話を白蛇のアルバムに戻すが、このアルバムからは4曲がシングルカットされ、その内おら一押しの“Is This Love”が全米2位(全英9位)を、そして“Here I Go Again”は見事全米1位(全英9位)を獲得 SAINTS & SINNERS」に収録されている曲のセルフ・カヴァーで、この曲でギターソロを弾いているオランダ人のブロンド美形ギタリスト、エイドリアン・ヴァンデンバーグ(Adrian Vandenberg)は、この後白蛇に正式加入した。が、腱鞘炎を起こしてしまい、89年リリースの「SLIP OF THE TONGUE」では彼の代わりにスティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)が参加。一応、エイドリアンはg.でクレジットされてはいるものの、“'Unfortunately due to injury, Adrian was unable to perform on this recorded work. Our thanks to Steve for fulfilling all guitar responsibilities'.”との悲しい記載が。ううぅ、エイドリア~ン!!…ってそりゃ「ROCKY」(古ッ!) そんな薄幸(?)美形ギタリストのエイドリアン、近年はアーティストとしても活躍中だそうな。
嗚呼、やっぱ名盤だわな。全く捨て曲なし! でも個人的には94年に発売された、「SLIDE IT IN」と「WHITESNAKE」と「SLIP OF THE TONGUE」というゲフィン移籍後3枚の代表曲に未発表曲3曲を加えた「WHITESNAKE'S GREATEST HITS」がおすすめにょろ(^^;