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翌6月9日は、イギリスは朝から大騒ぎです。と言っても、テロがあったわけではなく、前日の選挙の結果、与党の保守党が過半数割れとなったからです。メイ首相にとっては大打撃ですね。そのテレビ画面です。「選挙結果はHung Parliamentとなった」とテロップで流されていますが、Hung Parliamentとは「絶対多数の政党のない議会」のことです。HungはHangの過去分詞ですから、「宙ぶらりんに吊るされた」という意味になります。部屋の窓から外を見ると、朝から雨が降っています。でもよく見ると、たくさんの鳥が集まって来ています。この宿泊所をやっているご夫婦が鳥好きなんですね。だから給餌器を杭のところに設置していました。カラフルな小鳥たちが次から次へとやって来て大賑わいでした。(続く)
2017.07.31
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向こう岸に渡る船着き場に着いたのは午後五時過ぎでした。最初のボートには12人しか乗れませんから、行きで最終組だった私たち4人は二番目のボートで川を渡ることにしました。ボートを待っているときに撮影した写真です。この鳥の名前はオイスター・キャッチャー(牡蠣を取る鳥の意味で、日本語ではミヤコドリ)だと残留組の英国人のご夫婦に教えてもらいました。20分ぐらいしてボートが戻って来ました。先に行ったボートはもっと大きかったのですが、今度は乗客が四人なので、船長さんはより小さなモーターボートに乗り換えて迎えにきたんですね。ただし帰りは、風が強くなったうえに小さなボートだったこともあり、ずいぶん水を被ってしまい大変でした。午後5時半に向こう岸に到着。実はここから1時間強、車を走らせないと、この日の宿泊先に着きません。宿泊先には午後6時半に到着予定であると伝えてありますから、そうのんびりしてはいられない時間となっておりました。すぐに車に乗り込んで、出発します。快晴だったのがウソのように、夕方から雲が多くなって、ポツリポツリと雨が降り始めました。雲が低く垂れ込めた雨空の中を進みます。山を越え、川を越え、ひたすら車を走らせます。ほとんど一車線の道路で、ところどころに対向車とすれ違うことができるゾーンが設けてあります。そしてピッタリ午後6時半に、宿泊先に到着。周りにはお店などまったくない田舎の宿泊施設です。事前に頼んでおいた夕食は、イギリスの田舎料理のパイでした。(続く)
2017.07.30
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バスは狭いがたがた道をゆっくりと進みます。海岸から離れた後の風景はこんな感じです。途中、午前中のボートで来た人でバスに乗らずに歩いていた二人組を追い越したとき、そのうちの一人が脱水症状を起こしており助けを求めてきたたので、定員オーバーでしたが、バスに乗せて救出するというハプニングもありました。確かに12キロをちゃんとした装備もせずに歩き切るのは大変です。途中、民家も売店もありませんから。さて、バスに乗ること約1時間。午後3時ごろ、ようやくラス岬に到着しました。ラス岬の灯台。スコットランド(本土)の最北西端。海はどこまでも続いています。切り立った崖ですね。この岬へのルートは、これしかありません。人を寄せ付けないような、厳しい自然に囲まれているんですね。灯台のそばには唯一の売店があり、この岬に一時間滞在。午後4時ごろ、バスに乗り込んで、再びボート乗り場へと向かいました。(続く)
2017.07.29
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昨日紹介したアシカたちのヌーディストビーチの全景を、広角レンズで撮った写真も紹介しましょう。本当に素晴らしい風景でした。私たちはさらに先へと歩いていきます。小さな川が流れています。この小川は下の大きな川(ディオナード川)に流れ込んでいるんですね。ただし下の大きな川は既にディオナード川の河口部に当たるため、ダンネス水道とも呼ばれています。さて、既に歩きはじめてから40分経ちましたが、一向にバスは後ろから追いかけてきません。しかし、この小川を越えて五分ほど歩いたときに、後ろからバスの音が聞こえてきました。ようやく修理が終わったわけですね。バス運転手が私たちを次々とピックアップして行きます。ここまで3キロほど歩いた計算ですから、あと9キロはバスの旅です。途中、右手に「大聖堂」と呼ばれる奇岩を見ます。確かに大聖堂ですね。狭いがたがた道の中をバスが進むのですが、バスが急ブレーキで停車します。運転手の説明によると、道端にライチョウが休憩しており、危うく轢いてしまうところだった、と言います。窓の右側を見ると、いました。これが危機一髪で草むらに隠れたライチョウさんです。(続く)
