花のみに 咲きて見えこそ さのかたは 実にならずとも よしとや言はむ
(木通家持)
(花だけ咲いて見せてくれてこそのアケビ。実にはならなくていいと言おう。)
(本歌) 狭野方
は 実
にならずとも 花のみに 咲きて見えこそ 恋のなぐさに
(万葉集巻 10-1928
)
(狭野方は実にならなくても、せめて花だけでも咲いて見せてくれ、恋の慰めに。)
(本歌) 狭野方
は 実
になりにしを 今さらに 春雨
降りて 花咲かめやも
(同上巻 10-1929
)
(狭野方はもう実になっているのに、今更春雨が降って花が咲いたりするものでしょうか。)
墓参・壱師の花の咲く道を 2024.10.04 コメント(6)
墓参・チョウセンアサガオなど 2024.09.07 コメント(6)
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