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蒲生の「フォンタナの丘 かもう」に宿泊 大阪に勤務している次男が昨日(3月29日)鹿児島に両親への親孝行のため帰省(本人の説明です)しましたので、30日から31日にかけて鹿児島県姶良市蒲生町の「フォンタナの丘 かもう」と云う宿泊施設に一泊二日して食事等を楽しんできました。 お昼から次男の運転で自宅を出発し、往路の自動車道沿いの人家の柿の木の薄緑色の青葉やツツジのピンク色、アカメガシの生け垣の真っ赤な輝き、そして薄ピンク色の桜並木等を目で楽しみながら、木の芽時の若やいだ春の訪れを体感しながらまず蒲生の八幡神社境内の千五百年以上前から生えていたと云われると大楠を見学し、その後「フォンタナの丘 かもう」に向いました。そのときに詠んだ俳句が下記の四首です。 木の芽時心若やぐ往路かな 蒲生の社樹齢千年楠若葉 楠巨木青葉うぐいす良き音色 大楠の隣の人家桜咲く 蒲生八幡神社境内にそびえ立つ大楠は、なんと樹齢約1,500年、根周り33.5メートル、目通り幹囲24.22メートル、高さ約30メートルの日本一の巨木です。 宿泊した蒲生温泉「フォンタナの丘かもう」は2011年10月にオープンしており、「フォンタナ」とはイタリア語の“fontana”が語源で源泉、湧き出る泉との意味だそうです。 平屋建ての温泉施設は鹿児島県産の杉と檜で建築されており、全室和室でヒノキ風呂が備えられており、勿論大浴場もあります。食事は鹿児島県産のオーガニック食材がウリで、美味しので透析時の基準体重のことを忘れて食べてしまい、後で苦しむことになりました(トホホ)。
2019年03月31日
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今日3月23日は「俳句ことはじめ」第五回(最終回)で、3月15日迄に丸山先生のお宅宛に各人ニ首を投函した俳句を、講習会参加者みんなで講評することになっていました。 それで投稿期限日までに21人42首が丸山先生のお宅に届き、先生がそれら42首を全てワープロ文字2ページ分に打ち直し、今日の参加者25人全員に配布して下さいました。それで今日の参加者25人各人が42首中7首をまず選ぶことになりました。 その結果、下記の句が17票も獲得しました。 「産声は春雷さえもかき消して」 とても気持ちのいい生命の讃歌を詠った元気な俳句ですね。私も勿論この句に一票投じましたよ。 次に下記の2首がともに8票を獲得しました。 「冬の朝校長子らにハイタッチ」 「冤罪の晴るる日待ちて辛夷さく」 上の句は私が詠んだものです。下の句は、鹿児島の大崎事件を詠んだ俳句で、「冤罪の晴るる日」という言葉と潔白を意味する白い色の花を咲かせる「辛夷(こぶし)さく」の結びつきが見事ですね。 その他にもいい句が沢山詠まれてました。とても「俳句ことはじめ」のみなさんの俳句とは思えませんでしたよ。
2019年03月23日
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越智さん、コメントに感謝します。「句が懐かしく綺麗」とか幾つかの句が「奈良に育った心 が生きづいてます」とのお言葉、とても嬉しいです。散文ではなかなか言い難い気持ちを俳句ではサラッと言いあらわせることを発見しました。ところで下の句を右から左の様に「藤の下」を「藤棚の下」と表現できる句に訂正させてもらいます。 今日もまた生徒が独り藤の下→昼下がり藤棚の下あの生徒 この句は、高校近くのお店のご主人の様な人の視点に借りて、昼下がりに藤棚の下に独り佇む高校生の姿を詠んだ句です。えっ、そんな高校生がいたことを知っているのかですって? モーチロンです。 岩つつじ、馬酔木「あせび(あせび)、桜桃、エニシダ、椿等の花が満開ですが、そのうち馬酔木と桜桃だけをまず詠んで、その後連想したことを幾つか思い出して俳句に詠みました。 鈴なりの白き花咲く馬酔木(あせび)かな 桜桃花気付かぬうちに散りはじめ 桜桃の実熟れて鳥と競い合う 母と子が馬酔木の森をさまよえり 昼下がり生徒が独り藤棚に 校門で傘を断わる菜種梅雨 朧夜や車窓に走る人家の灯 h
