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こんばんは、ほうとうです。 前回の話の続き。 三原市の三景園では、今月末まで花まつりと題して、見頃となったアジサイ園の一角にキッチンカー、物販テントなどを入れて賑やかにしていました。 アジサイ園 静けさ アジサイの小径 アジサイ園の下には、ショウブ田が造られて、ここも花の見頃となっていました。 ショウブ田 ショウブの周りには蝶が飛び交い、水辺はトンボたちが集って、素敵な里山の風景でした。 係員さんたちがよく手入れに努力されているのが判ります。 感心したのは、このアジサイ園とショウブ田は、日本庭園とは違う谷筋に造られ、趣の違う日本庭園部分からは小さな尾根が目隠しとなって見えないことです。これで、景色が分断されて、それぞれをしっかり楽しむことができます。 日本庭園内でも、チラホラ花を見かけました。 小花と石組 ツツジ残る ユキノシタ
2024.06.25
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こんばんは、ほうとうです。 16日(日)、広島県三原市の広島空港脇にある、日本庭園「三景園」に行ってきました。 午後から天気が不安定との予報だったこともあり、軽く散歩気分で歩けるここにしたのです。 「さんけいえん」と入力してネット検索すると、横浜本牧の三溪園が出てきたり、広島市内広島城の少し東にある「縮景園」が歴史もあって有名だったりするのですが・・・。 作庭家については紹介されていませんが、しっかりした構成がなされた築山池泉回遊式庭園で、広島空港開港を記念して1993年に造られたそうです。紹介文によると、広島県の3つの風景を風景を表していて、その3つの風景から「三景園」と名付けられたそうです。(どこがどう広島の風景を模したかは、今後見る方のために伏しておきましょう。それを連想するのも日本庭園を観る醍醐味の一つですから。) 空港駐車場からも歩いて行けますが、中央森林公園駐車場から歩いて入ることとしました。 三景園手前で、 新池橋という屋根付きの木橋を渡ります。(「マディソン郡の橋」という映画を思い出すなあ。) 新池に咲く スイレンを観つつ、エアポートホテルのハンモックが設置された芝生の庭の前を通って、いよいよ三景園に入ります。 本館(数寄屋造りの)潮見亭 水盆 本館の入場口で料金を払って入ると、いきなり 大海(おおうみ)と命名された広い池に、錦鯉がたくさん泳いでいます。 ここから桟橋を渡って、広い敷地を周回します。 ザクロと反り橋 石組と中島 庭園の中には、空港建設時に出てきた岩も一部使われているそうです。SDGsですな。 月漕亭と枝垂桜 梅と空港管制塔 空港のそばなので、飛行機の離発着時にはジェットエンジン音が響きます。動画を撮影する方は、要注意です。 睡蓮、鯉、竹林 深山幽谷の趣 三段滝 三段滝下段 新池への流れ 今回、調べてみるまで知りませんでしたが、結構いける庭園でした。紅葉の時はさぞかし素晴らしいのでしょう。また来たいです。
2024.06.20
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こんばんは、ほうとうです。 8日(土)、広島県北広島町の臥龍山(がりゅうさん、標高1223m)に登って来ました。 ブナなどの自然林を有する山で、地元では人気の山です。5月11日に登った深入山のすぐ北側にあります。また、稜線をそのまま北東に進むと、掛頭山に至るのですが、この日は午後から雨が降り始める予報だったので、臥龍山だけを歩くことにしました。 八幡原公園駐車場に車を止めると、すぐ向かいに 高原の自然館と展示古民家があって、グランドゴルフ場の脇を山道に入ります。 ササユリ 道はそのまま山に向かうかと思いきや、放牧地かと思われる草原に出て アザミ咲く高原広がる景色と林の境の間を行き来しながら、西へ向かいます。カッコウ、ウグイス、ホトトギスや小鳥の鳴き声が響き、高揚させてくれます。 舗装車道にまた合流しますが、 レンゲツツジや草の多い沢沿いには ハナショウブが見られ、高原の雰囲気を楽しむと、千町原臥龍山登山口の標識があり、ここから山に入って行きます。 しばらく進むと、本格的な森となり、渡渉に出くわします。 沢と森 この先から緩い坂道が始まります。 オブジェ枯木 傾斜が急になり始めると、 ブナが多く見られるようになります。この森の風景が人気の秘密なのです。 