、この仔も5時間置きにチョコチョコ小分けにしての食事です。体温調整もできないので、ヒーターで低体温にならないようにしています。生まれつきなのか、頭を打ったからなのか…分からないそうです。しばらく薬で様子を見ていきます。左目の眼球も、飛び出しています。右目も…見えていない事が分かりました。「エル」は…老化が進みだしました。保護家ではなく、自宅で保護してたら老化も遅かったのでは?自分の保護法に問題だらけです。唯一残ってた右目も、白内障が進み…もう見えなくなったように感じます。残された短い時間を、自宅で自由にと連れて帰りました。食事は、流動食をシリンダーで食べさせるようになりました。ヨタヨタと歩く姿を見ると…切なくなります。(お洋服着せているのは、体温調整のためです)昨日書きましたが…8匹の乳飲み子猫をレスキューしました。病気やケガの猫達、保護家の仔達のお世話も、中途半端な現状なのに…自分が一番分かっていましたが、「なんとかなる」その根拠のない自信に賭けてみようかと思いました。そんないい加減なレスキューに、手を差し伸べてくださった預かりスタッフのKさん、Sさん、Bさん…心から感謝しますKさんは、生後3週間の四匹の預かりを申し出てくださいました。預かり早々に離乳食スタートして下さり、奮闘しているとの事です。Kさん、いつもありがとうございます生後二週間の乳飲み子猫三匹は、何度も授乳経験のあるSさんが手を挙げてくださいました。Sさんのお母様も協力して下さってます。本当にありがとうございます生後二週間の乳飲み子猫一匹は、上記で書いたBさんが手を挙げてくださいました。レスキューしたものの、皆さんに丸投げした形になってしまい本当に心苦しく申し訳ない気持ちです…。ですが…その事により、病気で判定落ちした子猫一匹をレスキューできるキャパができました。ありがとうございます最近…けがや病気の子猫が多く収容されているように感じます。そして…保護活動ばかりに専念しすぎて、周りを見失っている自分にも焦りを感じております。9月の支援物資のご報告とお礼は、会のブログ「いのちのはうす 保護家」にて本日更新しました。「いのちのはうす保護家」会の専用ブログ。イベントの告知等、会の活動報告等を書いていきたいと思います。●●●愛護団体として活動スタートしました●●●詳細、会員募集はコチラから※会員様限定ブログ開設しました※「いのちのはうす 保護家」HPプライベートブログ保護家の仔達のご支援、どうかよろしくお願い致します。現在、猫砂(シリカタイプ)、折りたたみテント、結束バンド(サイズ何でも)、中型犬用首輪(ベルトタイプ)、中型~大型犬用リード、カイロ(貼るタイプ)、毛布、タオル(バスタオル・フェイスタオル)、霧吹き、が不足しております※送付先※〒880-2116宮崎県宮崎市大字細江2319番地 藤井様方山下由美090-4484-5165管理所からレスキューした仔達の医療費、保護家の子達の医療費や施設維持費へのご協力どうかよろしくお願い致します※振込先※宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美↓お問合せ先↓全国でも、保護活動している個人活動家の方、愛護団体さんが沢山いらっしゃいます。全国で頑張っている皆さんのブログ等を通して、是非多くの方に現状を知って頂ければ…と思います。↓ブログ村ランキング↓
2011年10月05日
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宮崎の国富町にある「キジマ警察犬訓練所」さん。会のスタッフさんが保護した仔も、時々連れて行って訓練を受けているそうで・・先日管理所からレスキューした黒ラブmixちゃんもスタッフさんが一時預かりしていますが、まだ1歳にもなっていない仔でした。少々ヤンチャさんらしく、会のスタッフさんが「キジマ警察犬訓練所」さんに18日まで預けに行くというので、私もご挨拶に行ってきました(=´∇`=)田んぼに囲まれた大自然の中にある「キジマ警察犬訓練所」。3500坪の大きな敷地っw(☆o◎)w「キジマ警察犬訓練所」さんは、家庭犬の躾教室もしています。一ヶ月預かり、通い、10回の教室もあります。各料金も聞いたのですが・・・あまりに安くてビックリしました(^^;;) 逆に料金はネットには載せない方がいいかな・・・ここでは非公開にさせていただきますね(^^;;) 管理所からレスキューした黒ラブちゃんです。聞いて驚いたのは・・・「キジマ警察犬訓練所」さんは、会で保護している仔は、今までボランティアで訓練して下さってたんです!!本当にありがたいです・・・(゜ーÅ) ホロリキジマさんを紹介してくれたスタッフさんは、「ひまわり」の曲が誕生するきっかけを作ってくれたスタッフさんでもあり、今回もまた素晴らしい訓練士さんを紹介してくださり・・・私は本当に周りの人に恵まれてるな・・・助けられてるな・・・と感じずにはいられない毎日ですm(_ _)m 12日に管理所に収容されていたのは・・・ゴールデンの仔一頭。凄く興奮している様子でした・・・毛並も悪くないので、きっと迷子になった子だと思うのですが・・・ ~宮崎市犬猫保護情報~※メール、メッセージありがとうございますm(_ _)m お返事がかなり遅れておりますが、今週中には皆さんに必ず 御返事させていただきますm(_ _)m
