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「笑子」という名前は、残り短い犬生を、笑って過ごせますように…という願いを込めてスタッフが命名した名前。通称エミちゃん。~↓エミちゃんのこれまでの経緯は下記ブログから↓~※2016年9月20日記事「余命僅かな子達」※2016年11月6日「4頭の介護と…」その後・・・ある事に気付きました。エミちゃんが求めているのは、私ではなくスタッフ愛ちゃんだという事に。愛ちゃんに、その事を伝えました。「エミちゃんは多分、愛ちゃんを求めてると思う。仕事で忙しいだろうけど、時間のある時で良いからエミちゃんに会いに来てもらえないかな?」愛ちゃんは、なぜこんな私を?と不思議だと言いましたが、ひとつひとつ謎が解けてきました。エミちゃんを保護家に連れてきた翌日、私は、出張で保護家を空けました。エミちゃんとしては、いきなり環境が変わり、唯一知っているあのおばちゃんが来ない…エミちゃんが、不安な気持ちで居たときに、エミちゃんの不安を包み込んでくれたのが、愛ちゃんだったのです。愛ちゃんの柔らかいオーラは、犬達の癒しなのです。「じゃあ、土曜日の夜に、保護家に泊まりに行くね!エミちゃんと一緒に寝るわ!」そうして…愛ちゃんが泊まりに来る土曜日の夜、第六感で「エミちゃんがもうすぐ死ぬ」と、感じたのです。そう感じたのには、何の根拠もない・・・でも、自分の直感を信じようと、直ぐに今夜泊まりに来る予定のトリゴエさんと、愛ちゃんに、連絡を入れました。「分からんけど、多分、エミちゃんが、今夜から朝方にかけて逝くと思う」何度もエミちゃんに声をかけ続けました。「トリゴエさんと愛ちゃんが来るまで待てるよね?頑張れるよね?」残業で残ってくれてたスタッフにも、これで最期かもしれんから、心残りないように…と伝えました。22時過ぎに、愛ちゃんが保護家に到着。愛ちゃんに、「撫でて」と、手を鼻で突きあげる仕草を何度もして見せた。今日の日を、ずっと待ってたんだもんね。愛ちゃんに甘えたかったよね。今夜は大好きな愛ちゃんと一緒に寝れる日だもんね!エミちゃん・・・!時計の針が進む毎に、エミちゃんの顔色が変わっていく様子を感じた。「まだトリゴエさんが来てない・・・どうか、間に合って!エミちゃん、もう少しだけあともう少しだけ待っててあげて」23時25分、トリゴエさんの車の音がした。「良かった・・・間に合った」そうホッとした矢先、愛ちゃんが叫んだ。「由美さん!エミちゃんの呼吸が苦しそう!」部屋に戻ると、エミちゃんは嘔吐と失禁をした。「愛ちゃん、エミちゃんが逝くからここに居てあげて!トリゴエさん!急いで!エミちゃん逝くよ!」トリゴエさんがエミちゃんの元に駆け寄った。「最期まで耳は聞こえてるからね、声かけ続けてあげて!今、想いを伝えてあげて!」ねぇ、エミちゃん・・・なんで母ちゃんは、こんなに冷静なんだろうね。なんで、感情の蓋が開かないんだろうね・・・こんなに愛おしい子なのに、ずっと一緒に寝てたのに、なんでだろうね。なんで母ちゃんは、わざと気丈に振る舞まってるんだろうね。なんで・・・泣けないんだろうね。2016年11月12日 23時30分エミちゃん永眠エミちゃんの死後硬直は、直ぐに始まった。今まで多くの仔を看取ってきたけど、こんなにも早い硬直は初めての事で・・・ふと、ある事に気付いた。エミちゃんは、体はもう限界だった事に。身体は先に死んでたんだ・・・という事に。最後にトリゴエさんが揃うまで、エミちゃんは気力で待ってたんだ・・・という事に。私達は、エミちゃんが保護家で過ごした二ヶ月しか知らない。とてもひどい状態で保護され、生きる希望を失い、寝たきりになっていたエミちゃん。それでもエミちゃんは、人間の手の温かさを知っていました。覚えていました。最期も、みんなの温かい手に囲まれました。大好きな愛ちゃんにたくさん撫でてもらい、声をかけてもらい、エミちゃんは旅立ちました。エミちゃんの死を感じた第六感は、エミちゃんの「声」だったと思います。