けん家持さんへ...あの店の名は「大江」です。昔はバイクの販売もしていたようで「大江モータース」と云っていました。

廃店の元「大和」ですが本店は金沢にあり、かってにも「新潟」「長岡」「小松」店も経営戦略上「廃店」しています。・・現在は「富山店」と「金沢本店」の2点のみ。高岡大和店の建物利用案は、地下は食料品店街・1Fは一部テナント店。2~6階が空階になるので、案として現にある「高岡地場センター」が老朽耐震のを懸念して移設を??・・それでもまだ階は埋まりません。ので市は苦慮しています。7~8Fは、現在にある「カルチャー教室」「パスポートセンター」「幼児教育指導センター」を存続するものです。

私は「ロードショー映画館」でもすれば・・駐車場の心配も少ないし良いのではと思いますけど・・成るものは成るに任せ・・ですね。

キャンパーさんの「コメント」に「高岡大仏」のことがありましたが、建造は昭和8年に「高岡鋳造」を駆使して建立されましたが、もともとの「大仏」の起源は何百年と古く・それまでには「業態」「大小」の遍歴を経てますが歴史的にも鎌倉大仏にも遜色は?のものです。今の鋳造の大仏に成る前は「木造大仏」で小ぶり?でしたが「明治での大火」で焼失したので地元鋳造技術を駆使して建立されたものです。・・その証拠として貴方が「高岡大仏の堂内」に入られた時に御覧になった様に、その正面に明治の大火時に焼け残った「大仏様のお顔が奉られていましたですよね。私の過去のブログには、この「高岡大仏」の起源・歴史等を載せました・・ですよ。 (2019.10.09 07:25:41)

偐万葉田舎家持歌集

偐万葉田舎家持歌集

2019.10.06
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カテゴリ: 銀輪万葉
​​ 10 月4日~6日と高岡に出掛けて参りました。
 出掛けた目的は、この3日間、万葉集の歌全4516首を出場希望者の皆さんにより、昼夜ぶっ通しのリレー形式での朗詠が行われるという、高岡万葉まつりが開催されるので、これを久々に覗いてみようと思ったこと、もう一つは、大伴家持は延暦4年(785年)8月28日に死没しているが、この日を現在の暦で換算すると10月5日になり、丁度10月5日が万葉まつりの日と重なっているということに気付いたこと、そして、もうひとつの理由は、先日の若草読書会で凡鬼さんから、堀田百合子著「ただの文士―父堀田善衛のこと」という本を貸していただいて読んだのであるが、堀田善衛は若い頃によく読んだ作家であり、懐かしく彼の事やその作品のことを思い出し、彼の出身地である高岡市伏木を訪ねてみるのもよかろうと思ったことである。
<参考> 若草読書会・ことり ​ 2019.9.24.
 何回かに分割しての記事になりますが、先ずは「高岡万葉まつり」の記事から。
 高岡万葉まつりについては、過去の記録を調べてみると、1999年に来ていることが分かりました。従って、今回が20年ぶり、2回目ということになる。高岡には、その後もその前にも何度も来てはいるのだが、万葉まつりの時期に、というのは2回目なのであります。
 初日、4日は生憎の雨で、いつもの古城公園のお堀に設営された水上舞台の上ではなく、その近くにある高岡市立体育館内に設けられたステージでの朗詠となっていました。
 写真でその雰囲気をご紹介します。

(高岡万葉まつり会場の高岡市立体育館)
​ 覗いたのは夕刻近くになってからでしたが、雨の所為もあってか、館内の見物客もまばら、これでは、ステージで朗詠される方も張り合いが無いことであったかと。




 翌日5日は、伏木方面へ銀輪散歩に出掛けましたが、帰途に、再び「万葉まつり」を覗いてみました。
 この日は、晴れ間の広がる好天気となりましたので、会場は、例年通りの水上ステージに移動して開催されていました。

(体育館は出場者の着替え室や控え室の役目に)
 やはり、ステージはこれでなくては雰囲気が出ない。

(朗唱風景)