2008年05月14日
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この仔はシーズーでしょうか・・・?飼い主さんらしき方が確認に来られると聞いて安心していましたが、この仔の飼い主さんではありませんでした。高齢で歯はボロボロ・・・白内障です。この仔に残された時間はあとわずか・・・こんなに大人しく、管理所の仔犬たちにも優しい仔です。どうか・・・ここから出れますように・・・「ひまわりの家」に来て欲しくない仔が来ました。私は今年三月、目も開いてない小さな小さな仔犬を保護しました。ミルクで育てた仮名「かわいこちゃん」でした。6月号の「クリム」(左下)にも便乗して掲載してもらった仔です。絶対絶対幸せになれる・・・そう思って譲渡した大切な仔でした。飼い主から地獄に叩き落されたような一本の電話・・・「緑内障にかかってるって。生まれつきなのかな? 治療に20万位かかるって言われたんだけど、 そんなにお金出せないのよね~」「いらないという事ですか?家族なのにですか?」「犬だからね・・・」とにかく他の病院でも診てもらって欲しいとお願いしてその場は電話を切りましたが・・・保健所⇒ひまわりの家の判定で合格した犬達の中に・・・あの仔が・・・予想通り緑内障ではありませんでした!!「かわいこちゃん」は・・・繋がれっぱなしの愛情不足の仔になって私の元に帰ってきました・・・。気に入らない事があると怒ります。わがままな反抗期です。「ママの声忘れた?おっぱいあげてたよね?指ちゅぱちゅぱもしてたよね?」耳元で何度も何度も声かけるようにしています。「思い出してね。ママはかわいこちゃんの事覚えてるからね。 ママはかわいこちゃんの事大好きやからね」大好き・・・大好き・・・「かわいこちゃん」に気持ちが届きますように・・・ごめんね・・・辛い所に行かせてごめんね・・・私の判断ミスで5ヶ月間淋しい思いさせてしまいました。私は人を見る目が無かった・・・現在保護中の仔猫ちゃんたち・・・長女が夏休み中、一生懸命三時間おきのミルクで育ててくれました。もうカリカリのフードも食べれるようになりました。この仔達が幸せになれるよう・・・絶対絶対・・・失敗したらいけません・・・
2009年09月26日
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猫のレスキューに宮崎市保健所に行くと、大きな老犬が、猫達のケージと並ぶようにして横たわっていました。「なぜここに犬が?」犬は、捕獲や持込みがあった場合、その日か翌日には車で40分程の「動物保護管理所」に移送されます。その犬は、保健所の一角で生活している感がしたんです。「この犬は…なんでここに居るんですか?」「寝たきりなんです。 自分で食べる事も、水を飲む事もできないので、 保護期限内、保健所に置いて看ていました。 だけど…今日か明日、管理所に移送しなきゃいけないんです」それは…保護期限が切れ、ガス室での殺処分を意味する言葉でした。明日確実に殺処分される老犬。明日には消える「いのち」なのに、酷い床擦れを消毒している職員さんの姿を見て喉まで出かかった言葉を飲込みました…「特別な感情が入ったんじゃないんですか?」って。私がこの日レスキューしたのは、生後10日位の乳飲み子猫3匹でした。産まれたばかりの命…今消えようとしている命…私は迷わず乳飲み子猫3匹のキャリーに手をかけた。そんな自分に強い違和感を感じました。どのいのちも重みは同じなのに...寝たきりで、糞尿も寝たまま垂れ流し。水もご飯も介助がないと口にできない。立ち上がる事すらできない。20キロ近くありそうな老犬の介護をできるのか…保護家の仔達で手がいっぱいなのに、介護なんてできるはずがない!頭では色んな計算が過りました。だけど、心が納得しないんです。心が「じゃあ仕方ないね」って諦めきれなかったんです。正論言うと…今の私には無理。それは当たり前の答え。だけど、時間も労力も残ってる時間全部全部、老犬に捧げたいと思ったんです。あの仔の寿命を、あの仔が自分で決める日まで一緒に自然に生きて行きたいと思ったんです。