第65回智麻呂絵画展
本日は智麻呂絵画展であります。もう少し作品点数が増えてからと考えていましたが、7点ありますので、このまま公開といたします。どうぞごゆるりと智麻呂絵画をご散策下さいませ。
今回は友人の凡鬼さんの俳句も掲載させていただきましたので、こちらもお楽しみ下さいませ。
(なお、凡鬼さんの俳句は、若草メールでお送りいただいている「俳句便り」を保存しています小生のファイル「凡鬼俳句集」から、絵の花を題材にしたものを、けん家持の独断にて選びました。掲載については凡鬼さんの事前のご了解を得ておりませんが、友人のよしみにてお許しいただけるものと思って居ります<笑>。)
<参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
(朝顔) (彼岸花)
花よりも 名のいかめしき 牽牛花 (凡鬼)
屋根に来て 朝顔一つ 小ぶりなり (凡鬼)
上の彼岸花、下の白い彼岸花、その下のコスモスやカボチャは、凡鬼さんが先日、智麻呂邸にお届け下さったものです。
(白彼岸花)
華やぎも 瞬時のことぞ 曼珠沙華 (凡鬼)
世俗とは 一線画すか 曼珠沙華 (凡鬼)
紅白で 競ひたつかな 彼岸花 (凡鬼)
(コスモス)
このコスモス、凡鬼さんが遠方からお車でお持ち下さった時には、ゲンナリしていて駄目かと思われたそうですが、恒郎女様が水をタップリ入れた花瓶に活けられたら、たちまちに元気を回復、シャンとしたとのこと。小万知情報であります。
人恋いし ときに優しき 秋桜 (凡鬼)
自生する コスモス低きも 風を呼ぶ (凡鬼)
(カボチャ)
(燻製)
上の燻製は、上から鯖、サンマ、チーズ、玉子。偐山頭火氏は趣味と実益を兼ねてご自宅の庭で燻製を楽しんで居られますが、これはそのお裾分けとて、智麻呂邸まで銀輪散歩の傍らお届け下さったものであります。
若草メールのやり取りで、偐山頭火氏と凡鬼氏の合作のような形の句が出来上がって居りましたので、ここにはそれを拝借です。
燻製の 煙いつしか 鰯雲 (偐山頭火・凡鬼)
鯖と秋刀魚の燻製の煙でありますが、雲になるとやはり鰯になるしかないようでありますな(笑)。
(あん栗)
これは、けん家持の手土産のお菓子ですな。ビッグジョンさんがトマトと秋茄子から連想されたトーマス・アキナスにかこつけて、偐家持も戯れ歌を1首。
秋茄子は トーマス・アキナス 駄洒落とて
口あん栗の アウグスティヌス (小栗判官)
以来、トマトや茄子を見るとアキナスを思い、キャベツを見るとマキャベリを連想しと、けん家持の右脳は変調をきたして居りますな(笑)。
このままでは、ちょっと変な終り方になるので、凡鬼さんが智麻呂さんのことを詠んだ句にて締めくくりといたしましょう。
病得て
車椅子
の友に 小鳥来る (凡鬼)
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