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2021.09.29
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レースの服を、わたしが一旦着なくなったのは。

「若作りしているように見えるのは嫌だな。」

そう感じてしまったからだったと思うのです。











周りからどう思われるかな、という恐れや不安、

自分に対する自信のなさから着ることをやめてしまった気がします。


「もう似合わないから」と、己にそう言い聞かせて。



 ***************************************



そういう不安や恐れ、余計な自意識みたいなものを

ふわりふわりと手放してゆけるのが「50歳」なのかもしれません。




自分らしさをもう一度ここで取り戻せる、というような。


今は、なんていうんだろう、

若く見えたいという思いはなくて、

むしろ「おばさん」となった自分自身のことを好きです。

自己評価に対する過不足のなく、
なるだけ真実を、正確に、
「そのままの自分」「無理をしない自分」を、
まっすぐに知りたいですし、

自然に受け入れたいですし、受け入れられるのです。

目を背けるよりも、抗うよりも、

人はそのほうがはるかに幸せなのだということも 





すると、今のわたしにとって「レースの服」というのは・・・


いわば「自己受容できていること」の・・・証、なのかな?



なんだか、うれしいなあ。











わたしの顔の造作は、どちらかというと童顔で、

大人っぽいクールな顔とは対極にあります。



意外と「レース向きの顔」だと言えるかもしれません(笑)







長靴の下には、マリメッコのソックスを。 どこかで靴を脱いだときに、ちょっと可愛い。




 ***************************************



そうそう。

「おねえさん」と最後に呼ばれたエピソード。

もうずっとずっと前のことですよ(笑)


わたしを最後に「おねえさん」と呼んでくれたのは、

友達の息子さんでした。

友達とは1つしか年齢は変わらないので、

あなたのママとほぼ同じです。

あなたから見た「おかあさん的存在」の年齢、です。

その子に息子のお下がりのおもちゃをあげたのです。


ママ  「よかったね!これ、誰からもらったの?」

息子さん  「うん!このおねえさんから!」


「このお姉さん」と。


40過ぎのすずひのことを、彼は、笑顔で指差した。



そのとき周りには、実は他の友人もいて、

「ちょ!ちょっと!!」

「今この子、すずひちゃんのこと「おねえさん」って呼ばなかった!?」

「よく見なさい!「おばちゃん」でしょ!!」

「マジ聞き捨てならない!(怒)」と、口々に。 笑



すずひの聞き間違いではなかったようです。

お世辞を言える年齢ではない子の言葉だからこそ、

純粋にうれしかったです。

思い出すと、今もわたしの心をポッとあたたかくしてくれる・・・

うれしはずかしの思い出です。

その坊やは 今年高校受験なのだそう。

大きくなったんだね (;_;)

応援してるよ! あなたなら必ず夢を叶えられるよ!!



 ***************************************



「レースの服」は。

若いときだけの限定なのではなく、

年齢を重ねてからも、

きっと多くの方に、とてもよく似合うのではないかと思うのです。









昔、ピンクハウス や Kaneko Isao の服を着ていた頃、
わたしはまだ うら若かったですけれど、
うんと年上世代の販売員さんや
常連さんの顧客さん、
おなじみのマダムも多くいらっしゃって、
みなさん「レース」が、とてもお似合いだった。


「あなたとっても似合うわねぇ。」

「若いっていいわねぇ」なんて目を細めて

お店で出会うマダムたちは、いつもわたしに優しく声をかけてくださったけれど、


いやいやいやいやいやいやいやいや。


素敵なのは、マダム、あなた方のほうです。


着こなしも本格的で、

良いものを熟知して選んでおられて、

若い(高いのを無理して買ってる)わたくしなんかより、

とても余裕に満ちて、美しく見えた。

あの貫禄は、なんだろう。


若い娘さんのうちは決して持ち得ない・・・


とても素敵な、或る「何か」。



 ************************************



当時、それらのデザイナーであるカネコイサオ先生の、
奥様のユリさんが、
花柄やレースのワンピースのモデルになって
素敵に着こなしておられる様子の媒体をよく拝見しましたが、
あの頃のユリさんは おそらく「50代後半か60代」で。

お顔のしわもグレーヘアも、

全てがとても自然で美しく、

旦那さんから深く愛されていることが誌面から伝わって、

その笑顔はいつも幸せに溢れていて、

とても素敵だったことを思い出します。


年齢を重ねるのって、いいなあ、という 憧れ。




 ***************************************



真っ黒な、シンプルな、いつものワンピースが、まるで背景となって・・・








ne Quittez pas(ヌキテパ)の繊細なレースが、よりはっきりと細部まで浮かび上がります。











レースの服のいいところは。
着ている人を優しく見せてくれる、というところです。
レースの服を着ると、どこか優しく幸せな気持ちになれるのは、
きっと多くの方に そのご経験があるはず。


レースの服に、

トゲトゲした表情や、ガサツな動作は似合わない。


そう、似合うか似合わないかを決めている「何か」があるとすれば、


きっと 年齢のせい なのではなく、


振る舞いや、表情や、話す言葉や・・・心の在り方。人生の在り方。



「レースの似合うおばさん」でいられたら、いいな。


「レースの似合うおばあちゃん」になれたなら いいな。



おばあちゃんになったとき、

わたしには呼ばれたい呼ばれ方が 実はあって、

それは「おばあちゃん」でも 「ばあば」でも

できれば「ババア!」でもなくて・・・


「おばあちゃま」 (笑)



「おばあちゃま」と呼ばれるにふさわしいような、


にこにこ優しくて、いつも穏やかな、


可愛いらしいおばあちゃんに なれたらいいな ( ´▽`)





                                   おわり







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最終更新日  2021.09.30 06:55:04
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