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昨日の東京の「開花宣言」に合わせて「Garden By the Bay」の2つの屋内植物園のうち「Flower Dome(フラワー・ドーム)」で開催中の「SAKURA展(3月4日~4月3日)」に行って来ました。 日本の桜を直に見るのは何年振りなのか思い出せないほどです。残念ながら桜の種類についての説明板がなく、拡大した写真ではその可憐な花が堪能できますが、桜の木としては小ぶりなためやっぱり日本の大きな木にたわわに咲いた桜が見たいというのが本音です。 「鳥居」は何ヵ所かに設けられ詳細な説明や「伏見稲荷の鳥居」の写真の展示もありました。「あれっ?」と思いましたが、5月の風物詩「鯉のぼり」も日本文化紹介として桜の木の横に・・。 日曜日のためか日本の桜人気のためか、思った以上に人が多く「桜」を連呼する声や会場に入ってすぐの桜を見て「Beautiful!」とため息のように発する声にはとても嬉しくなりました。 小さいコーナーですが、畳の上に「生け花」も展示されていました。左はローカルの作で蘭など地元の花を使った物で「草月流」、右は日本人の作で「池坊」と説明がありました。何だか「抹茶」が飲みたくなります。 園内では日本語の会話も結構耳にし、コロナ禍帰省できずせめて桜を見て日本を・・という気持ちにしみじみします。 年内にMRT(地下鉄)延長工事で「Garden By the Bay」駅が開通し、屋内植物園とは直結になる予定ですが、現在は「Bayfront」から徒歩15分くらいで到着となります。 駅からは掲示板に沿って「Super Tree Groves」や涼し気な噴水を見ながら歩きますが、日中だと陽射しを遮る物が少ないため15分くらいでも結構きつい暑さです。写真右の右端にやっと白い屋内植物園の屋根が見えてホッと一息という感じです。 そう言えば、髙島屋の「吉兆庵」で折角「桜餅」を買って持参したのですが、園内が飲食禁止なのをすっかり忘れていて結局「桜餅」は自宅で桜の写真を見ながら食べることに・・・。 屋内植物園は夜9時までの営業なので、もう一度ライトアップされた「夜桜観賞」も良いかなぁと思っています。そして来年は日本で直に桜が見られたらと・・・。
2022.03.21
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シンガポールで唯一「世界遺産」に登録されている「Botanic Garden(植物園)」内にある「Orchid Garden(蘭園)」には6万本ほどの蘭が植えられています。 シンガポールの「国花」にもなっている「蘭」ですが、調てみるとそれは日本でも有名な「胡蝶蘭」ではなく、多分名前はあまり知られていない「Vanda Miss Joaquim(バンダ・ミス・ジョキアム)」という柔らかい紫色をした混合種の蘭です。 世界の中でも混合種を国花にしているのはシンガポールだけだそうです。 新種の蘭を偶然自宅の庭で発見したバンダ・ミス・ジョキアムさんが1981年に行われた花の展示会にその蘭を出品し、出品された全40種(30種は蘭)のうちから国花に選ばれたという経緯があるようです。「混合種」であるということがシンガポールの持つ多民族性を象徴するという意味もあったようです。 今まで「オーキッド」という言葉は「蘭」の意味だと勝手に思っていたのですが「柔らかい紫色」と色を表す言葉であることも分かりました。 「Botanic Garden MRT(地下鉄)」駅を出てすぐ植物園の入り口があり、ゆっくり園内をマイナスイオンを浴びながら30分くらい歩くと「蘭園の入り口」です。これも蘭の一種?赤い色に元気をもらいます。 一昨年行った時は蘭の名前のプレートが見つけられなかったので、今度は蘭についてもう少し調べてから行くつもりです。 因みに「胡蝶蘭」を国花としているのはインドネシアでした。ただインドネシアを象徴する花は3つあり、国花としては「茉莉花(ジャスミン)」、魅力の花として「胡蝶蘭」、希少な花として「ラフレシア」ということでした。
2022.02.16
