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2019.10.29
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カテゴリ: ミニマルに暮らす
悲しいことがあったときに、本当に悲しいのは、

その「悲しいできごと」そのもの、なのではなくて、たぶん。

悲しい。 ツラい。 と 誰にも言えないこと、なのではないのだろうか。










悲しみを「ひとりで抱える」ことが、
その「孤独」を突きつけられることが 悲しいのではないだろうか。


自分の感受性くらい  自分で守れ   ばかものよ。






大好きな詩集と、大好きな「うにクリームパスタ」が、こんなにおんなじ色だった(笑)






ずっと前、同じような種類の「悲しみ」に見舞われたことがあったのだけれど、
あの時は、誰にも言えなかった。 恥ずかしくて、悔しくて、ツラくて、言えなかった。





この試練の本当の仕打ちはここか、と。


こういう気持ちを味わされることなのか、と。  うわぁ、キツいなぁ。 と。






美味しいものとビール。 家族。 すっきりと片付いた我が家。 もう、それさえあれば。 


↑ これは今日買っちゃダメです。明日です。「5」と「0」の日の20%OFFクーポンで(笑)



 ****************************************




同じような気持ちを、10年ぶりにくらいに味わったのだけれど。

お、あの時とよく似たような試練がきたぞ! よしよし! って思えて。

人生って、
乗り越えられなかったことは、それを乗り越えられるまで、同じことが必ず起こるでしょう?


そうか、今か。 いま来たのか。久しぶり。  さあかかって来い。 



今度こそ、乗り越えてやるから!







すごい気合いだったのに。


あれ? こんなに「なんでもないこと」だったの? と、拍子抜けした自分に、気づく。


呆気にとられる。


あのときは、ツラくて、ツラくて、この世の終わりみたいな気持ちになっていたはずだけれど、
これしきのことだったのか。 あれ?  あれれ (゜∀。) ? 






あのときは話せなかったけれど。 今度は、おとーさんに話した。


あのときは、話せなかった。  ちゃちなプライドが、邪魔をして。







「自分で作ってどう思う?」と聞かれ「めっちゃおいしい」と答えたら「だろ?」とおとーさん。 自分に自信持て!ということを、遠巻きに伝えるのが上手な おとーさん。






おとーさんと話したあと、

いいえ、話しているうちから、なんだかだんだん可笑しくなって来て、


一緒に笑った。 


あの時泣いたわたしが、今は、笑ってる。  ビールを呑んで、ウニほお張って、笑ってる。





  ***************************************



茨木のり子さんの名詩。
中でもとくに有名なのは 「わたしが一番きれいだったとき」 という詩かもしれないです。

戦争のために青春を奪われたこと、普遍的なテーマを堂々と言挙げした、あの、名詩。

戦争を知らないわたしであっても、
「わたしが一番きれいだったとき」という言葉の繰り返しに・・・眩い哀切を禁じ得ない。



誰にも「いちばんきれいだったとき」が。 かならず、ある。 かならず。



わたしはもう「わたしが一番きれいだったとき」はとっくの昔に過ぎちゃって、

もう今は、わたしはこんなにおばちゃんで、 わたしはこんなに頼りなく。



けれど わたしはもう「きれい」ではないけれど、
自分で作って自分で「おいしい!」と思える「うにクリームパスタ」を 一緒に食べながら。



一皿を、両方側から向かい合って 奪い合うように競って食べなから。



「おいしいね。」 「だろ?」と。   一緒に笑ってくれる人がいる。



ああ、わたしは 成長している。   成長できている。




ああ、ビールってこんなに美味しかったっけかな?


ちょっと涙が出たんだけれど・・・ あの時の涙とは、もう違う。


歳を重ねるのも、悪くない。  「悲しいこと」も、時には、悪くない。

いつもそばにいてくれる人のありがたみに、こうして 気づくことができるのなら。


そして。


(今よりも、たぶんもう少しだけ)わたしがきれい? だったころに


ひとりで 乗り越えられなかったことを、


10年の時を経て。 年輪を重ねて。 


こうして「ふたり」で 笑って 乗り越えられるのなら。






                                    おわり





今日もお読みくださって、ありがとう

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更新をお休みした日にも、たくさんの「きたよ」の足跡を、本当に、ありがとう。

茨木のり子さんの詩。 あなたは、どの詩がお好きですか ( ´▽`)?










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最終更新日  2019.10.29 12:38:38


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