2017.07.28
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最初のボートに12人、そのボートが往復して我々4人を迎えに来て、ようやく計16人が向こう岸に渡ります。16人全員が川の向こう岸に渡るのに実に約1時間かかりました。で、我々4人が向こう岸についたら、すぐに16人乗りのバスが出発するのかと思ったら、全然その気配がありません。どうやらバスが故障して修理にもうしばらく時間がかかるというのですね。ラス岬へはこの船着き場から12キロですから、歩くと3時間はかかります。バスがないととてもたどり着けません。そのバスがよりによって故障とは・・・。本当に大丈夫なのでしょうか。バスの運転手は、ここでバスが直るのを待ってもいいし、ラス岬へは一本道なので勝手に歩いていれば、後から道で拾ってあげると言います。船着き場でただ待っているのもつまらなかったので、16人中半数の8人くらいが先に歩いて、後でピックアップしてもらうことになりました。我々も歩き組です。この選択が非常によかったことが後からわかります。というのも歩いたおかげで、こんな素晴らしい風景を見たことがないと思うくらいの美しい景色が見られたからです。歩きはじめて15分ほどしたころでしょうか。視界が開けてきました。その時の風景がこちらです。ボートで渡って来た川が眼下に広がっています。川のところどころに露出している砂地の白い肌色と、ピートの色が混ざった深い青のコントラスト素晴らしいです。砂地に描かれた波紋のような模様も綺麗です。ちなみに上の写真で、中央やや右上の岩場が対岸の船着き場です。そして目を、川が合流する海の方に向けたときに飛び込んできた景色がこちら。本当に美しい光景でした。で、目を凝らしてよく見ると、何とヌーディストビーチでくつろいでいる様子が・・・・9頭のアシカが砂地で、(当然素っ裸で)日光浴をして寝そべっておりました。こちらの二人は、我々と一緒に後続組のボートに乗った相棒の二人組です。イギリス人のご夫婦。とても気さくな方たちで、愛犬二匹を連れてスコットランドをキャンピングカーで回っているのだと話していました。海の青さと砂地の白さが本当に美しく、二つが重なる場所では、まるでオーラのようなハレーションを起こしておりました。(続く)
2017.07.27
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ファア湾を後にして向かったのは、スコットランド北西端のラス岬へ行くための渡し船が出ているダーネスです。でもその日は本当に天気が良かったので、綺麗な海岸や風景を見かけるたびに車を止めて景色に見入ってしまいます。ここもその一つ。ダーネスの2・5キロほど東にあるシアナベイン・ビーチです。ここも非常に美しいビーチでした。こちらは道路わきで咲いていたゴース。非常にいい匂いがする花です。さあ、ちょっと寄り道をしてしまい到着が遅くなってしまいましたが、ラス岬に行くための小舟(ボート)が出ている桟橋に到着しました。しかしここでトラブル発生。そもそも時刻表もない、船長が気ままに運航するボートなのですが、午前11時50分に着いたところ、次の船は午後12時半ごろの見込みという張り紙しか張っていないんですね。売店もなければ、券売り場もありません。張り紙を見た人たちは一応列を作って並んでいます。売店があると思っていたらなかったので、一度町に戻って水を買うなどして戻って来ると、先ほどより列が長くなっています。しかもどうやら人数制限があるらしいこともわかって来ました。その時、列に並んでいたのは18人。ボートには12人しか乗れません。ということは最後尾にいた我々は乗れないことになります。それでも、「もしかしたら乗れるのかもしれない」と思って待っていると、対岸からようやくボートがやって来ました。こちら岸に着いたボートは向こう岸からの乗客を降ろします。そして列を作って待っていた我々の人数を数えた船長は、対岸に渡っても16人しかケープ岬行きのバスに乗れないと告げます。当然我々は16人にも入っていなかったわけですから諦めて帰ろうとしたとき、前の方で待っていた二人組がどうしたわけか辞退します。すると我々は16人以内に入ってギリギリセーフ。でも、ボートには12人しか乗れませんから、残された4人は最初のボートには乗れずに、再びボートが戻って来るのを待つことになりました。待つこと30分。時計は午後1時を回りました。残された4人もボートに乗り込んで、対岸へと向かいました。(続く)