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2015年に世界遺産に登録された「Botanical Garden(植物園)」はシンガポールでは唯一の世界遺産です。東京ドームおよそ13個分と言われる広大な敷地で熱帯地方の植物や自然を満喫でき、またシンガポールの国花となっている蘭を展示する「Orchid Garden(蘭園)」も園内にあります。蘭の原種は1000種類以上、交配種で2000種以上、蘭園には6万本ほどの蘭が植えられています。 植物園のボランティアガイドをしている日本人の知人の方から、植物園に第二次世界大戦中に広島城公園で被爆した「クスノキの2世」があることを教えてもらい一昨年初めてそのクスノキ2世を見に行きました。 「蘭園」の入り口のすぐ左側にあり、一昨年見た時と同じように小ぶりのクスノキですが雨模様のせいか少し生き生きとしているように見えました。 英語名は「Camphor Tree」で説明のボードには以下のように書かれています。『1945年8月6日の原爆の投下の中、生き残ったクスノキの2世です。母木は爆心地から北東にある広島城公園にあり何種類か原爆の中生き残った植物の一つです。「広島緑の遺産」からシンガポール国立大学の学生と植物園のスタッフがクスノキの種を受け取りここで養育されました。「広島緑の遺産」は世界中に平和のメッセージを広める目的で原子爆弾の投下の中生き残った木の種を広げる運動をしています』 前回気が付かなかった右側にある少し大きめのクスノキのプレートには「1983年首相中曽根康弘寄贈」と書かれていました。 このクスノキは邦人在星でも知らない人が多いと思うのですが、ローカルの人達にも是非伝えたい「宝物」です。 クスノキの近くに綺麗に蘭の花も咲いていて何故かホッとします。 シンガポール植物園の歴史は1822年にさかのぼり、元々はイギリス統治時代に果物、野菜、香辛料などを栽培する実験植物園として設立されたようです。そして実験の中にゴムの木の栽培というのも大きなミッションになっていて、ブラジルのゴムの木の種をイギリス商社を通して買い、最初は22個のゴムの木の種を植物園の敷地に植えたところ見事に成長し、その後イギリスダンロップ社への天然ゴムの提供もあり莫大な資産を作ったそうです。ボランティアガイドの知人によると「植物園はお金」のことを考えながら見るのも楽しいということでした。 1年以上振りで植物園に行って、実は一番驚いたのは蘭園までもう少しの距離の所に新しくオープンしていた「カフェ Prive」で街中で最近特に見かけるようになりましたが、まさか植物園内にあるとは驚きでした。結構広めでオープン席の前方には小さい滝の流れもあり、水音を聞きながら植物を眺めたりと癒し効果抜群です。ちょうど雨が強くなってここで「カフェラテ」で一息つきました。 海外からの観光客が早く戻って、ここで癒しの時間を過ごして欲しいものです。
2022.02.14
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以前「リバー・ワンダーズ」に来た時には無かったのか気が付かなかったのかジャイアントパンダの日常等の説明が展示されていて興味深く見ました。 赤ちゃんパンダ「Le Le」の父親「カイカイ」の一日の食事です。パンダの名前の由来がネパール語の「竹を食べるもの」でも流石に竹の量が多いです。①竹35㎏ ②食物繊維入りビスケット1.5㎏ ③人参400g ④リンゴ200g 母親の「ジャージャー」の方は人参とリンゴが同じ量で竹が30㎏、ビスケットは1.3㎏と雄よりも少な目です。 手に持っている竹で何キロぐらいなのだろう? 2007年生まれのカイカイ(15歳)の性格は従順でしっかり者、好物はリンゴ、好きな事は食事の後の昼寝です。2008年生まれのジャージャーの性格はちょっとおどけた遊び好きで愛情深く、好物は人参、好きな事は木登りのようです。雌の方が活動的?果たして雄の赤ちゃんパンダ「Le Le」の性格は? パンダの寿命は飼育下であれば30年以上は可能なようですが、平均は26歳ぐらいだそうです。因みにパンダ年齢に3をかけると人間の年齢でジャージャーは39歳で無事出産となりました。Le Leは2歳になったら(6歳)中国に返還されるので、それまでに親子3頭で竹を食べる姿が見られるかなぁと・・。 手前のレッサーパンダは背中の部分だけ・・ 顔が何とも可愛らしい「レッサーパンダ」は英語名が「Red Panda」になっています。同じく竹を食べることからパンダの名前がついているようで、掲示板の右側には日本語の説明もしっかりありました。 『レッサーパンダの学名は炎のような美しい赤色の特徴から「炎色のネコ」を意味します。ジャイアントパンダよりリもアライグマやイタチの近縁になります』 リバー・ワンダーズにも2頭いましたが、どちらも残念ながら昼寝中でした。
