【捨てのその後のご報告】食器棚が半分になってわかったいくつかのこと。

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2016.11.03

【捨てのその後のご報告】食器棚が半分になってわかったいくつかのこと。

テーマ：暮らしを楽しむ(384002)

カテゴリ：ミニマルに暮らす

半分のサイズに縮小化してから、早や、１週間余りの日々が経過しました。

※　「食器棚　VS わたし」　の　全記録
http://plaza.rakuten.co.jp/0212minimalist/diary/201610240001/

http://plaza.rakuten.co.jp/0212minimalist/diary/201610240002/

http://plaza.rakuten.co.jp/0212minimalist/diary/201610250000/

朝　でかけるときは大きかったはずの食器棚。夕方帰ってきたら、突如として高さと存在感が
半分と化し、さらに　ペンキを塗られて真っ白な姿へと生まれ変わっていた訳ですが、

　お父さんの反応・・・・「お！」　　　　息子の反応・・・・・「ふーん。」

この程度の大工仕事や力仕事なら、わたしが１人で平気にやっちゃうこと、
２人はもう、よーく知っているのです。

大きな上置きがなくなりカウンターのようなサイズになったおかげで、
ここでコーヒーを淹れられるようになりました。
コーヒーメーカーは普段はシンク上の吊り戸に収納しており使用時のみ出してくるのですが、
食器棚が大きい時は　惜しいところでコードがコンセントに届かず、床に置いて淹れていた。
床、て（笑）。　今は優雅にカウンター置き。　腰が楽！　とても楽~！

新しい時計の位置にもようやく慣れてきました。5００回くらいはなんにもないほうの、
元・時計のあった壁を見たと思います。　慣れって、ああ、恐ろしい。
以前は　時計はリビングの南面の壁（テレビの真上）に取り付けていました。　
そのせいで、いつも時計が視野に入り込む状態。そんな常に時間を知る必要もないのに。

いま、とても新鮮であり、快適です。

とにもかくにも分かったことは、半分のサイズでも全く困らないのだ、ということ。
むしろ利点ばかり。「もっと、もっと早く半分にすれば良かった」。その一言に尽きる。

目標である「全捨て」に向けて、下半分のキャビネットの中身も着々と減ってきています。
そのキャビネットの収納について、半分になったことで、また新たな気づきと発見が。

そこにキャビネットがあるから、そこに扉が、引き出しがあるから、つい入れているモノ、
漫然と所有しているモノ、本来ここに収めなくてよいようなモノ・・・
よくよく観察してみたら、そういうたぐいのモノの、なんと多いこと。

「衣装ケース」に代表される　あらゆる「ケース」という「ケース」も、また然り。

モノが先か　ケースが先か。

ケースがあるから入れてしまう。
そのケース（タンスも食器棚も、みんなそう）がそこにあるせいで、わざわざ何か買ってきてしまう。余白が嫌で、埋めたくて、いたずらに「モノ」を増やしてしまう。　
自分自身のこれまでの消費行動を振り返り、つくづくそんな気がしてなりません。

空いたケースを次々処分し、食器棚を半分にした今、わかったこと。
入れるところがなければ、新しくなにかモノを買おうという気持ちもなくなる、ということ。

この心境は、我慢！　とか、ミニマリズム！とか　肩に力が入ったそれではなく、
とても自然な、それが当たり前のような、穏やかな　気持ち。

ここに何か飾らなくては、収納しなければ、バランスが変！
そんな風に「なにか」を買おう！買おう！とすること。「買うモノを探しに行く」こと。

昔は楽しい気でいたけれど、心の奥底では・・・本当は　ぜんぜん楽しくなんかなくて、
強迫感にも似た苦しさ、焦燥感やストレスを感じていたような気が・・・今は、する。

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