2019年03月16日
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3月15日迄に丸山先生のお宅宛に各人ニ首を投函し、3月23日に最後の講習会でみんなで講評することになっています。 それで皆さんにお願いがありますが、下記の十首のうち、四首以上二首まで選んでもらえませんか。 なお第一首は、私が今から約四0年前に就職ため前夜に大阪駅から寝台車に乗り込んで翌日の早朝に西鹿児島駅に到着し、駅前で真上から照らす暁光に驚いたときのことを思い出して詠んだ俳句です。 八首目は、鹿児島の平地では秋冬になっても木々の紅葉は見られず、緑の常緑樹と黄色になった落葉樹のみが目立つ季節となります。 第十首の「湾生」とは戦前に日本統治下の台湾で生まれ育った日本人のことで、私の母は18年前鹿児島で一月雪の日に急逝いたしました。 その他の俳句は字面からお分かりになると思います。 寝台車春暁に駅降り立ちぬ 庭先の光に溶くる雪柳 木蓮に胡蝶の如き花開く 若草の山が燃えてる花火鳴る 早春や木々の隙間に空広し コート脱ぎ幾年ぶりに講義聴く 墓石群そのまた向こう山眠る 薩摩路やみどり黄色の冬景色 冬の朝校長子らにハイタッチ 雪の日に湾生の母永遠の旅 どうかよろしくお願いいたします。
2019年03月07日
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日記代わりの俳句作り第十二回目は、2月24日に柳家喬太郎師匠の独演会に出掛け、2月28日には映画「万引き家族」を観に出かけたこと等々から作句しました。 独演会では、雛祭りの日より約1週間早く笛太鼓の後に幕が上がり、緋毛氈が敷かれた高座に喬太郎師匠が下手からゆっくり登場して来ました。会場には賑やかな笑いが渦巻きました。 第二首目では、家族は血縁で結び付いていると言われますが、孤立した家族のなかで傷付け合ったり殺し合ったりするニュースを目にしますと、映画の様に万引きで結び付く温もりのある絆も良いなと思いました。 三首目、四首目は私の故郷の奈良のことを思い出して詠みました。春日祭りの露天商が売る定番と云えば地球独楽でした。 緋毛氈雛より早く落語会 暖かや万引家族この絆 春日祭露店に並ぶ地球独楽 若草の山が燃えてる花火鳴る 今回の川柳の二首目は安倍さんのトランプさんへの媚びへつらいぶりと自民党議員の安倍さんへの媚びを売る様を詠みました。 県民の意思が示されニジララン(我慢できない) 平和賞総理四選媚びを売る
2019年03月02日
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今日2月23日の午前中にかごしま近代文学館で「俳句ことはじめ」の講習会四回目があり、文学館周辺を吟行した後に各人2句ずつ作句したものを提出し、丸山先生に講評していただきました。 吟行開始前に少し時間がありましたので、丸山先生にまず下記の拙句四首を見てもらいました。初市とコート脱ぎの最初の二首は問題なく二重丸をいただきました。 つぎの三首、四首も二重丸をいただきましたが、一部少し修正していただいたものをここに載せています。 吟行の後で提出した木蓮と庭先の最後の二首も、講評のときにそれなりに評価していただきましたが、やはりそのときに指摘された問題点に基づき修正してここに載せました。 初市でオッのコンボを一個足す コート脱ぎ幾歳ぶりに講義聴く 春雨や合歓に西施の色香なし 風そよぎ沈丁の香の庭に満つ 木蓮に胡蝶の如き花開く 庭先の光に溶くる雪柳 来月の23日は講習会最後となり、3月16日までに各人二句提出とのことでした。このときまでにそれなりに評価される句を詠みたいと思いますので、できましたらみなさんから忌憚のないご批評をいただきたいものです。