そして・・・愛ちゃんが大好きだという事と、愛ちゃんに看取られたいという想いを、私に伝えてきたのだと思えてなりません。愛ちゃんが家庭をもって、犬が飼えるようになった時に、色んなルートを手繰って、愛ちゃんの元に戻って来てね。エミちゃん・・・名前の通り、生きれましたか?短い時間だったけど、笑う事はできましたか?↑この「笑子永眠」の記事は、ずっと下書きのままなぜかアップできずにいました。まだ何か、私には発信するべき事があるような気がして…それは、私自身にとても大切な事なような気がして…その疑問は、先日ニッシーを看取ったときに、疑問が確信へと変わり、やっと今、記事をupする事が出来ました。また後日、頭を整理して書きたいと思います。
2016年12月18日
2015年7月17日…瀕死の状態の老犬が、4番の檻に収容されていた。誰もこの子の檻の前で、足を止めようとしない。みんな横目でちらっと見て素通りしていく。まるで、この子が存在していないかのように…「ねぇ、この子が見えてないと?この子は空気じゃないよ!生きてるよ!存在してるんだよ?ホラ、見て!見て!」職員さんの許可を得て、この子の檻の中に入り、この仔を抱え上げた。でも、みんな目を背ける。誰も見てくれない・・・生きてるのに…生きてるのに…人馴れしている若い純血種の子は、嬉しそうに通路を走り回り足元にじゃれている。この若い純血種を希望しているのは、何組も来てた。いいえ、正確に言うと、瀕死の老犬を見ても無言で通り過ぎた見学者は、この人で何組目だろう・・・同じ「いぬ」なのに、同じ「いぬ」として生まれて来たのに、・・・なぜ?悔しくて悔しくて涙が流れた。それは、この老犬の感情の涙でもありました。「あんたまだ生きれるよね?生きようや!だって、悔しいやん!俺は生きてるぞーって、一緒に声を上げて行こうや!」抱え上げて立たせようとしたけど、前脚に全く力が入らない。もう立ち上がる力も残っていないのでしょう…痩せてくぼんだ両目は、目ヤニのかたまりで蓋をされていた。一体いつからこの仔は目が見えないまま放浪していたのでしょうか…目ヤニを取ると、キョロキョロと周囲を見渡していました。皮膚はボロボロに毛が抜け落ち、僅かに残ってた毛には、ノミとマダニが大量にはりついていた。搔く力もないこの仔には、地獄のような日々だったと思います。このままだと保護期間中に死んでしまうと、直ぐにレスキューした。このまま看取るつもりだった・・・ですが、その翌日には、自分の足で立ち上がり、歩けるまでに回復したのです。「オレは生きてるぞ!」フラフラと、ヨタヨタと、懸命に歩く姿は、とてもカッコ良すぎて、体が震えた。この仔は、「生きる希望」をみつけました。だから、立ち上がり、歩けたんです。2015年8月、保護家「老犬ホスピス棟」入居犬・チャージ栄養不足と、悪環境で抜けていた毛は、少しずつ生えそろい、ごはんも沢山食べれるようになり、ぷくぷくと太っていった。典型的な日本犬で、嫌な事は嫌だと、怒って自己主張するチャージ。抱えようとすると、いつも「や・め・ろって!」咬もうとしてきた。ごめんごめんと、こっち側も必死に避けながらのお世話だった。新しい入居犬には、いつも優しかった。特に女の子には(笑)私とチャージは、管理所での悔しさをずっと忘れられなかった。いいえ、あの悔しさを経験したからこそ、保護犬と保護主の関係を超えて、「有志」として、お互いを見ていたような気がする。ですが・・・やはり・・・チャージはおじいちゃん。2016年10月・・・チャージの老化は急激に進んでいった。自分の足で立つ事が出来ない…「出来ない事」が、ひとつひとつ増えていった。ご飯もどんどん食べれなくなり、どんどんやせ細っていった。「チャージ、あんたは何を求めていると?」そんな中、私は、勉強のための出張で三日間も、保護家を留守にしなければいけない時期がきた。チャージを置いてまでも行く学びってあるのだろうか…そう思い、ギリギリになって出張のキャンセルを入れようとしたときに、「私がチャージを自宅に連れて帰ります。