2022.02.06
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12月9日/16日号のフリーペーパー「SingaLife」にやっと赤ちゃんパンダの情報が載りました。今年8月に生まれた雄のパンダは11月21日に生後100日を迎えました。 赤ちゃんパンダの名前は日本と同じ公募による募集で、来月発表ということです(日本と同じで命名までに4ヵ月かかるようです)シンガポールの観光スポットにもなっている「ナイト・サファリ」「シンガポール動物園」に隣接する敷地内にある「リバー・ワンダーズ(旧リバー・サファリ)」で生まれ、そこの一般公開エリア(ガラス板はなくかなりの至近距離で見られます)に移す時期を見極め、来年初めに一般公開とあります。来年の春節が2月1日なのでその辺りかなと思っています。雄の「シャオシャオ」生後3ヵ月 9月27日撮影 (東京動物園協会提供) 何だかそわそわして上野動物園の双子の赤ちゃんパンダの写真をネットで見てみました。雄の「暁暁(シャオシャオ)」と雌の「蕾蕾(レイレイ)」は6月生まれなのでシンガポールの赤ちゃんパンダより2ヵ月お兄さん、お姉さんです。生後2ヵ月ぐらいで大人のパンダのような姿になっていました。こんな愛らしい姿も間近で見られたら・・。 東京都の小池知事が一般公開は来年の1月12日と発表し、ネットで応募を受け付け当選者を1日1000人に限定しているようです。 前にブログに書きましたが、シンガポールのパンダ人気は日本とは随分温度差があるので、普通に当日リバー・ワンダーズのチケットを買って待つことなく見られると思っています。今まで2回行った時も全く混み合うこともなくパンダの愛らしい姿を独り占めという感じでした。 ネットでは双子でじゃれ合う写真もあって羨ましい限りです。シンガポールの雄の赤ちゃんパンダには兄弟がいなくても何とか1人(1頭)でも寂しくないように元気に育って欲しいと思います。
2021.12.22
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今年コロナ禍の2月旧正月の休暇中にちょっとでも旅行気分を味わいたくて、久々にセントーサ島へ行きました。旅行と言ってもHarbour Front MRT(地下鉄)直結のショッピングモール内からモノレールが出ていて、自宅から30~40分で着いてしまいます。 ただセントーサ島は島全体がカジノやユニバーサルスタジオ等があるテーマパークのようなので、島内に一歩足を踏み入れるとやはり街中とは雰囲気が随分違います。 2012年にリニューアルオープンした「SEA Aquarium(シンガポール水族館)」も観光スポットの1つで、その前を通りかかった時大きな「のぼり」の動物に目が釘付けになりました。 水族館前の「のぼり」 ネットからの画像 説明には「Hammer Shark(シュモクザメ)」と書かれていて両目が横に棒状に伸びています。その日は生憎の休館日だったので、翌週ネットでチケットを購入してこのサメ目当てに行きました。 一応下調べのために検索すると、「頭部の両端に伸びた金槌状の端に目があるため360度の視界があり、北米、北欧を除く国の沿岸部に生息している」とあります。生息地からするとそれほど珍しいサメではないのかもしれませんが、私には初めてです。 実際の大型水槽の中では他の普通のサメや小魚達と泳いでいて、シュモクザメの数が少ないのと動きが速いためシャッターチャンスはありませんでした。 それとこの水族館の一押しポイントは世界最大級のアクリルパネルの水槽があることです。高さ8.6m、横幅が36mあり、ギネスに登録されているそうです。 旧正月中のためか特別な飾り付けがあり、館内の照明も落とされていてまるで深海にいるような感じでした。水槽の前にはテーブル席が用意されていて魚達を見ながら食事も出来るようです。右はネットからの画像で、それでもこの巨大水槽の迫力が伝わりません。 3時間ほどいましたが、あっという間で魚達のショーも見るとなると一日がかりになりそうなので時間に余裕がある時もう一度行ってみたいと思っています。
2021.11.05