2019年02月23日
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日記代わりの俳句作り第十一回目は早春の風景を詠みました。 早春の我が家の庭を見ておりましたら、島崎藤村の「千曲川旅情の詩」の歌詞がふと思い浮かびました。 小諸なる古城のほとり/ 雲白く遊子悲しむ/ 緑なすはこべは萌えず/ 若草も籍くによしなし/ しろがねの衾の岡辺日に溶けて / 淡雪流る あたゝかき光はあれど/ 野に満つる香も知らず / 浅くのみ春は霞みて/ 麦の色わづかに青し / 旅人の群はいくつか/ 畠中の道を急ぎぬ 暮行けば浅間も見えず/ 歌哀し佐久の草笛/ 千曲川いざよふ波の/ 岸近き宿にのぼりつ /濁り酒濁れる飲みて/ 草枕しばし慰む 旅人が小諸の古城跡で早春の風景を詠んだものですが、近景についてはハコベはまだ若草を生やしておらず、下に敷いて座ることも出来ない、目の前の雪山の雪も太陽に照らされて溶け出しているとし、中景では春はまだ浅く霞んでおり、麦の色も僅かに青味を帯びているだけだとし、遠景では暮方で浅間山も見えないなんて言っているんですね。小諸のなんとも殺風景な早春の風景を詠んでいるのですね。 それで今回は、第二首以降我が家の早春の庭の風景を詠むことにしました。 車窓より木蓮の樹に蕾見ゆ 早春や木々の隙間の空広し 早梅が散りて万両実が真っ赤 刈り取りし雪柳にも芽の息吹 椿の蕾まだ固く浅緑 次は川柳ですが、2月15日の東京新聞に拠ると、前日の衆院予算委員会で立憲民主党会派の小川淳也氏が、統計の重要性をアピールする標語を募集した総務省の対応を厳しく批判するなかで、同省のツイッター上には統計不正を揶揄する次のような標語が多数寄せられたと指摘しています。 「合わぬなら作ってしまえ偽統計」、「お上から鶴の一声、好景気」、「統計は答えを先に決めてから」等々
2019年02月16日
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今日は照国神社の縁起初市が開かれているので出掛けて俳句を詠もうと考えていたのですが、気温が5度程度で寒いので(他地域の人ごめんなさい)、2年前に行ったときのことを思い出して日記代わりの俳句作りの第十回目の俳句を作ることにしました。 初市に漂う香り故郷の香 初市の大漁旗に客撥ねる 初市でオッのコンボを一個足す 最後の一首は、もし今日は行ったとしたら、家族の健康を祈って人数分購入するオッのコンボの数が長男のお嫁さん一人分足すことになったのだと思ったので詠みました。
2019年02月10日
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今日も日記代わりの俳句作りの第九回目をお見せいたします。ところで私が受講している「俳句ことはじめ」の講習会花は3月23日が最終講義なので、日記代わりの俳句作りもそこまで続けたいと思います。どうかそこまで我慢してお付き合い下さい。 第一首の二句には最初「久しぶり」との語彙を使用したのですが、余りにも軽すぎる表現なので別の語彙を調べたところ「幾歳」(いくとせ)という語彙が見つかりました。他に適切な語彙もなく、結局これを選ぶことにしました。第二首の早梅の俳句は、三分咲の頃に咲いた花もハ分咲きの花が開花する頃にはすでに褪せてしまっている様子を詠んだものです。 コート脱ぎ幾歳ぶりに講義聴く 早梅や開いた花に褪せた花 冬晴れや無邪気な笑顔ボール蹴り 川柳は以下の三首です。 シラス不漁鰻食べたし値は高し トップから不正データの隠蔽屋 希望失せ二回は唖然細野さん
2019年02月02日