由美さんは、由美さんにしか出来ない事をして下さい!チャージも、自分のためにキャンセルするなんて知ったら逆に悲しむと思います」そう言ってくれたのが、スタッフ達でした。チャージは、私には決してわがままを言わない仔なのに、スタッフのトリゴエさんにだけは、穏やかな視線を向け、わがままも言いたい放題でした。人間も時に、弱っているときには子供みたいに甘えたい事があります。犬もそれと同じなんだと感じました。私は、チャージにとって甘えられない存在だったのです。看護師でいうと、私は婦長であり、原因と結果をすぐにみつけて対処できる人。スタッフのトリゴエさんは、優しくて若くて可愛い看護師さんなんです。時に、「どうしたの?どうしたの?大丈夫?」と、一緒になって困って欲しかったのです。困らせてみたいのです。子犬のように甘えてみたいのです。私では役不足だったようで・・・少し淋しいけど、そんなわがままの言える人と出逢えて、チャージは幸せなんだと感じました。2016年11月9日、この日は、私の有志「ペットショップるんるん」岡オーナーが、ボランティアで手伝いに来てくれました。「なんこれ~!神や!神が2人や!すげー!神が神と寄り添ってるよ~」一緒に寝ている猫は、「わたげ」。上半身麻痺で、片目がありません。そんなわたげを、岡さんは「神の域に達してる仔」だと、いつも言っていました。正直、チャージは、ガリガリにやせ細り、元気だったころの面影はありません。あまりの姿に、可哀想だと涙する人や、触るのを怖がる人もいる中、岡ちゃんは、「神」と…チャージが素晴らしい子だと、懸命に生きようとしている立派な姿だと、そう言ってくれた。何度も何度も繰り返し繰り返し・・・そして・・・15時30分、チャージは、「神」という名称を持って、本当の「神」になりました。私が買い物に出たわずかな時間の中、チャージは、お別れも告げずに逝ってしまいました。そして、チャージが唯一甘えてたトリゴエさんが、ニッシーの介護をしている隙に…たった一人で…私は、亡骸となったチャージを叱った。「なんで、一人で逝ったとねー!なんで、私が居ない隙に逝くとね!なんで、トリゴエーって呼ばんかったの!こんバカが!バカやわ!」私が大声で泣けたのは、この時だけでした。直ぐに我に返った。チャージが大好きだったトリゴエさんとの絆を残したいと…それが、私の役目だと…自分の感情に蓋をした。「良かったね、チャージ!あんたの好きなトリゴエさんだよ」岡ちゃんに、何度も何度もお礼を言った気がする。「チャージを神と呼んでくれてありがとう。チャージを神として逝かせてくれてありがとう」管理所では、職員さん以外、誰も目にとめてくれなかったチャージだったから…立派な最期を…と、願っていたから。この日初めて「神」と呼ばれ、誇り高い最期でした。岡ちゃんは、こうも言ってくれました。「チャージは、一人で逝ったんじゃないよ。神のわたげが看取ってくれてたじゃん。苦しまずに眠るように逝った表情、姿じゃん。これがチャージらしい自分で選んだ最期だよね」チャージは、私の有志でした。最初から最期まで・・・今度は、大切にしてくれる飼主さんと出会い、苦労なんて一度もないような、産まれ方、生き方をしなさいね。今度は、母ちゃんと携わるような犬生にならんようにね。もうね、これで本当の本当のお別れだからね。母ちゃんの感情の蓋は・・・今も閉じたままだ。蓋を開ける鍵を、チャージが持って行ったのかな…と、不思議でたまらない。
2016年11月21日
