全371件 (371件中 1-50件目)
こんばんは、ほうとうです。 少し前にワタクシの住む団地に咲いていました。 この雨が過ぎると色々花が咲きそうですね。 団地の水仙
2024.03.22
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 23日(木・祝)、ちくちゅー登山ガイドサービス(竹中雅幸ガイド)のツアーに参加して、奈良県十津川村を通過する熊野古道小辺路の五百瀬(いもぜ)集落ー三浦峠を歩いて来ました。 このツアーの小辺路ツアーは、本年2月26日の果無集落(+バイカオウレン群生地)に次いで2回目です。 熊野古道は色々なコースがありますが、竹中ガイドさんによると、熊野本宮大社詣が済んだ庶民巡礼者が、できるだけ早く奈良・京都等を経て帰郷するためのコースだったそうです。 皇族や公家さんは、籠や輿に乗って行くので、かなり平坦で道幅のある、紀伊田辺を経由する中辺路を通ったそうです。 確かに小辺路だと地図上は直線的に北上しますが、標高1000mを越える、果無峠、三浦峠、伯母子峠という小辺路三大峠や水ヶ峰、薄峠を越えて高野山に至ることとなります。また、庶民は主に農閑期である冬場に旅するので、行き倒れになることも珍しくはなかったそうです。 さて、ツアー一行を乗せた車は、旧五百瀬小学校跡に駐車、地元と仲良しの竹中ガイドが駐車の承諾を事前に取り付けていました。 廃校の記憶 ここから、三浦峠を往復します。小辺路を歩き通すと、3泊4日の日程になり、色々負担が大きくなります。 舟渡橋という吊り橋を渡ると、 川面の秋坂道を登り始めます。 少し登ると、 石畳の古道を歩きます。 更に上には、石垣が残っており、 杉大木、何を語る吉村家跡の杉の防風林が見られます。 黄色のライトアップ 杉林がなくなると、見通しが効くようになります。 伯母子岳と五百瀬集落 間もなく、林道が横切る三浦峠に到着します。東屋や公衆トイレがあり、休憩に適しています。 見晴らしも良いので、和歌山県境の 龍神岳・護摩壇山も望め、 ススキ越しの伯母子岳稜線の眺めも楽しめました。 下山途中には、 紅葉の賑わいや 三浦廃村から夕照の山を見上げて、ゴールしました。 高野山付近や、伯母子岳、果無峠付近は歩いたことがあるので、いずれ通しで歩いてみたいです。
2023.11.26
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 名前は知りませんが、ワタクシの住んでいる団地に咲いている、チョット目を引く花がいっぱい咲いています。
2023.08.27
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 5月28日登った籾糠山の話の続きです。 前回は登山口に近い天生湿原やミズバショウ群生地を紹介しましたが、この山の魅力はまだまだ尽きません。 ミズバショウ群生地の手前には、 ブナの大木やトチノキの大木がどっしりと構え、カラ谷の原生林を行くと、カツラの大木が並ぶ カツラ門に出会います。 カラ谷入口のカツラは新芽が勢いよく萌出ています。 カラ谷には、 ニリンソウや キヌガサソウが咲き、サンカヨウは木平分岐まで続いて咲いています。 木平分岐から木平湿原に向け登ると、 ダケカンバが芽吹いています。木平湿原からカラ谷分岐に向け下る坂には、 ブナ森が広がります。 登山道の所々で ムラサキヤシオも見かけました。 さて、この山の山頂は特に東側の眺望が素晴らしいのですが、この日の空模様は、薄雲が広がり、余り期待していませんでした。が、山頂北直下で振り返ると、北西の 笈ヶ岳(おいずるがたけ)などが望め、広くない山頂に立つと、南東に 御嶽山その北に 乗鞍岳更に 槍・穂高連峰続いて 薬師岳そして北東に 剱岳・立山が望めたのでした。 期待していなかっただけに、感激ひとしおで、この山を存分に楽しめたことに感激でした。
2023.06.05
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 焼石岳に登った翌日の9月26日は、紅葉で有名な栗駒山(標高1627m)に登りました。 日本二百名山で花の百名山でもあります。 宮城県側のいわかがみ平から登るコースが有名ですが、岩手県と秋田県との境にある須川温泉の登山口から産沼、自然観察路を経て山頂を往復することにしました。(最短の須川コースは昭和湖から天狗平の稜線までが火山ガスの噴出で、通行止めになっています。)これなら、下山してすぐに温泉に浸かれます。 この日は、午前中雲が出て眺めが今一つでしたが、昼前から青空が出てきて、紅葉も「映え」となりました。 須川高原温泉の源泉脇を通り、岩の隙間から湯気が出ている場所を過ぎ、湿原である名残ヶ原の木道を進みます。奥まで来ると、湯気が出ている荒々しい 剣岳がはっきりと見えます。 苔花台分岐から下って1つ目の渡渉、しばらく山腹を巻くように進むと「三途の川」と名付けられた2つ目の渡渉です。ここは流れがやや激しいので、増水時は要注意です。渡渉が終わると、傾斜がきつくなり、標高を上げて行きます。 産沼付近では、紅葉が見られるようになりました。 山頂東側の縦走路で振り返ると、草原に紅葉が広がり、進む先に目を向けると、山頂東面に紅葉と緑の笹やハイマツがまだら模様を見せています。 関西ではこの様な風景は無く、この景色を目の当たりに出来たことが嬉しいです。 坂を登って山頂に着くと、ぐるりと眺望が楽しめます。 山頂からいわかがみ平 山頂西側すぐの所に良い紅葉があり、少し西へ下って山頂を見上げると、 青空の山頂紅葉が楽しめました。 東へ下って、 高原の紅葉に遊び、 須川温泉を見下ろしてまた紅葉の中から 笊森のピークを眺めました。 名残ヶ原紅葉 須川温泉源泉 下山して日本秘湯を守る会の須川高原温泉で日帰り入浴し、酸性で熱い源泉かけ流しの湯を皮膚のピリピリ感と共に感じて、さっぱりした気分で長い関西までの帰路に着いたのでした。 山の紅葉を求めての東北遠征、大満足でした。
2022.10.07
コメント(0)
梅雨時期の晴れた日の夕方では、こんな空を見ることができます。 梅雨夕焼けと言うそうでつい空を見上げて、感慨に浸ってしまいます。 ほうとう
2022.06.24
コメント(0)
こんにちは、ほうとうです。 いよいよ2021年もあと2日。色んな山を歩きました。コロナ感染症に対し、行動自粛を考え、それまで見向きもしなかったごく近所の山にも行きました。今まで登ったことのある山でも、ルートや時期を変えて登りました。制約がある中で、山歩きを自ら考えて楽しみました。 では今年の山行を振り返り、ランキング発表します。 第5位、日本コバ(5月4日、11月20日)。 新緑と紅葉、苔と石灰岩の岩場、渓流を標高1000mに満たない裏鈴鹿の山で楽しみました。 第4位、夜叉ヶ池(夜叉ヶ池山、7月18日)。 滋賀・福井・岐阜の三県にまたがる低山の山域にある山と池。岐阜側から登りましたが、ブナの森、滝、岩壁・岩峰群、食虫植物の他多くの花、稜線にある池(固有種の昆虫もいるが、この日は観察できませんでした。)を見て、日本海に近く、リトル雨飾山だと感じました。 第3位、銀杏峰(11月7日)。 福井県大野市にあって、荒島岳(日本百名山)、能郷白山(二百名山)の影に隠れて目立たない山ですが、登山口には「宝慶寺いこいの森」という山間の静かで広く伸びやかなキャンプ場があり、山頂部分は広い笹原ですが、その他はブナやカエデなどの広大な広葉樹の山腹を持ち、山全体が見事な紅葉に包まれていました。 第2位、五色ヶ原(9月23~25日)。 立山と薬師岳との間にある、花の百名山。行った時期はほぼ花はありませんでしたが、山肌や高原に広がる紅葉と雄大な景色を楽しみました。 第1位の前に、惜しくも選外の山を。 扇ノ山(6月26日)ブナの回廊と緑の洞窟のようでフォトジェニックなシワガラの滝。 大峰の平(鉄山・ザンゲ平5月23日、七面山・アケボノ平5月30日)大峰山脈の中にある、眺望の素晴らしい気持ち良い笹原。お昼寝したくなること間違いなし。 取立山(2月14日)スノーシューを履いて歩きました。山頂で白く美しい白山を間近に眺めて、感嘆のため息が漏れてしまいました。 伊吹山(1月31日)晴天の日に、12本爪アイゼンを履いて斜面を直登。霧氷や育つスノーモンスターを、下りの広い斜面ではヒップそりで楽しみました。 根子岳・四阿山(8月2日)ツアーで行きましたが、西に居並ぶ北アルプス後立山連峰、北の北信五岳を眺め(最寄りの浅間山はガスで見えず)、気持ちのよい歩きでした。 そして第1位。 秩父岩、抜戸岳の稜線を行く 笠ヶ岳(7月30~8月2日)。北アルプス南西部の日本百名山。播隆上人が登って開山し、ここから槍ヶ岳を見て、槍の開拓を決意したのは有名な話です。 新穂高温泉から鏡平、弓折乗越、抜戸岳と上り、登頂後笠新道を下る周回ルートを選択。夕方の雷雨を避け、酷暑による体力消耗を避けるため、わさび平、鏡平、笠ヶ岳に泊まる余裕の設定にしたのが正解だったようです。それでも笠新道の下りは、長くギラギラ日光をもろに浴び、相当きつかったです。 弓折乗越周辺では、夏の高山植物が咲き乱れ、笠ヶ岳付近では高山ならではの景色を見て心が躍りました。 さらば笠ヶ岳、播隆平 来年も良い山歩きをしたいと思います。
