アメリカはまさにバブルが崩壊してリセッションに陥るか、踏みとどまるかの瀬戸際にいるような場面でしょう。もし、リセッションに陥れば、「失われた10年」なみの長期低迷に入るかもしれません。日本のバブル崩壊後の対応策もToo Little Too Lateと常に言われ続けてきましたが、景気後退期の施策というのは常にそう言われる宿命を背負っているものであろうと思われます。十数兆円に上る減税中心の財政出動も、FRBによる緊急利下げも株価を押し上げませんでした。むしろ、それだけ深刻なんだという印象を与えて、投資家マインドを冷やしているという意見すらあるようです。すでに定例のFOMCでの追加利下げや追加対策を催促する相場になっているのかもしれません。今回の金融、財政両面の対策がちゃんと効いてくるのか、さらに、アメリカが今後どんな手を打ってくるのか、ちょっと正念場かもしれません。