大木 舗装林道終点に出会うと、すぐ横に雪霊泉という水場があって、上の方からカジカガエルの鳴き声が聞こえてきます。 さらに、山道を登ると、緩めの丸太階段になり、すぐに大きな石のある山頂です。 山頂から90度折れて北東に稜線を下って行きます。この稜線道も 良き森で、林床は笹なのですが、エンレイソウ(花は終わっている。)、野イチゴ、ミヤマカタバミ(花は終わり)などが見られます。 猿木峠から下り始めると、間もなくヒノキの針葉樹林が始まり、もう一度渡渉して平地に出ますが、間もなく木道が整備された霧ヶ谷湿原に入ります。やや干上がり始めていますが、湿原の雰囲気は保っています。 木道が終わると、砂利道となり、少しで舗装道に出て駐車場にゴールしました。 自然館では昼の時間帯だけ、地元の赤そばが食べられるのですが、あいにくゴールが早かったので、古民家横の農産物販売所で買い物だけしました。 帰宅するため、駐車場から西に1キロほど進んだ所に、 カキツバタがいっぱい咲いているのを見つけました。地元の人達が休耕田に植えて管理しているようです。協力金募金箱があったので、入れておきました。 カキツバタいっぱい 休耕田のカキツバタ 沢や湿原、高原や豊かな自然林と鳥の声が楽しめるなんて、宿泊施設や売店も無く静かですが、ここは(広島の)上高地かな、とも思ったりしたのでした。
2024.06.13
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こんばんは、ほうとうです。 6月2日(日)、広島の最も有名なしま山(世界遺産だもんね。)、宮島の弥山(標高535m)に登って来ました。 GWは観光客でごった返してうんざりしそうだな、と考えて、その時期を外しつつ、梅雨に入る前のこの日にしました。 (今回の記事は、いつもより写真が多くなります。ご了承を。) 宮島口からフェリーで宮島に渡るのですが、JRの方が、より大鳥居に近い航路を取ります。 フェリーから大鳥居、弥山、駒ヶ林 僅か10分で宮島に到着し、まずは厳島神社の横を目指しますが、朝早く来ているので、お店は開いていないので、海岸のコースで向かいます。 鹿の海岸散歩 鹿が海に近づくのは珍しい気がします。外海でないことが安心を与えているのかも知れません。 山に入るので、厳島神社拝観口には入らず、ロープウェイ方向に進みます。 紅葉谷公園 紅葉のときは、絶景なのでしょうが、人混みの覚悟が要りそうです。 ロープウェイ乗り場の手前で橋を渡り、山道に入ります。始めのうちは道幅は広く、遊歩道のようです。 坂の傾斜がきつくなってくると 斜瀑が見られます。この紅葉谷コースにも丁石があり、11丁辺りから巨石・巨岩がゴロゴロするようになります。 原始林に射す光 ロープウェイの上の駅(獅子岩駅)からの道を合わせ、島の南東側の景色を木の間からチラチラ眺めながら弥山山頂を目指します。 閼伽井堂の林を過ぎると、 求聞持堂前で、かの空海がこの付近に真言宗の道場を造れないか、下見に来た場所です。(高野山という絶好の場所が見つかったため、ここには造られることはありませんでした。) 石門のある巨岩を回り込むように登ると、弥山山頂で、ここには屋根付きの立派な展望台があります。 弥山山頂から西能美島、似島 弥山山頂から駒ヶ林、大野瀬戸、経小屋山 当然、広島湾や瀬戸内海の多島美を眺めることができるのですが、東側の宮島海峡を見ていると 潜水艦がゆっくりと進むのを見かけました。呉港を出港した海自の潜水艦が江田島を回り込んで瀬戸内海に出て行くのですね。 小休憩後、西のピークである駒ヶ林に向かいます。 駒ヶ林のピークは大きな一枚岩で、西側は大岩壁となっています。 駒ヶ林から弥山 駒ヶ林から大竹、岩国 仁王門下の分岐まで戻り、沢沿いの大聖院コースを下ります。 途中の東屋のところで、 引き潮の大鳥居が見下ろせました。 急坂が終わると、分岐があって 白糸の滝の真下に出られます。 もう少し下って、 瀧不動前から白糸の滝の全体が望めました。 更に下ると、真言宗御室派の 大聖院山門です。見応えありそうなので、入ってみます。ここからは観光モードです。 仁王門前の木陰 仁王門前と新緑 摩尼殿 摩尼殿二階から原始林 この後、厳島神社には拝観せず、観光客でごった返す参道の飲食店で牡蠣と飲み物を買って、朝鹿のいた浜辺で海を見ながら食べて、フェリーに乗って帰宅したのでした。
2024.06.06
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