(承前)
灯台から小道を下って来ると波切漁港の手前に仙遊寺という寺がある。九鬼水軍の菩提寺である。
(仙遊寺)
(波切 (なぎり)
神社)
<参考
波切神社
>
大わらじ祭
昔、大王崎の沖に、ダンダラ法師と言う一つ目の巨人が住んでいました。この巨人、海は荒らす、村の娘はさらっていくと、悪さのし放題。そこでこの法師に困った村人達が団結して、大わらじを編み、海に流しました。
すると一つ目は自分よりも大きな巨人が居ると思い込んで、以来悪さをしなくなりました。という伝説にちなんで年に一度9月申の日に、波切神社で神事を行った後、畳一畳程の大わらじを海に流し、海上安全と大漁を祈願します。
この神事は県の無形文化財に指定されています。(境内説明板より)
(波切神社境内の鯨石)
波切でも昔は鯨漁が行われ、盛んな時もありました。その頃、獲れた鯨の腹の中から石が出る事が幾度かありました。そんな石に神秘的なものを感じた人たちが神社に持ち込んだりしたようです。今もここ波切神社にその石が祀られています。(同上)
(波切漁港)
(船頭浜の上のほこら)
波切漁港から再び坂を駆け上がって海沿いに西へ走る。おばあちゃんが連れている犬に盛んに吠えられる。船頭浜の上のほこらのある場所が灯台を眺めるポイントらしいが、それ程でもない。ほこらを過ぎた辺りで北上、坂道を駆け上がる。県道に出て、西に。登茂山 (ともやま) を目指す。
(ともやまへの道)
アップダウンの道を走ること数キロで「ともやま公園」に着く。
(ともやま公園キャンプ場)
(海を挟んで対岸は立神地区・北方向)
ともやま公園を後にして帰途に。国道260号に出て北に向う。道すがらに目にした花などを二三ご紹介。
(金宝樹・キンポウジュ)
(マツバウンラン)
(サクランボ)
賢島駅から近鉄電車で志摩磯部駅まで行き、そこで自転車を組み立て出発。磯部駅から北700m位、国道167号沿いに佐美長神社がある。この神社は伊雑宮が所管する神社とのこと。
(佐美長神社)
<参考 佐美長神社
>
佐美長神社から脇道に入って行くと磯部川に出るが、その手前にあるのが磯部神社。
<参考 磯部神社
>
(磯部神社)
(磯部神社本殿)
(神武天皇遥拝所)
この後、磯部川に沿って、鸚鵡岩展望台、伊雑宮と廻るのであるが、つづきは(その4)に譲ることとします。
<その4につづく>
飛鳥川銀輪散歩(下) 2024.11.11 コメント(4)
飛鳥川銀輪散歩(上) 2024.11.10 コメント(2)
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着