ポンコツ山のタヌキの便り
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去年、杜甫の詩文中の「人生七十古来希なり」に由来する古希を迎えましたが、また七十の誕生日を迎えた直後に軽い脳梗塞を患ってしまいました。そして入院中の検査で大動脈弁狭窄症の症状があることが判明いたしました。 若い頃は就活に迷いましたが、古希を過ぎると待ったなしに終活を考えざるを得なくなりました。勿論心身ともに矍鑠(かくしゃく)とした老後を過ごせれば素晴らしいことですが、寝たきりの認知症老人なんてことになる可能性も大いにあり得ると思います。 ですから認知症を患って自己判断能力を失う前に、「身体にメスを入れてさらに身体を弱らせたりするようなことは御免こうむりたいし、間違っても「点滴や胃ろう、人工呼吸器などによって延命措置を取るようなことだけはしないでほしい」との気持ちを家族に伝えるくらいの終活をしておくことにいたします。
2018年07月07日
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