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2007年09月15日
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カテゴリ: フィクション
このような設定の小説は、

それだけに新鮮に読むことができました。

主人公の小森谷巴子とその友人の江口綾香は、まさにくさい飯を食った仲。
小森谷巴子は、ホストに貢ぐために昏睡強盗で、
江口綾香は、暴力夫を殺害して、それぞれ刑務所に入り、そこで知り合いました。
そして、出所後、二人は秘密をかかえ、暮らし始めたのが、谷中という設定です。
この谷中というのが、とてもにくい設定だと思います。
いわゆる、谷・根(根津)・千(千駄木)の一つで、戦災なかったため、

自分の友人で東京に転勤するあたり、
選んで住んだのが、谷中でした。
その友人を訪ねて谷中を何回か歩いたことがありますが、
とても良い街です。

そんな街の名かでいろいろな人に出会いながら、
時に涙を流し、時に昔のことを語り合いながら、
時に笑いながら、かすかな希望を持って生きている二人です。

健気で、切なく、そして可笑しくホッとするような小説です。
今後どのような展開になるのか。
ちょっと先が楽しみな展開で、是非ともシリーズ化してほしい小説です。

発行:新潮社

初版:2007/8/20

評価:B







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最終更新日  2007年09月15日 23時18分58秒
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