2021.12.30
コメント(0)
2021年が明けましたね。本年もよろしくお願いいたします。コロナで明け暮れた昨年の状況が良くなるように願ってやみません。 山で集団感染が発生したという話は聞かず、ほっとしているところですが、遠くの山への長距離移動が、感染確率を高めることから油断はできません。 そんなことから、2020年は近所を歩くことが多かったです。 今まで歩かなかった生駒山地に6回、最も近い山と言える金剛・葛城山に9回、六甲山系に3回行きました。 さて、昨年の山歩きをランキングしましょう。 4位タイが、双子池・蓼科山(10月3~4日)。北八ヶ岳の苔の森を抜け、池のほとりでテント泊し、点々と色付く紅葉を見ながら岩の積み重なった山頂に立ちました。双子池ヒュッテの昼食や、蓼科山荘のドリップコーヒーがとても美味しかったです。 続く4位タイは、大峰山脈の行者還岳(5月17日)。新緑の奥駆道でヤマシャクヤク等色々な花を楽しみ、ちょっと興奮気味でした。 もう一つ4位タイは、同じ大峰の稲村ヶ岳(2月11日、5月24日)。ピーカンの青空の下、しっかり積もった雪を踏みしめ、輝く大日山の岩峰を眺めながら、往復しました。5月には可憐なオオミネコザクラの花やヤマツツジ、シャクナゲも楽しみました。 第3位。滋賀県長浜市の横山岳(5月30日、11月8日)。ブナの森が多く残る山ですが、遠くに残雪の白山と近くに広がる新緑とそしてカエデも混じる素晴らしい紅葉・黄葉の絨毯を楽しみました。 第2位。甲武信ヶ岳(7月22~24日)。奥秩父山塊の百名山で、長野県側の毛木平に駐車し、時計回りに周回。丸太造の山小屋2軒に宿泊し、八ヶ岳に一歩も引けを取らない苔の森と千曲川源流の沢の景色に心動かされました。 そして第1位。火打・妙高山(9月23~25日、22日麓前泊)。周囲をぐるりと見渡せるとても雄大な景色。笹ヶ峰登山口からは、しっかり管理されつつも美しく広大な自然林。火打山は高谷池・天狗ノ庭など湿原を有する優美な山なのに対し、妙高山は大倉乗越の外輪山壁や妙高山本体のごつごつした急な岩山。また、この地域は食の宝庫で、美味しいものを沢山いただきました。
2021.01.01
コメント(0)
こんにちは、ほうとうです。 京都府立植物園では、多くの花が見頃でしたが、日本の野山等で見かけることができる花を紹介します。 ホウセンカ(鳳仙花) 場所や状態を余り問わず、育てやすいので、小学校でも鉢植えで育てましたね。 乾燥した土地を好まない ヒガンバナ(彼岸花)白 ヒガンバナ(ピンク) 同じく乾燥した土地を好まない カリガネソウ(雁金草) 湿った土地を好む ツリフネソウ(釣船草) ツリフネソウ(白) そして水辺に生える ミズアオイ(水葵) これも水辺に生えるものの、絶滅危惧されている ミズキンバイ(水金梅) 手軽に(入場料¥200、温室を除く)楽しみながら勉強できる植物園は良いですね。
2020.09.26
コメント(0)
おはようございます。ほうとうです。 毎年恒例の今年の山歩き回顧です。 どうしても山となると、長野県のアルプス等が上位に来てしまいます。ですが、関西でも素敵な場所を見つけました。 今年はそれぞれの山に、色の副題が付けられると思いました。(雪山を白とすると、そればかりとなってしまうので、できるだけ排除します。) では第5位。「黒」 富山県の北アルプス、「薬師岳」(7月6・7日)。2018年夏に行く計画を立てていたのですが、大雨で断念。リベンジを果たせたのですが、前泊した有峰湖周辺で、わずか2時間余の間に2回もツキノワグマに出会いました。1回目は湖畔のキャンプ場近くで、母子の熊。2回目は宿泊施設の裏の駐車場でオスらしき熊と。熊と正に正対したのは初めてで、緊張しました。でもそれだけ自然が豊かな所なんですね。 第4位。「白」 モンベルのツアーで行った「金剛山カトラ谷・モミジ谷」(5月3日)。 自宅から最も近い山のうちの一座ですが、こんな近くに白い花のニリンソウの群生や、イチリンソウが沢山清楚な花を咲かせているのに驚きました。 第3位。「黄」 鈴鹿山脈最北部の「霊仙山」(4月6日)。 南西尾根の小ピーク、南霊岳の西側斜面に、福寿草が一面に鮮やかな黄色の花を咲かせていました。 第2位。「青」 八ヶ岳連峰の「北横岳」(2月10日)。 雪を求めて出掛けたのですが、この日は絶好の好天で、雪景色のバックは「八ヶ岳ブルー」。 八ヶ岳連峰はおろか、北・中央・南アルプス等を見渡し、雪の造形を楽しみました。 第1位。「赤・黄・茶」 北アルプス黒部川源流域の「双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・雲ノ平」(9月15~19日)。 夕日を浴びて真っ赤に燃える槍ヶ岳、黒部川源流域の草紅葉、すばしっこく走り回る夏毛のオコジョ。日本最後の秘境と呼ばれる黒部川源流域を歩いて自然を満喫しました。 近年は台風被害で荒れてしまった山が多いですが、新たな良い所を探してまた歩きたいと思います。
2019.12.31
コメント(0)
おはようございます。ほうとうです。 大晦日を迎え、今年の山歩きを振り返りたいと思います。 関西の山は、夏から秋にかけての連続した台風で多く倒木が発生し、大半が歩きにくくなってしまいました。特に京都北山周辺が酷かったようです。また金剛・葛城山などの古い地層の山も、谷沿いで土砂(風化した花崗岩・真砂土)の流出があり、山の維持問題が顕在化しました。 関西の有名な山は、ほぼ一通り登っていますが、時期を変えたりして楽しみました。 3月3日、天気がとても良かったので、残雪の伊吹山に登りました。雪が柔らかいのを想定して、12本爪のアイゼンとストック2本で登りました。5合目から9合目までは登山道が雪に埋もれてしまっているので、斜面を直登です。雪の照り返しもきついのでサングラスは必須です。 5月26日、鳥取県と兵庫県との境にある扇ノ山に登りました。南北に長く盾を伏せたような山容で、美しいブナ林を楽しみながら闊歩しました。下山後は盾の縁の部分にあたる雨滝も見て来ました。 まだ登っていない山にも行こうとガイドブックなどを見て、11月11日、滋賀県長浜市の横山岳に登りました。自然豊かな山ですが、地元の山の会の人たちによって良く整備されていて、新しい名山を見つけた気分になりました。 今年は上高地や涸沢に何度か行きましたね。観光地だからと、ちょっと敬遠していたのですが、1月7日に西穂山荘から上高地にスノーシューで下り、静まり返った上高地をスノーシューで歩き回りました。GW前半には、上高地から残雪の涸沢まで登りました。 夜明けの涸沢で、モルゲンロートを楽しみ、9月5・6日に奥穂高岳登頂を目指して再度涸沢まで来たのですが、秋雨前線が早く来てしまい、天気が悪く、引き返すこととなりました。 さて、今年の山歩き第3位。 紅葉の栂池自然園(10月8日)。前夜夜行バスでの日帰りという強行軍でしたが、午前の天気が良く、紅葉の湿原の奥に白馬三山がスッキリ望め、この上なく爽快な気分になりました。 第2位。 燕岳(6月9・10日)。合戦小屋から上は雪が所々残っていて、後立山連峰、裏銀座・槍・穂、表銀座の稜線を眺め、花崗岩のステージに立つ雷鳥クンを撮影しまくったのでした。 そして第1位。 紅葉の天生湿原と籾糠山(10月21日)。岐阜県飛騨高地の一座です。国道360号 天生峠から南へ天生湿原を通り抜けて籾糠山に登りますが、狭い山頂からは南は 御嶽山、北は立山まで望めました。ここは県立自然公園に指定されて、協議会が管理をしているので、手入れも素晴らしく、見事な紅葉や原生林・湿原の風景を楽しむことが出来ました。 来年も異常気象が気になりますが、多くの山を歩いて楽しみたいと思います。
2018.12.31
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 今週に入ってから、湿気が多い日がぐっと増えましたね。 関西も梅雨入りしてもおかしくないのですが、気象台は慎重に梅雨入り宣言するみたいです。 扇ノ山の帰り道、鳥取県八頭町で見掛けた睡蓮の花。見るだけで、気温が高くなっていくのを感じますね。
2018.05.31
コメント(0)