介護ではなく、生きるための介助をさせてもらたい…それが、レスキューを決断した理由です。翌日、保健所に迎えに行くと…虚ろだった目が、「生」をハッキリと感じる強い目になっていました。「ウォン!・・・ウォン!」はっきりとした太く大きな声で吠えました。「ホラ!行くぞ!」と、私を外に誘導するかのように…私がこの仔を助けたんじゃないと強く思いました。この仔の「生きたい」という強い気持ちが、私を動かしてくれたんだと、この仔の目から伝わってきました。自宅の方に連れて帰り、ここが老犬の最期の部屋…そう思っていました。だけど…みるみるうちに元気になっていったんです!自分の足で立ち上がり、地面を一歩一歩確かめるように自分の足で歩きだしたんです!「生きる」という事が、楽しくて仕方ない…そんなワクワクした気持ちが伝わってきます。命名「王子」まだまだ逝きません!まだまだ生きます!王子の本当の犬生は、これからだと感じました。宮崎市保健所の職員さん、獣医師さんの懸命な介助がなかったら、王子は保護期限内に、老衰ではなく衰弱死していたと思います。以前、職員さんが何気におっしゃってた言葉が耳から離れません。「老犬でも諦めたくないんです。可能性はゼロじゃないから」だけど、宮崎市には愛護センターもなく、保健所には犬を置くスペースも限りがあり、県の施設「管理所」に移送しなければいけません。宮崎市が強く愛護センターを設立したいと動き出したのは、こういう理由があったからでした。愛護センターの事は、また後日記事に書きたいと思います。王子と同日にレスキューした腫瘍を抱えた犬、この仔に大きな運命が下されてしまいました。もう私はブログを書けない…時間も体力も気力も残ってない…そう思い、スタッフに会のブログに経過報告してほしいとお願いして書いてもらいました。※悪性腫瘍・・・それでも・・・この仔の事は、また後日必ず記事にしたいと思います。そうしなきゃいけないと、1人のボランティアさんとの出会いで心が奮い立たされたんです。私は、徹夜してでも這ってでもブログを書く事をやめてはいけない…って。また後日必ず記事に書きたいと思います。できるだけ早く… 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2013年07月15日
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「近所の野良猫ちゃんが可哀想だから保護して」このような依頼は、毎日のように来ますが、捕獲のお手伝いはしますが、私達はあくまでサポート側です。「会の施設で保護してくださいね」当然のように言われる方もいらっしゃいます。私達会が所有する「譲渡施設」は、保護主さんの居ない猫ちゃんが・・・誰からも手を差し伸べてもらえなかった猫ちゃんだけが・・・最後に頼れる大切な・・・生きるための大切な場所なんです。「助けたい・・・」そう思って依頼してくる貴女・・・優しいお気持ちを向けてくださりありがとうございます。「いのち」に手を差し伸べるということは、簡単な事ではありません。「助けたい・・・でも、病院代も保護も愛護団体でなんとかしてね」では、あまりに無責任ではないのでしょうか?「不妊手術代は自己負担でお願します」と告げると「なんで私が出さなきゃいけないの? 寄付金や会費があるんでしょう?」・・・とキレる方もいらっしゃいますが、寄付金や会費は先程も書いたように、保護主さんが誰もいない「命」、命の期限がある保健所の「命」・・・そういう仔達のために使わせて頂いております。寄付して下さる皆さんは、家計を削ってまでも・・・そして、子供たちはお小遣いを削ってまでも、保護主さんの居ない犬猫のために出してくださった「寄付」と簡単な言葉で言えない位、大切な大切な「お金」なんです。当然ですが、私達会員も自分で助けたいと手を差し伸べた「命」には、自腹で病院代、手術代を出しております。「命」を救うのなら、自己犠牲も当然だと思います。それが・・・本当の「愛護精神」ではないのでしょうか?この仔達は、本来なら消えてた「いのち」です。この仔達のように・・・明日すらみえない「いのち」に・・・私達は優先して手を差し伸べたいんです。助けたいんです。この仔は、写真では大きく見えるかもしれませんが生後4ヶ月位のフワフワっとした仔犬です。疥癬だったため、ボランティアさんがレスキューして下さいました。管理所に居たときは、毎日隅でジッとしていて怯えている様子でしたが、すっかり甘えん坊さんに変身だそうです(=´∇`=)疥癬は約一ヶ月で完治します。先住の犬猫のいないお家、または別室で保護できるお家・・・未就学児以下のお子さんがいないお家・・・この仔を一時預かりしてくださるお家を緊急に探しております治療費や飼い主さん探しは会で全部させて頂きますので、どうか・・・よろしくお願い致します「ひまわりクリック募金」ありがとうございました~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~4/13 I・A様 M・H様 4/14 F・E様 U・H様 T・S様 N・K様 N・M様 N・Y様4/15 M・C様 4/16 H・Y様4/20 I・Y様4/21 O・M様 M・M様4/22 N・S様~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~犬猫のために大切に使わせて頂きます
