広島カープ考察

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2024.01.19
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『ロベルト・コルニエル』

 久々に正念場となる選手を見ていきたいと思います。
今回はコルニエル投手、2020年はリリーフとして165キロを計測するなど話題となるも後半戦は調子を落とし、それ以降はパッとしない状態が続きました。
昨季は先発に転向して8試合に先発登板するも好調が長続きせず、結局1勝のみの防御率5.10に終わりました。
外国人選手が総入れ替えの中で6年契約の最中という事もあって唯一残留しましたが、フランスアやメヒアなど複数年契約の最中でも打ち切りで退団したケースもあり、正念場となりそうです。

 まず奪三振率ですが、42.1回を投げて23奪三振で奪三振率は4.89と、これまで投球回数を上回る奪三振数を記録していたのとは裏腹にかなり低い数字となりました。
続いて制球ですが、こちらは20四死球で与四死球率が4.25となっており、2021年の4.54よりは良いものの、2022年の2.93からは悪化してしまっています。
batted ballは68GB:56FB:9LD:8IFFB:2HRとなっており、GB/FBは1.03とほぼ同数となっており、GB%は47.6%とそこまでGB%が高めという程の数字でもありません。
続いて球威ですが、被IsoPは.121とやや高めの数字となっており、被安打数も46安打と投球回数を上回っています。


しかしながらそのツーシームが通用しておらず、被打率は.300で昨季の被弾は全てツーシームとなっています。
また、直球の空振り率は以前までは二桁を越えていたのですが、昨季は僅か6.7%と大幅に下落するなどデータで見ると、ツーシームを投げだして寧ろ酷くなってしまったようです。
スライダーの空振り率も格段と悪くなっており、奪三振率が急落してしまったのも無理はないでしょうか。

 最後に投球フォームですが、今回は少し多めとなります。
まずこちらが2軍にて投球練習をしている際の​ 動画 ​、そしてこちらが巨人戦にて先発登板した​ 動画 ​となります。
昨年の春季キャンプの時にも書かせていただいたのですが、黒原のように前膝の突っ張るタイミングが早すぎる事、そもそも左膝が突っ張り切らない事があるなど投球フォーム自体がしっかりと固めきれていないように思います。
逆に先発初登板となった横浜戦(​ 動画 ​)では比較的前膝が理想のタイミングで突っ張る事ができているように思います。
そしてもう一つ以前から思っている事ですが、165キロを計測して圧巻の投球(​ 動画
2021年も後半戦から腕の位置がどんどん高くなっていき、それと同時に制球も悪くなり、失点も重ねるようになってしまった記憶があります。

 個人的にはテイクバックの軌道などを見ると以前の形の方が良かったのではないかな?と感じるところで、この辺りも以前の腕の位置に戻した方が良いのではないでしょうか?
特にツーシームを習得したのならば現在よりも以前の腕の位置から投げた方がよりツーシームも曲がるようになるはず、スプリットに悪影響が出るのでは?という考えもあるかもしれませんが、元々スプリットは2021年でも投げていて空振り率や被打率も優秀だったので問題ないのではないでしょうか。
復活のカギとなるのは腕の位置を良かった頃に戻せるかどうかではないかなと感じ、逆に言えばそれさえできればある程度の成績は残せるのではないでしょうか。
できれば前膝もバラバラにならずにしっかりと固める事ができればこの投手は一気に主力へと駆け上がるポテンシャルは持っていると思います。










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最終更新日  2024.01.20 00:31:19
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