こんにちは、ほうとうです。 コンサートを回顧したら、山歩きも回顧しなければなりませんね。 手帳をめくり、行ったあの山、この山を振り返ると・・・。 この1年、大分冬山に行ったなと気付きました。霧氷の高見山(1月14日)、愛宕山(1月21日)、稲村ヶ岳(1月28日)、賤ヶ岳(2月5日)、鈴鹿竜ヶ岳(2月19日)鈴鹿綿向山(2月25日)、武奈ヶ岳(3月12日、12月9日)、鈴鹿宮指路岳・仙ヶ岳(3月19日)、己高山(11月19日)、後山(11月26日)、鈴鹿国見岳(12月17日)。この他、残雪を見掛けることも幾度かありました。 これら雪山で最も良かったのは、モンベルのツアーで行った、越前大野六呂師高原と荒島岳シャクナゲ平スノーシュートレック(2月11・12日)ですね。前日に大雪が降り、現地到着も遅れそうになりましたが、しっかり荒島岳7合目までスノーシューで歩き、大野の美味しい食べ物も頂きました。 紅葉が素晴らしかったのは、百名山の雨飾山(10月8日)。好天にも恵まれ、山頂では名立たる名峰を見渡し、布団菱の岩峰と青空と紅葉のコントラストが絶妙で、人気が高いのに納得したのでした。 近畿の山は、百名山・二百名山・三百名山は踏破し、二回目・三回目の山が多くなりました。その中で、パターンに変化を付けるようにしましたが、夏は暑いことから、日の出前から登るようにしてみました。夜間から登り始め、日の出を山頂で迎えた伊吹山(8月27日)は、夜景の他、朝日を浴びる多くの花を楽しみました。 今年の山歩きベストは、北アルプス双六岳(9月21~23日)ですね。新穂高温泉から山小屋に泊まりながら、そして槍ヶ岳と始まった紅葉を見ながら、黒部川源流域まで歩き、数多の百名山を見渡してスケールの大きい北アを楽しみました。 来年は、近畿では有名でないながらも良い山を開拓し、その他の地方の名山も行ってみたいですね。
2017.12.30
コメント(0)
こんにちは、ほうとうです。 次男が就職し、九州へ行くのを見送りました。 希望の企業に就職したのですから、めでたいことなんですが、少し寂しくもあり、親として十分なことがしてやれただろうか、と気になったりします。 社会人として、頑張って行って欲しいと思うところです。 次男の背中にそっとエールを送りました。(でも、センチになっている暇はありません。まだ送り出さなければいけないのが残っています。) 長居植物園(長居公園)で咲いていた色々な花を撮影しました。 アーモンド オオシマザクラ ミツマタ 陽光(桜) 染井吉野(桜)
2017.04.02
コメント(0)
おはようございます。ほうとうです。 昨1日(土)、西宮の芸術文化センター(中)で行われた、茂山狂言会~みんなで楽しく狂言会~ に行って来ました。 毎年恒例の公演なのですが、前から少し気になっていて、まだ狂言を見たことが無かったので、出掛けて来ました。 桜の開花が気になりますが、ようやくチラホラ咲き始めた所で、次の週末辺りが見頃でしょうか。 この催しは、入場料千円と大変リーズナブルで、解説もしてくれ(今回は茂山逸平さん)、未就学児も入場可能という、初心者向けの有名な演目を出してくれます。 京都・大蔵流茂山千五郎家の家訓とも言うべき、普及をその旨とする「お豆腐狂言」の実践でもあります。 今回の演目は、「蝸牛」(=カタツムリ)、「棒縛」というコメディー物で約1時間の公演。 650年という歴史ある古典芸能を、気楽に楽しく体験させてもらいました。
2017.04.02
コメント(0)
ただいま帰省から帰りました。ほうとうです。 慌ただしかったような、でも盆の行事以外何もせず、ゴロゴロしていたような、そんなお盆でした。 地元の酒ですが、新幹線駅ではいつも売り切れ、入荷待ち。 なんと、新幹線の車内販売でミニボトルを売っていました。 私より先に、りゅうびに飲み干されないよう気を付けます。
2015.08.17
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 昨秋、単身赴任中の広島の種苗店で購入した「ユキノシタ」が花を咲かせていました。 ほんの片手に収まる程の小さな苗でしたが、植木鉢に植え替え、この春また一回り大きい鉢に植え替え、ベランダで育てていたものです。 手間が掛からず、簡単に育てられ、その名の通り寒さに強い植物で、単身赴任のオジサンの癒やしにも良いだろうと思ったのです。(葉を天ぷらにしようとは思いませんでした。) それから、どんどん葉は大きく、株も増えていきました。 単身赴任先から持ち帰り、今日は天気が良くて暑いかなあと思って様子を見たのです。 ほんの数ミリの小さな花ですが、新鮮でちょっと嬉しいですね。 大阪の夏は暑かろうと、日除けで影を作ってやりました。
2015.05.17
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。兵庫県立芸術文化センターで行われた、ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団の演奏会に行って来ました。曲目は、ブルックナーの交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版第2稿)。第1から第3楽章までは、テンポが緩まない様に、第4楽章では、第一主題に付随する伴奏の短前打音を意識してか、速くならない様にコントロールしていました。これは、指揮者の「曲の統合」という意図の表れでしょう。こうした指揮者のこだわりは多く感じられたのですが、何と言っても「ブル8」ですから、もっとオケが頑張って音の出だしをキメていかないと、盛り上がりの効果が出ませんね。何とも歯がゆさを感じたのでした。
2015.03.21
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。福岡シンフォニーホールで行われた、インバル指揮東京都響の創立50周年記念演奏会に行って来ました。曲目は、ワーグナーの楽劇トリスタンとイゾルデより前奏曲と愛の死、ブルックナーの交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ノヴァーク版1878/80)。この指揮者とオケのマーラーチクルスは有名で、第2交響曲でははまり込んでしまったのですが、ブルックナーもなかなかと聞いていました。「トリスタン」は、前プロと言うこともあってか、あまり作り込まず、比較的あっさりとした演奏でした。ブルックナーは、テンポを大きく動かさないで、かつ、パートのバランスに神経を使って、曲の構造を透き通る如く表現していました。終楽章のコーダ(終結部)に入った所では、刻んでいる弦パートで、8分音符で音階が動いているのを強調するなど、工夫が見られました。それが効果的で、見頃な大団円になりました。インバルのブルックナーも良いねぇ。
2015.03.15
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。愛知県芸術劇場コンサートホールで行われた、トゥガン・ソヒエフ指揮トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の演奏会に行って来ました。わざわざ名古屋に行ったのは、ユリアンナ・アヴデーエワの弾くコンチェルトに興味があったから。曲目は、ショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調(ナショナル・エディション)とR=コルサコフのシェヘラザード。(アンコールは、ソリストがショパンのワルツ変イ長調、オケがビゼーの歌劇カルメン第3幕への前奏曲とチャイコフスキーのくるみ割り人形からトレパーク。)コンチェルトは、アヴデーエワがショパン弾きであることを見せつけ(楽器はモダン・オケとの共演なので、現代のもの。)、オケは2曲とも指揮者のやりたい表現を忠実に再現していました。前回の来日でもそれは言えたのですが、固さが取れて自然になってきた様に感じました。それによって指揮者の技量を改めて認識させられました。まだまだ勢いのあるコンビですね。
2015.02.28
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。21日土曜日、三重県菰野町と滋賀県東近江市との境にある御在所岳(三角点標高1209m)に登って来ました。前回、りゅうびとロープウェイに乗って登ったらガスで何にも見えなかったのですが、今回は天気は良さそうです。りゅうびも一緒に行くと言うので、また連れて行きました。今回はレベルアップして、裏道を歩いて登り、下りは安全面からロープウェイを使うこととしました。近鉄電車で湯の山温泉に向かっていると、雪を被った鈴鹿山地の姿が清々しくて良い感じでした。さて、下のロープウェイ駅前から山を見上げると、気温がかなり上昇しているようで、上の方しか雪は見えません。でも、裏道に入り、日向小屋が近づくと雪が少し残っていて、藤内小屋ではしっかり残っていました。凍る藤内壁を見上げ、ゆっくりと谷沿いの急坂を登って行きます。ぶつぶつ言っているりゅうびを連れ、やっと国見峠に着きましたが、霧氷は見当たりません。でも、もう少し登ると藤内壁の上の朝陽台寄りに何とか霧氷が残っていました。あぁ、良かった。そこから、山上公園とスキー場を横目に三角点山頂と望湖台に登り、申し分ない青空の下、周囲の展望を楽しんだ後、ロープウェイで下山し、日帰り温泉と、かもしかアイスも楽しんで帰ったのでした。
