Pastime Paradise

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2008.11.16
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カテゴリ: 駄文
 もし、親がいよいよ危なくなった際、あなたは延命措置を望みますか?

 当初は来年1月がヤマだと言われていた父の容態が日に日に悪化し、いつ命が尽きてもおかしくない状況になってしまった。
 元々18日に担当医と話をする予定だったが、15日に出来れば今すぐ話がしたいとの電話があり、原チャリを飛ばして病院へ
 どうやら口内の癌からの出血が喉に溜まって窒息しかけたらしく、気管切開手術を行うかどうか、またその際同時に出血源(であり、癌細胞の栄養になってしまう)と考えられる動脈をくくってしまう手術を行うかどうか(右は既に行っており、左をどうするか)という話だった。
 窒息は苦しいので気管切開には同意したが、血管結紮は今更行ったところで焼け石に水なので断った。

 そして話は延命措置へ。肋骨が折れるほどの心臓マッサージやら、一度装着してしまうといくら家族が見るに忍びなくなって止めるよう医師に頼んでも外すことが出来ないという人工呼吸器やらの延命措置をするか、しないか―。
 姉も母も、そして私も延命措置は望まないので断った。病気が治るでも無し、苦しみが延びるだけのような気がする。しかし、これがもし息子だったら、絶対に延命措置を依頼するに違いない。1分1秒でも長く、生きていてほしいと願うだろう。そう考えると胸が痛む。果たしてこの選択でよかったのだろうか?

 叔父を訪ね、父の状況や延命措置をしないこと等を話し合った。
何度か見舞いに顔を出してくれている叔父は、ここ最近の病状の急変ぶりに医療ミスを疑っているようだった。

 絶対に医療ミスなどではないから、と叔父には何度も説明した。ひょっとしたら医師のせいにでもしないと、現実を受け入れられないのかな…とも思ったりして。

 あとは天に委ね、一日でも長く父とこの世で一緒に居られることを祈ろう。


 冒頭、“来年1月がヤマだ”と打ち込みながら、ふと「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の罰ゲーム“絶対笑ってはいけない”シリーズでの「今夜がやまだ~」を思い出してしまった
嗚呼、絶対に笑ってはいけない内容の日記なのに…。→ こちら
 父よ、こんな馬鹿娘をどうかもう一度叱って下さい(T T)





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Last updated  2008.11.24 13:54:09
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