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講習会「俳句ことはじめ」第三回 今日午前中にかごしま近代文学館で「俳句ことはじめ」の講習会三回目があり、俳句の表現には関する六つの重要点について講義がありました。以下にその六つの重要点を列挙しておきます。 一.リズムを整える(字余り、字足らずを作らない) 二.抽象的に説明しないで具体的に映像化する 三.作り手の心情は直接表現しないで読み手に想像させる。 四.くり返しやむだな言葉を省く 五.係り受けや切れ目に気をつけて分かりやすく表現する 六.感動のある俳句を詠む 今朝の講義開始前に講師の丸山先生に拙句六首をお見せしたところ、以下の四首はOKをもらいました。 冬の川片脚立ちの白き鷺 冬の朝校長子らにハイタッチ 刈り取りし薮の万両みどり赤 墓石群そのまた向こう山眠る 特に最後の二首の俳句は、万両の葉の緑と実の赤さに対する鮮やかな印象や初句の墓と結句の眠るとが連携しているところを評価してもらいました。
2019年01月26日
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日記代わりの俳句作り 第八 愉快、痛快、快速、快進撃で今日も日記代わりの俳句作りの第八回目をお見せいたします。 我が家の庭の繁茂していた樹木を庭師さんに頼んできれいに剪定してもらいました。下の四首は剪定後の庭の景色を詠んだものです。後ろから二首目の俳句は、刈り取られた薮の中から南天のお鮮やかな緑の葉と赤い実が姿を見せた様を詠んだものです。最後の一首は芭蕉の「象潟や雨に西施がねぶの花」を本句取どりした俳句です。 時雨来て刈り取った枝葉芳し 凍て空や剪定の木々寒々と 刈り取りし薮の南天みどり赤 初時雨ねぶに西施の色香なし 川柳として今回は以下の五首をお送りいたします。 稀勢の里綱取り不安的中す またかよか政府データに不正あり 県民の民意そんなに怖いのか 成人式視たくもない馬鹿騒ぎ 馬鹿言うなニュースソースを確かめろ 「我が家の春夏秋冬 秋冬ページ」 ↓ 我が家の庭の春夏秋冬http://yamamomo02.web.fc2.com/garden/autumn.html
2019年01月19日
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愉快、痛快、快速、快進撃で今日も日記代わりの俳句作りの第八回目をお見せいたします。 我が家の庭の繁茂していた樹木を庭師さんに頼んできれいに剪定してもらいました。下の四首は剪定後の庭の景色を詠んだものです。後ろから二首目の俳句は、刈り取られた薮の中から南天のお鮮やかな緑の葉と赤い実が姿を見せた様を詠んだものです。最後の一首は芭蕉の「象潟や雨に西施がねぶの花」を本句取どりした俳句です。 時雨来て刈り取った枝葉芳し 凍て空や剪定の木々寒々と 刈り取りし薮の南天みどり赤 初時雨ねぶに西施の色香なし 川柳として今回は以下の五首をお送りいたします。 稀勢の里綱取り不安的中す またかよか政府データに不正あり 県民の民意そんなに怖いのか 成人式視たくもない馬鹿騒ぎ 馬鹿言うなニュースソースを確かめろ 。
2019年01月19日
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日記代わりの俳句作り 第七回 今回も怒涛の進撃で日記代わりの俳句作り第七弾をお送りいたします。 今回も両親の眠る墓に詣でたときに咏んだ俳句の続きです。言うまでもなく、墓参りとは故人の面影を思い浮かべて人の心に甦えらせる行為ですね。第二首の「偕老同穴」は字面どおりの意味なら「生きてはともに老い、死んでは同じ墓に葬られる」との意味ですが、その字面通りでしかない両親でした。墓前で「あの世では本当に夫婦仲睦まじくね」と手を合わせました。