2015.02.24
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。1週間前の8日、可部冠山に登りましたが、そのとき縦走出来なかった堂床山(標高860m)に行って来ました。今回は、南原峡公園から時計回りに歩きました。加賀津の滝から階段を上がり、細い尾根に取り付き、急な坂を登って行きます。所々緩やかな場所で息を整えますが、先週残っていた雪はほとんど溶けていました。でも、標高700mくらいの斜面トラバース地点手前から雪が残っていて、山頂が近づくにつれ、深くなり、一番深い所ではすねまでありました。山頂は樹木が茂っているので、眺望はありませんが、枝から雪がぼとっと落ち、暖かくなっていることが良く分かります。山頂から北に160mほど急下降し、可部冠山への縦走を始めます。しばらくすると、後方から誰かが急接近して来ました。トレランのオジサンですが、何と半袖Tシャツに薄手のズボンとシューズ姿です。(ウィンドブレーカーは持っていましたが。)あの残雪の堂床山頂で雪はシューズに入らなかったのか?元気なオッサンだなぁ、と呆気にとられていると、あっという間に過ぎ去って行きました。西冠山から可部冠山へ登ると、空は霞みがかっていて、もう春はそこまで来ていると感じました。(間もなく花粉も飛ぶぞ。)今回は東の可部峠に下り、南原峡の渓谷沿いを公園に戻りました。
2015.02.15
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。福岡県朝倉市と嘉麻市との境にある、古処山(標高860m)と屏山(標高927m)に登って来ました。筑豊と筑後川流域とを分かつ山系で、東には英彦山があります。筑豊から南下するのは、時間が掛かりそうだし、八丁越に雪が残っているとまずいので、素直に秋月に行き、本覚寺上の登山者用駐車場に車を止め、沢沿いにひたすら登って行きます。五合目で林道終点の駐車場(7台くらい駐車可)に出て、ちょっと意外に感じますが、石仏が路傍に並ぶ石畳や石段の道を進みます。もう少し冷えて、雪が残っているかと思っていましたが、意外と暖かく山頂までほとんど雪は残っていませんでした。山頂の岩の上からは、北の筑豊平野、北西の三郡山地、西の脊振山、南の耳納山地、東の岳滅鬼山などを眺め、石灰岩の間をすり抜けるように東へ縦走を始めます。縦走路には雪が残っていて、踏み固められているものの少し溶けてソールのグリップが効きにくいので、慎重に歩きます。屏山山頂は北の展望が良く、ここまでは多くのハイカーが来ているようでした。更に東の馬見山まで往復も考えたのですが、帰って来て下山する時間を計算すると、ちょっと厳しいので、ここで引き返し、秋月を観光して帰ることにしました。のどかな山あいにある、黒田福岡の支藩で、5万石の城下町ですが、城跡や馬場、武家屋敷などが残っています。ただ、人の手を加えてテーマパークの如く古い街並みが残されている訳ではなく、ひっそりとしています。月見坂という坂を見つけましたが、ここから城跡の裏山に昇る月を眺めたら絵になりそうです。
2015.02.14
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。広島市安佐北区と北広島町との境にある、可部冠山(標高736m)に登って来ました。中国自動車道安佐SAのすぐ東にあります。可部の南原(なばら)ダム湖の奥に、水洗トイレのある南原峡公園があって、車が5、6台駐車できます。ここからスタートし、トイレ右奥の車止めゲートから山に入ります。すぐ、河東碧梧桐(かわひがし・へきごとう)の句碑があって(独特の文字で刻まれているので、解説の看板がないと読めません。)、ここが堂床山への登山道との分岐です。右手の林の中に入り、斜面をジグザグに登り、尾根上に出ます。そこからひたすらテープやたまに見掛ける道標を頼りに尾根筋を北に高度を上げて行きます。石をうず高く積み上げた明神ダムが左手に見え、その最上部と同じくらいの標高になると、登山道には雪が残っていました。でも気温上昇でかなり軟らかくなっていて、靴のソールやエッジが効きにくくなっていました。標高721mの通称西冠山から可部冠山までは、雪が深くなり、ブーツでないと雪が入ります。軽アイゼンかチェーンスパイクを持参しておくのを薦めます。可部冠山山頂からは、中国道を挟んで北西に海見山、南東に備前坊山や白木山、鷹ノ巣山、南に山あいを流れ出す太田川が望めました。木々の間から南西に、これから縦走しようとする堂床山が見えていたのですが、急に時雨雲がやって来て、山容は分からなくなり、気温も急に下がり、雪が降り始めたので、念のため下山しました。(またの機会に備前坊山と合わせて縦走しても良いし。)ただ、時間に余裕があったので、堂床山の登り始めの所にある、加賀津の滝に行ってみました。花崗岩に沿って三段に30mくらい滑り落ちる様は、なかなか見事でした。
2015.02.08
コメント(0)
こんにちは、ほうとうです。岡山県の吉備路(岡山市から総社市にかけての一帯)に出掛けて来ました。テレビのニュースで、備中国分寺周辺の菜の花畑が見頃になっていると言っていたので、写真を撮ろうと思ったのです。手前に菜の花、向こうに五重塔というのは、皆考えているようで、何人も写真愛好家が来ていました。かの平山郁夫画伯もこの風景を眺めたそうです。丘のなだらかなラインが続く穏やかな景色で、やさしくなりそうですね。寺の南側斜面の梅の樹たちは、蕾は膨らんでいましたが、開花するのは今月下旬になりそうです。車で東に移動して、吉備津神社へ。参道の松並木や犬養毅書の社名の石碑も良いですが、バックに山を従えた立派な社殿で、とても長い回廊も注目です。参拝後、吉備津駅西側の旧山陽道板倉宿を歩いてみました。家は既に建て替えられ、水路の船着き場など僅かに昔の雰囲気が残っていました。もう一つ、中山の東側にある、吉備津彦神社にも参拝し、立派な神木の杉の周りを回って、北西方向に移動しました。行ったのは、黒田官兵衛に水攻めされた、備中高松城跡公園です。確かに周りは田んぼが多い。城主清水宗晴が切腹した場所、官兵衛が築かせた堤の遺構、秀吉の陣跡を歩いて回りました。そのまま、旧山陽道沿いに車を走らせ、矢掛の本陣・脇本陣など昔の街並みを楽しんで、夕日が小田川に映えるのを見ながら岐路に着きました。(井原や神辺は時間がなかったので、またの機会。)
2015.02.07
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。山口県周防大島町(屋代島)の瀬戸内アルプス(周防大島アルプスとも)を縦走して来ました。山口県の東南部、地図で見ると、おたまじゃくしの形をした、温州みかんの栽培で有名な島です。このおたまじゃくしの頭の部分に、四つの600m台の山があるのですが、その内、嵩山は山頂まで車道が来ているので除外し、北から文珠山(標高663m)、嘉納山(標高691m)、源明山(標高625m)と歩きました。標高400mくらいにある、文珠山の登山口には、文珠堂という古くて趣のあるお堂があります。この下の駐車場に車を止めました。文珠堂横の石段を上がり、山道に入ります。雪の残る、見通しの利かない北斜面を登って行くと、突然目の前が開け、文珠山頂です。コンクリート造りの展望台兼避難小屋があります。360度の眺望で、北の宮島はおろか、伊予灘越しに東南の石鎚山もうっすら見えました。南の嘉納山に向かって林の稜線を歩きますが、意外にも嘉納山まで雪が残っていました。山頂東のアンテナ脇の分岐から南西に下ると、雪はほぼ無くなり、古い岩のピークでは、遠く南西の九州の山まで見えました。廃れた峠から急に登り返すと源明山頂で、伊藤博文書の四境の役戦勝記念碑が立っています。笛吹峠に下り、オレンジロードという農道をひたすら歩いて、文珠堂までまた上って車に戻りました。久し振りに気合いを入れて歩いた(合計約18キロ)な。
2015.02.01