2009年04月21日
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管理所の奥、ガス室から数頭の「声」がした。「あの…あの中にも犬が居るんですか?」思い切って職員さんに聞いてみた。「明日、判定を受けるケガと病気の2頭が居ます」この言葉で、全て理解ができた。判定に受かる確率ゼロの子達なんだろうなって…「会っても良いですか?」職員さんは、鉄格子の扉と、中が見えないようになっているアコーディオンカーテンを開けてくれた。そこに居たのは、二頭の老犬でした。その右には、明日この2頭が最期を迎えるガス室が目に入った。老犬二頭は、どちらも飼い主曰く14才。どちらも違う飼い主からの持込みでした。この仔は、交通事故で後ろ足を怪我をして、病院で手術不可能と言われたから、連れてきた…との事でした。白髪の生えたおじいちゃん犬。ほとんど吠える事すらないこの仔は、ガス室のある部屋から、一生懸命「声」を出して、「ここにいるよ!」と、自分の存在を教えてくれた。この仔は、病気になったからと、飼い主が見捨てた。ケージの床がビショビショになる位、嘔吐を繰り返してた。もう胃液しか出てこない…何度も苦しそうに吐く姿に、私は顔を覆って泣く事しかできなかった。逃げたのです。この仔の苦しみを、受け止める事すらできなかったのです。この仔も、私に「声」を届けてくれた。「ここにいるよ!」と、2頭力を合わせて、自分たちの存在を、教えてくれた。こんな苦しい中、吐きながらも懸命に「声」をあげてくれた。私は、言葉に出す事が出来なかった。職員さんの顔を見て、この仔を指さし、首を縦に振った。この瞬間、いつも罪悪感にさいなまれる。どんな言葉を使って良いのかが分からない。まるで、どちらにしようかなと、物を選ぶかのようにいのちの選別をしている自分が許せない。自分が綺麗な人間でない事を、自分が一番よく分かっているから。「感染症だったら保護家の子達が危険だ。私は保護家の子達も守らなきゃいけないから」苦しそうに嘔吐を繰り返してたあの仔を、見殺しにした理由だった。それは、全うな理由だったのかもしれない。でも、私は、それを言い訳にしてたんじゃないか…私は、レスキューできない理由付けを作っただけなんじゃないか?自分を疑ってしまう。こんなに優しい目をしたおじいちゃん犬を…なぜ私は…2014年8月14日永眠私の勝手な思いですが、このおじいちゃん犬は、ひとつの「いのち」ではありません。私が見捨てたあの仔の「いのち」も背負って管理所から出てきました。命名 「ボン」酷い貧血で、歯茎は真っ白でした。飼主が病院に連れて行ったなんて…うそ。かなり前に交通事故で後ろ足を骨折したようで、放置されたまま変な繋がり方をしているようでした。数歩歩いては座り込むという感じで、歩行は厳しいです。あの仔の分も…という言い方は、違うと思う。責任逃れだと思う。でも…あの仔の分も、沢山笑って、沢山美味しいもの食べて、これからの犬生、幸せだと感じて欲しい。保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2014年08月18日
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「奇跡の母子犬」の映画化のお話を頂いたのは、3年前。「素晴らしい映画に!ひまわりのメッセージがずっと世に残る映画に!」監督、プロデューサー、そんな思いで、沢山の時間をかけながら、「ひまわりと子犬の7日間」という映画が完成し、無事に公開を迎える事が出来ました。映画に携わった皆さんの「魂」が入った映画なんです!!「ひまわりと子犬の7日間」のモデル犬、ひまわりは、とても不思議な仔でした。たった一匹の野犬だった犬が、ここまで人の心を動かした事、それは、平松監督がおっしゃってた「愛情の連鎖」だと感じました。ひまわりが我が身を犠牲にしてまでも、子犬達を守ろうとした深い愛情…その愛情の深さは職員さんの心を動かし、そして…ひまわりと職員さんの愛が、日本中に連鎖すべく動き出したんです。ひまわり!