後から二首目の俳句は、母が正月の料理店内で見掛けた親と幸せそうに語り合う華美な晴れ着姿の女の子を見て、「プチブル的ね」と侮蔑的に言ったことを思い出しての俳句です。しかし母はどこからこんな言葉を仕入れたのでしょうね。 冬墓参思い浮かべて甦える 数珠冷た偕老同穴手合わす 父と見た農業機械初展示 父買いし僕のセーター母けなす 母くさすプチブル的と春着の子 冬晴れの庭の五分咲き梅の花 つぎは芸能スポーツネタの川柳です。ただし最後の一句だけは、ネットにあった記事の文章がたまたま五七五だったので、それを丸写ししただけのものです。 大迫はハンパない2ゴール 沙保里さん綺麗で既に辞めてたと 竹田さんゴーン返しか仏捜査 三平の親の光も芸のうち 志らくさん俳句の技量さすがです 懐かしや即席麺が朝ドラ化 恵方巻需要に合った販売を
2019年01月13日
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日記代わりの俳句作り 第六今回も飽きもせず日記代わりの俳句作りを続け、その六回目を紹介したいと思います。冬の昼我が影歩むフラフラと...カイト揚げ我が頰掠め浮上 公園で初天神の如きカイト揚げ冬木立どんぐり拾う親子たち冬の庭梅花咲き出す三つ四つ上から一首目から四首目までの俳句は、六日の日曜日に鹿児島市営の健康の森公園で初散歩していたときに詠んだ俳句です。その二首目は、近くでカイト揚げしていた親子の小さなカイトが急に低空飛行して、公園側を歩んでいた私の頰を掠めながら再浮上していった様子を詠んだものです。上から三首目の「初天神」とは落語の演目名で、子どものために買った凧をおとっつぁんが夢中で揚げ始める噺で、六日の公園でも子どもより熱心にカイト揚げしているお父さんが目に付いたので、その様子を俳句に詠みました。最後の一首の「梅」は、そのままでは春の季語なので「庭」に「冬の」と言う言葉を付け加えました。次はこれも飽きもせず川柳三首です。 武さん滑舌悪く聴き辛い韋駄天は西郷(せご)どんの後視聴せず日韓は空と海とで泥仕合
2019年01月09日
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日記代わりの俳句作り 第五回 日記代わりの俳句作り、さて今回は五回目です。下記の前の二首は、亡くなった両親のことを詠んだ俳句で、「湾生」とは台湾生まれの日本人のことです。母は常夏の地である台湾に生まれ、珍しく雪が降った冬の鹿児島で他界しました。また他界後も私たち夫婦は暫く「両親の家」と呼称していました。後ろの二首は、年明け三日に夕方の鹿児島中央駅で大阪に戻る次男を見送った後に詠んだ俳句です。 雪の日に湾生の母永遠の旅 冴ゆる夜に両親の家父独り さようなら仕事始めの次男坊 三日から車燈流れるUターン 次にみなさんご期待(??)の川柳三首です。 年忘れ歌の祭典忘れたよ 透析気に掛けお雑煮一個 オヤジさん母他界後にバー通い 上の最初の川柳は如何様に理解していただいても構いませんよ。第二首は、透析治療を受けている患者個々人の基準の体重値をオーバーするとそれだけ透析時間が長くなるため、食事の節制が求められ、正月一日から三日まで出されるどのお雑煮にもお餅が一個しか入っていない悲哀を詠んだ川柳です。最後の一首は、私が「親父も寂しかったのだろう」とある人に言いましたら、その人に「もともと好きなのよ」と一蹴されてしまいました(トホホ)。
2019年01月05日