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。24日から25日の1泊2日で、八ヶ岳連峰の根石岳(標高2603m)に行って来ました。有名ではないのですが、天狗岳のすぐ南、夏沢峠の北にあります。mont-bellのツアーで、冬の八ヶ岳ながら6本爪の軽アイゼンで行けるとのことだったので、参加したのです。地図を見ると確かに急な傾斜はありません。さて、宿泊は夏沢鉱泉という山小屋で、三井の森の奥まで雪上車で送り迎えがあり、就寝時には湯タンポ貸出し、風呂は当然温泉です。また、水力発電装置を持っているので、部屋にコンセントがあります。でも、一番感激したのは、夕食!自家製野菜をふんだんに使った色々なおかずで旅館並の品数、更にシシ鍋やアイスのデザートまで!今まで泊まった山小屋でずば抜けてナンバーワンです。さて、翌朝山頂目指して登り始めます。天気予報で天気が良いのは分かっていましたが、山小屋前の温度計は-12℃、思ったより暖かい。箕冠山を過ぎると、森林限界を越えますが、いつもなら強風が鞍部を吹き抜けていて、目出し帽とゴーグルでないと顔が危険だそうですが、この日は僅かに吹いているだけでした。山頂からの眺望は申し分なく、南八ヶ岳や奥秩父、浅間山そして南アルプス北部、中央アルプス、御嶽山、穂高・槍連峰など北アルプス南部までバッチリでした。冬場でこの晴天は本当にラッキーでした。幸せな冬山登山でした。
2015.01.26
コメント(0)
こんにちは、ほうとうです。来週のツアー登山を控え、ちょっとトレーニングとばかり、近くの山に行って来ました。広島市の安佐南区と安佐北区との境にある、荒谷山(標高631m)です。広島市安佐動物公園の西にあって、標高差が600m近くあります。さて、広島の中心部と広島広域公園を結ぶアストラムラインの長楽寺駅で下車し、北口のドラッグストアとアメリカンカフェの間の川沿いの、人しか通れない道を上がって行きます。(近道なのです。)長楽寺1丁目、イトーピア長楽寺団地に出て、山手の最奥の公園から山道に入りますが、不動院の由来を記した看板があります。空は青空も見えますが、北方は時雨ています。小雨が雪に変わってもおかしくありません。稜線に出ると、山頂近くは雪が被っていて、うっすら差し込む朝日を浴びてとても良い感じでした。雪景色はいいよな。破暗と刻まれた石灯籠の前や少し上の鐘楼、更に少し上の不動院では、南側の展望が開け、武田山や西風新都のニュータウン等が望めました。天気が良いと、宮島まで見えるそうです。うっすら雪が積もる道は、傾斜がきつくなり、テープを見つけながら登りますが、緩くなると間もなく南峰です。北の鞍部を下って上り返すと、三角点のある山頂です。北東のあさひが丘団地に下っても良いのですが、距離が短いので、長楽寺駅へ戻りました。が、南峰南側の坂道はほとんど雪は溶けていました。もう少し歩けるコースだと良かったかな。
2015.01.17
コメント(0)
明けましておメェ~でとうございます。ほうとうです。さっと帰省して来て、本日、上野学園ホールで行われた2015年新春神楽まつりに行って来ました。明日も行われますが、都合により今日だけ鑑賞しました。出演は、広島市安佐北区の宮乃木神楽団、安芸高田市の桑田天使神楽団、三次市の横谷神楽団で、その順に前半一演目、後半一演目ずつ演じるので約5時間の長い公演です。(帰宅時には結構雪が舞っていました。)演目は順に、やちまた(天孫降臨)、戻り橋、山姥、女狐退治、鈴鹿山、土蜘蛛です。演目としては、母の子に対する愛情をテーマにした人情物とでも言うべき山姥が珍しく感じました。横谷神楽団は、この神楽まつりに初登場との事でしたが、なかなか良かったです。そしてこの団の(横)笛も太い息でビヴラートを効かせており、良かったです。昔フルートを吹いてた?舞手としては、女狐役の舞が圧巻で、ぐいぐい引き込まれました。また、ホールでの上演を意識した良い演出でした。
2015.01.02
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。コンサートの回顧をしたら、山の回顧もしないといけませんね。横浜ではJR東日本の「駅からハイキング」にも時々参加していましたが、広島に来てからはJR西日本広島支社の「JRふれあいウォーク」には、ほとんど参加していません。考えてみると、距離が自分にとって短いのと、ほとんどが予約制だということが、その理由だと思います。さて、そんな訳で今年は山を振り返ってみたいと思います。今年はランク付けが困難です。取りあえずベスト5を紹介します。でも、百名山等の名山は強いなぁと感じました。まず下位2つ。瓶ヶ森(9月13・14日、愛媛県)と氷ノ山(10月18日、鳥取県)。山小屋に泊まって夕焼けや朝日の眺めを楽しんだ瓶ヶ森、天然記念物のイヌワシの旋回を見た氷ノ山。そして上位3つ。平治岳・大船山(6月8日、大分県)、宝剣岳・木曽駒ヶ岳(8月2・3日、長野県)、大山(5月11日及び10月26日、鳥取県)。山を一面鮮やかなピンクに染めるミヤマキリシマ。大きな千畳敷カールと御来光、それに対峙する天狗岩から御嶽山に架かる虹。季節ごとに登って良し、周りから眺めて良しの伯耆大山。中国・四国地方の山は電車・バスの便が悪く、営業小屋もほとんど無いので工夫が必要ですが、山歩きを楽しんでいきたいと思います。
2014.12.28
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。今年もワタクシが聴いたコンサートを振り返ります。4月に横浜から広島に転勤したので、行ったコンサートの数は減りました。でも、良い演奏に出会ったことは変わりありません。ではまず第3位。アラン・ギルバート指揮ニューヨーク・フィルハーモニック(2月15日、横浜みなとみらいホール)。上手いけど、強力なエキストラも多かった。小曽根真と団員数人による、即興のアンコール(ヘ調のブルース)も秀逸。3位と競った第2位。大野和士指揮リヨン歌劇場管弦楽団・合唱団(6月29日、フェスティバルホール)。精緻極める大野のタクトがつむぎ出す、芳しきフランスの薫り。圧巻の第1位!ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団(11月27日、兵庫県立芸術文化センター)。と言うか、ピアノ独奏のクリスチャン・ツィメルマン。ブラームスのピアノ協奏曲第1番、そのピアノのファーストタッチ(最初の音)で完全に引き込まれてしまいました。期待以上の感激。番外編。広島神楽定期公演~中川戸神楽団~(8月13日、広島県民文化センター)。西洋のクラシック音楽ではないけれど、大いに楽しめた。以後、興味を持って神楽を見ています。皆さんはどんなすばらしい公演に出会われたのでしょうか。来年も良い演奏を聴いて感動したいですね。
2014.12.26
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。中国山地はスタッドレス・タイヤを履いていないと行けない山がほとんどなので、福岡県の山に行ってみました。北九州市と直方市との境にある尺岳(標高608m)から福智山(標高901m)へ縦走しました。鱒渕ダム下の駐車場に車を止め、車道を歩いて菅生の滝に向かいます。市立サイクリングセンターや菅生寺付近にも駐車場はありますが、福智山から鱒渕ダムに下るので、ダム周辺に駐車するのがこのルートで歩くときは良いでしょう。さて、菅生の滝は落差25mあって、傍らに須川神社の立派な杉もあってなかなかの名瀑です。滝前後の渓流も趣があります。でも、滝の名の由来は、水しぶきで化粧が落ちて素顔があらわれるからだそうです。(なんだよー、笑)沢沿いの道から離れると、間もなく尺岳平。ここから九州自然歩道で、尺岳山頂はすぐ上です。山頂北側は切り立った崖なので、皿倉山や小倉、遠賀川下流域が良く望めます。縦走路にはわずかに雪が残っていて、福智山北側の避難小屋荒宿荘から福智山頂までは雪が踏み固められて少し滑り易くなっています。岩とススキの福智山頂は360度の眺望です。古処山系や三郡山地も望め、本当に気持ち良いです。鈴ヶ岩屋分岐からホッテ谷を経てダム下の公園の車に戻りました。約6時間19キロのこのコース、見どころ多くておすすめです。
2014.12.23
コメント(0)
こんにちは、ほうとうです。今日は広島市東区と安芸区との境にある、呉娑々宇山(ごさそうざん、標高682m)に登って来ました。手軽な近場で体を鈍らせないようにという意図で、さっと行って来ました。安芸郡府中町の水分(みくまり)峡森林公園の駐車場に車を止め、舗装された遊歩道を歩き、橋を渡ったら水分神社です。直進せずその左手に階段があって、岩屋観音コースに入ります。東屋を過ぎ中国自然歩道と合流すると、花こう岩の露出した道になります。岩頭に立つと、広島の三角洲と広島湾や宮島、能美島、江田島などが一望できます。間もなく石段となって岩屋観音跡、そのすぐ上の岩峰に登ると、新しい観音様が広島を見下ろしていらっしゃる。当然、ここも良い眺めです。ここから東へ稜線歩き。日当たりの悪い北斜面や谷間には、雪が残っていましたが、山道の脇に猪が土をほじくり返した跡や、雪にくっきりとヤツの足跡が。しばらくして、トレランのオジサンが一心不乱に登って来たので、坂の上の傍らで通り過ぎるのを待っていたら、真横まで来てワタクシに気づき、ワッと声を上げて腕を縮込めて小さく固まってしまいました。アノなぁ、熊じゃねえし、熊五郎でもないからな、と言いたい所をぐっとこらえて、笑顔で別れました。バクチ岩、国鉄のマイクロウェーブ反射板、電波塔を過ぎると、陸軍省の石柱がある呉娑々宇山山頂です。まばらに生える木々の間から北の白木山が見えましたが、その更に北は時雨雲が立ち込めていて、冷たい北西の風が流れて来たので、今夜は冷え込むなと感じ、バクチ岩西側の分岐から南に曲がり、往路より低い稜線を西に下って水分公園に戻りました。約8キロの道のりで、夏の豪雨で荒れていることもなかったので、良いコースだと思いました。色々な道が走っているので、縦走しても良いかも。