貴女の「愛情の連鎖」が全国に届くんだよ?日本の動物愛護の世界が変われるかもしれないんだよ?一緒に歩んで行こうね…2011年11月~宮崎県で「ひまわりと子犬の7日間」撮影がスタートしました。中央保健所での撮影日、堺雅人さん、オードリー若林さんと記念撮影をするために、ひまわりが撮影現場まで来てくれました。実は、ひまわりは重い病にかかっており、末期だったんです。痛み止めを飲みながら、毎日毎日病気と闘っていた頃だったんです。ひまわりの病気を知っていた松竹のスタッフ皆さん、心痛めながら、色んな想いでひまわりと接して下さっていました。「ひまわり…来てくれてありがとう!必ず良い物を作るから…大ヒットを必ず報告するから… だから…どうか生きていて!」この時から、みんなの心が一つになっていたのだと感じました。宮崎での撮影も無事終わり、撮影隊皆さんが、ひまわりの無事を祈りながら東京へと戻られた1週間後…2011年11月27日。職員さんは、ひまわりを車に乗せて河川敷に向かいました。映画の舞台でも出てきた大淀川の河川敷です。ここは、職員さんとひまわりにとって特別な場所でした。「ひまわり、着いたよ」いつもなら、自分からサッと車を降りるのに…この日は、車内から景色を眺めていてなかなか降りてきません。周りの景色を、脳裏にしっかり焼き付けておきたいかのように…ようやく車を降りて、いつものように職員さんの横を歩き出しました。「ひまわり、帰ろうね」職員さんの横を歩きながら車に戻ろうとしたとき…ひまわりはバタッと倒れ、そのまま呼吸も止まりました。職員さんが、慌てて心肺蘇生をしたときひまわりは大きく息をしましたが…職員さんは…心肺蘇生の手を止めました。「…このまま逝かせてあげよう。 もう痛みから解放させてあげなければ…」ひまわりは、大好きな職員さんに抱かれながら、苦しまずに虹の橋を渡っていきました。2011年11月27日 ひまわり永眠。ひまわりが亡くなった大淀川の河川敷は…ひまわりと職員さんにとって、特別な場所でした。2008年3月11日、ひまわりが、管理所から卒業したこの日、ひまわりと職員さんが歩いた最初の場所だったんです。2011年11月27日の朝、2人は気付いていたんだと思います。この日が、お別れの日になるだろうという事を…最期の場所に選んだのが、最初に二人で歩いた思い出の場所だったんですね。まるで…宮崎での撮影を無事に見届けるまではと、最後の力を振り絞って、頑張って生きててくれたようなそんな気がしてなりません。東京のスタジオで撮影をしていた堺雅人さんやキャストの皆さんは、ひまわりが今しがた息を引き取ったと報告を受け、撮影の手を止め、全員で黙祷したそうです。撮影隊の皆さん、俳優さんの皆さんの気持ちが、更に強くひとつになりました。「貴女のメッセージを、必ず作品の中で伝えていきます」そうひまわりと約束を交わしたそうです。映画に携わった皆さんが、「魂」を込めて作り上げたのは、そういう強い思いがあったからです。映画をご覧になって下さった方なら、ご理解頂けるかと思いますが、だから…あのような素晴らしい作品になっているんです。これまでは、ひまわりが亡くなった事を隠してきました。映画に悪影響が出る事を懸念してではありません。私も含め、映画に携わった皆さんが、ひまわりから大きな使命を託されたと…ひまわりからのメッセージを大切に伝えていきたいと…ひまわりの「死」を受け流されなくない…そう考えた結果、プロデューサーと私の意思が相互し、「今」伝えるタイミングだったんです。ひまわりは…大きな使命を持って、この世に生を受けた仔だと思います。映画の試写会での舞台挨拶にて、職員さんが壇上で最後にこう言いました。「ひまわり、良かったね…ひまわり、ありがとう」ひまわりの死を知っていた皆が、その言葉に涙しました。私も壇上に居ながら、堪えきれなくなり後ろを向いて涙しました。私にとって、職員さんにとって、映画に携わった皆さんにとって、「ひまわりと子犬の7日間」は、ひまわりから渡された犬猫達の未来へのバトンなんです。私達みんな、同じ気持ちでそのバトンに手を伸ばし、迷うことなく、力強く、バトンを受け取りました。ひまわりの思い、ひまわりの願い、絶対無駄にはしない…映画に携わった全員…強く誓いました。「ひまわりと子犬の7日間」は、ひまわりの遺作ではありません。ひまわりが未来を変えるスタートの映画なんです。このブログを観ている皆さんにお願いがあります。シェア、ツイート、どんな形でも構いません。ひまわりが残してくれたこのお話を…この映画を…ひまわりの最期を…どうか、1人でも多くの方にお伝えください。↓ひまわりの歩んできた歴史です↓※「奇跡の母子犬動画」※「奇跡の母子犬」関連記事ひまわり…ありがとう…チャリティーショップ開設しました。チャリティーショップの売り上げの一部が、施設運営費、医療費になりますのでどうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/にほんブログ村