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2019年元旦 本年もよろしくお願いいたします。今年は亥歳で私もイノシシ生まれですから年男(としおではなくとしおとこです)になります。 さて今回も日記代わりの俳句作り第四回目です。下記の前の二首は、年の瀬に谷山御所霊園に出掛け、私の両親の墓参りをしたときに詠んだものです。後ろ二首は年末年始の我が家での風景を詠んだものです。 両親が眠る墓前に桜島 墓石群そのまたむこう山眠る 玄関に橙付きの注連(しめ)飾る 初春や朱の梅蕾(うめつぼみ)てんてんと 次にみなさんご期待(?)の川柳四首です。w 美智子さんミッチーからのフアンです 安倍夫妻政治の私物化許さない トランプはなぜツイッター利用する 僕の歳干支(えと)が六回で七と二 最後から二番目の俳句ですが、私が思いますに、トランプさんは論理力、語彙力不足から短い言葉でしかインターネット上に扇動的な言葉を撒き散らすしかないのでしょう。
2019年01月01日
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今回も日記代わりの俳句詠みを続けます。 最初の俳句は、幼かった頃の長男がサンタさんの贈りものが鹿児島生協の紙包みに包まれていたことを指摘したので、「サンタさんの国にも生協があるんだよ」と納得(?)させたことを思い出しての一首です。 上から第ニ首目の俳句に詠まれた「石橋」は、1993年8月6日に鹿児島を襲った水害(八六水害)で破壊された新上橋(五石橋のうち、武之橋も破壊され、残りの三石橋も水害の原因になるとして後に取り壊されました)のことです。「今の妻」と書きましたが、一番目の妻、二番目の妻と数えての「今の妻」ではなく、結婚後いまもずっと続いている妻のことです、念のため。 サンタさん地元の店の紙包み 冬晴れの石橋出会った今の妻 年の瀬や包丁研ぎに街に出る 初デート寅さん映画で初笑い 寝台車春暁に駅降り立ちぬ カーデガン左ボタンねと言ったひと(彼女) 寝台車春暁に駅降り立ちぬ 最後から二つ目の俳句は、部活の相棒(女性)から私の着ていカーデガンが婦人用(母親のものでした)であることを指摘されて驚いたことを回想しての一句です。 最後の俳句は、私が夜行列車で赴任地の鹿児島西駅(今は鹿児島中央駅と改称)に早朝降り立ったことを詠んだものです。 さらに川柳二首 隣国で信教自由奪うクリスマス 原発でツケを残すな次世代に
2018年12月28日
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今日午前中にかごしま近代文学館で「俳句ことはじめ」の講習会二回目があり、俳句の吟行とそのとき作句されたもの全てに対しての講評がありました。 かごしま近代文学館は鶴丸城二ノ丸趾に建てられており、今回の吟行で参加者のみなさんの多くの方が城跡のお堀の枯れ蓮や西南戦争時に城の石垣に撃ち込まれた無数の弾痕等のことを詠まれると予想し、私はそれを避けて下記の二作を作句して講師の丸山先生に提出して講評を受けました。 冬木立国旗と市旗も背比べ 文学館前に冬枯れの大木があり、その右隣りの二本のポールの上に国旗と鹿児島市の旗が翻っていましたので、私なりに捻って「背比べ」と結びました。丸山先生は「この俳句が沖縄で詠まれたものなら違った意味を持ちますね」とコメントされました。 石蕗が庭の小道で儀仗式 この句は、家の玄関前庭にある黄色い石蕗の花の列が儀仗兵の隊列のように思えたので、その言葉から兵を式 に変えて結んだのですが、丸山先生からやはり「に儀仗兵」と訂正を受けました。 講習会の帰り道に下記の三首を作句しました。 冬霞屹立してる桜島 山茶花や落ち葉を焚ける人も無し 亡き母が郷愁覚えた冬の楠 最後の一首は、台湾生まれの母が晩年に鹿児島に来て冬でも青々と茂っている楠並木に郷愁を覚えて喜んでいたことを思い出しての俳句です。 c
2018年12月22日