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昨日、香港の「オーシャンパーク」でパンダに餌付け出来るようになったのを知って、シンガポールの「Bird Park(バード・パーク)」での「ペンギンの餌付け体験」のことを思い出しました。 シンガポールは動物の見せ方が上手で4つある動物園のうち「ナイト・サファリ」、「シンガポール動物園」ともう一つのパンダを見ることが出来る「リバーサファリ」はマレーシアとの国境近くの北西の「Woodland{ウッドランド)」にあり、もう一つのバード・パークだけ工場が比較的多い西の「Jurong(ジュロン)」にあります。 今年コロナ禍の2月の旧正月休暇中に、どうしてもペンギンの餌付けがしたいと思いバード・パークへ行って来ました。園内は「バード・ショー」も含めて全て通常通りの営業でしたが、チケットを売る窓口は閉鎖していてチケットはネット予約のみのため、QRコードや体温をチェックする現地のスタッフに助けてもらって、無事チケットを購入し屋外のペンギン館へと進みました。 入園料とは別に「餌づけ」の参加料は5ドル(400円くらい)で、これもネットでチケット購入です。順番を待って中に入ると4匹の小魚が入ったトレーを渡され(10㎝ほどの大きさ)しっぽの方を持ってペンギンの口元まで持っていくようにと説明がありました。 全く初めての経験で(餌づけをさせてくれる所が日本でも海外でもあるかどうか分からないのですが)ちょっと恐る恐るという感じで一匹目をペンギンの方へ持っていくと、4、5羽くらいが結構凄い形相で口を開けて待っているのです。そして一番強そうなペンギンに取られています。4匹目まで何とか自分なりに公平にあげたつもりで終了です。動物だから当たり前ですが「弱肉強食」というかペンギンの違う一面を見た感があります。 この後、屋内にある「ペンギン館」に移動すると、こちらはスタッフが小魚を入れたバケツを持って餌づけ中でした。特に餌を取り合うような様子もなく、普段映像で見るような穏やかな様子のペンギン達が可愛らしい姿で歩いていたり、カップルらしきペンギンが向かい合ってコミュニケーションを取っているような姿に癒されました。 のんびり時間をかけてペンギン観賞をして帰るつもりが、その日は良い天気の日で園内を森林浴を兼ねて散歩することにしました(トラムもあります) 広大な敷地には400種、5000羽を超える鳥が生息しているそうで、鳥の鳴き声を聞きながら中に進みました。途中で「Kings of the Skies (猛禽類のショー)が始まっているけれど、見て行きませんか?」とスタッフに声をかけられました。以前にも一度見ましたが、大きな鷲や鷹が飛翔する姿は迫力があり、座席の近くの木のところに来た時にはまるで自分が「アメリカ西部」にいるかのようです。残念ながら鷲や鷹のアップは撮れませんでした。入場者が1/3ほどに限定されていました。 それと「High Flyers Show(オウムやペリカンのショー」が私としてはペンギン以外のもう一つの「一押し」で、3年ほど前に鳥好きの友人がシンガポールに遊びに来てくれた時に一緒に見ましたが、ショーのレベルが高いこと(オウムが英語と中国語を使い分けたりします)に友人も「こんな素晴らしいバード・パークは見たことがない」と絶賛してくれました。どちらのショーも午前、午後と2回ずつあります。 他の3つの動物園に比べると知名度が低い感がありますが、実はかなり自慢できる動物園だと思っています。
2021.10.23
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和歌山県の「アドベンチャー・ワールド」の雌の赤ちゃんパンダ「楓浜」が昨日初めて屋外で公開されたというニュースをNHKで見ました。 実はシンガポールでも今年8月にジャイアントパンダの赤ちゃんが初めて生まれ、先月10日に男の子と判明しました。名前はまだ付けられていないようです。 この赤ちゃんパンダの父親は「凱凱(カイカイ)」、母親は「嘉嘉(ジャジャ)」で2010年にシンガポールと中国の国交20年を記念して中国から貸与され、それぞれ2歳と3歳で来星しました。世界に1600頭しかいない野性のジャイアントパンダのうちの2頭です。 赤ちゃんパンダを含めた3頭はアマゾン川に代表される川に住む動物たちをテーマにした「リバー・サファリ」という動物園で暮らしています。まだ赤ちゃんパンダが生まれる前に3回ほど行きましたが、最初にそこでパンダを見た時には「何故ここに?」と驚きました。もっと驚いたのは勿論檻もガラス板もなく、普通に笹を食べているパンダが至近距離にいて、見ている人が非常に少なかったことです。 日本のパンダ人気に比べるとシンガポールでのバンダ人気は「特には・・」という印象ですが、中国の所謂「パンダ外交」ということに関係があるのか、意外にシンガポール人の動物愛は少ないのかこれはちょっと謎です。 