2013年03月18日
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以前から書こうと思いながらズルズルと延びてしまいましたが…都城にある「西部動物保護管理所」のレポートです。私が初めて西部管理所に行ったのは2006年でした。個人で活動初めてまだ一ヶ月位のときだったと思います。当時は、管理所敷地内にある戸建てに職員さんが住んで24時間管理所にいるような環境に驚きました…(当時は北部動物保護管理所も同じでした)今は保健所の職員さんがローテーションでご自宅から通っておられます。この写真↓は、2006年の夏に撮ったものです。そして、この写真↓は最近撮ったものです。コンクリートの床が整備され、当時なかったすのこが敷いてありました。コンクリートは水はけも悪く、梅雨時はジメジメ、冬は底冷えしますので、抑留されている仔にはかなり違うと思います。そして、2006年からですが西部管理所の食器は、食べやすいように、ひっくり返さないようにと絶対床置きしません。そして…複数犬を同じ檻に入れないようにと檻が何個にも区切られています。私の管理所の仔達の写真にブルーのボードが見えると思いますが、中央管理所は、隣の檻が見えないように、排水溝に犬が行かないように整備されております。抑留される仔達のために少しでも改善してくださるのはありがたいです。もう一つ言うならば…コンクリートの床も…西部管理所のように塗って頂きたいですね…都城保健所職員さんと何度かお話させて頂いたのですが、とても前向きで命を救おうと一生懸命の方々です。仔犬達も人間不信の仔は少しリハビリをして馴れさせて譲渡しているそうです。(北部管理所も同じです)ありがとうございます…我家は…先日仔猫1匹譲渡したというのに…また猫が1匹…増えました(^^;;)なかなか減らないですねぇ(†〇†) ある病気を抱えた仔なので隔離中ですが…譲渡は難しいかな…と思います。今の私は保護できる身分ではない…と分かっているのに…この仔は長生きできないかもしれません…完治する事はないかもしれません…事情あって写真は出せませんが…一日でも早く元気になりますように…目の見えないメメ…ドアを閉めるときには必ずメメがいないか確認するように…食器は定位置から動かさない…家具を動かさない…床に物を置きっぱなしにしない…時々鼻がコツンっと当たる事はあるけど、家具の位置、部屋の曲がり角を感覚で覚えたのか避けるところは避けて、曲がるところで曲がっている姿を見ると目の見えない仔が生活できる環境を作れば悲観的にならなくてもちゃんと生きていける…事故もおきない…そう思えるようになりました。兄弟犬カムカムによく押さえつけられてるメメです…(^^;;) メメがんばれっ!! ブログランキングに再登録しました。多くの方に現実を知って頂けますように…ご協力お願い致します。★〓★〓迷子札・ネームタグ★〓★〓上記商品は楽天アフィリエイトです。ポイント集計は不定期ですがブログにて公開していきます。10/11現在のポイントは2,213です。ポイントが貯まりましたら、保護している仔達のフードやペットシーツ等を購入させて頂きます★〓★〓迷子札・ネームタグ★〓★〓
2009年10月11日
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疥癬の仔猫達と…ケガ猫ちゃん。保護期限が切れたのでレスキューしました。ケガ猫ちゃんは、化膿も無く治療はいらないとの事でしたので、預かりさんにお願いして来ました。三匹ともエイズ・白血病陰性でした。白黒プチちゃん達は、疥癬の治療があるのでしばらく譲渡はできません(ノ_・。)現在自宅で隔離中です。今、宮崎市では子猫が多く保健所に居ます。「命の選択」…嫌な言葉ですが、健康な仔は一般の方が引き取って下さる可能性もあるので、可能性の低い病気やけがの仔を優先してレスキューしたいと思っていますが…こんなにも捕獲頭数が多いと…健康な子も大丈夫だろうかと、不安が出てきます。トラバサミでしょうか…足を怪我した猫がいました。シャーシャーで人慣れしていません。その仔は、保護期限が切れてしまいましたが、どうにかできないだろうか…結論出せるまでもう一日待って下さい…と保健所にお願いしました。一晩中考えました…私が諦めたら…引き取りしないと答えを出したら…全てが終わってしまうんだ…自分の返答次第なんだ…それは「地獄」のような二択です。