2014.12.21
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。広島県三次市で行われた、三次義士祭を観に行って来ました。なぜ、三次でと言うと、浅野内匠頭の奥方、阿久里姫(瑤泉院)の出身が三次ということから、30年前から行われているのです。中国自動車道は冬タイヤ規制となっているので、高速バスで三次に向かいました。三次駅前の観光協会で情報を仕入れ、義士行列が歩く石畳の、みよし本通りへ行きました。ここは「うだつ」や「袖壁」を持つ建物が多く残っており、これらをバックに歩く時代行列を撮影しようと考えました。折しも雪がちらついていて、元禄の討ち入りの雰囲気がオーバーラップします。四十七士役たちは、山鹿流陣太鼓を打ち鳴らしながらジグザグの足取りで北に進んで行きます。三勝寺の先で西に曲がり、義士堂のある鳳源寺へ。法要が行われた後、本堂前で居合、剣道、それから行列について歩いていた、なぎなたと日舞の奉納がありました。剣道やなぎなたの真剣な演武は良かったと思いました。なぎなたの色白な子に目が行きましたが、地元のミスだそうです(やっぱり)。さて、見物客もチラホラいたのですが、この中には行列参加者の家族・親族も少なからずいたようです。とすると、ワタクシのような純粋な観光客はごくわずか?祭の中身はしっかりしていて(高輪泉岳寺の義士行列よりずっと良い。本家赤穂は芸能人を呼んで行列に入ってもらってるから、比較できないなぁ。)、街の雰囲気も良いのに、見物客が僅かとは、しっかりPRしないといけませんね。
2014.12.14
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。昨日は広島市内でも雪がちらつきました。サンフレッチェ広島のホームグラウンド、エディオン・スタジアムのピッチもかなり白くなっていましたね。芸北はかなりの積雪で、私の車ではとても行けそうにありません。そこで、瀬戸内側の山ならと考えました。三倉、マナカナじゃないよ。広島県大竹市の三倉岳(標高702m)です。フリークライミングで有名で、花こう岩の尖った岩峰が三本槍と呼ばれる山です。縦走を考えて、県道289号沿いで水車のある玖島川親水公園に駐車しました。ここから北へマロンロードという車道を緩やかに上って行き、Aコース登山口を過ぎ、三倉平駐車場からキャンプサイト沿いに上がった所がBコース登山口。始めは緩やかな登りも、五合半の胴乱岩からは急坂になり、岩場が近づいて来ます。雪道なので、うかつに足を置いて滑らないように注意しながら登ります。間もなく鞍部に着き、すぐ右上の上ノ岳(朝日岳)を往復し、鎖場をよじ登って中ノ岳の岩峰頂上。その手前、下ノ岳への分岐看板が取り付けられている松の木は、ぐらついているので触ると危険です。中ノ岳頂上で、念のためアイススパイクを装着しましたが、そのお蔭で早い行動が出来たように感じました。一番高い下ノ岳(夕日岳)の上り下りも鎖場を通過します。北東の湯来冠山の頂上が時雨雲に覆われているのが望めました。三角点山頂との鞍部にAコースの下山路がありますが、それをやり過ごし、三角点、そして南西方向の灯篭岩、瓦小屋山(標高664m)へ縦走しました。この山も岩峰で山頂の岩の間に下山路のロープがあります。立ち上がった大岩を右に巻き、次のピークの手前から栗林下山路の看板に従って尾根筋を東南に下りました。三倉頂上付近の気温は2度でしたが、無風だったので寒くなく、登っているときはフリースがいらないほど暑く感じました。冬山の良い練習になりました。
2014.12.07
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。天気予報のとおり、土曜の朝までと今日の午後から雨となりました。それで、遠出は諦めて近場を検索していたら、大植英次さん(広島市佐伯区出身)がプロデュースした威風堂々クラシックin Hiroshima 2014という音楽イベントを見つけました。大フィル時代の大植さんが始めた、大阪市の御堂筋を中心とした音楽イベント「大阪クラシック」と良く似ていますが、出演者が若手音楽家や一部アマチュアとなっています。初日土曜日の第1公演、比治山公園内の広島市現代美術館に行ってみました。曲目は、ストラヴィンスキーの兵士の物語(ヴァイオリン、クラリネット、ピアノの三重奏。大植さんのシナリオと語り。)会場の現代美術館に合わせて現代音楽のストラヴィンスキーとの事でしたが、この公園には旧陸軍墓地もありますから、そういう掛け合わせもありますね。それから、ベートーヴェンの交響曲第1、3、5、7、9番の各第1楽章(若手ピアニストと大植さんのピアノ連弾)。演奏内容は置いといて、このイベントが定着するといいですね。その帰り、紅葉の見頃が終わりそうな縮景園に立ち寄ってみました。かなり落葉していて、色合いも悪くなっていましたが、日没ころからライトアップされ、カラーライトを使っていたので赤が強調されていたので、結構見れましたね。で、今日は縮景園を作庭した上田宗箇に因み、縮景園の借景である宗箇山(三滝山とも、標高356m)に登って来ました。ここの登山道も、今年の土砂災害のとき、土砂や岩が流出して、荒れている部分がありますね。要注意です。広島の三角洲はもちろん、宮島、安芸小富士、江田島や安佐北区の山間から流れ出す太田川を眺め、上空の鱗雲に秋の余韻を感じて帰宅しました。
2014.11.30
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。兵庫県立芸術文化センターで行われた、ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団の演奏会に行って来ました。今回の日本ツアー、京都でも行われたのですが、西宮ではC.ツィメルマンが独奏する協奏曲がプログラミングされて(それでいて料金設定が京都より安め!)いたので、当然こちらを選びました。曲目は、ブラームスのピアノ協奏曲第1番ニ短調とムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」。(アンコールは、ドヴォルザークのスラブ舞曲第15番。)ブラームスの協奏曲は、作曲過程で交響曲に書き直そうとされた経緯もあって、大規模な構成であり、しかも完璧主義(自分のピアノを世界中持ち歩き、演奏会場ごとに弾き分ける。)のツィメルマンが弾くので、メインと前プロが逆転してしまうのでは?と、思っていたのでした。さて、協奏曲が始まると、ピアノのファーストタッチから凛とした気品溢れる音楽が会場を支配し、オケは太刀打ちできない状況でした。緩徐楽章である2楽章の、ミサ曲を引用したフレーズもことのほか美しかったです。至福の演奏ですなぁ。さて、展覧会の絵ですが、ラヴェル編曲の譜面なのですが、ヤンソンスの意向で、打楽器(特にドラやシンバル)が譜面より多く追加されていました。曲を通して、洗練されたラヴェルの印象を抑え、ムソルグスキーの不気味でおどろおどろしい響きをアゴーギクでも強調していました。これはこれでありだな、と納得ですが、カタコンベのドラは鳴らしすぎと思いました。ブィドロのユーフォニウム(トロンボーン奏者が持ち替え)ソロは、今一つでした。でも、良い演奏会だったことは間違いありません。
2014.11.27