先ほどの記事にも書きましたが、現在、老犬達の介護で下記の物が不足しております。厚かましいお願いで申し訳ございません…ご協力いただけると大変助かります。※75mmサイズの収縮タイプテーピングテープ床擦れや、床擦れしやすい部分のドーナツ枕を着けるために人間用のテーピングテープを使用しています。はがれにくく、はがすときも痛くないようです。※防水シーツ(おねしょシーツ)防水シーツ おねしょシーツ(70×120cm/ベビーサイズ)【ふんわりロングパイル】おねしょ防水シーツ 介護シーツ ペットシーツ フラット 防水シート おねしょシート おむつ替え 綿パイルペットシーツなどいろいろ試してみましたが、表が布製の防水シーツだと音もなく、ズレも事もないので、重宝していますが、乾燥機にかけれないため、ストックが追い付きません…シングルサイズより小さめサイズだと、お洗濯も助かります。※老犬介護食ロイヤルゴールドミルク 25g×12袋【楽天24】【ケース販売】[ペットプロ ゴートミルク・ヤギミルク(ペット用)]デビフ カロリーエース プラス 犬用流動食(85g)[デビフ シニア ドッグフード ウェット 国産 無着色]ロイヤルカナン犬猫用高栄養パウダー 50g×10パウダー (動物用療法食)【ROYALCANIN、犬猫高栄養免疫サポートパウダー】【開店セール1209】【(株)KPS】KPSベータグルカン EX(ペット ペット用品 ドリンク サプリメント サプリ dog 犬 いぬ イヌ おすすめ オススメ 栄養バランス)[ドッグフード ヒルズ][ヒルズ a/d 缶]-回復期の食事療法に-【犬】【猫】ヒルズ プリスクリプションダイエット 食事療法食 a/d缶 156g【D】※リニューアルしました※ 楽天上記の介護食、流動食、栄養ドリンク、ミルク等、不足しております。介護中の仔達は、その日によって口に入れるものが変わったり、固形物が一切食べれない仔もいます。ひとつひとつが高額な物なので、このようなお願い事を書いてしまい本当に申し訳ございません…猫達のフードも在庫がゼロに近い状態になってしまいました。どうか、ご支援よろしくお願いいたします。※白血病成猫フード★リニューアル★【正規品】【ソリッドゴールド(SOLIDGOLD) カッツフラッケン 1.8kg】 プレミアムフード キャットフード 全年齢対応 猫用 尿結石予防 ストルバイト予防 ネコ ねこスタッフの自宅で保護してもらってる白血病の猫達の免疫力を出来るだけ上げたいので、高栄養フードのご支援を、どうかよろしくお願い致します。※成猫フード【期間限定】日本ヒルズ サイエンスダイエット 室内猫の体型・毛玉ケア アダルト チキン 成猫用(1〜6歳) 2.8kg※成猫用ウェットフード匂い付け、薬を包む様なので、何でも構いません。アボ ダーム キャット ツナ&カニ 85g正規品 アボダーム アボ・ダーム AVODEAM セレクトカット 缶 猫 フード ウェット アボカド 成猫 アダルト 高齢 老齢 シニア Pet館 ペット館 楽天 [AA]【D】ヒルズ サイエンスダイエット 猫 アダルト(成猫用) サーモン 85g ウェット 猫缶 ネコ缶 猫 缶詰 ヒルズサイエンスダイエット 缶詰 猫用フード 猫フード [TP]【D】 キャットランド皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165
2016年11月06日
老犬ホスピスのニッシー、慢性フィラリアから、急性フィラリア症へと変わり、余命一ヶ月と宣告を受けました。「・・・なんで?」なんでニッシーが?なんでニッシーが死ぬと?「ニッシー、最期は母ちゃんとお部屋で過ごす?」ニッシーは、顔を上げて私の目をジーっとみつめました。その目は全てを悟っている目でした。管理所でレスキューを決意した時の、あの時の目と同じでした。そして・・・老犬ホスピスのエミちゃんは、脾臓に破裂寸前の腫瘍を抱え、余命二ヶ月と宣告を受けました。もう長くはないと分かってはいたけど、寝たきりから元気に復活したエミちゃん…そんな子だったから、奇跡が起きるんじゃないかと心のどこかでそう信じていた気がする。ニッシーとエミちゃんの残された時間を知ったとき、自分の感情をどう押し殺して良いのか…そればかり考えてた。とにかく泣きたくなかった。それが一番だった。なんで泣きたくなかったのか・・・最近理由が分かった。「後悔」「罪悪感」ニッシーとエミちゃんとちゃんと向き合ってきてない私には、涙を流す権利すらない。