どこまでその仔に対して、「いのち」に対して、自分は腹くくれるのか…「助けたい」という気持ちに、体はついていけるのか…どこまで自分が動けるのか…今の私には、「通院」「医療費」が一番のネック。これ以上、時間とお金はかけられない…というのが現実です。保健所とも相談したところ、某動物病院が二週間、ケガが完治するまで預かって下さる事になりました。宮崎市保健所と動物病院も、あの仔を助けたい…という気持ちは同じです。本当にありがとうございます二週間後、ケガの治療が終わったらレスキューします。多くの皆さんに支えられた命…助けようと動いて下さった命です。私もあの仔の「猫生」に腹くくって頑張りたいと思いました「何かを守ろうとしたら、他の何かを犠牲にしなきゃいけない。 我身可愛さで無傷のまま何かを守ろうなんて都合の良い話し。 結局は中途半端のままで何も守る事は出来ない」最近出た池ちゃんの名言です。忙しさのあまり、家族と保護家の仔達を犠牲にして病んでた私に対して励まそうとした彼なりの優しさなのかな?池ちゃん、ありがとう!貴方は素晴らしい相棒だっ!!今、子猫を多く抱えています。人員不足(池ちゃんが仕事休めないので)で、譲渡会も月一ペースですが、来月、池ちゃん不在の譲渡会が出来ないものかと考えています。猫中心の譲渡会ですが…特に県北(日向市)で場所を貸して頂けそうな所を探しています。心当たりのある方は、情報をよろしくお願い致します●●●愛護団体として活動スタートします●●●詳細、会員募集はコチラから※会員様限定ブログ開設しました※「いのちのはうす 保護家」HPプライベートブログ保護家の仔達のご支援、どうかよろしくお願い致します。現在、猫砂、よしず、成犬フード、トイレシート(ワイド)、a/d缶、が不足しております※送付先※〒880-2116宮崎県宮崎市大字細江2319番地 藤井様方山下由美090-1971-8008↑上記電話番号は、サポートさんの番号です。管理所からレスキューした仔達の医療費、保護家の子達の医療費や施設維持費へのご協力どうかよろしくお願い致します※振込先※宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美↓お問合せ先↓全国でも、保護活動している個人活動家の方、愛護団体さんが沢山いらっしゃいます。全国で頑張っている皆さんのブログ等を通して、是非多くの方に現状を知って頂ければ…と思います。↓ブログ村ランキング↓
2011年06月25日
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Facebookでは、ご報告を続けて来たのですが、ブログではどこからご報告して良いのか分からず…Facebookされていない方に、一連の流れのスクショを貼ります。(もしかしたら抜けているのもあるかも…)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーご報告第二弾は、本日中に必ず・・・クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月14日
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昨年の冬に、管理所からレスキューした老犬ホスピスの「ヌーン」その後、元気になり、頑固なバアチャンぶりを発揮してたヌーンでしたが、今年の夏に「前庭疾患」で倒れました。ヌーンに伝えたい事がまだまだたくさんある!このまま寝たきりにさせてはいけない!そんな思いで、リハビリをスタートさせました。自分でできる事は、時間がかかってでも自分の力で!手を貸すことはありませんでした。ヌーンは毎日リハビリを頑張りました。おむつは決して着けさせず、おしっこも支えられながら、立ってしてました。ヌーンのプライドを保たせるために犬として犬らしく、尊重したいと思ったんです。リハビリを頑張ってきたヌーンは、見事に復活しました!何事もなかったかのように、小走り出来るまでに回復したのです!ですが・・・復活から三ヶ月後・・・ヌーンは、寝たきりになってしまいました。今回は、誰にも訪れる老衰からのものでした。そういえば・・・「頑張れ!」という言葉を、私は一度も出していなかった。もう頑張る必要はない…そう思えているのかもしれません。ゆっくりゆっくり、ヌーンのペースで…と。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年12月31日