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日記代わりの俳句作り その二 日記代わりに俳句作りを始めましたので、最近作句した三首をご紹介します。 冬の朝透析往路の陽眩し 私は腎不全のため週3回早朝から透析治療に通院しています。往路を走る車中に射し込む朝の太陽の光の眩しさを詠みました。 冬川に片脚立ちの白き鷺 甲突川を眺めていると一羽の白い鳥がぽつんと片脚立ちしている姿が目にとまりました。どうも鷺の一種の様です。それでこの一句。 石蕗の花咲き終わりて綿毛舞う 我が庭で咲き誇っていた石蕗(ツワブキ、つわ)の黄色い花も咲き終わり、花びらが散った後に出来た綿毛が風に乗って舞い散っている様子を詠みました。
2018年12月17日
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最近は俳句を作りに凝っていて、なにを見ても五七五と指折り数えてしまいます。初めは良い句を詠もうと構えていたのですが、最近は日記代わりに詠むようになりました。 そんななかで詠んだのが下記のようなものです。 南天や頬に触れたる手冷たし 早朝、庭に出て赤い実が成っている南天を見たとき、自然と手に触れた手の冷たさをそのまま詠みました。「冷たし」だけで冬の季語になるんですね。 城趾の堀の水面に枯れ蓮 街で映画を観に行くときに、通りかかった鹿児島の鶴丸城趾の堀の水面に見えた枯れた蓮を見ての一句です。「枯れ蓮(はちす)」で冬の季語になるそうです。 古希過ぎて苦吟あれこれ師走かな 「古希」は「古代稀なり」と昔は言われた七十歳のことで、後の句はそのまんまです。
2018年12月13日
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かごしま近代文学館講座の「俳句ことはじめ」で丸山眞先生から俳句の季語を知るために角川の歳時記などを紹介してもらいましたので、早速最寄りの書店で角川書店の『俳句歳時記』(冬を購入しました。 この歳時記の本を参考にあれこれ作句を開始した翌朝、玄関のドアを開けますと前庭から駐車場に通じる小道づたいに植えた黄色い石蕗(つわぶき)の花が目にパッと飛び込んで来ました。それで歳時記を参考にして作句したのが下記の俳句です。 石蕗(つわ)の花 庭の小道で 栄誉礼 「石蕗の花」を「つわのはな」と読んで冬の季語となります。この庭の小道に沿って植えられた黄色い石蕗(つわぶき)の花の列から儀杖兵の隊列がまず最初にイメージされたのですが、「儀仗」とは「儀礼のために用いられる武器・武具のこと」だそうで、武器とはいささか物騒です。それで俳句の終わりの五文字を「栄誉礼」と結んでみました。 忌憚の無いご批評をよろしくお願いします。
2018年12月01日
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今日(11月24日)、かごしま近代文学館・メルヘン館に赴いて2018年度かごしま近代文学館講座の第1回「俳句ことはじめ」を受講しました。 俳句は全くの初心者なのですが、夏井いつき先生が俳句の査定をするテレビ番組「プレバト!! 俳句」で俳句に興味を持つようになり、かごしま近代文学館で「俳句ことはじめ」の受講生を募集していることを知って応募したのです。 講師は丸山眞先生(俳句雑誌「火の島」代表、句集に「かごしま詩季」、「再生」)が担当され、今回の第1回目の講習会では、受講生用に配布されたレジュメに俳句で重要な意味を持つ季語と「一.その写生、思い、想像」、「二.季語以外の事象、人事」とを取り合わせて詠んだ秀句をそれぞれ複数句紹介され、とても分かりやすくてユーモア溢れる語り口で解説してくださいました。 それら紹介された秀句から特に私が印象に残った俳句を下に紹介したいと思います。 戦争が廊下の奥に立っていた 渡辺白泉 くがねの秋の風鈴なりにけり 飯田蛇笏 沙羅咲いて往路ばかりの月日かな 脇本星浪 初蝶の迷いを風が掬いけり 野間妙子 噴煙の俄に高く菊咲けり 米谷静二 野菊咲くわれのみ生みし母の墓 中原 塊
2018年11月24日
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