2017.07.26
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ピート色の川が流れ込んでいるところにファア湾があります。ファア湾です。本当に綺麗な海岸です。記念に付けた私の足跡。もちろんすぐに消えてしまいますけどね。快晴の青空を見ると、巨大な鳥のような雲が出ていました。散歩道を引き返して次の目的地に向かいます。(続く)
2017.07.25
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6月8日は朝から快晴。ホテルの前からの風景です。この同じ場所は前日はこんな感じでした。動物たちも元気に動き回っています。鳥たちも忙しそうです。この日はスコットランドの北西端にあるケープ・ラス(ラス岬)を訪れる予定でしたが、あまりにも天気が良かったので、出発する前にホテル近くのファア湾に散歩に出掛けました。小川を越えて海に向かいます。この小川の色がすごいんですね。これが泥炭(ピート)が染み出した川の色です。かなり濃い赤茶系の色が土壌から染みだしています。この川の色を見ると、ウィスキーの国のスコットランドに来たなと思います。ミネラル分を多く含んだ硬水の川です。このピート色の川と青い海が合わさる場所では、本当に綺麗なグラデーションを見ることができます。それがこの日のテーマの一つでした。(続く)
2017.07.23
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ベティヒルのホテルは非常に見晴らしの良い高台にあります。早速、写真撮影。目の前に広がっているのはトリスデイル湾です。雲間から光の筋が何本も降りていますね。午後8時ごろの写真です。さらに1時間後に撮影すると、こんな感じになっておりました。翌6月8日は快晴です。(続く)
2017.07.19
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リング・オブ・ブロガーを見学した後、早めにフェリー発着港であるストロムネスに行くことにしました。 買い物や軽い昼食を取るなどして時間をつぶして、フェリーに乗船。オークニー諸島ともお別れです。フェリー内のラウンジ。ちょうどテレビではフレンチオープンの準々決勝マリー対錦織戦を生中継しているところでした。試合が終わって間もなく、サーソーの港に到着します。サーソーからは、西に車を走らせます。この二日間は生憎の雨模様でしたが、午後5時半ごろになってようやく晴れ間が見えてきました。サーソーから車で一時間。この日の宿泊地であるベティヒルに到着しました。(続く)
2017.07.18
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リング・オブ・ブロガーから、他の巨石群や遺跡群がどのように見えるかも、カメラで追っていきましょう。手前はハレイ湖で、対岸に見えるマウンドが羨道墳「ミーズハウ」です。手前に写り込んでいるのは、カモメですね。そしてこちらは、「ステネスの巨石群」。ステネスの巨石群はリング・オブ・ブロガーと納屋の石を結んだ直線上にあるわけですから、当然、上の写真に納屋の石が写っているはずです。そこで拡大して探すと、ありました。柵の向うの牛(黒い点)の右隣に立っているのが、立石「納屋の石」です。このように当時の人たちは、聖地と聖地、遺跡と遺跡を結ぶことにより、それを拠り所にして大地の地図を思い描いたり、太陽をはじめとする天体の運行と結びつけて、暦として使ったりしていたわけです。そしてより高度には、大地の気の流れを自分たちの想念を利用して、誘導したり、導入したりしていたのではないでしょうか。前日、ミーズハウの遺跡の見学ツアーの際、そのことを示唆したTシャツがツアーオフィスの売店で売られていたので、つい購入してしまいました。こちらがそのTシャツの絵柄。リング・オブ・ブロガーと他の遺跡との関係を幾何学的に描いたものです。5000年前には、このような測量師がいたのだという私の説を応援してくれているようで、うれしかったです。(続く)