(同上)

(同上)

(同上)
 銀輪散歩の方は、明日以降の記事とします。(​ つづく ​)​​​
​​





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最終更新日  2019.10.08 16:38:56
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Re:高岡銀輪散歩・万葉まつり(10/06)  
英坊3 さん
今回は久しぶりのご来高で「万葉朗唱の会」にお出ましのこと、そしてこの「会の模様」を全国への紹介して頂きありがとうございます。その後の綸旅もことも・で。前回のご来高の際の(藪波神社訪問)も、今回も私はお会いすることもなくて残念に思っております。作家堀田善衛さんの自筆の字は「高岡大仏の胴内体」にかかげてあるのもご覧になられたでしょうか。
高岡にお出でてその衰退の市街の変貌に気付かれたと思いますけど、高岡の街も中心部の老舗デパート「大和」の80年営業の廃店でさびれてその店舗跡建物の活用に「市」も苦慮しています。今や高岡は「新高岡駅」を中心になりつつです。でも富山銀行の本店の8Fビルが「あいの風鉄道駅前」に移転建設されたのが目新しいですね。(今まで赤レンガの銀行は富山銀行本店として使用していたのですが、市文化財の「赤レンガ銀行」は「市」へ寄付されます)

次回の高岡銀輪散歩の記事を楽しみにしています。

   「出不精を 楯に居座る ひま爺 
           足腰痛に 責を負せる」 なんですヨ。 (2019.10.07 07:29:30)

Re:高岡銀輪散歩・万葉まつり(10/06)  
小万知 さん
高岡を訪ねられて万葉祭りを楽しまれたご様子、ヤカモチ様にピッタリのご旅行でしたね。
水上に設えたステージが雅な雰囲気を醸し、朗詠される方々も観客の方々も大満足されたことでしょう。
朗詠される方々はお若い方も多かったのでしょうか? お写真でお見かけすると学生さんの方々もおられたのかしら?と思ったりしました。
こういう伝統的な行事が次世代に伝承され嬉しいことですね。
伏木方面への銀輪散歩の記事も楽しみにしております。 (2019.10.08 11:10:35)

英坊3さんへ  
けん家持  さん
  >今回は久しぶりのご来高で「万葉朗唱の会」
   にお出ましのこと・・・
 高岡訪問は2015年8月以来ですから4年振り、万葉まつりとなると20年振りのことになります。
  >前回のご来高の際の(藪波神社訪問)も、
   今回も私はお会いすることもなくて残念に
   思っております。
 はい、私も残念に思って居りますが、お声をお掛けしていいのかどうか分かりませんでしたので、自重させていただきました。
  >作家堀田善衛さんの自筆の字は「高岡大仏
   の胴内体」にかかげてあるのもご覧に・・・
 はい、拝見させていただきました。以前(2012年11月)にも拝見していますので、今回は2回目か3回目かということになります。
  >高岡・・その衰退の市街の変貌に気付かれた
   と思いますけど・・・
 確かに、大仏通りの商店街も何やらさびれた感じで残念な気がしました。
 デパート「大和」も廃店になっていたのですか。一階の店舗はまだ営業をしているようでしたし、DAIWAという入口前の表示もそのままでありましたので、廃業閉店とは気付きませんでした。
 今回もパンクでお世話になった自転車屋さん(中江だか大江だか「江」が付いた店名だったように記憶しますが)は、ヤカモチの都合で言えば、大和閉店の逆境にも負けず、今後も営業を継続していただきたいものです。
 出不精を 楯に居座る ひま爺 
       足腰痛に 責を負せる (英麻呂)
 出不精に 筆蕪蕉なる ヤカモチも
       今日ばかりはと 出掛けつるかな (偐家持)
(2019.10.08 16:06:41)