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29匹の乳飲み子猫を守ってくれたのは、9人のミルクボランティアさんでした。「ミルクボランティア」さんと呼ぶにはあまりに軽いような気がして心苦しいのです…(´;ω;`)私にとって、この仔達にとっての「救世主」だから…。毎日毎日、預かり子猫の体重報告や体調の変化などをグループLINEで報告してくれたり、皆さんが一生懸命育ててくれた子猫たち…とうとうお別れの日がやってきました。ここまで育ててくれたミルボラさんは、お父さんお母さんです。淋しくて、悲しくて、それでも手放さなきゃいけない…。この仔達から離れなきゃいけない…。皆さん思ったでしょうね。「飼えるならばこのままうちの仔にしたい」それじゃあキリがないから…と、安易に迎え入れちゃいけないから…と、どれほど心の葛藤があったか…(´;ω;`)ミルボラさん…いいえ、救世主の皆さんには心からお礼申し上げます。そして・・・子猫達が保護家に戻ったときにどうしても用意しなくてはいけない物をAmazon欲しいものリストに載せたところ子猫たちのためにと御支援下さった皆様、本当にありがとうございますm(__)mまんがいち1匹が風邪などなんらかの病気したとき感染を最小限に抑えるためには29匹フリーではなく、チーム分けが必要だと思いました。サークルのご支援、本当に助かりました。この写真はまだ途中段階ですが、最終的に5チームにまで分けることができました。さらにさらに!6畳間に29匹という過密状態を空気清浄付き除湿器が大活躍です!温度、湿度の管理がすごく楽になりました。御支援下さり本当にありがとうございますm(__)m副代表もてんやわんやとお世話してます(笑)トイレシートやチップ、ミルクやベビーフードやおもちゃ等々御支援下さった皆様、本当に助かりました!子猫たちのために本当にありがとうございますm(__)mこれから少しずつ子猫たちの情報も書いていきたいと思います。
2020年05月21日
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シロちゃんをレスキューしたあの日、もうひとりの老犬とも出会ってました。2月22日高岡町を放浪してたところを愛護センターが捕獲保護したとのこと。老犬で重度のフィラリア…センター職員さん達が約一ヶ月間、毎日敷地内をお散歩させてくれたりこの老犬を守ってくれていましたが…日に日に足腰が弱り、認知症もはじまってると聞いて次は私たちがこの老犬を守る番だと…この老犬と会ったときに感じました。だけど…この老犬を連れて帰ることができませんでした。先ずはシロちゃんに集中したい…と。シロちゃんと向き合う時間が欲しい…と。結果、この老犬のレスキューは見合わせました。何を悠長なこと言ってんだ!…と、お怒りの方もいると思います。だけど、シロちゃんのように愛さながらもセンターに持ち込まれた犬猫の心は驚くほどに繊細なんです。「必ず迎えに来るからね」この老犬と約束を交わして愛護センターを去りました。シロちゃんだけを車に乗せて…シロちゃんレスキュー二日後…約束を守りました!命名「ともぞう」ともぞうが生きてきた環境や時間を知ることができませんが、右足は、獣の罠にかかったような骨折痕がありました。適切な治療を受けれず変形したまま骨がつながったのでしょう…歩行バランスが上手く取れなくなり後足にも支障が出ていました。故意に捨てられたのか…迷子になって探してもらえなかったのか…ともぞうが捕獲された理由は分かりません。ともぞう自身も、自分が分かりません。誰と居て、どこに住んで、どんな環境に居たのか、ともぞうは思い出すことができません。全部忘れてしまいました。本当の自分はどこにあるのかも…でも、ともぞう自身、そんな自分が不幸だと思っていません。悲しみや辛さも抱えていません。ご飯を食べて「嬉しい」日向ぼっこして「気持ち良い」誰かが側にいて「心地良い」ともぞうから伝わってくるもの全部が「幸せ」な感情だけなんです。ともぞうは「今」を生きてるんだろうな~…本人は自覚してないけど、「今」という時間を、大切に丁寧に刻みながら生きてるような気がするのです。一足早く保護家に入居してたシロちゃん。お互いに生きてきた環境が全く違うのに、お互いを尊重しながら向き合うふたりに私達もホッと胸をなでおろしました。シロちゃんもともぞうも、一日でも永く生きて欲しいとは言いません。毎日、楽しく過ごしてさえくれれば…毎日、幸せを感じてくれれば…一日一日を丁寧に大切に、このふたりとしっかり向き合っていきたい…と、ともぞうの生き様からチト拝借(^^その一方で…左耳に悪性腫瘍を抱えた「ベンティー」の介護と看取り期にも入っていました。ベンティーのことはまた後日書きたいと思います。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年03月28日
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