今日は立冬。冬立ちぬ、で暦の上では今日から冬。平城遷都1300年祭も平城宮跡メイン会場での催しは本日で終了とか。イベントの大勢の人波を嫌う偐家持で、その内に行ってみようと思いつつ今日まで先延ばしにしていたのであるが、最終日とあっては行くしかあるまい、と朝9時に家を出て奈良へと向かう。会場内は自転車を押して行くならそのまま入れるとあって、自転車を押しながら入場。しかし、沢山の人で大極殿建物内に入ろうとすると随分待たなくてはならず、待てないヤカモチはパス。ざっと回って後は奈良自転車道を走ることに。
(会場入口へと続くアプローチ)
(青い衣装の一団は会場で踊りを披露するグループのよう。)
朱雀門の前に着くと前庭で何やら賑やかな声が。覗いて見ると赤い集団のダンス。
周辺には出番を待つ人達の群れ。TVで練習風景が放映されていた神戸の、かっぽれを踊るグループも。「TVで拝見しましたよ。」と声をお掛けすると人懐っこい笑顔が返ってきました。
(かっぽれのグループ)
(こちらは太鼓を提げた少女たち)
出演者には失礼ながら、ヤカモチは先へ。
(歌碑)
(歌碑)
偐家持はやはりこちらの方に目が行きますな。歌碑の傍に明治時代、平城宮跡の保存に力を尽した 棚田嘉十郎 の像がある。
(棚田嘉十郎像)
朱雀門を後にして大極殿へと向かう。振り返ると朱雀門の雄姿が。
(朱雀門)
大極殿会場に入ると菅原町など地元の祭の太鼓台が演技していました。
(大極殿前)
(太鼓台)
大極殿そのものを撮って置かなくては手抜きとなりますな。
(大極殿)
偐家持は遷都1300年祭の会場にあっても、やはり目が向くのはススキの原であったり、色づき始めた銀杏の葉であるのですな。
(平城宮跡の芒の原)
(見上げれば、平城宮跡の銀杏の葉も色付き始めて・・)
以上で平城宮にお別れし、奈良自転車道を走ることに。その前に昼食をと新大宮駅前まで自転車で走る。佐保川の桜が美しく紅葉しています。
(佐保川・奈良市役所付近)
昼食後、国道24号(奈良街道)を北上、奈良自転車道に入る。JR奈良線の下を潜ると、たちまち別世界、里山風景が広がる。黒髪山への登りをゆっくり走り、般若寺門前で引き返す。この道は以前にもブログにアップしているので、ご参照下さい。
<関連記事> 奈良自転車道銀輪散歩
(般若寺)
(般若寺と言えばコスモス。)
般若寺から来た道を引き返し、磐之媛陵を目指す。
(奈良自転車道)
(帰路は下りなので爽快な走りである。)
(道脇の竹林も美しい。)
国道24号を潜って坂道を上ると、磐之媛陵である。この御陵、その周辺の佇まいも含めて小生は何故か好きで、もう数え切れない位訪れている。
(磐之媛陵)
(濠の佇まいもいい。睡蓮や菖蒲の咲く小雨の時が一番いい。)
(磐之媛陵正面)
法華寺の前を通り、再び佐保川に戻り、川沿いを南へ走る。秋篠川に出て、西の市跡から大和郡山市街へと入る。
(法華寺)
(佐保川の石橋でしばし休憩。)
(九条公園の紅葉)
(外濠緑地)
(大和郡山城近くの公園)
(近鉄大和郡山駅前の交番)
駅前で西に入り、富雄川を目指して走る。富雄川に出た処で右岸の道を北へ。近鉄富雄駅を目指す。ようやく日も山の端に沈もうとしている。立冬の夕景は何やらさみしく、もの悲しい風情であるが、それがいいのですな。
(富雄川・上流<北>を望む。写真の左側の道を奥へと走りました。)
(富雄川畔夕照)
(富雄川の夕照・奥の山は矢田丘陵。生駒山はその背後にある。)
富雄駅に着いた頃は暗くなりかけていました。自転車をたたんで電車で家路に。もう文字制限一杯です。和歌を書き加えることもできませんので、本日はこれにてご免。
飛鳥川銀輪散歩(下) 2024.11.11 コメント(4)
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