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。この前の週末、芸北の四座を歩いて来ました。まず22日、北広島町の臥龍山(標高1223m)と安芸太田町の深入山(標高1153m)を登りました。臥龍山は、以前事件の現場となったことから人気が減った山ですが、霜の降りた千町原、ミズナラやブナの林、雪霊水という名の豊かな水場と、魅力的な要素が豊富です。山頂から東方を眺めると、豊平方面はすっぽり雲海に覆われていました。また、冷え込んで霧氷が出来ると素敵な風景になりそうです。深入山はファミリーハイクにも良さそうです。南登山口から斜面をほぼ直登しますが、木がほとんど生えていないので、見晴らしが良いのです。もちろん山頂にも木は生えていないので、360度の展望が楽しめます。西は恐羅漢、冠山、十方の山々、東は吾妻、比婆山まで望めました。ただ、陽射しがきついときは、西側を迂回する林間コースを行くのを勧めます。23日はその西方、聖湖の西岸にある高岳(標高1054m)と聖山(標高1113m)に登りました。国道191号道戦峠の北から樽床ダムへほぼ真っ直ぐ入る道は、通行止めになっていたので、聖湖の北岸から西岸に入る道で登山口に行きました。こちらも、低い高岳の山頂に木が生えていないので、眺望が良いです。聖山山頂付近には、カラマツの林がありますが、ほとんど落葉していました。下山途中、聖湖越しに麓が紅葉した深入山を眺め、四座の登山を終えました。
2014.11.25
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。22日の土曜日、山口県防府市の防府天満宮を中心に行われた、御神幸祭(通称裸坊祭)に行って来ました。毎年11月の第4土曜に行われ、今年が何と第1011回!になります。太宰府に左遷され、失意のままその地で没した菅原道真公の名誉が、その後回復された故事にちなんで行われているものなのです。ですから、祭神道真公の輿を曳く牛(本物)や物干し竿に架かったままの着物を着た大行司が登場します。神輿などの曳き手・担ぎ手は、地元企業の従業員で、裸坊と呼ばれていますが、岡山西大寺会陽や福岡市箱崎宮の玉せせりの様に下帯姿ではなく、上下白装束に梅の紋のスタンプが押されています。裸坊はまず、企業ごとの手作りの神輿を担いで、「わっしょい、兄弟」の掛け声を掛けながら天満宮の石段を駆け上がります。その後、輿や神社の神輿行列として、浜の御旅所を往復するのです。歴史のある、神輿や輿が石段を下って上る迫力は、見応えがあります。でも、何かプラスアルファの要素があるとより盛り上がって良いのではないかと感じました。
2014.11.24
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 岡山県新庄村と鳥取県江府町との境にある、毛無山(けなしがせん、標高1218m)に登って来ました。大山のほぼ真南約14キロの所にあって、大山をの展望台として有名ですが、その冠雪した姿が望めると見込んで出掛けました。 道路地図を確認すると、新見と日野町をつなぐ、国道180号の明地トンネルを鳥取側に抜けた所は、大山が眺められるとあったので、ここに立ち寄ってまず撮影。冠雪した大山南壁、いいですね。 国道181号を折り返して新庄村に入り、田浪集落の山の家前の駐車場に車を止めて、登り始めました。約2キロ、標高差約520mなので、ひと踏ん張りで登頂です。 山名の通り、木の生えていない山頂からは、大山南壁、蒜山三座、弓ヶ浜から美保関、船通山から比婆・道後山までぐるりと見渡せました。 ここから大山南壁を見ながら東の白馬山(しろうまやま、標高1060m)へ縦走です。ブナの樹の間から大山を見つつ、北登山口分岐のカタクリ広場を経由して、大山南壁を撮影しながら進みました。 白馬山からすぐ下ってしまうのは惜しかったので、朝鍋鷲ヶ山方向への縦走路を10分と少し行ってみました。ブナの枝が横に伸びて、大山がネックレスをしている様に見えるのも撮影して、東へ移動しながら多くの大山の写真を撮るなんて、まるで撮影会だな、と独りごちて白馬山から下山しました。
2014.11.16
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 芸北、広島県北広島町と島根県浜田市との境にある、天狗石山(標高1192m)とそのすぐ南西にある高杉山(標高1149m)に登って来ました。 数日前、中国山地に雪が降ったとニュースで言っていたので、ユートピアサイオトスキー場が賑わう前に登っておきたいと思ったのです。高杉山頂はスキーリフトの終点なので、皆がスキーやスノボを持って上がって来て滑り始めるのに、オジサン一人がゲレンデの端を歩いてる、ということになってしまいます。 温井ダムの上流、滝山峡や仙水湖畔の紅葉にときめきながら、サイオトスキー場を目指していると、スノボをルーフキャリアに積んだ車を見かけました。やな予感。才乙の集落に入ると、スノーマシンで一本のゲレンデが営業しているのが見えました。ピンチ。 サイオト集会所に駐車させてもらい、県道を来尾峠まで歩き、登山口の尾根の端に取り付き、少し残雪のある草尾根で臥龍山、恐羅漢山、安蔵寺山の先っぽ等を眺め、また登り始めるとブナ林を通ります。大岩のすぐ上が山頂で、山名板は無いものの、三角点と展望台があって、北面の大江高山や東北東の三瓶山が望めました。 ブナ林の西まで戻って、南に下り、本峠、水脈分岐を過ぎて少し登ったら、高杉山頂でリフトの終点でしたが、ここのリフトは動いておらず、ゲレンデもオープンしていません。ひと安心。ゲレンデの端を下って上り返すと、南側リフト終点の夫婦岩山、ここのリフトも動いていません。ほっとしました。 リフトの南側に平行に西に向かう踏み跡から、尾根筋を下り、旧林道を経てサイオト集会所の正面に降りました。 集会所には正午に戻ったので、すぐ裏の中野冠山に登ってみても良かったかな?
2014.11.15
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 福山市のリーデンローズ大ホールで行われた、カナディアン・ブラスの演奏会に行って来ました。 1970年結成の息の長い金管五重奏団です。とは言っても、不変のメンバーはチューバのデーレンバックのみですが。 曲目は、チラシに印刷されたものから二度変更がありましたが、CDリリースされている曲がほとんどです。 メンバーはだいぶん変わりました(トランペットのコレッティは器用ですこぶる上手いぞ。)が、どのように聴かせるか、どのように楽しませるか、という方向性は全く変わっていません。安定したエンターテイメントで、ここまで続くブラス・クインテットも凄いと思います。 ガブリエリのカンツォーナ・ペル・ソナーレ第4番をメンバーが客席に散らばって演奏し、iPadの譜面をお客さんに持ってもらう演出も面白かったです(正確性は少し犠牲になったが。)。 これからもこのまま続いて欲しい楽団です。(CDにサインを貰いました。)
2014.11.13
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 愛媛県新居浜市の西赤石山(標高1626m)に登って来ました。明日は雨降りが確実なので、日帰りで行ける山にしたのです。 紅葉も残っているのを期待して。 東平(とうなる)の歴史史料館の奥の駐車場に車を止めて、標高800mくらいから上に連なり、東洋のマチュピチュとも呼ばれる(兵庫県朝来市の竹田城跡だけじゃないんだな。)別子銅山遺構を眺めながら、登って行きます。登山道に散り敷く落葉をカサカサ踏みながらも色々な樹の紅葉が残っていました。標高900から銅山峰ヒュッテのある1200mくらいが紅葉の良いところでした。 また、稜線には黄葉したカラマツも見られます。 薄曇りの中、時折薄日が射していたので寒くはありませんでした。 物住頭や東赤石山は勿論、笹ヶ峰から冠山・平家平、うっすらと瓶ヶ森も望めました。 帰路は、山頂北のアケボノツツジのビューポイント兜岩を経由することにしました。ただ、この急坂にはアルミ梯子が2か所あるので、初心者だけの通過はお勧めしません。 兜岩に登ってみると、確かに山頂北面にアケボノツツジの群生が紅葉していました。これならピンクの花が咲いたとき、良い眺めになりますね。 銅山の上部鉄道跡の一本松停車場跡(こんな山の中の急斜面に石垣を組んで社宅を作って住んでいたとは!)から第三通洞に下って、駐車場に戻りました。
2014.11.08
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 大阪発の登山ツアーに参加して、福井県大野市の荒島岳(大野富士とも、標高1524m)に登って来ました。一応、百名山のうちの一座なのですが、地味で静かな山です。 大型バスで行くので、中出の交差点で下車し、中出コースを登り、登頂後、途中のシャクナゲ平から勝原(かどはら)コースを下る、というルート設定でした。 天気が良くないのは、予報で分かっていましたし、事実、ずっと雨具を着て歩くこととなり、白山や能郷白山を望むことは叶いませんでした。 山頂が近づくと、雨に雪が混じるようになり、山頂の祠の屋根は白くなっていました。 シャクナゲ平からの下りは、ブナ林の中を行きますが、標高900から1000mくらいの、「白山ベンチ」の少し上辺りには、結構きれいな紅葉が残っていました。 しかし、今日雪を見るとは。伯耆大山も冠雪したそうですが、立冬まであとわずか、冬はもうそこまでやって来ているんですね。
