【年末・リビング全景】祭りのあと、の、お話。

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2021.12.26

テーマ：暮らしを楽しむ(384592)

カテゴリ：ミニマルに暮らす

スワッグが去り、いつもどおりに戻った、

１２月２６日のリビングです。

さみしいのは一瞬で、

元どおりの景色の方が「本当」であって、

戻ってこられた日常にホッとするような、心地よささえ感じる、不思議。

過ぎてしまった時間の余韻にちょっと浸りながら、

元気をもらって、よし！また今日から新しい１日！というような、

祭りのあと、みたいな気持ちですね　( ´▽｀)

これって、わたしがたくさんのモノを捨てて、

どんどん暮らしが変わってゆくときに感じた気持ちと

ちょっと似ています。

はじめは「変わりたい！」「何もかも捨ててやる！！」

そういう戦闘的な、祭り的な気持ちだったのに、

どんどん手放して、がんがん削ぎ落として、

思い切って勇気を出して減らしてゆくうちに、

ある段階まで進んだ時に、ふと感じたのは、

　　どこかもう知っているような、

　　　本当は知っていたような、懐かしい感覚。

「素の自分に戻ってゆく」ような、

「もともとのわたしにもう一度出会い直す」みたいな？

え！？　なんだ、そういうことだったのか！　というような　( ´▽｀)

不要なものを手放す、ということは、

それまでの間違いや、無理や、嘘や、虚飾や、妥協や、執着や、
そういった、自分を苦しめるものを手放すことなのであって、

本当に必要な大切なものは何も失われたりしないし、

それらの輪郭がむしろとてもはっきりするし、

足りていないものにも気づきやすくなるし、

覚醒する瞬間が確かにあったの。

そうしたらね、手放すことが、怖くなくなった　( ´▽｀)

外気温３℃の本日も、このような格好で過ごしております。ちょうどいいです　( ´▽｀)
そして２番目のボタンのとこから糸が出ていることに気づきました。このあと切りました（笑）

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「ものをなかなか捨てられない」という人は、

捨てたら何かを失う、大損をする、と信じていらっしゃる場合が多く、

手放すことを、だからとても恐れてしまうところがあると思うのです。

わたしもはじめはそうだったのですが、

もともとの、本来あるべき状態を得る。

本当のわたしに戻る。

失うんじゃないんだ。

そうわかる瞬間を、幾度も経験しました。

そこに到達できる前にやめてしまったら、

わたしは中途半端に捨てたことをとても後悔したかもしれませんし、

捨てたことがトラウマになって捨てられなくなったかもしれませんし、

そして「捨てる」ことは　わたしにとって、

今も「損」で「失うこと」で、「怖いまま」で、

そして「敵」だったのかもしれません。

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

手放すことは怖くても、

そのほうが幸せな場合が、実際にはほとんどなのです。

持っている方が、本当は大変なのですから。

小さなものでも、大きなものでも。

身軽なことは、とにかく幸せ。

あるべき状態に戻って、ホッとする。

安心する。　ちょうどいい、を知る。

片付けや捨てることの着地点って、きっと、そこなんじゃないかな。