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2026.07.14
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カテゴリ: 海外リーグ野球


『本拠地球場建設&12球団体制へ』

 今回は中国の野球について見ていきたいと思います。
過去記事 ​にて新球団が判明してドラフト会議も実施されたことが判明し、試合日程も発表された事を書かせていただきましたが、今回新たな情報が入りましたのでご紹介したいと思います。

 まずこちらの​ 記事 ​によりますと、長沙に続いて 福州も野球場の選定と設計計画も開始 していることが判明しました。
随分前に取り上げた記事にはゴルフ場を改修して建設を行うと書いており、どうやら予定通り実行に移されるようですね。
記事 ​では 厦門の球団もプロ野球球場建設に動き出しており、できれば来年のCPB大会形式の開催にも申請したい意向 を示しており、2028年には本拠地として使用する見込みとなっているようですね。

 続いてこちらの​ 記事 ​によれば夏至リーグで深圳の他に新たに試合が開催される上海には新球場ができているそうで、先程の記事には屋台やエンターテイメントマシン?、ファンイベント、公式ショップなどが設置され、観客席は応援席やテーブルエリア、東アジアやアメリカ大陸の野球が盛んな国以外では珍しく芝生席ながらも外野席が設置されており、更にはコートサイドのダイヤモンド席やVIP席など様々な観客席が設置されているようです。
他には立春リーグ同様に応援文化も引き続き取り入れるとの事で、公式チアソングや各球団の応援歌なども用意されるなど東アジアの野球文化を倣っているようでうすね。
そして世界的なファッション雑誌とコラボしていたり、何と夏至リーグの海外ファン向け旅行プランも開始するなど日本よりもグローバル化に積極的な一面も見えました(ちなみに何故か?スヌーピーともコラボしていますね)。

 更に興味深い点としては 地域の国内野球育成市場の人材格差に対応する為にCPBのユース育成計画が発表 されています。
初期の計画によれば5都市にスポーツ科学を駆使した中国人選手データベースを設置し、2027年に10都市に拡大、2028年に「12歳登録→18歳ドラフト→プロデビュー」という流れを形成していきたいとの事です。
個人的にはこの辺りは日本でいうところのサッカーのユースに近い形ですが、各球団が個別に行っていくというよりはCPBというリーグが一括で草の根のユーストレーニング組織と連携してユース選手達の育成を行っていくとの事です。
この辺りは少子高齢化で地方の子供達が減少してきている日本が見習っても面白いのではないでしょうか?

そうでなければドイツのケプラーのようにニッチな野球ファン以外の大多数の自国民の認知がないままアメリカへ行って活躍しても反応が薄くなってしまいがちです。
これはかつてNPBを経由せずにアメリカへ渡った田澤氏に対する反応とも似ているように感じます(田澤氏もMLBでは中継ぎで数年間の活躍しましたが、正直NPBで経験を積んでからの方が先発として育ててもらい、更にはポスティングで大型契約できたのでは?とも思います)。

 最後にこちらの​ 記事 ​を読み進めていきますと、2028年にはホーム&アウェイ方式の本格的なプロ野球リーグが開幕するという点は以前から書いてきていますが、 何と球団数が8球団体制だったのが12球団体制になっています。
阿佐智氏の​ ブログ

 元々は北京五輪開催の為に野球競技があるという事で本格的に普及が進められた中国、しかしながら野球が五輪種目から外れた事で一気に熱が冷めてしまい、一時はCBLすら休止してしまうなど窮地に陥っていた時期もありました。
しかしながら中国棒球協会は諦めずにMLBと組んで地道な普及活動に取り組みました。
更には野球製品産業の爆発的な収益を記録した事により、自らの力でもう一度政府を野球という競技に振り向かせる事に成功しました。
そこからは国際大会の開催やCBLの拡大、自国開催のU-23W杯にて4位という快進撃、更にはアジア競技大会で社会人がメインとはいえ日本に初勝利を収めるなど徐々に成果を見せ始めて機運を高めて行き、そしてこの度遂にCPBというプロ野球リーグが創設されるに至りました。
正直なところ、 元々野球というスポーツがそこまで人気ではなかった地域 (日本が一部分を統治していた時代はありましたが、現在の共産党政権になって以降は一時死滅してしまいました)

 正直政治的な部分であまり中国の事を好きではない方もいらっしゃるかと思いますが、マイナースポーツと言われがちな野球という競技をここまで発展させて辿り着いたのは本当に凄い事だと思いますし、野球ファンとして非常に嬉しく思います。
色々いざこざはあるかと思いますが、野球では韓国や台湾と共に人気スポーツへとなっていって欲しいなと思いますし、次は日本、韓国、台湾と共に東南アジアや他の地域への普及活動にも協力してもらえればなと思います。
失礼ながらまだレベル自体がそこまで高くはないだけに、できれば東南アジアの野球選手達がCPBに入団できるようになってくれればと感じており、実際に南アフリカの選手が福州に入団する事が決まっています(​ twitter ​)。
NPB、KBO、CPBLではレベルが引き上がり過ぎた事もあり、中々それ以外の地域の選手がチャレンジできる場が少ないものの、CPBが役割を担えば一気にアジア地域の野球も盛んになるのではないかな?と期待しています。

 「追記」

 ​ twitter ​情報によれば、CPB開幕を取り上げているメディアがあるようです。
注目度も上がっているそうなので、楽しみですね。






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最終更新日  2026.07.14 00:51:22
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