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人間ウォッチングが、わりと嫌いでない私は
ここ最近、ぐんと増えてきたマスクの人を 観察していると、
マスク裏表逆でつけている人が相当多いことに気が付いたんです。
え?マスクに裏表なんかあるの?
そう思われた方は、是非参考にしてください。
私が長いこと愛用しているMedicomさんのマスクは
医療現場でも使われる色つきのマスクで
これまで紐の接着面で表裏を見ていたのですが
いろいろ調べてみたら、マスクの表裏って各社共通ではないんですね。
日本国内にとどまらず、世界的にも深刻なマスク不足に陥っていて
それを回避するために、日本では「マスク製造設備導入支援補助金」を活用して
普段はマスクを作っていないメーカーが名乗りを上げて
マスク製造に入ります。(2020.03.18現在で11社が決定)
その後、サンローラン、バレンシアガがマスク製造の準備を進めていると
発表がありましたが、自国の方が深刻ですので
流通はフランス国内の方に比重が多くなりそうですね。
(デザイン性のあるもの作ってくれそうな気はしますけど)
この11社のおかげで約5650万枚の増産が期待できるそうです。
で、今までのマスク製造メーカーに加えさらに異業種まで
製造に参戦するんですから、メーカーによって仕上がりは
大きく異なることになるでしょう。
シャープの空気清浄機愛用者としては個人的にシャープさんのマスクが気になります。。。
話しは冒頭に戻りますが、各社によってマスクの表裏の見分け方が違います。
何がどう違うかなんてうんちくは、この際きれいサッパリすっ飛ばし結論・要点から言うと、
1. 箱やパッケージに記載があれば、それに従う。
これはもう言わずもがなですね。
2. プリーツが同じ方向に入っているものは、
プリーツが上から下に行く、
つまり下向き
になる。
プリーツが上向きになってしまうと花粉やウイルスを
プリーツの隙間に溜めてしまうんですね。
これ間違ってる人、かなり多いです。
◆このようにプリーツが下向きに重なるようになるのが「表」(外側)です◆
(上から下に向かうプリーツはウィルスがたまりにくいという事で
医療現場で採用されているスペックです)
※紐圧着部を見ると裏(肌側)にも見えますが、メーカー曰く接着面を
外側に付ける事で紐の圧着面が直接肌に当たらずに付け心地がより快適に
なるようにし、
さらに外側から押さえるという効果さらにフィット感をUPさせ、
隙間ができにくいという効果もあるとのことでした。(Medicom製)
因みに同じマスクを裏返しに付けるとプリーツがポケット(
凹)
のように
なってしまいます。
3. プリーツが上下にあり、広げると凹凸のようになる場合、
凸が表
ちょうど鼻に当たる部分に凸の高いところが来ます。
4. 素材でもプリーツでも見分けがつかない場合で記載もなく
耳に当たるゴム紐が内側に折りたたまれている場合は
(これまで、このタイプには出会ったことはありませんが)
これは非常に厄介です。
1~3のどれでもない場合はメーカーに問い合わせましょう
(笑)
箱に入っているタイプの場合は外側(表)になる方が上を向いて入っている
場合が多いようです。
取り出す際に指で汚染されないようにとの考えだと思います。
※ご自身で製作されたマスクの場合は、ご自身で決めてくださいね。
この4つが大きな見極めポイントのようです。
意外となんとなくとか、こうだと思ってたという思い込みで
使用している人も少なくないので、この際だから
正しく使って正しく予防しましょう。
といっても、マスクに予防効果はさほど期待できませんが・・・
できることなら、ややこしいので統一してほしいところですが
今後、製造が追いつき、マスクが流通し店頭に並び、
手にする機会、目にする機会が増えた時
自分がどこのメーカーのマスクを使うか(手に入れるか)
わかりませんので、頭の片隅に置いといてください。
今、マスクがお手元にある方は、もう一度見直してみることを
お薦めします。
もちろん、マスクを裏表正しくつけていても
鼻から頬にかけてが隙間でユルユルだったり
横がガバガバだったり、
しょっちゅうマスクを触ったり、アゴマスクにしたり、
鼻が出ていたのでは、マスクをしていないのと同じくらい
効果がありませんのでご注意を。