私自身は日本にいた時は勿論パンダを一目見たくて上野動物園に行き、そこで寝ている後ろ姿しか見られなかったという苦い思い出もあります。シンガポールに来てから香港に旅行した際に「オーシャンパーク」で動いているパンダをガラス板越しですが初めて見ました。もう14年ぐらい前のことです。「ガラス越しのパンダ」 当時の写真が一枚だけ残っていました。 気になって「オーシャンパーク」を検索すると、既にリニューアルオープンして、何と「バンダに餌やりが出来る」という見出しも付いていました。ガラス板越しに笹を食べる愛らしい姿を見ることが出来るようです。日本人観光客が多いのかなぁと想像します。 シンガポールの赤ちゃんパンダのお披露目がいつなのかニュースにもなっていませんが、私はやっぱり可愛い姿を一目見に行きたいと思っています。
2021.10.22
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今年の5月に書いた日記ですが、少し修正してアップします。 シンガポールのランドマークになっているホテル「ベイ・サンズ」と同じ敷地内にある屋内植物園「Gardens By the Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)」でアメリカ人ガラス彫刻家「Dale Chihuly(デイル・チフーリ)展」が開催中と友人からメールがあり、早速見に行って来ました。 アートに造形が深い彼女は「シンガポールは有名な芸術家の展示とかしれっとやっていて凄い!日本の地方都市に住んでいたらこんなチャンスはあまりない」とちょっと興奮気味でした。 ガラスを素材にした「ガラス・アート」の知識は私はほとんどなく、検索してみると「デイル・チフーリ(1941-)の代表的な作品としてアメリカの美術館を飾るシャンデリアやラスベガスのホテル「ベラージオ」の天井部分を彩る作品が紹介されていました。「富山市ガラス美術館」には「チフーリの工房」があるので日本でも知名度が高いのかもしれません。 「ギフトショップ」に展示されたいた「デイル・チフーリ」の作品 「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」の敷地内には2つの「屋内植物園」があり、1つは世界最大のガラス張りの植物園(温室)の「フラワー・ドーム」で、もう1つは7階の高さがある「クラウド・フォレスト」です。ここには高さ30mの屋内滝があり、その滝から出る水しぶきで常時園内は霧がかかったようになっていて幻想的な雰囲気です。 フラワー・ドーム、クラウド・フォレスト共に「デイル・チフーリ作品」が展示されているということで両方の入場チケットを購入し(両方で2千円くらい)、まずは「フラワー・ドーム」に入りました。 入り口を入るとすぐに赤色を主体にしたガラス彫刻が目に飛び込んで来ました。緑の植物の中で一際存在感を見せています。 前面の花々の後ろに薄い紫色のガラスの樹とポール状の物が何本も置かれていました、こちらは自然の花としっかり融合している感があります。 次に「クラウド・フォーリスト」に入ると、こちらは上から吊り下げた形の作品となっていました。 何だか「雲丹」のようです。 見ようによっては「葡萄の房」にも見えます。 園内に入るのは9年振りで、オープンした時に日本から来客があった時に案内出来るようにと下見に来て以来です。植物の展示としては屋内だけあって「創作植物園」という感じで、特に花々の美しさは断然日本の方が素晴らしいと思いますが、園内の程よい冷房の効き具合もありとても居心地がいい空間でカフェも併設されています。 「クラウド・フォリスト」を出て「Bay Front MRT(地下鉄)」へ向かっている途中で(徒歩15分ほど)人口の池がありそこにも「デイル・チフーリ」の作品(らしき物)がさりげなく池の中に展示されていました。「作品解説板」を探したのですが、見つからないので多分彼の作品だろうと・・結局ガラスアートの素晴らしさを理解するには至らなかったかなと思うのですが、シンガポールならではの展示方法に感心した次第です。 年内に地下鉄が延長されガーテンズ・バイ・ザ・ベイに直結の駅がオープン予定なので、オープンしたら次回は園内のカフェで読書と考えています。
2021.10.04
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