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2022年06月04日
カテゴリ： カテゴリ未分類
間もなく、母の命日。
毎年の事なのに、こんな陽気の季節だったっけ？
と、人の記憶ほど怪しいものはないですね。
毎年の事なのに、こんな陽気の季節だったっけ？
と、人の記憶ほど怪しいものはないですね。
生きていれば今年で●歳か…と、
死んだ子の年を数えるような真似はさすがに減ったものの、
それでも父や母がいれば…と思うことは今でも多い。
生きている頃は、あんなにぶつかった母も
亡くなってしまえばいい人で。
父が火葬される時、
焦点の合わない母の目が空を見て、
早く亡くなるから、良い人になるのかもしれないね
とつぶやいた時は、
いよいよ頭か心が壊れてしまったか…。
と思ったくらいでしたが、
その気持ちが今、痛いほどよくわかる年になりました。
激しくケンカして、ぶつかった思い出も
この人だから出来たこと。
許してくれる。
家族だからと言う甘えがあったから。
絶対に失うことがない人だから。
これが友達なら、
あっさり嫌われて音信不通になってるところ。
その絶対に失うことがない人を失って
ポッカリ心に穴があいてしまった。
こんなどうしようもないポンコツに
今まで、結婚しようと言ってくれた奇特で殊勝な人は
一人や二人ではないけども
それでも受け入れられなかった。
直感でこの人だ！と思えた人
この人でいいか。と思えた人
これが最後かも？と思えた人
結婚を決める理由は人それぞれ。
私の場合は、ただ、漠然と
この人ではないんだよなぁ〜
だった。
何がどう違うのか？と尋ねられれば
いや、なんとなく。
としか答えられないほどの漠然と曖昧さ。
結婚したら、よく思えるかもよ？
と言われても、
付き合ったら良く思えるかも？と思って、
付き合った結果が、この人ではないというハッキリとした結論。
これ以上、自分をごまかせないと思い、別れに至る。
それをアホほど繰り返してきた。
自分でも信じられないのですが
自分でも信じられないのですが
あいた穴を別の何かで埋めようとしたんですが
どんなものを当てはめてみても、
ピタッとフィットするものがなかったんです。
どんなものを当てはめてみても、
ピタッとフィットするものがなかったんです。
時間が経つのも、食事を摂ることも忘れるくらい
まるで空気のように、一緒にいるのが当たり前になる感覚にならず、
二人でいても、一人でいるより寂しかった。
私も家族を持てば満たされると思ってて
この寂しさは、二人になれば、
家族を持てば消えるだろうと思ってた。
他の何かで埋まらないのなら、
誰かに埋めてもらおうとするのではなく
自分で埋めようと、必死に頑張った時期もありました。
だけど、それだと、ただ予定に振り回されて、疲れただけでした。
そうして、いいだけ流された結果、今の自分がいます。
人生の節目節目に、
他の誰でもない自分で選んだ結果なのに、
何故だか、あのとき違う道を選択してたなら…感が否めません。
その時、与えられたチャンスは一度だけ。
その絶好のチャンスを放棄したのは紛れもない自分。
チャンスをピンチに変える
まったくもって残念な昭和のオンナ。
チャンスをピンチに変える
まったくもって残念な昭和のオンナ。
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