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2017.05.17
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これ、なんだと思いますか?



ガトーショコラ、じゃあ ないんですよ。

これ・・・・




「ほうじ茶カステラ」。ほうじ茶大好きなわたしにとって、夢のようなカステラ。
ずっと気になって「お気に入り登録」をしていたコチラを、おやつ用に購入してみました


  初めからちゃんと切れているので、おやつにぴったり! 包丁要らず。支度がラク!


お父さんは、お休み。塩息子は中間テストにつき早帰り。
期せずして 家族3人そろっていた きのうの午後3時。



ほうじ茶を「限界まで混ぜ込んだ」とあるのが この カステラ。 この「色」に、納得。




(ふつうのブログなら、ここで終わりですね。わたしのブログはここからが長い。罪。)



さて。



わたしも、お父さんも「犬」が好きです。
今 暮らしている住まいで犬を飼うことはできませんが、それぞれの実家では、幼少時代から、
何年も、何年も、何代もの「犬」を 飼っていました。

ちなみに わたしの「犬歴」は・・・

雑種の「武蔵」→ 柴犬の「チロ」→ ヨークシャーテリアの「なな」。
そして「なな」と同時期に預かった・・・阪神の震災の被災犬「サラ」と「マリ」です。

飼い主さまの元にお戻ししたあと 行方不明になってしまった預かり犬「マリ」以外は・・・
どの犬も その天寿を全うし・・・きちんと「最期」を看取ることができました。

飼い主さまが 避難所の生活からご自宅に戻られたのを機に、兵庫県・芦屋市の飼い主さまのもとへ 預かっていた「マリ」を 送り届けました。



「マリは、きっと、すずひさんのご家族のことが大好きで、あなた方の元へ帰ろうとしたのかも知れないですね。」と、後から知らされ・・・泣いても泣いても 涙が止まりませんでした。


もしかしたら、兵庫県から愛知県まで、 風の匂いを頼りに 戻ってくるかもしれない。
そう思って、奇跡を願って、何日も何日も「マリ」を待ち、近所の公園を探したりもしました。
けれど、マリは帰ってきませんでした。


賢い犬だった「マリ」。

「マリ」を芦屋へ戻したことを、心の底から後悔しました。
泣き腫らしたボロボロの顔で、朦朧としたまま満員電車に揺られ 出勤したことを思い出します。


「犬」との別れは、辛いです。

「犬」だけじゃない。家族同様に暮らした大切な生き物との別れは・・・ 堪えます。


実家で最後に飼っていたヨークシャーテリアの「なな」を看取ったのは、嫁いで家を出た2年後。
わたしが27歳ころのことでした。


「なな」は、実は 迷い犬だったのです。 いや、捨て犬だったのかな。
冷たい雨の降る公園で ずぶ濡れになって震えていたのを、父が、亡き父が、見るに見かねて
堪らず拾ってきた犬でした。

捨て犬 としては珍しい犬種なので、張り紙を出して 飼い主が現れることをしばらく待ちましたが、1週間待っても 2週間待っても 飼い主は終ぞ現れることはありませんでした。

拾った犬なので、ななの正確な年齢は分かりませんでしたが
ななは、その後 わたしの実家で 13年近く 長生きをしました。
お肉よりも「納豆」が好きな・・・変わったヨークシャーテリアでした。

ほんとうに、ほんっとに 可愛かったのです。


現在23歳。大手航空会社のキャビンアテンダントになる夢を叶えた姪っ子&なな&若き日のわたし



わたしが嫁ぎ 1年ほど経ったころ そんな ななに ガクッと「老い」が忍び寄りました。
歯が無くなり、食が細くなり、目が見づらくなり、よろよろとしか歩けなくなり・・・

それでも散歩を喜び、父の後を追って一生懸命歩き、たまにわたしが遊びに寄れば喜び、
わたしの元気のない時には誰よりも早く気付き「どうしたの?」と・・・顔をのぞき込んでくる。

ほんとうに、ほんとうに、ほんっとに 可愛かったのです。



結納の日のわたし&なな。「そんな格好して今日は一体どうしたの?」と ななは言っています。


そんなある年の6月ころ・・・ ななは、逝きました。
嫁いだ後のわたしは そう頻繁に実家に寄るタイプではなかったのですが、
ななの最期は、 偶然にも、ちょうどわたしが 実家に、そばにいる時、でした。


眠るように、とは、 まさにあのこと。
わたしとちょっと遊んだあと、ななはいつも通り自分の寝床に歩いて戻り、眠っていたのです。

「あ、あれ・・・?」 


異変に気付いたのは わたしでした。ねえ、ねえちょっとお父さん! なな、なんかおかしいよ!
なな、息 してないよ! お父さん! 

ななはまだ、いつも通りほんのりと温かくて 死んでしまったなんて、信じられなかった。
父も同じ。 なな! おい、なな、どうした、目を開けろ、なな! なな!!! と。


あの「悲しさ」は・・・ 慟哭です。
最期に ななを抱いたときの服を わたしは その後しばらく洗うことができませんでした。
温もりが残っているような気がして。


「動物って・・・犬って・・・ 亡くなって魂になると、もう人間と全く同等で・・・字も読めるし、どんな言葉も理解できるようになるって、聞いた・・・」


わたしが そう話すと・・・
そんなこと、普段到底信じそうもない 昭和15年生まれの 超・お堅い頭のはずの父が・・・
冷たくなってしまった ななへ、 まさかの手紙を書きました。


「なな、天国へ、行け。」 と。   たった、一言の 達筆の、 短い 父の手紙。


お花と、手紙。 ななは きっと天国へ 行ったと思います。
父は10年前 66歳の若さで亡くなったけれど、 きっと今、ななと一緒にいると思います。
父が来て、逢えて、・・・ ななは、嬉しかっただろうな。


と、この話を ゆうべ いたしましたら、
ウチのミニマリストお父さんが、 なんと、 泣いてしまいました。

実父の亡くなったときにも お父さんは泣かなかった。 泣いたとこなんて 初めて見た。


お父さん、本当に 犬が 好きなんだね。  

捨て犬見つけて拾ってきてしまって わたしに「ウチでは飼えないのよ!」怒られるとすれば・・・
ウチでのそれは 息子ではなく、まず間違いなく ミニマリストお父さんです、ね。




昨日(5/16)すずひのうっかり見過ごし日記をお読みくださいましたみなさま、そしてバナーからの応援を下さいました 567名のみなさま 沢山のクリックを、ありがとうございました。
今生でもう1度だけ犬を飼うのが夢です。けれど、お別れが辛いな。耐えられるかな (´;ω;`)


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最終更新日  2020.11.14 18:19:31


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