咲き始めた2000株の薔薇
奈良の古刹・霊山寺は薔薇の香に包まれた。
先日、リュウちゃんの家から車で15分位の処にある
「霊山寺(りょうせんじ)」 に女房と2人で行って来ました。
(霊山寺のHP)
http://www.ryosenji.jp/
霊山寺
は天平8年(西暦737年)、聖武天皇の勅命を受け、行基により創建されました。同年に来日したインド僧・菩提僊那は登美山の地勢が故郷インドの霊鷲山(りょうじゅせん)に似ていることから霊山寺と名付け、聖武天皇からは「鼻高霊山寺」の額を賜ったのだそうです。
東大寺の大仏開眼が天平勝宝4年(西暦752年)ですから、
霊山寺の建立はそれよりも15年も早かったのですね。
霊山寺のバラ園
は昭和32年(1957年)開園、下記HPに寄りますと、世界平和を願い、心の安らぎを感じてもらうために開園したのだそうです。
http://www.ryosenji.jp/rosegarden.html
子供のエリア」 、
冒頭のバラのアーチのある垣根の裏側にあるエリアで中央の 「母子像」
がシンボルなのです。
下の写真は、「子供のエリア」の横にある 「大人のエリア」 、 中心にある噴水は、メビウスの輪をデフォルメした「 サムサーラ(輪廻)の噴水」 です。
霊山寺のバラ園は1200坪(約39000平方m)の敷地に約200種2000株のバラが植えられています。敷地の周囲には下記の写真のように高く仕立てられた色とりどりのバラに囲まれています。
バラの垣根、壮観な別世界だ!
以下、幾つかの個別のバラの写真をUPします。個々のバラの名称は花の下に表札か出ているのですが、せっかちな性分のリュウちゃん、花の名前を照合する暇がありませんでした。上記HPに代表的な花の名前が書かれていますので、興味のある方はHPを参照して下さいね。
下記はバラ園の出口の傍にある 「山椒茨」 です。
「山椒茨」 、
ウィキペで調べましたところ、「山椒薔薇」という名称のバラがヒットしましたが、これ、「山椒茨」のことなのかな?
「山椒薔薇」
は別名を「箱根薔薇」、元々は箱根付近に自生していた日本固有のバラの原種の一つなのだそうです。
霊山寺バラ園の周囲は境内の緑の森林です。リュウちゃんの目には「山椒茨」は境内の静寂な森林と華やかなバラ園を繋ぐ 「結界に咲く花」
のように感じられました。
この日は家で昼食の後、バラ園に出掛けましたので、恒例のビールは抜きでした。シラフのせいか、バラの花がいつもより鮮やかに見えたようです(苦笑)
霊山寺のバラ園は6月中旬まで開園しています。
奈良付近にお住まいの皆様、
是非一度「霊山寺のバラ園」にお出かけして見て下さいね。
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