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こんばんは、ほうとうです。 上映中の「ゴールデンカムイ」を見てきました。 なかなか面白い映画でした。アイヌ文化の一端も興味深かったです。 主演が山崎賢人でこの作品でまたアクションを演じるのですが、なんと「キングダム」のアクションチームがこの映画でも招集されたのですね。アクションを演出する人達って、案外少ないのかも。 山田杏奈演じるアイヌの少女・アシリパも感じ良かったです。ただ主な武器(狩猟具)の弓が、子どものおもちゃっぽくてちょっと味消し。大きくて凶暴なヒグマを一撃で倒すストーリーがあるので、何とかして欲しかった。 あと、日露戦争後の時代設定にも関わらず、新選組の土方歳三、永倉新八が生き残っていて大暴れするのは、ええーって感じ。 公式プログラムを購入すると、登場する料理のレシピが載っています。「ニリンソウ」って鍋の具として食べられるんだ!意外! 日本帝国陸軍第七師団、鶴見中尉の玉木宏の演技は言わずもがな、網走監獄の有名な脱獄囚、白石由竹を演じた矢本悠馬も、身体中の関節を外して、鉄格子をすり抜けるシーンは映像処理していますが、一番印象的でした。
2024.02.28
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こんばんは、ほうとうです。 14日(水)、フェスティバルホールで行われた読響の第37回大阪定期に行って来ました。 指揮は、首席客演指揮者の山田和樹。曲目は、R.シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番ト短調(ヴァイオリン独奏:シモーネ・ラムスマ)、(アンコールは、イザイの無伴奏ソナタ第2番第4楽章)と、フランクの交響曲ニ短調。 フェスティバルホール東側、土佐堀川沿いの遊歩道 さて、シン・ヤマカズこと山田和樹がこの3月末で、読響の首席客演指揮者を退任することから、この立場での最終公演です。そのせいか、力のこもった熱演となりました。 なので、メインのフランクは良かったです。が、前半2曲も力が入ってしまい、金管、ティンパニが少しうるさく、トランペット、ホルンの音程が少し気になりました。 読響ならもう少し繊細な演奏ができるはずですが・・・。 ヴァイオリン奏者のラムスマは、派手さの無い、中庸な演奏でしたが、使用楽器の1718年製ストラディバリウス「ムイナルスキ」の豊かで芳醇な響きは聞きごたえありました。 ホール入口とエントランスのシャンデリア
2024.02.18
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こんばんは、ほうとうです。 11日(日)、ちくちゅー登山ガイドサービスのツアーに参加して、大峰山脈から吉野川に流れ込む下多古川の二つの滝、琵琶の滝、中ノ滝を巡るツアーに行って来ました。 百合ケ岳と琵琶の滝をセットで廻るツアーは多いのですが、このツアーでは、地図上ルートが表示されていない、琵琶の滝上流の中ノ滝までガイドしてもらえるので参加しました。 林業用ヘリポート兼駐車場から渓谷沿いの百合ケ岳登山道に入り、細い吊り橋までは、丸太で道が造られたりして比較的歩き易い道です。 下多古川の渓谷 吊り橋を渡ると、間もなくロープの張られた岩場を登り、トラバースして琵琶の滝の滝見台東屋に。ここまでは来たことがあります。 東屋から琵琶の滝 ここから先は、踏み跡程度の道を進んで行きます。一旦は滝見台の上に上がりますが、また川に下って行き、琵琶の滝直下に出ます。 直下から琵琶の滝を見上げる 下ってきた道を登り返し、更に斜面の踏み跡をトラバースし、小沢を渡ると祠のある大岩の前に出て、右に進むと、琵琶の滝の落ち口に出ます。 落ち口から白鬚岳 落ち口から滝見台を見下ろす 大岩まで引き返し、先ほどの分岐を左に行き、登って行きます。 標高が高くなってきたので、大きなツララも見られます。 回り込むように進むと、 中ノ滝全景が見られます。 小広い場所にザックを置いて、色々な角度から中ノ滝を眺めます。 氷 手前の氷塊は、氷瀑の氷が落ちて割れたものですね。 滝脇の氷柱 中ノ滝は、岸壁を滑り落ちる、優美な感じの滝です。 この日訪れた二つの滝は、水量が多いため、余程冷え込まないと、滝本体は氷瀑にならないそうです。 でも、冬景色の滝もなかなか良かったです。
2024.02.14
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こんばんは、ほうとうです。 10日(土)、ザ・シンフォニーホールで行われた、オルフェウス室内管弦楽団with辻井伸行の演奏会に行って来ました。 曲目は、アレンスキーのチャイコフスキーの主題による変奏曲、ショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調(リー・シューインによる同団のための編曲)、前半アンコールは、ショパンの黒鍵のエチュード、ルロイ・アンダーソンの忘れられし夢。 そして後半が、ムソルグスキーの展覧会の絵(J.ノーボスによる同団のための編曲)、レクオーナのスペイン組曲「アンダルシア」よりアンダルシアとチャイコフスキーの弦楽セレナーデよりワルツ。 同ホール正面入口階段突き当りには、大きな「松」の絵が飾られていますが、客席周囲のホワイエ通路には色々な美術品が飾られています。 音楽だけ楽しむのではなく、美術も楽しめるよう配慮されているわけですね。 この室内管弦楽団は50数年前、ニューヨークで設立されたのですが、多彩なプログラムを演奏するにもかかわらず、一切指揮者を置かず、団員が話し合って表現を決めています。その特徴は、清冽、大胆で見事なアンサンブルと言えるでしょう。また、管楽器がそれぞれ1人というのも珍しい。普通は2管という2人が一般的です。(フルオーケストラでは、3~4管となる。)そのため、楽器の持ち替えが普通で、フルート奏者がピッコロを、オーボエがコールアングレ(イングリッシュ・ホルン)を、クラリネットがバス・クラリネットを傍らに置いて、必要に応じて吹き分ける、となって大忙しなのです。 さて、協奏曲では、同オケとの共演を長年にわたって積み重ねてきた辻井君がテンポやダイナミクスでオケを煽って、オケがそれを抑えるという面白い演奏となりました。でも、アンコールで、アンダーソン作品でハートウオーミングに締めてくれました。 後半の展覧会の絵。元々はムソルグスキーのピアノ曲なのですが、そのオリジナリティーと発想性から多くの編曲(アレンジ)が行われてきました。最も有名なのが、フランスの作曲家ラヴェルによる大管弦楽用の編曲ですね。その他、指揮者のストコフスキー、近衛秀麿、ユッカ=ペッカ・サラステ、V.アシュケナージ、L.スラトキンらによる管弦楽版が16、ピアノ協奏曲に仕立てたもの、吹奏楽版、室内楽版、器楽版、ロックやジャズ、冨田勲によるシンセサイザー版などキリがないほど編曲されています。 今回演奏されたのは、同オケ専用に編曲されたものですが、編成に従いつつも多彩な管弦楽法を楽しめるように工夫されていました。そのため、オケは大忙しですが、見事に演奏しておりました。 久しぶりにこのオケを聴きましたが、その個性は健在でした。
2024.02.11
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