前回は平等寺薬師堂で終りましたので、そのつづきです。何やら堂内には落書きが多くあるのですが、内容はよくは分りません。
薬師堂から将軍杉へと行く道の辺には一輪のカタクリの花が、今年初めてのこの花とのご対面でありました。
将軍杉から坂を下って、再び国道49号線に戻って来ると、駐車場脇でツバメがお出迎えしてくれました。
ツバメ君に見送られて先へ進む。岩谷バス停を過ぎると直ぐにトンネルである。全長1000メートル余の五十島トンネル。地図上はトンネルを迂回する道があるのだが、地震か洪水かで崩れたのだろうか、どうも道が通じている気配がない。トンネルを行くが車道は疾駆する車、車でとても走る気にはなれない。狭い歩道も自転車で走るのは危険。押して歩くことに。
トンネル内は走行する車の音が共鳴反響して、轟音である。音が襲いかかって来る、そんな感じですな。それに排気ガスの臭いが充満していて、辟易しながらの十数分間の歩行でありましたが、肉体感覚としては倍の30分位は歩いたような気分でした。
やっとトンネルを脱出。地図上はこの辺りで迂回の道と合流することになっているが、それらしき痕跡の荒れ果てた道の名残りがあるのみ。暫しその廃道で休憩、川面から吹き来る新鮮な空気を吸いつつ、煙草休憩。これはとても矛盾した行為であることに今気付きましたが、車の排ガスに比べれば煙草の煙なんぞは如何ほどのこともない。嫌煙権を言うなら、そっちの方だろうなんぞと思いつつプカリ一服でありました。
由来などは存じ上げませぬが、道から見上げると目に入りましたので、立ち寄り、その名の通り、ブログに取り上げることと致しました。
椿の花が咲き群れるお堂への石段の小道に名は知らね、白い花が咲いていました。
何度か橋を渡っているうちにどちらが川の上流・下流なのかが混乱して来る。取上橋の上から左右の景色をカメラに。雪の山も見えるが多分これが飯豊の山々なんだろう。
磐越自動車道の高架を潜ると道の駅「阿賀の里」である。ここで昼食とする。此処は道の駅のみならず「川の駅」でもあるらしく、川下りの船着き場にもなっているよう。舟の形をした文化資料館もありました。
(阿賀野川文化資料館)
(つづく)
飛鳥川銀輪散歩(下) 2024.11.11 コメント(4)
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