2017.07.16
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「納屋の石」という立石と「ステムネスの巨石群」を直線で結んだ先にあるのが、巨大ストーンサークル「リング・オブ・ブロガー」です。こちらそのストーンサークル。生憎の雨の中でしたが、一応全貌を収めました。もっと近づいて撮影します。3年ほど前に来たとき柵はなかったのですが、土手の浸食・損壊がひどくなったので、柵を設けたようです。土手の上に巨石を配置し、その外側に溝を掘っていますね。このように柵で入れない部分もあるのですが、反対側は入れるようになっています。こちらの土手は浸食されていませんね。ただし、巨石自体は厚みがないものが多く、5000年の歳月を経て、一部がはがれおちているものも見受けられました。(続く)
2017.07.15
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チャーチル・バリアーズを見た後、本島に渡って向かったのは、「ステネスの巨石群」です。でも、その前に昨日見た羨道墳ミーズハウの付近で見つけた道標のような立石を撮影します。こちらがその立石。「納屋の石」と呼ばれています。こうした立石が建てられたのには、必ず理由があります。つまり計算されて、ちゃんと建造されているんですね。だから、ミーズハウと「納屋の石」を結んだ直線にも意味があるはずです。方位角から考えると、冬至の夕日か夏至の日の出と関係がありそうです。また「納屋の石」はこれから紹介する「ステネスの巨石群」と、巨大ストーンサークル「リング・オブ・ブロガー」を結んだ直線上にもあります。こちらが「ステネスの巨石」です。写真一番奥に見える巨石は、二つの立石からなっています。で、この門柱のような二つの立石にも意味があります。立石の間からミーズハウが見えるようになっているんですね。上の写真の二つの立石の隙間の奥に見えるマウンドがミーズハウです。これを見ても、ちゃんとすべての巨石の配置に意味があることがわかりますね。(続く)
2017.07.13
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この日は雨が激しく降り続いたため、探索は中止。オークニー本島最大の町であるカークウォールで、ショッピングをすることにしました。いくつかお土産を買った後、本島と土手道でつながっている南ロナルゼイ島に渡ります。ここが今日の宿泊地。前回もここのホテルに泊まりました。ホテルの部屋からの風景です。赤地に黄色い境界線の青いスカンジナヴィア十字の旗は、オークニー諸島の旗です。スカンジナヴィアに近いだけあって、旗も似ています。翌6月7日も雨です。波が道路に迫っていますね。海は大荒れです。本島と南ロナルゼイ島を結ぶ土手道。この写真右手の土手道は、第二次世界大戦中に軍港を守る目的で時のチャーチル首相の命令で建設されました。なので「チャーチル・バリアーズ」と呼ばれています。土手道の左手の浅瀬には、意図的に沈められた船の残骸が顔を出しています。1939年10月14日、オークニー本島の港に停泊中の英海軍の軍艦がドイツのUボートに撃沈されたのを機に、沈没船バリアーや土手道の建設が進められたんですね。その土手道を使って、再び本島へと渡ります。(続く)
2017.07.11
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オークニー本島の港ストロムネスに到着。今回は前回予約を取っていなかったため行けなかった、4800年前の羨道墳「ミーズハウ」の見学をします。ここは当日行っても、予約がないとまず見ることができません。私は三日前にインターネットで予約しました。予約したのは午後1時から約一時間のツアーです。フェリーが港に着いたのはまだ午前10時半ごろで、1時までには時間がたっぷりありました。でももしかしたら早い時間に空きがあるのではないかと思って、ミーズハウまで出向いたところ、この日の予約はもう一杯だとのことでした。やはり予約しておいてよかったです。