小万知さんへ  
けん家持  さん
  >ヤカモチ様にピッタリのご旅行でしたね。
 まあ、偐家持ですから、高岡は「偐第二の故郷」みたいなものでありますが、万葉まつりは20年振りですから、随分とご無沙汰したものです。
 初日は雨で、水上ステージは使えず、体育館内のステージとなりましたが、同じ朗唱でも気分がイマイチ乗らなかったというのが出場者の本音かもです。
  >朗詠される方々はお若い方も多かったので
   しょうか? お写真でお見かけすると学生
   さんの方々もおられたのかしら?と・・・
 はい、二日目の水上ステージでの写真は、中学生の皆さんでした。
 恋の歌を朗唱する彼らのまだ幼い顔を見て「意味が分かって朗唱しているの?」思ったりでした(笑)。しかし、若いうちにこういうものに触れるというのはいいことです。思えば、ヤカモチが万葉集に興味を持ったのは高校1年生の頃ですから、彼らとそう違わない年齢でした。
  >こういう伝統的な行事が次世代に伝承され
   嬉しいことですね。
 そうですね。いつまでも継続して欲しい催しです。
(2019.10.08 16:25:17)

自転車直しの店の名は  
英坊3 さん

Re:高岡銀輪散歩・万葉まつり(10/06)  
>「万葉朗唱の会」昼夜ぶっ通しのリレー形式での朗詠が行われる・・・

なかなか風流な催しですね。
ブログを拝見しながら
こんな場所にも居合わせてみたいものと思いました。

家持さんも飛び入りで一首朗誦をというわけにはいきませんでしたか。



(2019.10.09 20:04:22)

Re:自転車直しの店の名は(10/06)  
けん家持  さん
英坊3さんへ
  >あの店の名は「大江」です。昔はバイクの販
   売もしていたようで「大江モータース」と云
   っていました。
 ありがとうございます。やはり、大江でしたか。江が付いたことは記憶にあり、最初に浮かんだのが「大江」でしたが、「中江」だったかもしれないという疑念が湧くと、もう記憶を辿るほどに曖昧模糊となり、大江健三郎か中江兆民かと迷うばかりとなりました(笑)。
 「大和」の本店は金沢でしたか。これも詳しく教えていただきありがとうございます。建物の再利用がうまく行くといいですね。ガンバレ高岡です。
  >キャンパーさんのコメントに「高岡大仏」の
   ことがありましたが、建造は昭和8年(略)
   もともとの「大仏」の起源は何百年と古く
   (略)歴史的にも鎌倉大仏にも遜色は?の
   ものです。
 ご高説、ふぁみり~キャンパーさんにお聞かせしないといけませんね(笑)。
 わが東大阪にも石切に大仏(石切大仏)があり、日本三大仏の一つを自称していますが、これは昭和も後期になって突如建造されたもので、ふぁみり~キャンパー説そのままが当てはまる大仏です(笑)。
(2019.10.09 21:32:55)

ビッグジョン7777さんへ  
けん家持  さん
  >なかなか風流な催しですね。
   ブログを拝見しながら こんな場所にも居合
   わせてみたいものと思いました。
 毎年10月の第一金・土・日に行われていますので、機会があればご覧になって下さい。色んな地域から、老若男女がグループで参加、単に朗読するだけという人もいれば、ギター片手に自作のメロデイーで歌う人あり、ごく一般的な和歌の朗唱スタイルで朗詠する人、詩吟風に朗詠する人などなど様々です。
 当日の出場受付も可能なようです。衣装も貸していただけるようです。詳細なことは存じ上げませんが、手作り感のある面白い催しです。今回は深夜に観覧というのはしませんでしたが、20年前の時は、真夜中にホテルを抜け出して見に行ったりしましたが、さすがに観客は殆ど居なくて、という状況でした。
  >家持さんも飛び入りで一首朗誦をというわけ
   にはいきませんでしたか。
 当日、飛び込みだと、きっと深夜の時間帯に割り当てられるのではないか、という気がしますので、遠慮して置きました(笑)。
 寝ぼけて偐万葉の歌を朗唱して、まつりの品位をけがしてもいけませんからね。
(2019.10.09 21:52:13)

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