2014.11.03
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 土日は良い天気で、行楽日和でしたね。 りゅうびがどこか連れてけと言うので、紅葉を楽しみに伯耆大山に登って来ました。とは言っても、りゅうびは登山経験がほとんどないので、初心者として計画を立てました。 大山寺橋脇の南光河原駐車場は、朝のうちに満車となる可能性が大なので(実際そうでした。)、夜明けまでに到着することとし、夜中出発ではりゅうびがきびしいので、前夜泊としました。で登山前日の土曜にとっとり花回廊や大山南壁と紅葉を眺める鍵掛峠に立ち寄って、ちょっと観光しました。しっかし、鍵掛峠駐車場には多くの車が集まって、簡単に駐車出来ませんでした。 日曜、専用登山届をポストに投函提出して朝6時ころから登山開始。夏山登山道を弥山に向けて進みます。りゅうびのために一合登る毎に小休止しながら、六合目の避難小屋では、普通に休憩して登りましたが、ほぼ3時間で登頂出来ました。 山頂付近はずっとそこそこの風が吹いていたので、休憩中は寒く感じました。 下山中は、8時ころから登り始めた多くのハイカーとすれ違うようになり、下りづらくなりましたが、五合半で行者谷コースへ分岐して下りました。このコースでは、元谷、宝珠尾根の素晴らし紅葉が見られるのに、ハイカーが少なくてもったいないと思いました。 りゅうびは、膝が笑うと言いながらも、頂上からの眺望や見頃の自然林の紅葉に満足してくれていました。 午後には頂上付近に雲が沸き起こり、帰った時には結構な雨が降ったので、良いタイミングで行動出来たと思いました。
2014.10.28
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 鳥取県若桜町と兵庫県養父市の境にある氷ノ山(標高1510m)に登って来ました。鳥取、兵庫両方に登山口がありますが、鳥取側のわかさ氷ノ山スキー場から登り、氷ノ越、山頂、三ノ丸と時計回りに周回しました。道はしっかりしていて、避難小屋やトイレもあるので、良い山です。 氷ノ越迄のコースは、因幡から但馬への旧道であり、丹後の元伊勢に至ることから伊勢道と呼ばれています。氷ノ越が近づくと、広葉樹の紅葉が始まっています。氷ノ越からの稜線は、ブナ、クヌギ、カメノキが黄葉(紅葉)しています。 天気もすこぶる良く、すぐ北東の鉢伏山(ハチ高原)や北の扇ノ山、南西の三室山、後山は勿論、遠く西にうっすら大山が望めました。鳥取の東西に長いのをまさに実感しました。この好天ですから、山頂には多くのハイカーが休憩していました。(東に少し下った笹原の中に、古生沼という高層湿原があるのですが、ネットで囲われ近づけませんでした。) 山頂から南に笹原を切り開いた稜線の道を歩き、時折涼しい秋の風が通り過ぎてゆきます。ちょっとした天然杉の林の上空には、イヌワシ(天然記念物で絶滅危惧種)も弧を描いて飛んでいました。 とても心地よい山歩きでした。
2014.10.18
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 京都コンサートホールで行われた、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団の演奏会に行って来ました。 曲目は、ラヴェルのクープランの墓、プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番ト短調(独奏:ベレゾフスキー)とムソルグスキー(ラヴェル編)の組曲展覧会の絵。(アンコールは、唱歌青い目の人形、ビゼーのアルルの女よりファランドール。) かつてフランスのオケよりフランス的と言われたこのオケですが、柔らかい音色はまだ健在ですね。しかし、国際化の流れは如何ともし難く、移民系団員は増え、チューバ奏者の楽器もアメリカ系のものでした(もっとも、フランスでは使えるようなチューバは作られていませんが。) とは言っても、トランペットが横ラッパ(ロータリーバルブ)になったり、ジャーマンボウのコンバス奏者が居たりする訳ではありません。 フランスらしさは、クープランの墓で特に出ていていました。 しかし、管楽器に不安定さがちらほら見受けられ、ムソルグスキーではナガノが個性ある演奏を打ち出して来たものの、充分な効果とは言えませんでした。 コンチェルトが好演だったので、惜しかったです。
2014.10.12
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 猛烈台風が来る前に、滋賀県米原市の百名山、伊吹山(標高1377m)に登って来ました。 当然、伊吹山ドライブウェイを使うのではなく、南西の三宮神社登山口から標高差約1160mを登ります。(ツアーに参加) 登山口には、地元住民が営む駐車場が結構あって、客引きなんかしてます。 一合目までは林の中を歩きますが、三合目まではスキー場跡を登ります。パラグライダーの練習をやってる人たちがいましたし、ススキは穂を開き始めていました。 三合目の東屋からは灌木と草原の山道を登り、だんだん傾斜がきつくなって来ます。 琵琶湖の向こうにうっすら比良山系が望め、斜面の石灰岩がはっきり分かります。山頂手前で緩やかになり、売店が並ぶ山頂に到着です。 ドライブウェイを使って登った人も結構いるので、観光地っぽいのはどうしようもありません。 琵琶湖北部の竹生島や北尾根、関ヶ原や濃尾平野、霊仙山や御池・藤原岳の鈴鹿山地北部が望めましたが、もやで中央アルプスなどは見えませんでした。 ドライブウェイ駐車場から、バスでいぶき薬草湯に移動して入浴でしたが、狭くて洗い場待ちになってしまっており、慌ただしかったな。
2014.10.11
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 愛媛県西条市の笹ヶ峰(標高1860m)に登って来ました。 9月13・14日に登った、瓶ヶ森山頂から優しい山容のこの山が良く見えたので、20余年ぶりに登ってみようと思ったのです。 その名の通り、八合目から上は笹に覆われ、高木は生えていません。 台風が来る前の天気が良い日に登って、更に東の平家平や赤石山系を望もう、あわよくば紅葉もと思ったのです。 西条市の下津池から林道を車で行くと、登山口まであと約2キロの所から未舗装になりますが、路面に注意しておけば、普通の車でも底を擦らずに行けます。また、登山口は標高約1000mの所にあって、山頂まで約4キロだし、急な坂はない(最後の笹漕ぎも大きくジグザグ登ります。)し、丸山荘までは道もはっきりしているので、楽に日帰り出来ます。 ところが・・・ 今治小松自動車道を走らせていると、石鎚山の上部が雲に隠れて・・、更に登山口に着いても山頂はガスに覆われ、眺望は怪しくなりました。 頂上でもガスが風に乗って吹き付け、メガネが細かい水滴だらけになる始末。 テンションは上がらず、早々に引き揚げたのでした。
2014.10.04
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 島根県奥出雲町と広島県庄原市との境にある、猿政山(標高1268m)に登って来ました。 比婆山連峰から西を見ると、山頂北側が切れ落ちた鋭く面白い山容の山が目立ちますが、これが猿政山です。 聞いたことが無く、登れるのか?と思っていたら中国新聞社刊「ちゅうごく山歩き」というガイドブックに掲載されていました。そこで今回交換したトレッキングブーツの中敷きの足慣らしを兼ねて登ってみることにしたのです。 可部屋集成館(歴史史料館)の少し奥から道は未舗装で、内尾谷を入って行き、登山者駐車場に車を置きましたが、乗用車でせいぜい3台のスペースでした。林道をゆるゆると登って行きますが、鎖の車止めの所の看板で、この辺りの森が製紙会社の所有と分かります。 崖から林道に土砂が落ちている所数ヵ所を過ぎ、林道終点に山火事注意の看板が樹に取り付けてあるので、そこからテープを目印に斜面を登ります。林道終点の300m程手前に、みとの恵泉があったのですが、回りの雑草が伸びていて、行きのときは見落としました。 雑草をかき分けながら、尾根筋に出、ブナの林を下笹をかき分けながら西に進み、いくつものロープが張られた急斜面を登ります。こんな急傾斜は中国山地では珍しいのでは?道標も一切無く、トレーニングになる山だと感じました。急斜面を登り切ると、北西に進んで三角点の頂上。小学校の校歌が刻まれた山名看板が印象的です。 東に比婆山や道後山が見えますが、他の方角は木が伸びていて、良く見えません。 ここはジモティー(地元民)の山だと感じました。また、新しい中敷きは問題ありませんでした。
2014.09.21
コメント(0)
全371件 (371件中 1-50件目)