二時間ほど時間が余ったので、再び港町のストロムネスに戻ります。この町で一時間半ほどショッピング。骨董品屋さんが意外と面白かったです。時間が来たところで、ミーズハウの見学ツアーに参加します。生憎の雨となりましたが、レンズが雨に濡れないようにして何とか写真撮影します。これがミーズハウですね。約7メートルの羨道を通って、中央の石室に至ります。冬至の前後数日間、夕日が羨道を通って石室を照らすことがわかっています。中は撮影禁止でしたが、ガイドさんの説明はとてもわかりやすかったです。石室内で40分ほど見学した後、外に出ます。中央の奥に「ステネスの巨石」が並んでいるのが見えます。これらの遺跡は相互に正確に測量されて配置されています。それはまた次の機会にお話ししましょう。(続く)
2017.07.10
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エルギンのウィスキー蒸留所を後にして向かったのは、北の港町サーソーです。そう、ここからオークニー諸島へとフェリーで渡るんですね。サーソーの町は三回目ですが、大きなショッピングセンターもできて、最初に来た1980年と比べるとずいぶんと変貌を遂げました。この日はこの港町に泊まって、翌6月6日朝、フェリーでオークニー諸島へと向かいます。出航の一時間以上前に到着したのですが、既に4台の車が先着しておりました。この日はあいにくの雨模様でした。フェリーに乗船後に甲板から船着き場を撮影します。次の写真はフェリーのレセプションデスク。こちらで観光案内地図などを入手することができます。次はフェリーのバーとラウンジです。このほかにレストランもあります。朝ごはんはフェリーのレストランで食べました。一時間ほどすると、オークニー諸島・ホイ島の名勝となっている奇石「ホイの老人」が目の前に見えてきます。あと30分もすれば、オークニー本島に到着です。(続く)
2017.07.09
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翌6月5日は、エルギンの郊外にあるウィスキーの蒸留所に見学に行きます。ちょうどホテルの受付担当のお嬢さんがその蒸留所に務めているとのことで、予約を取って出掛けました。蒸留所の敷地の中には森があって、散策コースがあります。巨大なキノコ・・・でもよく見たら、木彫りの木の子でした。蒸留所の一般見学の時間には早かったのですが、先述したお嬢さんの案内で特別に見学させてくれました。麦芽に水を加えてかき回してドロドロの状態にするためのタンクです。さらに酵母を加えて、発光させます。そのタンクがこちら。最後は何度か蒸留して、ウィスキーを作ります。このタンクが蒸留器ですね。独特の形をしています。最後は最低三年間、樫の樽の中に寝かせて熟成させます。木の風味はこの樽からもたらされるのだと、説明しておりました。私は運転手なので飲めませんでしたが、見学会の後はお楽しみの試飲会もありました。ほろ酔い加減のお客さんがたくさん作り出されていく蒸留所でもありました。(続く)
2017.07.08
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翌4日の朝は快晴です。エディンバラ郊外のホテルの部屋から外を撮影します。この日はこのまま快晴なのかというとそうではなく、途中から土砂降りの雨に遭遇します。でもこの日は、ショッピング・デー。いつも立ち寄る「ハウス・オブ・ブルア―」でカシミアやウールの買い物をします。このショッピングセンターは食料品も充実していて、地元産のイチゴやスコッチエッグ、ナッツ入りのケーキなどを購入。この後、さらにスコットランドを北上して、エルギンに向かいます。エルギンは毛織物とウィスキーの製造で有名な商業地です。エルギンの毛織物センターでショッピング。この日はエルギンに泊まりました。ホテルの駐車場にはバラが咲いておりました。(続く)
2017.07.07
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6月3日。スコットランドに入り、そのままこの日の宿泊地である首都エディンバラに向かいます。宿泊地はちょっとエディンバラ郊外にあるホテル。街の中心までは3キロほどありますので、バスの一日券を購入して、バスでエディンバラの中心街に出かけます。中心街のプリンセス・ストリート。奥の丘の上にあるのがエディンバラ城です。多くの人でにぎわっていますね。ここでもカモメが幅を利かせておりました。(続く)