今泣くのは卑怯だと思ったから、涙を流しそうになる自分を否定してたんだ…と、気付いた。だから、感情をどう押し殺して良いのか必死だったんだと・・・。「泣く暇あったら何をするべきや?」自分を追い込ませ・・・ニッシーとエミちゃんと…私の部屋を準備した。2人の寝顔を見て安心した。これが、この子達が求めていた場所、時間だったんだと…。本当ならば、まだまだ生きられたはずなのに。急性フィラリア症なんかならなかったのに…本当言うと・・・エミちゃんの脾臓手術に関して、獣医師さんと何度も相談し、少しでも長く生きて欲しいと、手術を決意していました。手術で命を落としたとしても、苦しまずに最期を迎えられると思ったから…手術をしないままだと、最期は苦しみの中死んでいく…それを避けたかったから…。エミちゃんの容体が悪化したのは、手術予定日の三日前でした・・・。今思えば・・・手術という判断は間違いだったのかもしれませんね…エミちゃんは、自分らしく生き抜く事を望んでいたのかもしれないですね。残された短い時間、母ちゃんは、出来るだけこの部屋に居て、あんた達と一緒に時間を過ごすからね…でも、本当は、それも嘘になる。だって・・・事務所には、寝たきりのハクとチャージも居るから。ハクは、一年前から介護が必要となりました。もう、自分の力で立ち上がる事は出来ません。おしっこも自分の意志で出来ないので、圧迫排尿で出しています。チャージは、ハクの倍のスビートで老化が進み、固形物も流動食も、口を開けません。シリンダーで流動食と水を口中に流し込んでいます。ドーナツ枕をしたり、ウレタンクッションに穴を開けたり、マットの部分を変えてみたりと、試行錯誤してる毎日ですが、その部分が少しずれただけで、床擦れは、一日で出来てしまいます。介護は24時間です。日中は、介護だけに専念できる時間をスタッフが与えてくれたり、夕方までお休みをくれたり、スタッフのサポートがあるから、24時間看護も出来ています。でも、「出来ている」だけで、完璧な介護が出来ていません。そんな毎日なのに・・・宮崎市保健所には、また老犬が収容されていました。中型犬のオスです。自分で歩く事もほぼできない老犬・・・「遺棄」しか考えられません。保健所が保護した時には、床擦れ部分にウジがわいていたそうです。この仔の保護期限は、7日の夕方に切れます。そして・・・10日(木)のAM9:00に殺処分です。私は、「引き取ります」と言えませんでした。4頭の介護をしている私には、この仔をレスキューしたとしても、床擦れすら治してあげれる程の時間と気持ちに余裕がなさすぎるから…。ニッシー、エミちゃん、チャージ、ハク、そしてこの仔・・・みんながおざなりになってしまいそうで…。この子は、残念ながら遠方まで行く体力がありません。前庭疾患も酷く、ずっと目が回っている状態です。宮崎県内の方か、宮崎県寄りの鹿児島、大分、熊本が限界だと思います。ハクもこの状態で一年頑張ってきたので、この仔も、まだまだ生きれる子だと思います。最低でも4~5時間置きの体位交換が必要な子です。食事もお水も、人間の手が必要です。本来ならば、保護家でレスキューするべき子なのですが、私も保護家も上記の通りで・・・介護と看取りしか残されていない仔ですが、それでも・・・という方、どうかご連絡お願いします。出来る限りのサポートはさせて頂きます。管理所や保健所には、直接引き出しされる方以外、お電話は絶対にしないでください。下記の番号にお問合せ下さい。出れない時間もありますので、その際にはショートメールにてお願いします。遠方、空輸、は出来ません。宮崎県内か、宮崎県寄りの隣県のみになります。それだけ、この子の体力は落ちているのです…。090-4484-5165(担当・藤井)いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165
2016年11月06日
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