2017.07.06
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定宿にしている農場の続きです。なぜこの農場が好きかと言うと、上の写真でわかるように自然の中にあって、まさに自然と一体となっている宿泊施設だからです。そしてもう一つの理由が、女主人のインテリアのセンスの良さが挙げられます。応接室。ティールーム。そして食堂。見事な室内装飾です。さらに魅力を挙げるならば、夕日の雄大さですね。この時期はスコットランドの方角に陽が沈んで行きます。さて、この農場で英気を養って、翌3日はいよいよスコットランドに入ります。(続く)
2017.07.05
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湖水地方の北の玄関口とも言われるケズィックにも足を運びました。かなり俗化して観光地化しておりますが、面白いお店がたくさん並んでおりました。ここで簡単にお昼を食べて、この日の宿泊先であるスコットランドとの国境に近い、定宿の農場へと向かいました。農場に到着。もうかれこれ五回ほどここに泊まっています。しばらく農場の中を撮影して回ります。上の写真にはキジが写っています。ゲートの前にいるのがキジですね。馬とキジのツーショットです。最後は羊たち。いつもの長閑な農場の風景です。(続く)
2017.07.04
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リヴァプールの次に向かったのは、湖水地方ケズィックの近くにあるカッスルリッグ・ストーンサークルです。大きなサークルに内設する形で、東側に小さな「サンクチュアリー(聖域)」と呼ばれるサークルがあるのが特徴です。上の写真で左下にストーンの配置が描かれています。下が北で、入り口も北にあります。その入り口から入って左手(東)に、「サンクチュアリー」があります。全体はこんな感じです。別角度から撮影。左奥にあるのが「サンクチュアリー」です。ここに来るのは二度目です。いつも子供連れの家族で賑わっている、人気のあるストーンサークルです。(続く)
2017.07.03
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ウェールズで巨石遺構を探査した後は、この日(6月1日)の宿泊先であるリヴァプールへ。ドックを改装したホテルに宿泊します。室内はこんな感じです。この日はホテルでのんびりして、翌2日にリバプール市内を散策します。とにかく建物が非常に大きいので驚かされます。そしてリヴァプールと言えば、この人たちですね。ビートルズの像が広場に何気に立っておりました。(続く)
2017.07.02
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「ヒアの石」から西に8キロ離れた場所に、ケリッグ・デュオン(Cerrig Duon)ストーンサークルがあります。地図を頼りに、A4067の分岐点から2・5マイル北に進んだ辺りに目星を付けます。トウ川を渡れと書いてあったので、2・5マイル進んだと思われる辺りに車を止めて、トウ川の反対側にそれらしき巨石遺構がないか目を凝らします。石の塊があったので、てっきりそれだと思って、川を渡って石の塊までやって来たのですが、どうも違ったようです。そこで高台に登って、トウ川のそばにそれらしき巨石遺構がないかどうか、見渡します。すると、ありました。0・5マイルほど先の丘の上に立石が見えます。どうやら、2・5マイルだと思って止めた場所は実際は3マイル北の地点で、行き過ぎてしまったようです。一度車に戻って、0・5マイル来た道を戻り、駐車し直します。再びトウ川を渡ります。これがトウ川ですね。小川なのでそれほど難なく渡ることができます。奥には駐車した車が見えています。小川を渡って、斜面を登って行くと、ようやく目指すストーンサークルに辿り着きました。辺りは全くの草原です。そしてこの立石のそばにストーンサークルがあります。この立石は、ストーンサークルのゲートの役割をしているようでした。(続く)
2017.07.01
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